11月号 『食欲の台湾!』

【食欲の台湾!】

 

みなさんこんにちは。
すっかり冬ですね。
インフルエンザが猛威を振るっておりますが、お元気にお過ごしですか?
いやー、毎回言ってますが、月日が経つのが早い。早すぎる(汗)
だって、今年もあと一ヶ月ですよ。
嘘みたい。
皆様、師走はなにかとお忙しいと思いますが、身体だけは大事に2025年も元気に締めくくりましょうね!

 

さて、そんな今月…
まずは、来月本番を迎えるこの2作品。
主宰 塚原大助プロデュースユニット。
ブロッケンver.3【さよなら挽歌】
ただいま絶賛稽古中です。

2023年に立ち上がったこちらの企画も今回で三回目。
毎回、面白いメンバーとワクワクするような芝居を打つこの企画。
旗揚げでは自分も参加させてもらったので、なんとも思い出深い。
そして、今作の脚本・演出は今、飛ぶ鳥を落とす勢いの深井邦彦氏。
ブロッケンver.1でも脚本だけを担当してくれた深井氏が満を持しての脚本・演出を担当。

先日、深井氏は「若手演出家コンクール2025」にて、優秀賞を受賞。
素晴らしい。そして、おめでとうございます。
そんな深井氏の受賞後初の作品になりますので、みなさま要チェックです。
大助のSNSでも、稽古序盤からかなりの手応えを感じ入る様子。楽しみ。

またメンバーが面白い。
深井氏は佐藤正和ひとり芝居でもお世話になり、ゴツプロ!としても、本当に大切な恩人です。
彼が紡ぐ世界は、現代社会の闇を風刺しながらも、滑稽で優しく、あたたかい目線で描く。
そこにはユーモアがあり、社会の現実もしっかりと描かれている。
そんな深井作品をこのメンバーで見られるのは本当に楽しみでしかない。
12月12日(金)〜21日(日)まで、新宿はシアタートップスにて上演致しますので、みなさまぜひ劇場にお越しください。

 

そして、もう一本はワタクシ泉知束出演作品です。
東京マハロリバイバル公演 byテッコウショ
【あるいは眞ん中に座るのが俺 2025】

こちらに出演させて頂きます。
こちら、再演なのですが、初演は2017年!
ゴツプロ!メンバーから自分と渡邊聡の二人が参加させて頂きました。

懐かしい(笑)
時を経てまたこちらをやらせてもらえるとは。
イエス・キリストと12使徒の最後の晩餐で起こったであろう出来事を描くワンシチュエーションコメディ。
そのコメディの中にも現代に通じる、裏切りや野望、妬み、羨望…などなど、人間の欲が渦巻く世界を滑稽に描いた作品。
こちら、なんと千穐楽はクリスマス!これまた粋な計らい。

こちらもまぁ、芸達者で個性豊かなメンバーが勢揃い。
初演もそうでしたが、わちゃわちゃとうるさい稽古場です(笑)←いい意味。
このメンバーでどんな最後の晩餐を過ごすのか?!ご期待ください。

 

今年の観劇納めは、ブロッケンからの最後の晩餐でひとつよろしくお願い致します。

 

あと、こちらも宣伝ですいません。
来年2月も自分舞台が決まっておりまして…

ゴツプロ!【流浪樹〜The Wanderer Tree〜】にもご出演頂いた奥津裕也氏主宰劇団『狼少年』初の本多劇場進出舞台【晩カラ学校】
こちらも既にチケット販売開始しております。
久しぶりに2作品のチラシを持ち歩いている日々でして、自分としてはもちろん両作品ご覧頂きたく、皆様のご予定の一端に加えて頂けましたら幸いです。

はい。ということで宣伝が長くなりすいません。
お待たせしました。先月も書いておりました。みなさんの大好きな台湾グルメのお時間です(笑)
すいません、間違えました。自分が大好きな台湾グルメの時間です!!
今回は先月の旅で頂いたグルメを紹介していきたいと思います。
今回の旅では字幕出しのスタッフとしてお手伝い頂いた中薗菜々子とふたりで「グルメ部」を勝手に作りまして、時間があれば美味しいものを探しておりました。
決して遊びに行っているわけではありません。
あくまで、仕事の合間です。あしからず…
どうせ食すその一食!せっかくならうまいに越したことはない。
そんなコンセプトの元、寝る間を少しだけ惜しんでサークル活動して参りました。
ただ、今回は前にも書きましたが、宿も劇場も温泉街の北投ですので、その付近がメインになります。
本当にグルメも最高ですし、日帰り温泉や自然もたくさんある場所なので、台北に旅行予定の方は本気でおすすめします。
観光雑誌などでも書いてありますが、実はこの北投地区はグルメの宝庫なのです。
そんなことを踏まえながら。
まずは、今回のお弁当の数々から…当然、お弁当も近くで買ったり、近くからバイクで運んでくれたりなので、ローカルのものばかり。

