11月号 『今月はてんこ盛り!』

【今月はてんこ盛り!】

みなさんお元気ですか?
11月も終わりますね。
2020年も残すところあと一ヶ月。
今年はコロナに始まり、コロナで終わりそうですね。
誰も想像してなかったこの2020年。
最近はまた感染者数も増加し、不安な日々をお過ごしかと思います。
終わりの見えない戦いほど疲れることはありません。
それでもやまない雨はないと信じ、なんとか踏ん張りましょうね!

そんな11月。
去年の11月号を読み返しますと、我々ゴツプロ!民謡にどっぷり浸かり、ありがたいことにたくさんのステージで唄わせて頂きました。
毎回緊張のステージで、兎にも角にもただただ一生懸命に唄っておりました。
その舞台【狭間の轍】ですが、公演したのは今年はじめ。
なんだかとても遠く感じてしまいます。
それくらいに今年2020年はいろんな意味で特別な、これまでとはまるっきり違う一年だったと思います。

それでも今月11月は我々ゴツプロ!にとっても、ようやく色々な報告をみなさんにできました。
てんこ盛りの一ヶ月。

まずはなんといってもこれ!
11月7日、『52BUDDY!』開設。

ずっとやりたかったこと。
なかなかできなかったこと。
次へのワンステップ。
だいぶ前からこういう話は上がっていたんだけど、なかなか進まなかったこの企画。
ファンサイト?ファンクラブ?
どうも、こういうネーミングや意味合いがしっくりこなくて、出来上がったのがこの『52BUDDY!』
BUDDY!って辞書を見ると(仲間、親友、友達、相棒)みたいな意味。
まさにそんな意味(笑)
僕らがここまでこれたのも、これから先に進むのも応援してくださるみなさんあってできること。
これまでの応援に心より感謝して、さらにみなさんとこれからも感動や興奮を共有したく、ここに立ち上げました!
2020年コロナによって一変してしまった社会。
演劇界も然り。今までのように劇場を借りて公演打って!が当たり前でなくなってしまった。
無事に幕が開き、無事に幕を降ろす。これまで当たり前だと思って、やってきたことが、そうじゃなくなった今。
僕らにできることは?
そんなことを考えながら新たな道を模索した中で、今回このような企画を立ち上げました。
身近なコンテンツを発信し、気軽に日頃から楽しんでもらえるように、もっと僕らの素の部分を知ってもらうために。
そして、ゴツプロ!がさらに強く大きく前に進むために。

この『52BUDDY!』色々な特典をご用意しています。そしてこれからも進化していきます。
皆様にこれまでご愛顧頂きましたこの『月刊ゴツプロ!』も今月からは『52BUDDY!』で更新していきます。
どうぞこれからもご贔屓に、よろしくお願いいたします!

変わりゆく時代の中で、おっさんたちは今できる事以上のことに挑戦していきます。
まさにそれがゴツプロ!イズム。
今月はじまったメンバーそれぞれのコンテンツもまあ個性的でしたね。

これ、メンバーを知っている自分なんかが見るとほんと個性が出ていて面白いんです。
これからまだまだ面白くなると思います。
そして、どんどん普段はみれない顔が見えてくると思うのでご期待ください。
やるからにはハンパなし。これからもどんどんコンテンツを充実していきますので、みなさんお楽しみに!
俺も大いに語るよ(笑)

そしてその数日後…12日には遂に次回公演の情報解禁!!
きましたね。お待ちかね。
来年2021年 第6回公演【向こうの果て】
皆様に早く、本当に1日も早くお知らせしたかったこの情報!
ゴツプロ!初の女性キャスト!そしてその女性キャストが、なんと小泉今日子さん。
さらに、今年の【狭間の轍】に続き2回目の出演になる関口アナン、また昨年話題をさらった映画【メランコリック】の主演でもありプロデューサーも務め【カメラを止めるな!】の上田慎一郎監督最新作【ポプラン】でも主演、今もっとも注目される俳優の一人、皆川暢二もゲスト出演決定!
さらに、さらにWOWOWでのドラマ化、幻冬舎からの小説化が決定。
なんだか色んなものがグルングルンして、正直ついていけてない(汗)

でね、ビジュアルを…見せたかったの!みなさんに早く。
こちらでも何度も書いております!僕らゴツプロ!ビジュアルにも拘ります。
チラシは何といっても『顔』ですから。
チラシで面白いか?面白くないか?本気か?そうじゃないか?大体わかりますから!
今回もこだわり抜いたビジュアルがこちら!!!

