8月号 『イノレバカ開幕!』

【イノレバカ開幕!】

 

残暑お見舞い申し上げます。
皆様お元気にお過ごしですか?
いやーほんと熱いですね。残暑じゃないですね。もはや酷暑(汗)
でも秋はすぐそこのはず。
終わらない夏はない。
最後の暑さも楽しんでいきましょう!!

今月は、がっつり稽古のゴツプロ!
稽古の合間を縫って、主宰の塚原大助と私 泉知束で、宣伝を兼ねて映画のトークショーにお邪魔しました。

下北沢にある映画館『エキマエ シネマ K2』ここで上映していた【ピストルライターの撃ち方】という作品。
こちらで主演しています奥津裕也くんは劇団『狼少年』を主宰しています。
この奥津くんに呼んでいただき、映像と舞台の役の作り方の違いや、役作りのこと、そして演劇の街下北沢についていろんな話をさせてもらいました。
さらにはゴツプロ!の宣伝もばっちりさせてもらい、とても有意義な時間でした。
これも下北沢にある映画館ならではのイベントだなと。
映画好きな方も舞台に興味を持ってもらえたら嬉しいな。

そして本日8月28日、我々ゴツプロ!は本多劇場に入りました。
昨年から一年三ヶ月ぶりの本多劇場でございます。
帰ってきました。
約一ヶ月の濃密な稽古を無事に終えて、小屋入り。
いやはや、一ヶ月なんてホントあっという間ですね。
顔合わせが昨日のようです。

今年も昨年お世話になった稽古場をお借りしての稽古。
ちょっと駅から遠いものですから、駅からの道中で汗だくです。
ゴツプロ!としては初の夏公演。
寒いのも大変だけど、暑いのもやっぱり大変ですね。
みんな老体に鞭打って頑張りましたよ。

なにもない稽古場に今年も簡易セットを立ち上げました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

セットがあるのとないのではまるっきり雰囲気が変わります。

役者って、雰囲気がとても大事。
髪型や衣装など、そこから中身にも影響が生まれ、芝居も深く変化していく。
そういう意味ではもちろんセットも大事だし、音も大事だし、五感全てが救いになります。

今回もセットから、小道具までできるだけ揃えて、素敵な環境にて稽古させてもらいました。
感謝!
少しずつ関係が近く深くなる共演者のみなさん。
芝居を通して、人間関係も密になっていく過程。
これぞまさに【演劇】。

初日の全体写真。

ちょっと硬いですね(笑)
それが、しばらくすると。

こうなり…
稽古終了時には…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

こうなりました!
これも芝居の持つパワーですね。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

今回はゴツプロ!公演史上最多の15名のキャスト。
そして、女性もいるゴツプロ!(笑)
若手も入って、てんやわんやの稽古場。
演劇界の魔法使い、田村孝裕さんの演出が冴え渡ります。
いやーこれを20代とかで体験できるのはホントに羨ましい。
必死に食らいつく若手チーム。
日々アイデアを持ち寄る中堅、ベテランチーム。
そして、笑いの絶えない稽古場。
これまでのゴツプロ!とは作風も雰囲気も全く違う空気感。

みんなで体幹しながら「しりとり」して…
おじさんたちも頑張ります(笑)
般若心経をみんなで唱え心をひとつに。
いろんなことを試し、失敗し、恥かき、汗かき、べそかき…稽古は進みます。

稽古場で頭を丸めたゴツプロ!メンバー。

誰がどう見てもお坊さんです。

いやー後ろ姿も神々しい!!!
頭を丸めると途端にその場所がお寺になった感じです。
今回はお寺を舞台に繰り広げられる人情劇。
仏教って勉強すればするほど、やっぱりいいなあって思います。
お経を唱えているといろんなことを忘れ没頭でき、心が落ち着きます。
決して押し付けることなく、この感覚を演劇に取り入れて、笑ってバカやって、エネルギッシュに板の上で生きられるように、稽古を重ねました。

 

結果…めっちゃゴツプロ!らしい作品になったと思います。
とにかくこれは一人でも多くの方に見てほしい。
今までもそうだけど、今回もたくさんの新しい事にチャレンジしています。
挑んでいます。

 

ゴツプロ!はや八年目。
これまで培ったいろんなものを引き出しから出して、また新たなものを引き出しに蓄えられるように頑張ります。

 

八年です。
色々あったけど…
今では応援してくれる方々も増えて…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

稽古場にたくさんの陣中見舞い。
ありがとうございます。
みなさんに背中を押され前に進むことができます。
そして、アクションシーンがあるときはいつもお願いしている殺陣師の田渕さんが今回もご指導にきてくれました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

毎度、熱のこもったご指導感謝です。
お弟子さんを引き連れて、かっこいい殺陣を作ってくれました。

演出の田村さんの演出意向を聞いて、そこに合わせて作るアクションは必見です!

