3月号 『夢のあと…2024年3月!』

【夢のあと…2024年3月!】

 

みなさんこんにちは。
お元気にお過ごしですか?
ついに東京でも開花宣言!櫻の季節です。
春ですね!
今年も別れと出会いの時期がやってきました。
しかし、毎度言いますが月日が経つのが早すぎる(汗)
今年も一年の四分の一が終わったわけで…いやはや。

 

そんな2024年3月!!
今月もいろんなことがありました。怒涛の一ヶ月。

まずは、今月はじめ、ゴツプロ!演劇部第三期【またね。の毒性と永い夜】!
皆様の応援のお陰で素晴らしい公演となりました。
ご来場並びに応援のほど本当にありがとうございました。

これまでで一番部員も少ない四人で、一年間頑張ってきました。
人数が少ないということは当たり前ですが、ひとりひとりがやる分量も増えるわけです。
公演を打つためにやらなきゃいけないことを、みんなで分担して、足りないものを埋め合って、この公演を成功させました。
そしてそれを導いてくれた作・演出の深井邦彦氏には心より感謝です。

先月号でも書きましたが、稽古場見学に行った時の深井氏の飽くなき追求心と、粘りと、忍耐力と…あげるときりがありませんが、到底自分にはできない我慢強さでした(汗)
そこに最後まで食らいついた四人。
だからこそ生まれたこの作品だと思います。
終わったから言えますが、稽古中に一人がインフルエンザにかかってしまったり、千穐楽の前日に体調不良がでたりと、まあ色々とあった公演でした。
しかしながら、あの稽古場からよくぞここまで仕上げたなと関心させられました。
ぼくらが忘れてしまった、昔もっていたであろう、ピュアな表現とまっすぐさ。
今の彼らにしかできない、今しかできない芝居でした。

もうね、キラキラしとるわ。
おじさんには眩しいよ。
エネルギーに満ち溢れ、芝居をすることが楽しい!って思いがいっぱいに詰まった、みんないい顔。

愛があるスタッフ陣にも囲まれて、素敵な空間に素敵な時間が流れていました。

そしてなんと言っても、部長の浜谷さん!
毎年、違う課題、問題と向き合いながら、決して腐らず、投げず、今年も最後まで責任を持って彼らとともに過ごした浜谷さん、本当にお疲れ様でした!

打ち上げも良き時間。
この瞬間、この喜び、この満足感、高揚感、そして助けてもらった感謝…
こんなものをずっと忘れずにいてほしい。
公演して、お客様がたくさん入って、さらには作品が面白くなるって、これ相当なことなんです。
いろんなピースがぴたっとはまって、そこに妥協しないみんなの努力が相まって、奇跡みたい作品が生まれる。
これをこの作品で感じた四人はこれからもきっと『その場所』を目指して頑張ってくれると信じています。
みんな、とにかく一年間本当にお疲れ様でした!
これにて『ゴツプロ!演劇部 第三期』閉幕。みんな、これからも共に頑張ろう!!

【夢のあと…2024年3月!】

 

みなさんこんにちは。
お元気にお過ごしですか?
ついに東京でも開花宣言!櫻の季節です。
春ですね!
今年も別れと出会いの時期がやってきました。
しかし、毎度言いますが月日が経つのが早すぎる(汗)
今年も一年の四分の一が終わったわけで…いやはや。

 

そんな2024年3月!!
今月もいろんなことがありました。怒涛の一ヶ月。

まずは、今月はじめ、ゴツプロ!演劇部第三期【またね。の毒性と永い夜】!
皆様の応援のお陰で素晴らしい公演となりました。
ご来場並びに応援のほど本当にありがとうございました。

これまでで一番部員も少ない四人で、一年間頑張ってきました。
人数が少ないということは当たり前ですが、ひとりひとりがやる分量も増えるわけです。
公演を打つためにやらなきゃいけないことを、みんなで分担して、足りないものを埋め合って、この公演を成功させました。
そしてそれを導いてくれた作・演出の深井邦彦氏には心より感謝です。

先月号でも書きましたが、稽古場見学に行った時の深井氏の飽くなき追求心と、粘りと、忍耐力と…あげるときりがありませんが、到底自分にはできない我慢強さでした(汗)
そこに最後まで食らいついた四人。
だからこそ生まれたこの作品だと思います。
終わったから言えますが、稽古中に一人がインフルエンザにかかってしまったり、千穐楽の前日に体調不良がでたりと、まあ色々とあった公演でした。
しかしながら、あの稽古場からよくぞここまで仕上げたなと関心させられました。
ぼくらが忘れてしまった、昔もっていたであろう、ピュアな表現とまっすぐさ。
今の彼らにしかできない、今しかできない芝居でした。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

