8月号 『それぞれに迎える秋!2025』

【それぞれに迎える秋!2025】

 

みなさんこんにちは。
残暑お見舞申し上げます。
残暑とは言えないほどの暑さですが、お元気にお過ごしですか?
いやー、一ヶ月はあっという間ですね。
早すぎて目が回りそうです(笑)
今年もすでに三分の二が終わったんですね。
残り三分の一。頑張ってまいりましょう!!

 

さて、ワタクシ、こちらの【月刊ゴツプロ!】を書きはじめまして、ある時から100回記念を意識するようになっておりました。
メンバーにも「100回記念はお祝いしてね!」なんて言っておったのですが…
な、なんと…今年の6月号が100回記念でした(笑)
あれ?そろそろかな?と先日数えてみたら、すでに終わっていたというオチ。
なんじゃそりゃ!って感じですが、とにかく100回、超えてました!!!
思い返せば、創刊号は2017年3月でした。
その頃からずっと読んでくださっている方いるかな?
いてくれたら嬉しいな。
そして、途中からでも読んでくださっている方、本当にありがとうございます。
読んでくださる方がいるからこそ、こうして続けて書かせてもらっています。
本当にありがとうございます。

 

そんなこんなで今回は102回目の『月刊ゴツプロ!』でございます。
今後ともご贔屓にお願い致します。

 

さて、そんな今月は…
自分的には子どもの夏休みもあり、余計に色々と忙しく(笑)
そんな中、来月本番の舞踊の稽古に励む毎日です。

いよいよ来月本番となりました。

二度とないかも知れない舞踊の舞台。
お近くの方、そうでなくてもご興味ある方は是非お越しください。
バレエと和の舞踊、生演奏にプロジェクションマッピングの融合。
まあ、なかなか壮大な舞台でして、当然リハーサルも大変(汗)
毎週末、現地に行ってリハとゲネプロ。
しかしながら、色々と新鮮で、とっても楽しい。
勝手もわからないから、緊張も当然ありますが、知らないからこそ面白いことも多々あります。
そもそも今回のご縁は、遡ること2021年、舞台『向こうの果て』、こちらのメディアミックスとして製作されたWOWOWでの連続ドラマ。

こちらに出演させてもらった際、自分は津軽の手踊りという伝統芸能をやっている役でした。

塚原大助(民謡歌手)浜谷康幸(津軽三味線演奏者)泉知束(手踊り)
この三人でユニットを組んで活動している役どころ。
その時、自分に手踊りの指導をしてくださったのが、小林奏貴さん。

かなり大変な踊りを、一から丁寧にご指導くださり。
本番に挑みました。

そこからのご縁で、撮影あとすぐにNHKの『民謡魂』という番組にも出演させてもらった経緯があります。

その踊りの師匠 小林奏貴さんに今回もお話を頂き出演させていただくことになりました。
芝居とはまた全然違うけど、どこか共通している部分も多く、日々勉強しています。
余計なことを考えず、踊りに集中して汗をかき、何度も何度も繰り返す。
身体は悲鳴をあげますが、一つずつ身体に覚えさせていくお稽古。
そして、稽古終わりに師匠と芸についていろいろと語りながら飲むお酒は最高です。
この経験は必ず芝居にも役に立つと思います。
そんなステージはまもなく開幕。
お時間ございましたら、ぜひ!!

 

そして、来月といえば…
メンバーの佐藤正和による一人芝居です。

ただいま絶賛稽古中。

舞台監督にはメンバーの浜谷氏も付いております。

こちらの公演は9月に東京、そして10月には台湾で上演します。
なんといっても【ひとり】です。
板の上にひとり。助けてくれる人はいません。
恐ろしい(汗)
この佐藤氏の挑戦。そして冒険。これは本当にすごい。尊敬です。
大変なことに挑んでいます。
そして、そして…もちろん集客も大変です(汗)
みなさま、是非、お誘い合わせのうえ、劇場に応援に来てください。
一人の男の、一人の役者の覚悟が見られると思います。
こちらもなかなかない演劇体験になるかと…
劇場でお待ちしております。

 

そして挑戦といえば…
塚原大助も新たな戦いのため、海を渡り現在台湾です。
台湾で映画の撮影。
ドラマに続き、映画出演が決まりました。
長い時間をかけてリハーサルを行い撮影するということで、本人もかなり気合がはいっております。
日々、戦っている様子がSNSサイトでも上がっておりますので、チェックしてもらえたら嬉しいです。
こちらの続報はまた分かり次第、情報をあげていけたらと思います。
そして、その前に…
大助が出演したショートムービー『約束した日』

こちらは現在YouTubeでご覧いただけます。
男女二人のヒューマンドラマ。
音楽も素敵だし、かなりクオリティ高い作品になっております。
ショート作品なので、あっという間に見れます。
是非御覧ください。
ちなみにこの相手役の広澤そうさん、彼女もまたドラマ『向こうの果て』で、大助の奥様役をやられた方です。
こうして、一度のご縁がいろんなカタチで広がってゆくのは本当に嬉しいことです。

 

これからもご縁を大切に歩んでいきたいと思います。
そして、ご縁といえば…
今月は台湾から下北沢に素敵な演劇がやってきました。

台湾オリジナルミュージカル『えがお、かして』
微力ながらゴツプロ!もお手伝いさせて頂きました。

いやー、こちらの作品がとっても素敵でした。
普遍的なことをしっかりと捉え、表現し、歌に乗せ、言葉に乗せ、体感し、ビンビンとこちら側に訴えてくる。その圧倒的エネルギー!!
見ることができて良かった。

僕らが台湾公演で味わうような感動があったかどうかはわかりませんが、少しでも日本で公演できて良かったと思ってもらえていたら嬉しいな。

 

字幕で演劇を見るってこと。
いつも僕らがやっていることを、いちお客として体感しました。
もちろん、最初は演技より字幕を追ってしまうのだけど、のめり込んでいくと不思議とすっと言葉と演技が入ってくるから不思議。
台湾でもこういう感じなのかなと思って観劇しておりました。
終演後は本多劇場支配人の本多愼一郎さんと大助がゲストとして登壇しアフタートークも行われました。

さらにその後は僕らも参加してのインタビュー撮影。

こうしてまた新たな交流が持てることは本当に嬉しいことです。
演劇を通しての文化交流。
たくさんの日本人が台湾で公演できて、逆に台湾の人が簡単に日本でも公演できるようになったらもっと演劇文化は色づくはずです。
未来はどんどん変わってゆく。
そんな一歩が、日々刻まれています。

 

その一歩一歩を積み重ねてこなかったら…
ご縁を大切にしてこなかったら…
じぶんを甘やかしてしまったら…
日々の気付きが少しでも薄れていたら…

 

月刊ゴツプロ!は100回も続いてなかったかも知れない?!(笑)

そしてこうして…いろいろなつながりで新たな挑戦をすることなんてなかったかも知れない。
なにが起こるかわからない。
だから今を大切に、そこにいる人を大切に、感謝して、進むのみ!!

 

創刊号を読んだら、ゆる〜くやります。不定期です。いつ終わるかわかりません。
そんなことを書いていました。が…ここまで続けられました。

 

みなさまに感謝です。
これからもゴツプロ!並びに月刊ゴツプロ!を何卒よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。