4月号 『さあ、いよいよ九回公演に向けて…』

【さあ、いよいよ九回公演に向けて…】

 

みなさんこんにちは。
早いものでもう月末(笑)
あっと言う間です(汗)
一瞬の春が過ぎ、最近ではすっかり汗ばむ陽気、みなさんお元気にお過ごしですか?
先週は北海道に行っていたのですが、東京出発の日、東京の気温は26℃。
半袖でも暑いくらいだったのですが、着いた北海道の気温はまさかの5℃でした(笑)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

真冬にかえったみたいです。
下にインナーダウンを着ても寒い。
こんなに小さな島国ですが、本当に縦長。改めて面白い国だなと思いました。

そんな北海道はこの時期、桜が綺麗。
場所を移動することで、桜や紅葉などもその時期ごとに楽しめるのも日本の良さですね。

 

さてさて、4月を振り返ります。
まずは、メンバーの浜谷康幸出演。
【まるは食堂2024】

ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。
東京から、愛知県は半田と名古屋での公演。
たくさんのご来場に感謝致します。(by浜谷)

こちらの作品は再演だったのですが、かなりブラッシュアップされて、みやすい作品になっていました。
愛知県で有名な『まるは食堂』を作った、相川うめさんの自伝を元に描かれているこの作品。
一代で『まるは食堂』を作ったうめさん。
たくさんの苦労と、悲しい別れ、そんな中でも真っ直ぐに「人に喜んでもらいたい」一心で築いた自分の城。
いつの時代も変わらず、まっすぐな人の生き様は自分の人生にも大きな影響を与えます。
そして、うめさんを演じる竹下景子さんがパワフルなこと。
若い世代の設定役から、自分の母親役まで幅広く演じる竹下さん、舞台せましと暴れられていました。
そして、ゴツプロ!の常連でもある竹下さんの息子、関口アナンくん!
この親子共演もまた見もの。
舞台上で二人が交わす言葉のひとつひとつ、そして二人の気持ちの交錯がまたぐっときました。
そして、うめさんを心から愛し、死んでなお見守る浜谷さん演じた旦那さん。
戦死した後、軍服のまま舞台上で見守る浜谷さん。
まあ、軍服がよく似合う。
こういう役の浜谷さん、個人的に大好きです。

 

本当に長丁場、お疲れ様でした!

そして、今月はTikTokの新シリーズの撮影をしました。
お待たせしてしまいすいません。

 

このTikTokですが、当初はいろんなできることに挑戦して、少しでもゴツプロ!の認知度が上がり、舞台に一人でも多くの方が見に来てくれたらいいな!という思いでチャレンジがはじまりました。
最初は短いスパンで定期的に簡単なものをあげていこうって感じだったのですが、やり始めるとやっぱりそんな簡単なものではなく。
ゴツプロ!がドラマを制作するのであれば、やっぱり中途半端なものは見せたくない。
そんな想いが強くなり。
そこから縦型動画、今流行っている作品のリサーチから考察、勉強と…まあ、なんにも知らないところからはじめたのです。
一発目のシリーズ『叱り屋』での経験も踏まえ、まずシナリオ作りからスタートしました。
とにかく、最初の数秒で興味を持ってもらう。そして、ストーリー展開を早く。
さらにはきっちり終わるというよりは余韻を残す終わり方、などなど…
今回はそこに、ヒューマン要素(感動)も取り入れ、ポップかつ、見ごたえある作品になったと思っています。
今回も撮影監督には映画監督としても活躍し、ゴツプロ!の宣伝動画でもお世話になっている片山享氏にお願いしました。
自分(泉知束)が脚本、監督をやらせてもらっているのですが、映像では知らないことがいっぱいです。
そこを片山監督がフォローしてくれ、自分のこだわりポイントと片山監督のこだわりポイントの良き融合ができたのではないかと思っています。
お互い感性も好きなテイストも違うところがまたプラスに働いた気がします。

 

