12月号 『2021年振り返り。』

【2021年振り返り。】

みなさんこんにちは。
2021年が暮れていきますね。
お元気にお過ごしですか?
僕らはみんな元気です。
いつも応援頂きありがとうございます。
この【月刊ゴツプロ!】も有難いことに5回目の12月、そして5回目の年越しとなります。
今のところ来年もこちらは継続の予定でございますので、どうぞご贔屓によろしくお願いします。
いやー毎回、早い早いと言っていますが、この企画も5年の歳月が流れたわけで、これが驚きですね。
月日が流れるのは早いものです。
この5年も色々ありました。
2020年と2021年、コロナに泣かされた2年間。まさに激動の年でしたが、思い返すと僕らにとって激動じゃなかった年はなかった。
毎年、大きな山から小さな山から、たくさんの壁を乗り越えてここまでやってきました。

今年から本公演が1月じゃなくなり、昨年から12月稽古がなくなったものですから、今年もそれぞれの年の瀬を過ごしている僕らゴツプロ!でございます。
そんな12月…
まずは先月号で宣伝した以下の作品。

佐藤正和出演 泉知束演出
青春の会プレゼンツ お気軽劇場Vol.1【仮面夫婦の鏡】

浜谷康幸出演
Nana Produce Vol.17【莫逆の犬】

塚原大助出演
小松台東–“east”公演– 【東京】

そして、自分が以前脚本を書いた作品。
【風ながるる】PLAN N公演

に、お越しいただいたお客様、また応援くださった皆様、誠にありがとうございました。
個人的に久しぶりの完走!ラストまで無事に公演を行えたことにほっとしました。
それぞれの公演も無事にラストまで走り抜けることができて本当によかった。
いつもゴツプロ!を応援してくださっている皆様にも色々な劇場でお声かけ頂き、久しぶりにお顔を拝見できて本当に嬉しかったです。
「こんなにゴツプロ!のみんなが一斉に出演していたら見て下さる方も大変だね。」
なんて話していたのですが、遠方から来て下さる方にとっては観劇ハシゴできて逆によかったみたいで(笑)
受付に立っていると、「今、浜谷さんの見てきました。」とか、「この後、浜谷さんの芝居見に行ってきます。」そんなお声を聞いて、とってもhappyな気持ちになりました。
ゴツプロ!怒涛の12月、皆様楽しんで頂けましたでしょうか?
この2021年もコロナにより、様々なことが変わりましたね。
というか、若干慣れてきたというか、これが当たり前になってきたこの一年。
ゴツプロ!的にもいろんなことがありました。
まず1月2月はドラマ版【向こうの果て】の準備から撮影。
こちらもコロナによりクランクインが延びたり、撮影場所が変更になったりしました。

極寒の撮影。今では良い想い出です。
ゴツプロ!全員出演。そして映像の同じシーンでメンバーが絡む。
最高でした。
マスクを最後までつけてのリハーサル。いつの日か「こんな年もあったね。」って言いたいものです。

ゴツプロ!にとっても大きな一歩でした。
ドラマ、舞台、小説でのメディアミックス。

こんなにワクワクすることはありませんでした。
撮影が終わり、稽古インした舞台【向こうの果て】

濃密な稽古の時間。
そして、緊張の本番。
しかし、残念ながら緊急事態宣言による国の要請を受け二日間だけの有観客公演となってしまいました。
悔しくて、悲しくて、涙が溢れた。
そこからの無観客での配信公演。
初めての体験、当てどころのない劇場での公演。
なんとも言えない焦燥感。
あの感覚は忘れることはないと思います。
その中で、光が見えて5月5日の【向こうの果ての果て】。