こちらは一食目に頂いた、汁無し坦々麺と魚のすり身スープ。手前のものは、少しだけもらった魯肉飯。映えなくてすいません(汗)
この坦々麺、はじめての味でした。
ちなみに、台湾は水道水を飲めません。
なので、ご飯を外に食べに行くときもお店で水がでることはほとんどないのです。
だからペットボトルを持ち歩くのが当たり前。
それもあってか、ほとんどスープがお供に付いてきます。

こちらは定番のチキン弁当。
こちらでも何度も掲載していますが、チキンの味やその他の惣菜の味はそれぞれ違って面白い。

こちらは牡蠣入の魯肉飯と薬膳のスープ。
これは両方うまかったな。

これね、マジではじめて食べました。はじめての食感と味。
おそらく中はもち米。この辺りではよく食べる料理みたい。
そして、またスープ(笑)
自分的には微妙なお味でした(汗)

こちらは台湾料理の定番「麺線」鰹出汁で、もつや牡蠣を一緒に煮込んだものに、細い麺が入ったものです。
こちらのお味、日本人は好きだと思うけど、店によってかなり味が違います。
もつの下処理などで苦手な人がいるかも。
こちらの麺線はかなり美味かった。

そして、餃子とスーラースープ。
台湾では餃子とライスの文化はありません。
なので、餃子のみ!日本人はみんなコメを欲しがります(笑)
でも、味は抜群。

バラシで頂いた小籠包と焼売。
マジで美味かった。疲れた身体に染みました。
右端にお茶が写っていますが、北投はお茶も有名。
タピオカ屋さんとかでもお茶を注文してみてください。おすすめです!

 

弁当だけでも三者三様でございます。
次は外食をザザッと。

 

まずは前回からはまっている、宿(新北投駅)のすぐ近くにある、ミシュランビブグルマンに何年も連続で掲載されている「雙月」。

鶏の出汁で炊いたご飯と鶏肉とあさりのスープ。絶品。

そしてこちらが名物の「汁無し坦々麺」。
毎日通いたい!!
そして、このお店はホントにリーズナブル。コスパがいい。こちら、新北投に寄った際はぜひ!

そして中日、唯一街なかまで移動して食べた「無老鍋」。
これはこちらでも何度も語っていますね。
台北行ったらぜひ。騙されたと思って行ってみてください。
火鍋の概念が変わります。

 

それから、面白かったのが「北投市場」。

その中にあるグルメ街。
ここはまさにグルメの宝庫。
まずは…

台北で一番並ぶと言われる魯肉飯屋さん。

いつから煮込んでるの?ってほど、煮込んだ魯肉飯です。

ここはマジでうまいけど、めっちゃ並ぶ。
そして、早い時間に終わります(;_;)午前中勝負です。

 

その裏側のお店も美味しかった。

基本麺のお店です。

 

あと、台湾のスタッフに教えてもらった超ローカル店。

注文がローカル過ぎてなかなか大変だけど、うまい。

あとは…

こちらの鶏定食も抜群でした。
このご飯最高。

 

さらに…

こちらは有名な牛肉麺屋さん。

言うことありません。
最高で最好で最幸です!!!

 

そして最後に…

こちらの…

日本ではあまり食べることのないダチョウ。
これはマジでうまい。
すっかり虜。

ダチョウ以外のサイドメニューも美味い。
こちらも超おすすめ。
こちらは北投ではなく、街なかエリアにありますので旅のお供にぜひ。

【食欲の台湾!】

 

みなさんこんにちは。
すっかり冬ですね。
インフルエンザが猛威を振るっておりますが、お元気にお過ごしですか?
いやー、毎回言ってますが、月日が経つのが早い。早すぎる(汗)
だって、今年もあと一ヶ月ですよ。
嘘みたい。
皆様、師走はなにかとお忙しいと思いますが、身体だけは大事に2025年も元気に締めくくりましょうね!