いやはや、映像もやっぱり奥が深い。
そして、拘ればどこまでも拘れる=時間がかかる。
でも費やした時間が=良き画に表れる。
だからこそ面白いし、どこまで拘りきれるか?!予算と時間も考えながら。

 

そして我がゴツプロ!メンバー!
できるのは芝居だけではありません(笑)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

出役じゃないときは裏方に専念。
みんなよく動く。
そして、楽しそう!!
なにかをやろうとするときのゴツプロ!団結力はさすがだと、手前味噌ながら毎度思います。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

そして、やっぱりモノづくりしているときが一番楽しい。
ああでもない、こうでもない、ああしよう、こうしよう!
それぞれが個人の矜持を持って、現場に臨む!
素敵な時間です。
今回も自信ありの作品が出来上がりました。
来月いよいよアップ開始なので、みなさまご期待ください。
この機会にTikTokのアカウントを作って頂き、いいね!フォローも頂けますとメンバー一同、めっちゃ喜びます。

 

そして、そして、そんなモノづくり!
いよいよ、ゴツプロ!第九回公演『無頼の女房』の稽古がスタートします。

遂に!!
今回の作品、道学先生の座付き作家であった中島淳彦さんの代表作。
我々ゴツプロ!メンバーはこの中島さん作品で出会ったメンバーが多く、いつか中島さん作品をゴツプロ!でやってみたいという話を以前からしていました。
中島さんの書く世界観は昭和の匂いがして、駄目なおとながたくさん登場するけど、どこか憎めない。そして、そんな駄目なひとたちがときに笑いあい、助け合い、日常のなんでもない瞬間を一生懸命に生きている。

 

どの作品も温かみがあって、人を見捨ててなくて…
今回の『無頼の女房』もまさに中島作品の真骨頂。
この現代だからこそ見てほしい、令和も平成も昭和も関係なく、人の可愛らしさが存分に描かれている作品です。
こちら、ぜひ楽しみにしていてください。

 

そしてゴツプロ!初の九州にもお邪魔します。
福岡は大牟田と大分(貸し切り公演)でやらせてもらいます。
大牟田といえばメンバーの佐藤正和の出身地。
『父と暮せば』で初の凱旋公演。
そして、今回ついにゴツプロ!本公演としてやらせて頂きます。
大牟田での宣伝にもぬかりない佐藤氏。
今月は宣伝ツアーに出かけておりました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

少なくても上の店舗ではポスターないしチラシを見れると思いますので、お近くにお住まいの方は探してみてください。
それにしても佐藤氏の大牟田での活動を見ていると、みなさんに愛されているのがわかります。
そして舞台公演を楽しみにしてくださっている街の雰囲気もひしひしと伝わってきます。
今回は主宰の塚原大助も大牟田に飛び、二人で大牟田市長に表敬訪問させてもらいました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

(衣裳協力 Y-3)
いやーありがたいことです。
ひとつひとつが積み重なり、どんどんと広がっていく。
この先になにが待っているのか?
これからもどんどんと積んでいかないと。

 

とにかく今回の第九回目公演も我々にとっては大事な公演ですし、また新たな挑戦です。
どうかみなさま変わらず応援のほどよろしくお願い致します。

【さあ、いよいよ九回公演に向けて…】

 

みなさんこんにちは。
早いものでもう月末(笑)
あっと言う間です(汗)
一瞬の春が過ぎ、最近ではすっかり汗ばむ陽気、みなさんお元気にお過ごしですか?
先週は北海道に行っていたのですが、東京出発の日、東京の気温は26℃。
半袖でも暑いくらいだったのですが、着いた北海道の気温はまさかの5℃でした(笑)

真冬にかえったみたいです。
下にインナーダウンを着ても寒い。
こんなに小さな島国ですが、本当に縦長。改めて面白い国だなと思いました。

そんな北海道はこの時期、桜が綺麗。
場所を移動することで、桜や紅葉などもその時期ごとに楽しめるのも日本の良さですね。

 

