11月号 『2022年ラストスパート!』

【2022年ラストスパート!】

みなさんこんにちは。
急に寒くなってきた今日この頃お元気にお過ごしですか?
またコロナも増えてきて、さらにはインフルエンザもちらほら出てきて、えらいこっちゃです。
気をつけていきましょうね!
さてさて、11月も終わってしまいます。
2022年も残すところあと一ヶ月。
ラストスパートです!
そんな11月。

佐藤正和氏の韓国戯曲朗読まつりからはじまり、浜谷康幸氏演出の『実は素晴らしい家族ということを知ってほしい』、ワタクシ泉知束が演出しました『セーブ・ザ・ダディ〜VIVID CONTACT事件簿〜』、最後に佐藤氏が代役を務めた『やらなそうな3人』にご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。
このご時世、劇場まで足を運んで頂けるだけで感無量でございます。
さらに、渡邊聡氏はテレビ『THE突破ファイル』出演、こちらもご覧くださった皆様ありがとうございました。
まさに怒涛の11月。
これを書いている11月29日は、佐藤氏の二人芝居『父と暮せば』を山梨県の中学校の体育館で上演します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

佐藤正和氏の韓国戯曲朗読まつりからはじまり、浜谷康幸氏演出の『実は素晴らしい家族ということを知ってほしい』、ワタクシ泉知束が演出しました『セーブ・ザ・ダディ〜VIVID CONTACT事件簿〜』、最後に佐藤氏が代役を務めた『やらなそうな3人』にご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。
このご時世、劇場まで足を運んで頂けるだけで感無償でございます。
さらに、渡邊聡氏はテレビ『THE突破ファイル』出演、こちらもご覧くださった皆様ありがとうございました。
まさに怒涛の11月。
これを書いている11月29日は、佐藤氏の二人芝居『父と暮せば』を山梨県の中学校の体育館で上演します。

こちらは来月号でまた詳しく書きたいと思っていますが、メンバーの主宰塚原大助と聡さんもサポートメンバーとして同行しています。
これからの日本を担う若者に『父と暮せば』を見せたいという想いいっちょからはじまったこの企画。
今の学生たちがこの物語に触れた時に何を感じ、何を想うのか?
本当に楽しみです。
【戦争】というものが風化されないように…
生の戦争体験を聞いてきた最後の世代である我々がこれからの人たちに伝えていく。
これもまた演劇ならではの醍醐味だと思います。

さらに今月は色々と発表もありました。
まずは…演劇部!

第二回公演の詳細が発表になりました。
ワクワクしますね。
一回目の公演は自分が作、演出をやらせてもらいました。
それも踏まえ、二期生も入ってきて、みんなで話し合い決めた今作。
二期メンバーの久保嗣が脚本を担当し、外部から演出家として高橋広大氏を召集。
自分たちの手で責任を持って公演を打っていく。
こんなに誇らしいことはない。
彼らの成長が楽しみだし、我々も共に成長できたらと思います。
一緒に頑張ろう!演劇部

さらに今月は主宰の塚原大助からも重大発表。
ゴツプロ!新企画、その名も【ブロッケン】。

第一回公演の情報が解禁となりました。

塚原大助のコメント抜粋!
「新たに《ブロッケン》という企画を立ち上げ、2023年4月に新宿シアタートップスにて上演をする運びとなりました。
ゴツプロ!を立ち上げ早くも8年目。合同会社となり7年目。その中でアビさんが《青春の会》を立ち上げ、浜谷さんが《ゴツプロ!演劇部》と《BOND52》を立ち上げてくれました。知束は演出家としても活躍し始め、聡さんは《smile up works》にてずっとアクティングコーチとしての価値を生み出し続けてくれて、44さんは起業家としてアプリの開発などで外から援護射撃を撃ち続けてくれている。
メンバーそれぞれが立ち上がりだしたそんな中で塚原大助個人、一役者として、新たな挑戦がしたいという思いが沸々と湧き上がってきました。
新たに誰と出会い何を創っていくのか。団体ではなく個として。
そんな思いを《ブロッケン》という言葉と共に打ち出していければと思います。
破壊。壊す。切り拓く。新たに。出会い。可能性。未来。
そんな思いが詰まっています。
今は不安7割、楽しみ3割。
考えてみればこの20年、団体を、劇団を中心に考えてきた。そこで育てて頂いた。
機は熟した。的な。時は今だ!的な。
新宿シアタートップスにて、深井邦彦という新たな才能と、そしてかなり刺激的な役者が揃いました。
それを十二人の怒れる男に引き続き、西沢栄治さんに演出を手掛けて頂きます。ブロッケンするには最強の布陣かなと。
皆様、引き続き応援のほど何卒宜しくお願い致します。」