 

そしてそして、第四回公演の【阿波の音】で、音楽部として参加してくれた、太鼓演奏者の大多和正樹氏が音楽指導で来てくれました!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

これまた熱い男、たわさん!
熱いご指導ありがとうございます。
こうして、我々がこれまで培ってきた人脈を駆使して、いやお力をお借りして、またすごいものが出来上がりました。

稽古は恙無く終了!!
田中真弓さんに頂いたONE PIECEティシャツをお揃いで着て、あのポーズを(笑)
濃密な稽古でした。

 

いざ小屋入り。
毎度ドキドキ・ワクワクです。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

劇場はワクワクでいっぱいです。

裏方ベテラン感満載の佐藤正和氏(笑)
今年もみんなでわちゃわちゃしながらの舞台創り。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

と、途中まで書いたところで色々と忙しくなり止まっておりまして…
気付けば本日8月31日(汗)
昨日、無事に開幕しました(笑)

いやー素晴らしい初日でした。
笑いに包まれた本多劇場。
今回初めて取り入れたプロジェクションマッピングによって、エンタメ要素も膨らみ、まあ、これまでにないゴツプロ!の新たな舞台になりました。
初日のあたたかい拍手は忘れられない。
舞台ってやっぱりいいな。
ちょっとだけ舞台写真を…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

【イノレバカ開幕!】

 

残暑お見舞い申し上げます。
皆様お元気にお過ごしですか?
いやーほんと熱いですね。残暑じゃないですね。もはや酷暑(汗)
でも秋はすぐそこのはず。
終わらない夏はない。
最後の暑さも楽しんでいきましょう!!

今月は、がっつり稽古のゴツプロ!
稽古の合間を縫って、主宰の塚原大助と私 泉知束で、宣伝を兼ねて映画のトークショーにお邪魔しました。

下北沢にある映画館『エキマエ シネマ K2』ここで上映していた【ピストルライターの撃ち方】という作品。
こちらで主演しています奥津裕也くんは劇団『狼少年』を主宰しています。
この奥津くんに呼んでいただき、映像と舞台の役の作り方の違いや、役作りのこと、そして演劇の街下北沢についていろんな話をさせてもらいました。
さらにはゴツプロ!の宣伝もばっちりさせてもらい、とても有意義な時間でした。
これも下北沢にある映画館ならではのイベントだなと。
映画好きな方も舞台に興味を持ってもらえたら嬉しいな。

そして本日8月28日、我々ゴツプロ!は本多劇場に入りました。
昨年から一年三ヶ月ぶりの本多劇場でございます。
帰ってきました。
約一ヶ月の濃密な稽古を無事に終えて、小屋入り。
いやはや、一ヶ月なんてホントあっという間ですね。
顔合わせが昨日のようです。

今年も昨年お世話になった稽古場をお借りしての稽古。
ちょっと駅から遠いものですから、駅からの道中で汗だくです。
ゴツプロ!としては初の夏公演。
寒いのも大変だけど、暑いのもやっぱり大変ですね。
みんな老体に鞭打って頑張りましたよ。

なにもない稽古場に今年も簡易セットを立ち上げました。

セットがあるのとないのではまるっきり雰囲気が変わります。

役者って、雰囲気がとても大事。
髪型や衣装など、そこから中身にも影響が生まれ、芝居も深く変化していく。
そういう意味ではもちろんセットも大事だし、音も大事だし、五感全てが救いになります。

今回もセットから、小道具までできるだけ揃えて、素敵な環境にて稽古させてもらいました。
感謝!
少しずつ関係が近く深くなる共演者のみなさん。
芝居を通して、人間関係も密になっていく過程。
これぞまさに【演劇】。