 

さて、そんな今月…
まずは、来月本番を迎えるこの2作品。
主宰 塚原大助プロデュースユニット。
ブロッケンver.3【さよなら挽歌】
ただいま絶賛稽古中です。

2023年に立ち上がったこちらの企画も今回で三回目。
毎回、面白いメンバーとワクワクするような芝居を打つこの企画。
旗揚げでは自分も参加させてもらったので、なんとも思い出深い。
そして、今作の脚本・演出は今、飛ぶ鳥を落とす勢いの深井邦彦氏。
ブロッケンver.1でも脚本だけを担当してくれた深井氏が満を持しての脚本・演出を担当。

先日、深井氏は「若手演出家コンクール2025」にて、優秀賞を受賞。
素晴らしい。そして、おめでとうございます。
そんな深井氏の受賞後初の作品になりますので、みなさま要チェックです。
大助のSNSでも、稽古序盤からかなりの手応えを感じ入る様子。楽しみ。

またメンバーが面白い。
深井氏は佐藤正和ひとり芝居でもお世話になり、ゴツプロ!としても、本当に大切な恩人です。
彼が紡ぐ世界は、現代社会の闇を風刺しながらも、滑稽で優しく、あたたかい目線で描く。
そこにはユーモアがあり、社会の現実もしっかりと描かれている。
そんな深井作品をこのメンバーで見られるのは本当に楽しみでしかない。
12月12日(金)〜21日(日)まで、新宿はシアタートップスにて上演致しますので、みなさまぜひ劇場にお越しください。

 

そして、もう一本はワタクシ泉知束出演作品です。
東京マハロリバイバル公演 byテッコウショ
【あるいは眞ん中に座るのが俺 2025】

こちらに出演させて頂きます。
こちら、再演なのですが、初演は2017年!
ゴツプロ!メンバーから自分と渡邊聡の二人が参加させて頂きました。

懐かしい(笑)
時を経てまたこちらをやらせてもらえるとは。
イエス・キリストと12使徒の最後の晩餐で起こったであろう出来事を描くワンシチュエーションコメディ。
そのコメディの中にも現代に通じる、裏切りや野望、妬み、羨望…などなど、人間の欲が渦巻く世界を滑稽に描いた作品。
こちら、なんと千穐楽はクリスマス!これまた粋な計らい。

こちらもまぁ、芸達者で個性豊かなメンバーが勢揃い。
初演もそうでしたが、わちゃわちゃとうるさい稽古場です(笑)←いい意味。
このメンバーでどんな最後の晩餐を過ごすのか?!ご期待ください。

 

今年の観劇納めは、ブロッケンからの最後の晩餐でひとつよろしくお願い致します。

 

あと、こちらも宣伝ですいません。
来年2月も自分舞台が決まっておりまして…

ゴツプロ!【流浪樹〜The Wanderer Tree〜】にもご出演頂いた奥津裕也氏主宰劇団『狼少年』初の本多劇場進出舞台【晩カラ学校】
こちらも既にチケット販売開始しております。
久しぶりに2作品のチラシを持ち歩いている日々でして、自分としてはもちろん両作品ご覧頂きたく、皆様のご予定の一端に加えて頂けましたら幸いです。

はい。ということで宣伝が長くなりすいません。
お待たせしました。先月も書いておりました。みなさんの大好きな台湾グルメのお時間です(笑)
すいません、間違えました。自分が大好きな台湾グルメの時間です!!
今回は先月の旅で頂いたグルメを紹介していきたいと思います。
今回の旅では字幕出しのスタッフとしてお手伝い頂いた中薗菜々子とふたりで「グルメ部」を勝手に作りまして、時間があれば美味しいものを探しておりました。
決して遊びに行っているわけではありません。
あくまで、仕事の合間です。あしからず…
どうせ食すその一食!せっかくならうまいに越したことはない。
そんなコンセプトの元、寝る間を少しだけ惜しんでサークル活動して参りました。
ただ、今回は前にも書きましたが、宿も劇場も温泉街の北投ですので、その付近がメインになります。
本当にグルメも最高ですし、日帰り温泉や自然もたくさんある場所なので、台北に旅行予定の方は本気でおすすめします。
観光雑誌などでも書いてありますが、実はこの北投地区はグルメの宝庫なのです。
そんなことを踏まえながら。
まずは、今回のお弁当の数々から…当然、お弁当も近くで買ったり、近くからバイクで運んでくれたりなので、ローカルのものばかり。