また新たな一歩です。
こちらには自分も出演させてもらいます。
どんどん壊し、創造し、可能性を広げていきたい!
やるっきゃないです!

大助のコメントにもありましたが、今年は自分、演出を多くやらせてもらいました。
演劇部の作、演出からはじまり、3月、6月、11月。
なんなら役者業より演出業の方が多いくらいの勢いです(汗)
そして、今年もたくさん学ばせてもらいました。
座組をまとめ、作品を解釈して役者を導いていく難しさと責任、そしてプレッシャー。
でも、演出がハマった時の爽快感もあって、今年は本当に色々な体験をさせてもらった一年だったと思います。

中野の劇場がひしめく中で稽古をしていますと、隣の劇場では浜谷さんが演出舞台の本番をやっていました。

お願いしている照明さんは、隣の劇場で仕込みを終えた後にこちらの稽古場に足を運びます。
目の前の劇場ではこちらの美術家さんが仕込み、バラしをやっていて…
稽古最終日は全劇場と僕らの稽古場バラしが一緒になり、みんなが助け合って搬出しました。
演劇部のみんなも手伝いに来てくれていて、みんなで雨の中搬出しました。
この光景が、なんだかとっても美しかった。
演劇を愛するたくさんの人たちが一緒になって演劇を盛り上げている感じがすごく心地よかった。
そして、小さな世界だけど、ここまで続けてきて、今こうしてここに立っていられることがとても誇らしかった。
そんな雨の搬出(笑)

で、このご時世無事に迎えた初日。

祝公演!
そう、公演をできるのは祝い事なんですよ。
このコロナ禍により、余計にしみるこの言葉。

毎回毎回が新しい。
毎回毎回が儚い。
だから、その瞬間が光り輝く。
今回の演出舞台も、短い稽古期間、今までやったことのないジャンル、歌手、お笑いの方、2.5次元の舞台で活躍されている役者さん、そして小劇場で活躍されている役者さん…まさに演劇の異種格闘技戦。
毎日が手探りでした。
今まで培ってきたものを全部出し切り、新しい何かを模索する日々でした。
そこから見つかったものも少なくない。
新たなことにチャレンジすることがいかに大事か!
そしていかに自分を成長させてくれるか!
改めて感じることができる作品でした。

何事も学びしかないですね。
新たな出会いもまた宝となりました。
そして、公演が跳ねた次の日に新しい現場に突入しました。
それが来月12月公演です。

勢いそのままに突っ走ります。

演出も演じるも、まだまだ知りたい。
もっとたくさんの演出家さんと出会いたい。
もっと新しい表現を探りたい。目指したい。
一つ一つを無駄にせず、今はただただ吸収したいと思います。
そんな来月公演、男魂【親父の記憶】もぜひご期待ください。

目の前のことを一生懸命やってなかったら…
新しいことにチャレンジしていなかったら…
これでいいか!って少しでも思っていたら…
自分で自分の価値を決めてしまったら…

きっと感じられなかった感動と、新しい自分に出会うことがなかったかも知れない?!

まだまだゴツプロ!は新しい自分、そして新しいゴツプロ!を模索し続けます。
これからも応援のほど何卒よろしくお願いします。

さ、2022年!残り一ヶ月!気合い入れていくよー!!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。