初日の全体写真。

ちょっと硬いですね(笑)
それが、しばらくすると。

こうなり…
稽古終了時には…

こうなりました!
これも芝居の持つパワーですね。

今回はゴツプロ!公演史上最多の15名のキャスト。
そして、女性もいるゴツプロ!(笑)
若手も入って、てんやわんやの稽古場。
演劇界の魔法使い、田村孝裕さんの演出が冴え渡ります。
いやーこれを20代とかで体験できるのはホントに羨ましい。
必死に食らいつく若手チーム。
日々アイデアを持ち寄る中堅、ベテランチーム。
そして、笑いの絶えない稽古場。
これまでのゴツプロ!とは作風も雰囲気も全く違う空気感。

みんなで体幹しながら「しりとり」して…
おじさんたちも頑張ります(笑)
般若心経をみんなで唱え心をひとつに。
いろんなことを試し、失敗し、恥かき、汗かき、べそかき…稽古は進みます。

稽古場で頭を丸めたゴツプロ!メンバー。

誰がどう見てもお坊さんです。

いやー後ろ姿も神々しい!!!
頭を丸めると途端にその場所がお寺になった感じです。
今回はお寺を舞台に繰り広げられる人情劇。
仏教って勉強すればするほど、やっぱりいいなあって思います。
お経を唱えているといろんなことを忘れ没頭でき、心が落ち着きます。
決して押し付けることなく、この感覚を演劇に取り入れて、笑ってバカやって、エネルギッシュに板の上で生きられるように、稽古を重ねました。

 

結果…めっちゃゴツプロ!らしい作品になったと思います。
とにかくこれは一人でも多くの方に見てほしい。
今までもそうだけど、今回もたくさんの新しい事にチャレンジしています。
挑んでいます。

 

ゴツプロ!はや八年目。
これまで培ったいろんなものを引き出しから出して、また新たなものを引き出しに蓄えられるように頑張ります。

 

八年です。
色々あったけど…
今では応援してくれる方々も増えて…

稽古場にたくさんの陣中見舞い。
ありがとうございます。
みなさんに背中を押され前に進むことができます。
そして、アクションシーンがあるときはいつもお願いしている殺陣師の田渕さんが今回もご指導にきてくれました。

毎度、熱のこもったご指導感謝です。
お弟子さんを引き連れて、かっこいい殺陣を作ってくれました。

演出の田村さんの演出意向を聞いて、そこに合わせて作るアクションは必見です!

 

そしてそして、第四回公演の【阿波の音】で、音楽部として参加してくれた、太鼓演奏者の大多和正樹氏が音楽指導で来てくれました!

これまた熱い男、たわさん!
熱いご指導ありがとうございます。
こうして、我々がこれまで培ってきた人脈を駆使して、いやお力をお借りして、またすごいものが出来上がりました。

稽古は恙無く終了!!
田中真弓さんに頂いたONE PIECEティシャツをお揃いで着て、あのポーズを(笑)
濃密な稽古でした。

 

いざ小屋入り。
毎度ドキドキ・ワクワクです。

劇場はワクワクでいっぱいです。

裏方ベテラン感満載の佐藤正和氏(笑)
今年もみんなでわちゃわちゃしながらの舞台創り。

と、途中まで書いたところで色々と忙しくなり止まっておりまして…
気付けば本日8月31日(汗)
昨日、無事に開幕しました(笑)

いやー素晴らしい初日でした。
笑いに包まれた本多劇場。
今回初めて取り入れたプロジェクションマッピングによって、エンタメ要素も膨らみ、まあ、これまでにないゴツプロ!の新たな舞台になりました。
初日のあたたかい拍手は忘れられない。
舞台ってやっぱりいいな。
ちょっとだけ舞台写真を…

どうです?
ワクワクしませんか?

 

今年も新しいことにチャレンジしてなかったら…
一生懸命考え、動いてこなかったら…
これまでのしっかりした歩みがなかったら…
後押ししてくれる皆さんがいなかったら…

 

第八回公演の素敵な幕は開かなかったかも知れない?!

 

まだはじまったばかり、まだまだお席ご用意できます。
とにかく、とにかく、一人でも多くの方に見て頂きたいです。
それしかないです。
必死にもがき作り上げてきました。

 

お寺を舞台に繰り広げられるエンタメ人情劇。
とくとご覧あれ。
笑って泣いて、説法聞いて心に響き。
少し歩みをとめて、人生を振り返りたくなるような舞台だと思います。
忙しい現代に生きる皆々様に届け!

 

下北沢は本多劇場でお待ちしております。

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。