さてさて、4月を振り返ります。
まずは、メンバーの浜谷康幸出演。
【まるは食堂2024】

ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。
東京から、愛知県は半田と名古屋での公演。
たくさんのご来場に感謝致します。(by浜谷)

こちらの作品は再演だったのですが、かなりブラッシュアップされて、みやすい作品になっていました。
愛知県で有名な『まるは食堂』を作った、相川うめさんの自伝を元に描かれているこの作品。
一代で『まるは食堂』を作ったうめさん。
たくさんの苦労と、悲しい別れ、そんな中でも真っ直ぐに「人に喜んでもらいたい」一心で築いた自分の城。
いつの時代も変わらず、まっすぐな人の生き様は自分の人生にも大きな影響を与えます。
そして、うめさんを演じる竹下景子さんがパワフルなこと。
若い世代の設定役から、自分の母親役まで幅広く演じる竹下さん、舞台せましと暴れられていました。
そして、ゴツプロ!の常連でもある竹下さんの息子、関口アナンくん!
この親子共演もまた見もの。
舞台上で二人が交わす言葉のひとつひとつ、そして二人の気持ちの交錯がまたぐっときました。
そして、うめさんを心から愛し、死んでなお見守る浜谷さん演じた旦那さん。
戦死した後、軍服のまま舞台上で見守る浜谷さん。
まあ、軍服がよく似合う。
こういう役の浜谷さん、個人的に大好きです。

 

本当に長丁場、お疲れ様でした!

そして、今月はTikTokの新シリーズの撮影をしました。
お待たせしてしまいすいません。

 

このTikTokですが、当初はいろんなできることに挑戦して、少しでもゴツプロ!の認知度が上がり、舞台に一人でも多くの方が見に来てくれたらいいな!という思いでチャレンジがはじまりました。
最初は短いスパンで定期的に簡単なものをあげていこうって感じだったのですが、やり始めるとやっぱりそんな簡単なものではなく。
ゴツプロ!がドラマを制作するのであれば、やっぱり中途半端なものは見せたくない。
そんな想いが強くなり。
そこから縦型動画、今流行っている作品のリサーチから考察、勉強と…まあ、なんにも知らないところからはじめたのです。
一発目のシリーズ『叱り屋』での経験も踏まえ、まずシナリオ作りからスタートしました。
とにかく、最初の数秒で興味を持ってもらう。そして、ストーリー展開を早く。
さらにはきっちり終わるというよりは余韻を残す終わり方、などなど…
今回はそこに、ヒューマン要素(感動)も取り入れ、ポップかつ、見ごたえある作品になったと思っています。
今回も撮影監督には映画監督としても活躍し、ゴツプロ!の宣伝動画でもお世話になっている片山享氏にお願いしました。
自分(泉知束)が脚本、監督をやらせてもらっているのですが、映像では知らないことがいっぱいです。
そこを片山監督がフォローしてくれ、自分のこだわりポイントと片山監督のこだわりポイントの良き融合ができたのではないかと思っています。
お互い感性も好きなテイストも違うところがまたプラスに働いた気がします。

 

いやはや、映像もやっぱり奥が深い。
そして、拘ればどこまでも拘れる=時間がかかる。
でも費やした時間が=良き画に表れる。
だからこそ面白いし、どこまで拘りきれるか?!予算と時間も考えながら。

 

そして我がゴツプロ!メンバー!
できるのは芝居だけではありません(笑)

出役じゃないときは裏方に専念。
みんなよく動く。
そして、楽しそう!!
なにかをやろうとするときのゴツプロ!団結力はさすがだと、手前味噌ながら毎度思います。

そして、やっぱりモノづくりしているときが一番楽しい。
ああでもない、こうでもない、ああしよう、こうしよう!
それぞれが個人の矜持を持って、現場に臨む!
素敵な時間です。
今回も自信ありの作品が出来上がりました。
来月いよいよアップ開始なので、みなさまご期待ください。
この機会にTikTokのアカウントを作って頂き、いいね!フォローも頂けますとメンバー一同、めっちゃ喜びます。