もうね、キラキラしとるわ。
おじさんには眩しいよ。
エネルギーに満ち溢れ、芝居をすることが楽しい!って思いがいっぱいに詰まった、みんないい顔。

愛があるスタッフ陣にも囲まれて、素敵な空間に素敵な時間が流れていました。

そしてなんと言っても、部長の浜谷さん!
毎年、違う課題、問題と向き合いながら、決して腐らず、投げず、今年も最後まで責任を持って彼らとともに過ごした浜谷さん、本当にお疲れ様でした!

打ち上げも良き時間。
この瞬間、この喜び、この満足感、高揚感、そして助けてもらった感謝…
こんなものをずっと忘れずにいてほしい。
公演して、お客様がたくさん入って、さらには作品が面白くなるって、これ相当なことなんです。
いろんなピースがぴたっとはまって、そこに妥協しないみんなの努力が相まって、奇跡みたい作品が生まれる。
これをこの作品で感じた四人はこれからもきっと『その場所』を目指して頑張ってくれると信じています。
みんな、とにかく一年間本当にお疲れ様でした!
これにて『ゴツプロ!演劇部 第三期』閉幕。みんな、これからも共に頑張ろう!!

そして翌週は…

44北川出演。
【あぶくの流儀】
こちらもご来場ありがとうございました。
再演だったのですが、前作よりさらに磨きがかかり面白かったですね。
基本的にこの作品の44さん、好きです。
体張っていましたね。
そしてなんといっても小劇場で大衆演劇まで楽しめちゃうお得感。
速水映人さんが後半に向けて女形に化粧していく様から、ラストのショーまでは圧巻です。
現在も北海道を巡業中の44さん!
北海道のお客様を楽しませてください!!

はい、そしてその翌週…
てか、今月はもうゴツプロ!月間ですね。
大忙し(汗)

 

先日閉幕しました、主宰 塚原大助企画『ブロッケン』第二弾が行われました。

ブロッケン ver.2【ソラニテ】
昨年のver.1には出演させてもらったので、個人的にも思い入れのある『ブロッケン』。
今回は一回目とはまるっきり毛色が変わり、【12人の怒れる男】にも出演頂いた、佐藤達さんとの二人芝居。
作・演出は演劇部第二期の卒業公演を担当してくれた髙橋広大氏。
また新しい扉を開きました。
こちらも稽古見学行かせてもらいました。

いやー、苦労してた(汗)
自分も二人芝居を経験したからわかるけど、なんと言っても演出家一人と演者二人の三人しかいないわけです。
他に頼るものなし。
これは、なかなか大変な作業なわけです。
自分が見学に行った時もみんながみんな泥沼の中で、少し見えかけた光だけを頼りに、もがき苦しんでました。
とはいえ、自分的にはこれ絶対おもしろくなるなって確信がその時持てたので、楽観的に見ていたのだけど、やっている方はそうはいかないからね。
いったりきたりの作業を永遠に繰り返し、劇場までたどり着いたわけです。

みんなで仕込みも頑張り、迎えた本番。

完成度が高い作品に仕上がっていました!!
人の持つ葛藤や苦しみ、記憶、反省、後悔…そこからなにを持って、共有して…これからを生きていくのか?!
大事なものがたくさん詰まった素敵な作品でした。
個人的には…

おっさん二人が涙ポロポロ流しながらのグズグズのカーテンコールは新鮮(笑)
ここまでやってはじめてお客様になにかが届くんだなあと改めて感じた公演でした。
そして評判が評判を呼び、お客様もどんどん増えていき、後半戦は満席続出。
これも演劇の可能性を感じました。
いいもの作って面白ければ、お客様は必ず増えていく。
だからこそ妥協せずに面白い企画を立ち上げて、必死こいて創作する。

 

今月は2本もゴツプロ!作品があり、見に来てくださったお客様、そして応援してくださった皆様には感謝しかございません。
この場をお借りして、本当にありがとうございました。

そして翌週は…

44北川出演。
【あぶくの流儀】
こちらもご来場ありがとうございました。
再演だったのですが、前作よりさらに磨きがかかり面白かったですね。
基本的にこの作品の44さん、好きです。
体張っていましたね。
そしてなんといっても小劇場で大衆演劇まで楽しめちゃうお得感。
速水映人さんが後半に向けて女形に化粧していく様から、ラストのショーまでは圧巻です。
現在も北海道を巡業中の44さん!
北海道のお客様を楽しませてください!!

