月刊ゴツプロ!2月号

【旅の途中2020!】

みなさんこんにちは。
巷ではウィルス騒ぎで持ちきりですがお元気ですか?
ゴツプロ!は元気に稽古して、いよいよ台北公演と向かいます。
そして、この『月刊ゴツプロ!』今回で丸3年。第36回目です。
早いですね。
3年あっという間。
いろんなことがありましたが、こうして続けていられるのも皆様のお陰です。
いつもありがとうございます!

そして、第五回公演『狭間の轍』東京、大阪、全19ステージを恙無く終了することができました。
日本国内でのステージは無事閉幕です。
これもひとえにご来場くださった皆様のお蔭でございます。
心より御礼申し上げます。
また、今公演に多大なる応援、ご支援、ご協力を頂きました全ての皆様に心より感謝しております。
誠にありがとうございました。

我々俳優陣が板の上に立っていられるのも、応援してくださる皆様あってです。
これだけは忘れず、これからも精進していきたいと強く思っております。

いやー、しかし始まってしまったら終わるのは一瞬。
怒涛の日々を過ごしました。
いや、過ごしております(現在進行中。)
稽古中にも、いろいろな場所で民謡を唄わせて頂き、本番前にも、
下北沢は下北路線街「空き地」にて『北海道江差町PRイベント』に出演させてもらいました。

二日に渡り出演させてもらったのですが、なんと初日は東京初雪。

雪の中での津軽三味線演奏。
そして「ソーラン節」。
ここが下北だということを忘れるような瞬間。
まさに神がかり的な時間でした。

『狭間の轍』では、江差町の皆様に多大なるご協力を頂きました。

みなさん、口を揃えて「東京の土地で『江差』を連呼する舞台を作ってくれてありがとうございます。」
と、仰って頂きました。
僕らがどれだけ観光のPRができるかというと本当に微々たるものです。
それでも、僕らの気持ちが嬉しいと色々な応援をして下さった皆様に感謝しかありません。

今回の舞台『狭間の轍』は、作品と地域【下北沢×北海道江差町】のみなさんとの深い交流ができたことが、
これまでになかった新しい一つであり、ものすごく大きな財産だと思います。

たくさんの皆様の想いを頂き、幕が開いた本多劇場公演!初日。1月24日!
仕込みからワクワクが止まらない。

何にもない舞台に、素敵なセットが組まれ、綺麗な明かりが入り、重厚な音が後押しする。
三位一体の総合芸術。
劇場に入って初めて見えてくる全体像。高揚感。うねり。
また『本多劇場』に帰ってきたんだ。帰ってこれたんだ!!!

いざ初日。
やっぱり初日が一番緊張する。
この作品をお客様がどう感じるのか?受け入れられるのか?
ふたが開くまではわからない。
不思議とお客様にも初日の緊張感は伝わるもので、劇場は独特な雰囲気を醸し出す。
始まったらノンストップ!ラストまで駆け抜けるのみ!!

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気づくとカーテンコール!
そこには最高の拍手があった。
その瞬間は『感動』以外のなにものでもない!
『狭間の轍』が初めて完成した一つの瞬間。
お客様と一緒に2時間を共有して出来た、ここだけしかないモノ。
やっぱり演劇は演劇にしかない魅力があると思う。
心の共鳴があると思う。
それだけを信じている!!

(初日打ち上げの模様)
この写真を見てもわかるように最高の初日でした。

そして26日のアフタートークイベントでは、江差町長 照井誉之助様にご登壇頂きました。

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演劇界で町長さんゲストのトークショーってあんまりないな、きっと。
すごく貴重な体験でした。
その後、我らが民謡の師匠『伊藤多喜雄』氏によるトークショーからのミニライブ、さらには「ソーラン節」を一緒に大熱唱!

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こんなことある??
なんとも贅沢なことです。
千穐楽後のトークイベントにも多喜雄さんにご出演して頂きました。
ここでは、津軽三味線小山会三代目 小山豊氏たっての希望で『貝殻節』を熱唱頂き、
さらにはなんと全くのサプライズ!!!
『相撲甚句 当地興行』をアカペラで唄ってくださったのです。
この唄はご当地ご当地の巡業が終わる時にお礼と、
今後もご贔屓にお願いします!と、いう想いを込めて唄う一曲。
この唄を多喜雄さんが我々ゴツプロ!のために唄って下さいました。
せっかくなので、歌詞をここで!

「下北沢の本多劇場でよ 本日限りよ
勧進元や 世話人衆 御見物なる皆様よ
いろいろお世話に なりました
お名残惜しゅうは 候えど
今日でお別れ せにゃならぬ
我々発ったる その後も
お家繁盛 町繁盛
コロナウイルスにかからぬよう
陰からお祈りいたします
これから我々ゴツプロ!一行は
大阪、台湾と巡業して
晴れの舞台へと出世する
またのご縁があったなら
再び東京へ 戻ります
その時 これに勝りし ご贔屓を
どうかひとえにヨーホホホイ
ハァーゴツプロ!願いますヨー」

全員号泣でした(笑)
だって、だってさ…嬉しいじゃない。
多喜雄さんが「我々ゴツプロ!」って言ってるんだもん。
最高の宝物を頂きました!
ありがとうございました!

さらに我々が三年前から活動している台湾との演劇文化交流。

いつも我々が台北公演でお世話になっている劇団「VM theatre company」主宰のクリスと、
台湾では知らない人がいないほど有名なコメディスターで、司会から俳優業、
映画監督までこなしてしまうマルチタレントのポン・チャチャさんが来日。
アフタートークにて、ご挨拶頂きました。

たくさんの人と出逢って交流して、深くなって、知って、わかって、話して、また広がってゆく。

今回もゴツプロ!らしい公演になってきました!!

今年も本多劇場ありがとうございました。

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神棚に手を合わせ。

空の舞台で集中して…

袖の控えで緊張して(笑)

舞台へと駆けてゆく!!

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毎度死ぬほど緊張して、変な汗かいて、自分と戦って、舞台へと駆けてゆく。
そこはあたたかい光とお客様の眼差しと、高揚感。
皆様と作り上げるこの時間はきっと最高の贈り物。

今年も本多じゃなかったら…
このメンバーじゃなかったら…
皆様に見てもらえなかったら…
気持ちいっちょでやってなかったら…

こんなご褒美はもらえなかったかも知れない?!

そして我々は大阪へ!
その話はまた今度。

さ、いよいよ『狭間の轍』最終地、台北公演。
果たしてどんなドラマが待っているのか?!

神のみぞ知る!

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。