衣装協力は何と、【Yohji Yamamoto】です。
はっきり言ってオシャです(笑)
みんな最大限カッコつけてるから!
てか、この背景でこの衣装着て、スモーク炊かれた日にはカッコもつけるさ。
気分いいさ!!
これどうですか?
正直、このビジュアル見ただけでテンション上がります!
さらに先日26日にはキービジュアル第一弾も公開されました。

今回はね、背中でも語っちゃいますよ!
今までになかった試みとして、今回はこういうキービジュアルや動画などを定期的に公開していきます。
こちらも楽しんでもらえたらと思います。

思い返せばこの『向こうの果て』は2年前から動き出した企画なんです。
地道に進めてきた、育ててきた企画。
いろんな話し合いも重ね、初の女性キャストはやっぱり小泉今日子さんにお願いしたいと腹に決め、いろんな課題をクリアして、こうしてようやく皆様にお披露目できました。まさに感無量。
まだはじまったばかりですが、あとはコロナの終息を心から願い、来年4月から5月はみなさんが心置きなく劇場にお越し頂ける環境であることを祈るばかりです。

とにかくこの『向こうの果て』は、これまでのゴツプロ!カラーを覆す新たな挑戦であり、作家 竹田新の新境地でもあると思います。
今から楽しみでしかない!
少しずつ情報もこちらで書いていけたらと思っているので、そちらもお楽しみに!

ほんでほんで…
いやー今月はマジで大忙しですね。

そう、先月に続いて、【桃太郎!】です。
大阪公演行ってきましたよ!

有り難いですね。
二ヶ月続けての【桃太郎】。
大阪後援会はじめたくさんの方々のご協力、ご尽力のもとこうして公演させて頂き本当に嬉しいです。
そして、奇跡的に東京公演と同じキャストでできたのもまた格別でした。
いやー、今回も『鬼』を堪能しました(笑)

まさか大阪の地で、そして3年間ゴツプロ!でもお世話になっている『近鉄アート館』で、この作品が上演できるとは…夢のようでした!
今回はゴツプロ!としても総力をあげて臨みました。
東京公演に続き、プロデューサーは佐藤正和と塚原大助が務めました。
浜谷さんとかなやすさんは演出部として影から支えてくれました。
浜谷さんに至っては、本番前日のリハーサルに別件仕事で来れなかったサル役、津村さんの代役までやってもらいました。

この写真かなりのレアです(笑)
今回もみんなで力を合わせ一生懸命作り上げました。

この素敵な劇場で、

※スワイプでアルバム内を移動できます。

たくさんの想いを込めて、みんなが笑顔になるように!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

結果…今回も最高でした!
コロナ感染者が一気に増加し、公演自体が危ぶまれましたが、なんとか無事に2ステージを終えられました。
今回もまたなにかに守られた気がしています。
公演の翌週、GoToキャンペーンも大阪が一時休止となりました。
ギリギリでした。
そんな中、多くのお客様にご来場頂き本当に嬉しかったです。
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!

綱渡りのような公演が続きます。
でも、この綱を切るわけにはいきません。
渡る努力を怠るわけには行きません。
劇場には笑いも涙も感動も詰まっています。

少しでも何かを諦めていたら…
コロナだからと胡座をかいていたら…
長い年月想いを馳せていなかったら…
出会いとタイミングが合致してなかったら…

この2020年は何もなく、何も感じず終わっていたかも知れない?!

さあ、残り一ヶ月、何が待っているか?
たった一ヶ月、されど一ヶ月。

次のキービジュアルもお楽しみに!
ワクワクが止まらんよ(笑)

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。