10月号 『インプットとアウトプット!』

【インプットとアウトプット!】

 

みなさんこんにちは。
季節は秋、いかがお過ごしですか?
いやはや、一ヶ月が早すぎて(汗)もはや自分がなにをしているのかわからない(笑)
今月も暮れていきます。
そして今月が終わったら来月頭、11月3日!文化の日は久々のゴツフェス!開催です。
コロナ禍、会いたくても会えない日々。
舞台が終わり、挨拶もできず別れ…
見に来てくれていたのかどうかもわかなかった。
なんとも寂しく悲しい三年間。
それを乗り越え、ようやくの開催。

メンバー一同楽しみに、企画も練ってお迎えさせて頂きます。
いつも我々を応援してくださる皆様と短い時間ではありますが、最高で最幸の時間となりますよう、気張らせてもらいます。
こちらは【52BUDDY!】限定の会となっております。
もしご興味ございましたらゴツプロ!ホームページをご覧ください。
いつでも、どこでも、皆様をお待ちしております!!
いやー、しかし楽しみだ。
僕らこう見えて緊張しぃですから(汗)
こういうイベントをやるとやたら緊張するのよ(笑)
芝居と違って慣れてないからね(汗)
でも、みなさんといろいろお話できるのは本当に楽しみ。
ですから、当日は皆さんも気兼ねなく質問やら、文句やら言ってくださいね。
あ、文句はひとつお手柔らかに(笑)

 

そしてそんな来月は、佐藤氏主宰の【青春の会】父と暮せば!
大牟田公演がありますよ。

あの名作が!再び感動とともに蘇る!
佐藤氏(アビさん)はこの公演に向けて現在宣伝活動真っ最中。
大牟田に何度も足を運んではたくさんの方々と会って話をしています。
記者会見もあったみたいでして、新聞はじめたくさんの媒体に掲載してもらったようです。

もはや大牟田のスター、いや大牟田の星!
かっこいいアビさん!
これも一重にアビさんがこれまで培ってきた演劇人生と、アビさんの人となりですね。
さらにパワーアップした【父と暮せば】を期待しています。

あの名作が!再び感動とともに蘇る!
佐藤氏(アビさん)はこの公演に向けて現在宣伝活動真っ最中。
大牟田に何度も足を運んではたくさんの方々と会って話をしています。
記者会見もあったみたいでして、新聞はじめたくさんの媒体に掲載してもらったようです。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

もはや大牟田のスター、いや大牟田の星!
かっこいいアビさん!
これも一重にアビさんがこれまで培ってきた演劇人生と、アビさんの人となりですね。
さらにパワーアップした【父と暮せば】を期待しています。

さらに【青春の会】ではその次も…
ビジュアルが先日公開されました!

おいおい!かっこよすぎだろ(笑)
こちらの公演は、東京を皮切りに大阪、福岡と上演しますよ。
関西地区の皆様、九州地区の皆様お見逃しなく。
あの山本亨が、初めて木村伝兵衛をやります!
演劇界の新しい1ページが開かれますよ。
て、いうか…羨ましすぎる。
俺も出たいよ(笑)
これは絶対にすごい舞台になりますよ。

 

ここで、ゴツプロ!メンバー二人のコメントをば。

 

コメント:ゴツプロ!主宰 塚原大助

 

【山本亨氏に最大限のリスペクトを込めて】
2015年、今から8年前。
舞台上でただただ憧れていた山本亨さんに、2人芝居のオファーを畏れ多くもさせて頂いた。亨さんは俺のことなんて知る由も無い。もちろん断られた。そりゃそうだ。こっちだって当たって砕けろ精神で滅茶苦茶ビビりながら一緒に芝居したい事を告げたんだ。ビビってんだもん、そりゃ断られるさ、だってビビってんだもん。そんな奴と出来ないよ。ましてや2人芝居。
チャンスをくれたのが椿組の主宰・外波山文明氏。
2016年の花園神社野外劇『贋・四谷怪談』に出演しないかと声を掛けてくださった。
しかも亨さんの敵役として。
ここで、全力で亨さんにぶつかっていった。
それから、6年後の2022年。
ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』に亨さんにオファーさせて頂いた。とにかく熱意を伝えた。どうしてもこの役を亨さんにやってもらいたいと。
受けてくれた。
ゴツプロ!の十二人はやりきった。
きっとゴツプロ!を信頼してくれた。
だから、これ『熱海殺人事件』
木村伝兵衛・山本亨。そして亨さんが、つかさんとやってきた熊田留吉役を俺がやる。
こんな嬉しい事ってありますか?
2015年から、2024年てことは9年。
また全力でぶつかる。
そしたら、また何かが始まる。
間違いない。

 

 

コメント:佐藤正和

 

山本亨。
つかこうへいの世界に憧れまくった20代の頃、
紀伊國屋ホールやセゾン劇場やシアターχでドキドキしながら眺めていた人。
この10年位は小劇場でも拝見したり、たまに飲みの席でご一緒したりすることはあった。
でも、声をかけることすらできなかった。
怖そう、、、というのもちょっとあった。
でも何より憧れの人だから。
去年、ゴツプロ!『十二人の怒れる男』で共演できると決まった時は興奮した!
そして一緒に芝居を作り、
やっと同じ役者としてお話しもできるようになった。
嬉しかった。
一年前、『父と暮せば』を観に来てくださった後、
塚原大助や井上賢嗣も一緒にいる席で、
「俺、お前らと熱海やりたいな」
と言った!
山本亨が言った!
泣いた!!!!
こうして始まった企画です。
亨さんにとっては26年ぶりの「熱海殺人事件」だそうです。
しかも、初めての木村伝兵衛。
私にとってはご褒美のような公演です。
皆さんにとってもご褒美になりますよう、
一生懸命つくります。