 

そして、そして、そんなモノづくり!
いよいよ、ゴツプロ!第九回公演『無頼の女房』の稽古がスタートします。

遂に!!
今回の作品、道学先生の座付き作家であった中島淳彦さんの代表作。
我々ゴツプロ!メンバーはこの中島さん作品で出会ったメンバーが多く、いつか中島さん作品をゴツプロ!でやってみたいという話を以前からしていました。
中島さんの書く世界観は昭和の匂いがして、駄目なおとながたくさん登場するけど、どこか憎めない。そして、そんな駄目なひとたちがときに笑いあい、助け合い、日常のなんでもない瞬間を一生懸命に生きている。

 

どの作品も温かみがあって、人を見捨ててなくて…
今回の『無頼の女房』もまさに中島作品の真骨頂。
この現代だからこそ見てほしい、令和も平成も昭和も関係なく、人の可愛らしさが存分に描かれている作品です。
こちら、ぜひ楽しみにしていてください。

 

そしてゴツプロ!初の九州にもお邪魔します。
福岡は大牟田と大分(貸し切り公演)でやらせてもらいます。
大牟田といえばメンバーの佐藤正和の出身地。
『父と暮せば』で初の凱旋公演。
そして、今回ついにゴツプロ!本公演としてやらせて頂きます。
大牟田での宣伝にもぬかりない佐藤氏。
今月は宣伝ツアーに出かけておりました。

少なくても上の店舗ではポスターないしチラシを見れると思いますので、お近くにお住まいの方は探してみてください。
それにしても佐藤氏の大牟田での活動を見ていると、みなさんに愛されているのがわかります。
そして舞台公演を楽しみにしてくださっている街の雰囲気もひしひしと伝わってきます。
今回は主宰の塚原大助も大牟田に飛び、二人で大牟田市長に表敬訪問させてもらいました。

(衣裳協力 Y-3)
いやーありがたいことです。
ひとつひとつが積み重なり、どんどんと広がっていく。
この先になにが待っているのか?
これからもどんどんと積んでいかないと。

 

とにかく今回の第九回目公演も我々にとっては大事な公演ですし、また新たな挑戦です。
どうかみなさま変わらず応援のほどよろしくお願い致します。

ここまで信じて歩んでなかったら…
自分たちを信じてなかったら…
ご縁を大事にしてなかったら…
それぞれがそれぞれに精進していなかったら…

 

9年間ずっと挑戦を続けてこれなかったかも知れない?!

 

さらに今月末は主宰 塚原大助が台湾に渡りました。
台湾の仲間たちとは、コロナ禍でお互い行き来できなかったときも常に互いを気遣い、思いを馳せて、情報交換を続けてきました。
またいつか台湾公演を!
そして、台湾の演劇を日本に!
こちらもまだまだ夢の途中。
2020年を最後に途切れてしまった台湾公演。
また必ず!!

愛すべき台湾の仲間たちとともに…
今後の動きにご注目ください!

 

さぁ、これからはじまる稽古に胸踊らせて、充実の1ヶ月間を過ごしたいと思います。
やるぞー!!

 

 

 

つづく…

ここまで信じて歩んでなかったら…
自分たちを信じてなかったら…
ご縁を大事にしてなかったら…
それぞれがそれぞれに精進していなかったら…

 

9年間ずっと挑戦を続けてこれなかったかも知れない?!

 

さらに今月末は主宰 塚原大助が台湾に渡りました。
台湾の仲間たちとは、コロナ禍でお互い行き来できなかったときも常に互いを気遣い、思いを馳せて、情報交換を続けてきました。
またいつか台湾公演を!
そして、台湾の演劇を日本に!
こちらもまだまだ夢の途中。
2020年を最後に途切れてしまった台湾公演。
また必ず!!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

愛すべき台湾の仲間たちとともに…
今後の動きにご注目ください!

 

さぁ、これからはじまる稽古に胸踊らせて、充実の1ヶ月間を過ごしたいと思います。
やるぞー!!

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。