
【2026年もよろしくお願いします。】
みなさんこんにちは。
寒中御見舞申し上げます。
毎日寒いですね。お元気にお過ごしでしょうか?
新しい年を迎え、気付けば間もなく1月も終わり。
あいも変わらず月日が経つのは早いですね。
遅ればせながらですが、本年もゴツプロ!並びにこちらの【月刊ゴツプロ!】を何卒ご贔屓によろしくお願い致します。
こちらの【月刊ゴツプロ!】は今年で10年目となりました。
ここまで続けてこれたのも読んでくださる皆様のお陰です。
いつもありがとうございます。
今年はどんな年になるんでしょうね。
自分はありがたいことにただいま稽古中です。
先月舞台が終わり、その流れのまま稽古に突入しました。

劇団狼少年 第15回公演【晩カラ学校】
東京 本多劇場を皮切りに大阪、仙台公演、そして映画化と突き進むこちらのプロジェクト。
参加できて光栄です。
自分的には久しぶりの大阪公演。
ゴツプロ!でも2020年【狭間の轍】公演まで大変お世話になった大阪のみなさん、その後コロナ禍がありすっかり遠のいてしまいましたが、久しぶりにお邪魔させてもらいます。
この機会に関西圏のみなさまぜひ劇場にお出かけください。
こちらの狼少年さんはどこかゴツプロ!に似ている劇団です。
大切にしているものがとても似ています。
きっと気に入ってもらえると確信しております。
劇団の主宰として、作・演出を務めるのは昨年の【流浪樹〜The Wanderer Tree〜】に出演して頂いた、奥津裕也氏。

そして、【流浪樹】出演の山本亨氏、

林田麻里さんも出演。
【流浪樹】では残念ながら共演できなかったこのお三方と共演できるのは本当に嬉しいこと。
日々、稽古場でしのぎを削っています。
こうして亨さんと向き合うと、【十二人の怒れる男】を思い出します。

ゴツプロ!を通して積み重なり、ご縁が広がり、こうしてまたご一緒できることは本当に嬉しい。
まさに10年の重み。
今年も色々と紡いでいけたらいいなあ。
そして、佐藤正和氏はもうひとつの所属劇団【ブラボーカンパニー】の本公演が間もなく開幕。
下北沢、大騒ぎです(笑)

主宰の福田雄一氏、久しぶりの書き下ろし。
去年の段階でチケットソールドアウトの話題作です。
こちら、SNSをみていると、メンバーのみなさんが目をキラキラしながら、小道具を作り、みんなで飯を食い、稽古している様子がなんとも素敵。
去年35年を迎えた劇団力を感じます。
なかなか一口で35年と言うけど、続けていくのは伊達じゃない。
とっても楽しみな本公演。
もしかしたら当日券も出るかも知れないので、SNSをチェックしてみてください。
さらに今月は忙しいですよ。

浜谷康幸氏の演出舞台。
Nana Produce20周年第一弾作品【十年希望】
ナナプロさんも20年ですか?!感慨深い。
旗揚げから拝見していますし、何度もお世話になりました。
今年は20周年ということで、公演も目白押し。
こちらもチェックしてみてくださいね。
この【十年希望】という作品は何度目かの再演ですが、毎回少しずつ脚本も改訂され、演出も新しくなっている作品。
そして、なにより、俳優が変われば作品は変わる。
今回のメンバーを浜谷さんがどう味付けするのか、今から楽しみです。
そして最後は主宰 塚原大助!!
昨年台湾で好評を博したこちら!
日台合作朗読劇
『敬啟者…The Seven Letters』
出演:塚原大助、周厚安
演出:何應權
脚本:沈琬婷
大助が発信している想いをこちらでも!
「ゴツプロ!は2018年からご縁があり、台湾との演劇を通した文化交流を続けてきました。
当初は、我々が日本で創った作品を台湾で上演する、いわば一方通行の交流でした。
津軽三味線や阿波おどりといった伝統芸能、そして各地に伝わる民謡など、日本の伝統文化を織り込んだ演劇作品を台湾に届けてきました。
それらの作品は、想像していた以上に多くの台湾の観客に受け入れられ、強い共感をもって迎えられました。一演劇人として、それは本当に嬉しいことでした。
ただ同時に、強い疑問も生まれました。
なぜ、ここまで喜んでくれるのか。
なぜ、ここまで深く共感してくれるのか。
なぜ、ここまで温かく、我々を迎えてくれるのか。
作品そのもの以上に、
日本人である我々に向けられる敬意のようなものを、確かに感じていました。
日本ではよく「台湾は親日だ」と言われます。
では、なぜ親日なのか。
かつて植民地であったにもかかわらず、なぜなのか。
これまで多くの台湾の方に、この問いを投げかけてきました。
その中で、何度か耳にした言葉があります。
「犬が去って、豚が来た」。
最初にこの言葉を聞いた時、正直、強い衝撃を受けました。
それは、日本統治時代が良かったという単純な意味ではなく、その後に訪れた中国国民党政権下の時代との比較、政治、社会、生活の実感が重なった、非常に複雑な歴史認識を含んだ言葉だと感じたからです。
実際、日本統治時代には、
鉄道や道路といったインフラ、病院や学校などの制度が、日本人の手によって整えられ、台湾社会の近代化が急速に進んだ側面がありました。
それもまた、多くの台湾の人々が語る事実の一つです。
一方で、親日と呼ばれる感情の背景には、
日米台、そして中国をめぐる国際政治の構造や、アニメやドラマ、映画ほか、日本のエンターテインメントの影響など、複数の要因が重なっているとも感じています。
その上で、僕自身が強く感じているのは、日本と台湾が、ともに海に囲まれた「島国」であるという点です。
同じ島国として、
どこかで共有できる感覚や、
共感できる感情が多くあるのではないか。
それが、
台湾の人々と接する中で、
僕自身が何度も実感してきたことです。
多くの台湾の人々は、自分たちの歴史を当たり前のように知っています。
学校で学び、家庭で語られ、社会の中で共有されている。
「あの時、何が起きたのか」を、自分の言葉で話せる人が多い。
恥ずかしながら、僕は違いました。
日本が台湾を統治していたことは知っていました。でも、その時代を生きていた台湾の人々が、何を感じ、どう生きていたのか。
そこまで想像したことは、一度もありませんでした。
ドラマや映画、そして演劇に関わって生きてきて、改めて強く思うのは、
作品や役を通して、その歴史的背景、文化的背景、人間の背景を学ぶことが、表現には不可欠だということです。
台湾ドラマ『聽海湧』への出演をきっかけに、自身でも『たかが十年の祭り』、『流浪樹』、そして今作品である『敬啟者…The Seven Letters』と、一方通行ではない、日本と台湾の合作作品を創るようになりました。
振り返ると、僕自身が、
台湾を含め、世界に対してあまりにも無関心だったのだと、気づかされる場面に何度も出会ってきました。
演劇を通しての国際文化交流とは、
一過性の作品創りで終わるものではなく、
互いの歴史や文化に向き合い、学びを深め、継続して共に創り出していく関係を築いていくことなのだと、これもまた、台湾の友人たちから教わりました。
今作品『敬啟者…The Seven Letters』は、
台湾の峸(リッジ)劇場との日台共創による朗読劇です。
物語は日本統治時代から白色テロ期にまで及び、時代の大きな流れの中で、個人が迫られた選択、残された傷、そして長く語られてこなかった記憶を描いています。
この歴史は、台湾の人々にとってあまりにも身近でありながら、同時に、見過ごされてきたものでもあります。そして日本の皆さんにとっては、台湾を、そして台湾の人々との関係を、あらためて考えるための入口になるかもしれません。」