限られた時間の中で、みんなで考え、悩み、作り上げた特別な公演となりました。
この公演のお陰で悲壮感しかなかった僕らは、なんとか次の一歩が見えてきました。

そして、ゴツプロ!浜谷さんが立ち上がり企画した【ゴツプロ!演劇部】の始動。

新たな出会いと、新たな企画で、試行錯誤しながらの半年。
その集大成として、いよいよ来年2月は下北沢の「劇」小劇場にて第一回公演を行います。

こちらはワタクシ泉知束が作・演出をやらせてもらいます。
タイトルも決まり、現在執筆中。
後日チラシ含め詳細は発表しますので、こちらも応援頂けましたら幸いです。
よろしくお願いします。

そして、転んだらそのままでは起き上がらない我々ゴツプロ!は【向こうの果て】からの傷を癒すべく新しく立ち上げた企画、その名も『52PROJECT』

大きな劇場に拘らず、色々な作家さんや演出家さんと組んで、やりたい企画をやっていくこちらのプロジェクト。
本多劇場さんの手によって復活した伝説の劇場「新宿シアタートップス」でのオープニングシリーズとして上演予定だったこの作品。

とっても素敵なチラシまで出来上がったのに…
コロナ感染拡大のため上演中止。
苦渋の決断でした。
自分的には脚本も8割ほど書いていたので、本当に悔しかったし、悲しかった。
昨年も一本脱稿した作品がコロナで中止になりお蔵入り。
苦しんで執筆した作品が日の目を見ないことほど悲しく、切ないことはありません。
この【あっちにいく前に。】の中止は本当に辛かった。

自分的には去年から四本連続での中止や延期。
さすがに心が折れそうでした。
この状況下で、果たして舞台をやる意味がどれほどあるのか?!
自問自答の毎日でした。
それでも、この12月…一つの作品と向き合い、稽古場でああでもない、こうでもないと試行錯誤して、劇場入って仕込んでセット立ち上げて、照明当てて、音が入って、緊張して…初日を迎え、お客様の笑い声と拍手と、お客様の高揚したお顔を見ると、そんなことが一発で吹っ飛びました。
やっぱり舞台は生モノ!そして舞台でしか味わえない想いがたくさんある。
無事に千穐楽まで来て、楽日の幕が降りた時の達成感。
なんとも言えない瞬間でした!!

【あっちにいく前に。】の公演中止で今年が終わらなくて本当によかった。
この12月に踏ん張った我々の公演は絶対2022年に繋がる。
少なくても小さな光が見えたこの12月です。

そんな今月は来年の本公演、ゴツプロ!第7回公演【12人の怒れる男】のビジュアル撮影も行いました。

来月にはお披露目できると思いますが、まあ今回もかっこいいっす(笑)
皆様、お楽しみに!!
自分も早く見たい!!!

たくさんのことがあったこの一年。
10月には悲しい別れも経験しました。
演出 山野海とメンバーのかなやす慶行の退団。
いろんなことを乗り越えて、悲しみや怒りやそんなものも全部抱えて、来年2022年は新生ゴツプロ!のはじまりです。
第二章はどんなワクワクが待っているのか?!

中止も延期も全部飲み込んでなかったら…
しっかり受け止めて、しっかり悲しんでなかったら…
12月、みんな攻めてなかったら…
転んでそのままだったら…
いつでも笑ってなかったら…

来年に希望を持てず今年が終わってしまったかもしれない?!

兎にも角にも皆様の応援、声援に助けられたこの一年でした。
これは毎年のことですが、去年、今年と心折れそうになった時、励まされたのは皆様の応援です。
今年も本当にありがとうございました。

この場をお借りして、メンバー一同心より感謝申し上げます。
なかなか今年は劇場で皆様とお会いする機会が少なかったですが、来年こそはもっとたくさん、もっとしっかりお会いできることを願っています。

2022年も我々ゴツプロ!は歩みをやめません。
一歩でも前進できるように邁進して参ります。
どうか来年も変わらぬ応援のほどを何卒よろしくお願いいたします。

2022年が皆様にとって素敵に楽しい一年でありますよう心よりお祈りしております。
今年も『月刊ゴツプロ!』をご愛顧いただきありがとうございました。

良いお年をお迎えください。
これにて『月刊ゴツプロ!』2021年、完。

2022年に、つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。