はい、そしてその翌週…
てか、今月はもうゴツプロ!月間ですね。
大忙し(汗)

 

先日閉幕しました、主宰 塚原大助企画『ブロッケン』第二弾が行われました。

ブロッケン ver.2【ソラニテ】
昨年のver.1には出演させてもらったので、個人的にも思い入れのある『ブロッケン』。
今回は一回目とはまるっきり毛色が変わり、【12人の怒れる男】にも出演頂いた、佐藤達さんとの二人芝居。
作・演出は演劇部第二期の卒業公演を担当してくれた髙橋広大氏。
また新しい扉を開きました。
こちらも稽古見学行かせてもらいました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

いやー、苦労してた(汗)
自分も二人芝居を経験したからわかるけど、なんと言っても演出家一人と演者二人の三人しかいないわけです。
他に頼るものなし。
これは、なかなか大変な作業なわけです。
自分が見学に行った時もみんながみんな泥沼の中で、少し見えかけた光だけを頼りに、もがき苦しんでました。
とはいえ、自分的にはこれ絶対おもしろくなるなって確信がその時持てたので、楽観的に見ていたのだけど、やっている方はそうはいかないからね。
いったりきたりの作業を永遠に繰り返し、劇場までたどり着いたわけです。

みんなで仕込みも頑張り、迎えた本番。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

完成度が高い作品に仕上がっていました!!
人の持つ葛藤や苦しみ、記憶、反省、後悔…そこからなにを持って、共有して…これからを生きていくのか?!
大事なものがたくさん詰まった素敵な作品でした。
個人的には…

おっさん二人が涙ポロポロ流しながらのグズグズのカーテンコールは新鮮(笑)
ここまでやってはじめてお客様になにかが届くんだなあと改めて感じた公演でした。
そして評判が評判を呼び、お客様もどんどん増えていき、後半戦は満席続出。
これも演劇の可能性を感じました。
いいもの作って面白ければ、お客様は必ず増えていく。
だからこそ妥協せずに面白い企画を立ち上げて、必死こいて創作する。

 

今月は2本もゴツプロ!作品があり、見に来てくださったお客様、そして応援してくださった皆様には感謝しかございません。
この場をお借りして、本当にありがとうございました。

個人的なことで言えば、今月は…

トークライブなるものにゲストでお呼ばれしてお話させてもらったり…

出演させてもらった、アトラクションホラー映画【FPS】が3月29日に公開となり、その記念として30日はイオンシネマ板橋、31日はイオンシネマ海老名にて舞台挨拶させてもらいました。

普段、舞台を中心にやっているとなかなかできないこういう体験。
実に面白いですね。
お客さんの雰囲気もそれぞれで全然違って…
いやー勉強になると言うか、とにかく両方ともに最高に楽しかったです。
こちらもご来場頂いたお客様、本当にありがとうございました。

個人的なことで言えば、今月は…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

トークライブなるものにゲストでお呼ばれしてお話させてもらったり…

出演させてもらった、アトラクションホラー映画【FPS】が3月29日に公開となり、その記念として30日はイオンシネマ板橋、31日はイオンシネマ海老名にて舞台挨拶させてもらいました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

普段、舞台を中心にやっているとなかなかできないこういう体験。
実に面白いですね。
お客さんの雰囲気もそれぞれで全然違って…
いやー勉強になると言うか、とにかく両方ともに最高に楽しかったです。
こちらもご来場頂いたお客様、本当にありがとうございました。

はい。そんな一ヶ月。

 

いろいろな仕込みができてなかったら…
挫折と復活がなかったら…
苦労と想像がなかったら…
応援してくれる皆さんがいなかったら…

 

こんな素敵なゴツプロ!月間はなかったかも知れない?!

 

必死こいて作ったものも、数日間ですべては無にかえる。
なにもなかったかのように…
だからこそ、創作は儚いもの。
でも、それは決して『無』ではなく、みんなの心に、やった人間の心に残り続ける。

夢のあとの儚さ。
だからまた次に進める!

 

間もなくゴツプロ!本公演の稽古もはじまる。
皆様、ご期待ください。

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。