月刊ゴツプロ!9月号

【芸術の秋きたり!】

みなさんこんにちは。
すっかり朝夕は涼しくなり、ちょっと肌寒い日も増えました。
秋ですね。
いかがお過ごしですか?お元気にお過ごしでしょうか?
コロナもようやく落ち着き始め、今月いっぱいで緊急事態宣言やまん防も解除されるようで。
少しだけホッとしますね。
今日は29日、ゴツ基地にてこの記事を書いておりますが、本来であれば今日は劇場でリハーサルを行い、明日初日を迎えるはずでした。

52PROJECT Vol.1「あっちにいく前に。」

悔しいからもう一回チラシ載せちゃう(笑)
いやー、コロナ落ち着いて嬉しいのですが、なんとも複雑な想いはありましてね。
この一ヶ月、悶々と過ごしておりました。
芝居観劇に行ってもどっか上の空。
演劇の意義とか、「今」何を?とかとか、考え出すときりがなく。
こちらの舞台、美術打ち合わせなどもやっていましたので、セットイメージもすでにあったし、それに合わせ演出プランなどもあって、これをお見せできなかったのが、なんともね。
ま、何を言っても、書いても愚痴になっちゃいますけど。

9月は自分的に生まれ月ですから、今月の4日で45歳になりまして、本当だったら稽古場で誕生日を迎えていたんだ!なんて考えると、また悲しくなったりね(笑)
いやはや、激動の2020年、2021年。
去年は脚本で参加予定だった舞台が中止。しかも脚本脱稿したにも関わらず(泣)
そして、プロデュース、脚本、演出だった舞台も中止。
今年に入り、「向こうの果て」途中で中止。
さらに…
「あっちにいく前に。」
流石に4本立て続けは堪えます。
このまま落ち着いてくれて、演劇が普通に上演できて、観れるようになってくれればいいなと心から思います。

そして、心置きなく稽古して、舞台つくって、皆さんにお届けしたい!

欲求だけが募ります。
メンバーもそれぞれがたくさんのものを抱え、考え、悶々とした日々を過ごしました。
それでも生きて行かなきゃいけない。
前に進まなきゃいけない。
これからのことを見据え、考え、歩いて行かなきゃいけない。

先日、メンバーが久しぶりに集いました!

久しぶりの集合写真です。
みなさーん、僕らみんな元気にしていますよ!
渡邊聡さんだけリモート参加(笑)
実は聡さん、とある映画の撮影で現在海外にいっております。
イタリアでの撮影を終えて、現在はイギリスだそうです。
さすがイギリスですね。コーヒー飲む小指も立っています(笑)
リモートってすごいね。場所や時間を一切感じない。
言わなきゃイギリスってわかんないもん(笑)
海外撮影はとても刺激的なようで、聡さんはとてもキラキラしてました。
お土産話しが楽しみ。
メンバーそれぞれがいろんなことを経験して、色なとこで活躍して、また集い切磋琢磨するって最高。
そして、メンバーが揃うとワチャワチャしちゃう我々ゴツプロ!
先日も大盛り上がり。
それぞれの近況報告や、今はまってるもの、面白かった作品の話。
そして大半は馬鹿話(笑)
でも馬鹿話は大事ね。馬鹿話できるくらいの余裕が絶対必要。
そして、馬鹿話を語り、笑い合えるこの仲間が絶対に大事。
そう思えるとても貴重な時間。
この時間が僕らをまた強く、明るく照らしてくれて、前に進む勇気となる。
暗いニュースが多く、暗くなりがちな毎日だけど、仲間がいれば、目標があれば進んでいける!
新しいことも色々と企ててます。
来年、そしてさらにその先まで、色々と…ほんとにワクワクな企画ばかりです。
ご期待くださいね。
「あっちにいく前に。」も絶対にリベンジします。
今はその時のために耐え忍ぶ。そしてその時のためにパワーを溜める。

この続きを読むには[会員版]をご覧ください。

会員版を閲覧するには、「52 BUDDY!」会員登録が必要です。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。