こちらは一食目に頂いた、汁無し坦々麺と魚のすり身スープ。手前のものは、少しだけもらった魯肉飯。映えなくてすいません(汗)
この坦々麺、はじめての味でした。
ちなみに、台湾は水道水を飲めません。
なので、ご飯を外に食べに行くときもお店で水がでることはほとんどないのです。
だからペットボトルを持ち歩くのが当たり前。
それもあってか、ほとんどスープがお供に付いてきます。

こちらは定番のチキン弁当。
こちらでも何度も掲載していますが、チキンの味やその他の惣菜の味はそれぞれ違って面白い。

こちらは牡蠣入の魯肉飯と薬膳のスープ。
これは両方うまかったな。

これね、マジではじめて食べました。はじめての食感と味。
おそらく中はもち米。この辺りではよく食べる料理みたい。
そして、またスープ(笑)
自分的には微妙なお味でした(汗)

こちらは台湾料理の定番「麺線」鰹出汁で、もつや牡蠣を一緒に煮込んだものに、細い麺が入ったものです。
こちらのお味、日本人は好きだと思うけど、店によってかなり味が違います。
もつの下処理などで苦手な人がいるかも。
こちらの麺線はかなり美味かった。

そして、餃子とスーラースープ。
台湾では餃子とライスの文化はありません。
なので、餃子のみ!日本人はみんなコメを欲しがります(笑)
でも、味は抜群。

バラシで頂いた小籠包と焼売。
マジで美味かった。疲れた身体に染みました。
右端にお茶が写っていますが、北投はお茶も有名。
タピオカ屋さんとかでもお茶を注文してみてください。おすすめです!

 

弁当だけでも三者三様でございます。
次は外食をザザッと。

 

まずは前回からはまっている、宿(新北投駅)のすぐ近くにある、ミシュランビブグルマンに何年も連続で掲載されている「雙月」。

鶏の出汁で炊いたご飯と鶏肉とあさりのスープ。絶品。

そしてこちらが名物の「汁無し坦々麺」。
毎日通いたい!!
そして、このお店はホントにリーズナブル。コスパがいい。こちら、新北投に寄った際はぜひ!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

そして中日、唯一街なかまで移動して食べた「無老鍋」。
これはこちらでも何度も語っていますね。
台北行ったらぜひ。騙されたと思って行ってみてください。
火鍋の概念が変わります。

 

それから、面白かったのが「北投市場」。

その中にあるグルメ街。
ここはまさにグルメの宝庫。
まずは…

台北で一番並ぶと言われる魯肉飯屋さん。

いつから煮込んでるの?ってほど、煮込んだ魯肉飯です。

ここはマジでうまいけど、めっちゃ並ぶ。
そして、早い時間に終わります(;_;)午前中勝負です。

 

その裏側のお店も美味しかった。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

基本麺のお店です。

 

あと、台湾のスタッフに教えてもらった超ローカル店。

注文がローカル過ぎてなかなか大変だけど、うまい。

あとは…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

こちらの鶏定食も抜群でした。
このご飯最高。

 

さらに…

こちらは有名な牛肉麺屋さん。

言うことありません。
最高で最好で最幸です!!!

 

そして最後に…

こちらの…

日本ではあまり食べることのないダチョウ。
これはマジでうまい。
すっかり虜。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

ダチョウ以外のサイドメニューも美味い。
こちらも超おすすめ。
こちらは北投ではなく、街なかエリアにありますので旅のお供にぜひ。

あー、書いていたら腹が減ってきた。
すぐ行きたい。すぐ食べたい。そんな素敵な台湾グルメ。
皆様もぜひ一度ご賞味あれ!
ただですね。ここでひとつ疑問が??
僕らほぼ全員、はじめの頃って八角が苦手で…
最初の数日は平気なのですが、そこを超えるとなにを食べても八角の味しかしなくなって、挙げ句バーガーキングやマックに逃げていたのです。
しかしながら、ここ数回は誰も八角のことを言わなくなり…
これって台湾料理が外国人の観光客向けに合わせて八角を減らしているのか?
それとも僕らが慣れてしまったのか…
おそらく慣れたのでしょう。
なもんですから、初めて台湾へ行く方はそこだけ少しご注意を。

 

何度も台湾に行く機会がなかったら…
ローカル店を恐れていたら…
八角を克服してなければ…
食に興味がなければ…

 

こんな美味しい台湾料理たちに出会えなかったかも知れない?!

まだまだあるよ、台湾グルメ!!!
追求は果てしなく…

 

 

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。