3月号 『はじまりあって、おわりくる。』

【はじまりあって、おわりくる。】

みなさんこんにちは。
もう一ヶ月経ちました。
早いわー(汗)
怖いわー(汗)
なるだけ時間に追われないように生きていきたいものです。
桜も満開、すっかり季節は【春】みなさんお元気にお過ごしですか?
ぼくらゴツプロ!は元気に生きております。
今月も盛りだくさんな一ヶ月でした。

まずは、なんと言っても演劇部!第二回公演です。

いやー、部長の浜谷さんがSNSでも書いていましたが、今年もたくさんありました。
そんな中でなんとか無事に閉幕できたことは本当に良かった。
劇場にお越し頂いたすべてのお客様、そしてこの公演を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
見て頂いた方はなんとなくおわかりかと思いますが、実は今回脚本は演劇部の久保嗣が担当していました。
頑張って、頑張って書き上げようと、もがき苦しんだのですが、最終で上げることができず、演出だけをお願いしていた高橋広大氏が、久保嗣の想いと、発想を受け継ぎ見事書き上げ本番まで持っていってくれました。
当然稽古時間も短くなり、初舞台のメンバーもいる中、それはそれは不安だったと思います。
なんせ、昨年はこれでもかっていうほど稽古した一期生もおりますし、余計に不安も募ったことでしょう。
その中で、それぞれがそれぞれにできることを分担しながら、稽古して、作り上げた本番。
これは本当に素晴らしかった。

去年も口が酸っぱくなるほど言って、伝えてきた「お客様にお金を頂いて、時間を頂いて、見せる!楽しんで頂くために、なにができる?なにをする?」
これが舞台をやる上で、板に立つ上で一番大事だと思います。
さらには演劇部の核!演劇のワークショップではなく、演劇を一本作るということ。
稽古中も芝居の稽古だけをやればいいわけじゃない。
集客を考え宣伝活動し、衣装を集め、小道具を探し、モノを作る…

芝居の質を高めるのは当たり前で、それ以外の時間を使って他の作業も必死に取り組みました。
そして、新たな試みである、開演前の生CM!
協賛を頂いたお店の生CMを自分たちで脚本を書いて、演出して、いろんな準備をしてやる。
本編だけでも大変なのに。よーやったよ。
そして、その内の一本には我々ゴツプロ!メンバーも出演。
三者三様の演技でした(笑)

袖で控えているときに、相手役の山下ひかりがめちゃくちゃ緊張していて、こっちの声が届いてないんじゃないかって思うくらい。
でも、その緊張感がなんだかよくてね。
我々も一生懸命やらせてもらいました。

主宰の塚原大助は、先月から台湾に撮影に行っておりまして…

(こちら、かなり刺激的な撮影だったみたいです。まだ撮影は終わってないとのことで、情報公開などまた動きがありましたらこちらも書かせてもらいます。)

で、話を戻すと、塚原はこの公演がはじまったあとに帰国しました。
そこから公演日の午前中を利用して稽古し本番に挑みました。
演劇部!むちゃさせるわ(笑)

自分たちで企画したものを自分たちの手で作り上げお客様にお見せする。
素晴らしい経験になったと思います。
本番中にはまさかの照明トラブルも起こり、芝居が止まるハプニングも。
そんなこと、長年やってきた自分ですら経験したことないですもん。
もうね、これ以上ないくらいの経験だったと思います。
でも、浜谷部長を筆頭に一丸となり踏ん張った演劇部!

素敵だったよ。尊い時間だったよ。みんなよくやったよ。
これから先、彼らがどの道へ行くのかわからないけど、仮に演劇の道ではなかったとしても、この体験はきっと糧になると信じています。
そして一期一会です。
彼らとはこれからも繋がっていければと思います。
いやはや、毎年いろんなことがあり、僕らもいろんなことを考えさせられ、刺激をもらっています。
そしてそんな中、ゴツプロ!演劇部の第三期募集もはじまりました。

新たな出会いを楽しみに、ご応募お待ちしております。

そして、そして、今月20日。
いよいよ【ブロッケン】稽古始まりました!

ゴツプロ!の、塚原大助の、新たな挑戦です。
脚本、面白いです。難しいけど、可能性を秘めている作品だと思います。
ゴツプロ!本公演とはまるっきりテイストも雰囲気も変わると思います。
まず、女性二人出ているし、6人しか出演者いないし!
稽古場での雰囲気から違う。
いやーでも、今回の出演者の皆様、面白いですよ。癖強いっす(笑)いい意味で。
演出は【十二人の怒れる男】でお世話になった西沢栄治さん。
普段は古典をメインで演出されているので、今回のような現代作家の現代劇はあまり経験がないそう。
なんだけど、そんなこと微塵も感じさせない、その手腕!
役者を一切否定することなく、こうしてください!と指示することなく、いつの間にか導かれている感じ。
なんだか懐かしくて素敵。
それぞれバックボーンが違う役者たちが寄り集まって、どういう化学反応が起こるのか?!
起こせるのか?!
まだはじまったばかりだけど、楽しみでしかない!
稽古に遊びに来てくれた作家の深井邦彦さんは、「演劇の異種格闘技戦ですね。」と、言っておりました。

その異種格闘技戦が異種じゃなくなった時、ワクワクしませんか?
そんな【ブロッケン】は4月21日(金)〜30日(日)まで新宿シアタートップスで上演。
現在、チケット絶賛発売中ですのでよろしくお願い致します。

そして、以前からこちらでも書いております。
南アルプスの小中学校の卒業公演に我々数名でお邪魔してきました。

大の大人がサービスエリアでソフトクリームを頬張っております。
ていうか、サービスエリアといえばソフトクリームです(笑)
あ、これはどっちでもいい話ですが…
卒業公演は名作【月光の夏】戦時中の特攻隊を描いた作品です。
若い彼らが真っ直ぐに演じている姿に心が動かされました。
演劇の持つ力を感じました。
純粋に演劇っていいなあと。
技術とか、誰が出演しているとか、舞台美術にお金がかかっているとか…より大事なもの。
そこを追いかけていきたい。
全てはお客様に喜んで頂くために。
今回も中学生の俳優陣からたくさんのモノを頂きました。

青臭いこと言いますと…演劇っていいもんです(笑)

そもそものはじまりがなかったら…
大変な壁が目の前になかったら…
全てがうまくいっていたら…
仲間がそこにいなかったら…

 

泣けるほどに切なく、泣けるほどに感動することなんてできなかったかも知れない?!

 

ぼくらも一本一本を大切に、泣けるほど真面目に作品作りに没頭したいと思います。
まずは【ブロッケン】。
そして、明日は8月、ゴツプロ!第八回公演のビジュアル撮影です。
次から次に新たなことが押し寄せてきますが、大変だとは思わず、お客様の笑顔を思い浮かべて、楽しんでやっていきたいと思います!

 

劇場で皆様にお会いできる日を心待ちにして…

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。