 

こんな二人の想いが募った芝居です。
夢は大きい小さいに関わらず諦めなければきっと叶う。
そのためには続けていくことが大事だ。
続けていったものだけが、夢を語り、叶えるチャンスが残る。
芝居は一期一会。
ほぼほぼ、同じ作品をまるっきり同じスタッフ、キャストでやることなんてない。
もしかしたら人生も同じで、同じ刻を同じように味わうことなんて二度となく。
だからこそその一瞬が儚く尊い。
そんなことを常に感じながら生きることは難しいけど、時に振り返るときっとあの時のあの一瞬が!と、思う瞬間はきっとある。

 

僕らはそんな瞬間を見つけ、掴んで、感じたい。
それが芝居の醍醐味だと思う。
きっとこの公演が持つ凄まじいエネルギーがお客様の心に響くことを信じています。

 

いやいや楽しみですよ。

 

今月も、ゴツプロ!としての派手な動きはないにせよ、水面下での動き、熱はビンビンです(笑)

 

インプットとアウトプット。
これは大事ですね。

自分的には芝居が終わり、芝居とは離れた仕事をしたりしつつ、また新しいインプットをしています。
『世間を知る。世界を見る。』これは俳優としても、とても大事なことだと思う。
俳優は色々な役に化ける。
時にはサラリーマン、医者、警察官、ダメ男、外国人…
それを演じるためにはまずは知ることが大事。
そんなことを思うと、役者仕事以外も決して悪くない。
これはすべて芸の肥やし!
もちろん世間の荒波に揉まれることは辛いこともある。
俺、なにをやってんだろ?!って、思うこともある。
でも、全てを+のエネルギーに変えれば良いのだ。

先日仕事で久々に故郷熊本に帰ることができた。
何年ぶりだろうか?!
親父と弟と男三人で居酒屋に行き、語り合った。
熊本弁で(笑)
またある日、少し時間ができたので自分のルーツを探しに、子供の頃の通学路を歩いた。
あの日見ていた光景が蘇りつつ、あの時とは違う景色が広がった。

きっと、いまの自分…一年前の自分、その前の自分、常に変化していて、
だからこそ、同じ台本でも日々読んだ感覚は違って当たり前。
そんなことを思うようになった40代、少しだけ芝居に対して肩の荷がおりた感じがした。

 

ガキの頃から飽きるほど食べた熊本ラーメンだって、47歳で食べるとそりゃ感じ方も違うさ(笑)

この写真見たら、ラーメン食べたくなるでしょ?!
うまいですよ(笑)

 

とにかく、いつもいいタイミングで故郷に帰っている気がする。
そして、いろんなことに気付かされる。
『原点』
迷ったらここに立ち返れば良い!
そんな場所。

自分的には芝居が終わり、芝居とは離れた仕事をしたりしつつ、また新しいインプットをしています。
『世間を知る。世界を見る。』これは俳優としても、とても大事なことだと思う。
俳優は色々な役に化ける。
時にはサラリーマン、医者、警察官、ダメ男、外国人…
それを演じるためにはまずは知ることが大事。
そんなことを思うと、役者仕事以外も決して悪くない。
これはすべて芸の肥やし!
もちろん世間の荒波に揉まれることは辛いこともある。
俺、なにをやってんだろ?!って、思うこともある。
でも、全てを+のエネルギーに変えれば良いのだ。

先日仕事で久々に故郷熊本に帰ることができた。
何年ぶりだろうか?!
親父と弟と男三人で居酒屋に行き、語り合った。
熊本弁で(笑)
またある日、少し時間ができたので自分のルーツを探しに、子供の頃の通学路を歩いた。
あの日見ていた光景が蘇りつつ、あの時とは違う景色が広がった。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

きっと、いまの自分…一年前の自分、その前の自分、常に変化していて、
だからこそ、同じ台本でも日々読んだ感覚は違って当たり前。
そんなことを思うようになった40代、少しだけ芝居に対して肩の荷がおりた感じがした。

 

ガキの頃から飽きるほど食べた熊本ラーメンだって、47歳で食べるとそりゃ感じ方も違うさ(笑)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

この写真見たら、ラーメン食べたくなるでしょ?!
うまいですよ(笑)

 

とにかく、いつもいいタイミングで故郷に帰っている気がする。
そして、いろんなことに気付かされる。
『原点』
迷ったらここに立ち返れば良い!
そんな場所。

なんだか、『熱海殺人事件』の二人のコメントを読んだら、そんなことを想ってしまいました。

 

兎にも角にも原点があるからこそ…
感動があったからこそ…
悔しく悲しい経験を経たからこそ…
捨てざるものを捨てたからこそ…

 

今もこうして芝居を続けていられるのかも知れない?!

 

秋の夜長に、昔と今と未来に想いを馳せて…

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。