そんな想いの詰まった作品は…
日時:2026年
2月6日(金)18:00–(アフタートーク付き)
2月7日(土)13:00–(アフタートーク付き)
※開場は開演の15分前
公演時間:約60分
会場:東京都写真美術館1Fホール(東京都目黒区三田1丁目13−3 恵比寿ガーデンプレイス内)
料金:4,000円(前売 3,200円)
【2026年もよろしくお願いします。】
みなさんこんにちは。
寒中御見舞申し上げます。
毎日寒いですね。お元気にお過ごしでしょうか?
新しい年を迎え、気付けば間もなく1月も終わり。
あいも変わらず月日が経つのは早いですね。
遅ればせながらですが、本年もゴツプロ!並びにこちらの【月刊ゴツプロ!】を何卒ご贔屓によろしくお願い致します。
こちらの【月刊ゴツプロ!】は今年で10年目となりました。
ここまで続けてこれたのも読んでくださる皆様のお陰です。
いつもありがとうございます。
今年はどんな年になるんでしょうね。
自分はありがたいことにただいま稽古中です。
先月舞台が終わり、その流れのまま稽古に突入しました。

劇団狼少年 第15回公演【晩カラ学校】
東京 本多劇場を皮切りに大阪、仙台公演、そして映画化と突き進むこちらのプロジェクト。
参加できて光栄です。
自分的には久しぶりの大阪公演。
ゴツプロ!でも2020年【狭間の轍】公演まで大変お世話になった大阪のみなさん、その後コロナ禍がありすっかり遠のいてしまいましたが、久しぶりにお邪魔させてもらいます。
この機会に関西圏のみなさまぜひ劇場にお出かけください。
こちらの狼少年さんはどこかゴツプロ!に似ている劇団です。
大切にしているものがとても似ています。
きっと気に入ってもらえると確信しております。
劇団の主宰として、作・演出を務めるのは昨年の【流浪樹〜The Wanderer Tree〜】に出演して頂いた、奥津裕也氏。

そして、【流浪樹】出演の山本亨氏、

林田麻里さんも出演。
【流浪樹】では残念ながら共演できなかったこのお三方と共演できるのは本当に嬉しいこと。
日々、稽古場でしのぎを削っています。
※スワイプでアルバム内を移動できます。
こうして亨さんと向き合うと、【十二人の怒れる男】を思い出します。

ゴツプロ!を通して積み重なり、ご縁が広がり、こうしてまたご一緒できることは本当に嬉しい。
まさに10年の重み。
今年も色々と紡いでいけたらいいなあ。
そして、佐藤正和氏はもうひとつの所属劇団【ブラボーカンパニー】の本公演が間もなく開幕。
下北沢、大騒ぎです(笑)

主宰の福田雄一氏、久しぶりの書き下ろし。
去年の段階でチケットソールドアウトの話題作です。
こちら、SNSをみていると、メンバーのみなさんが目をキラキラしながら、小道具を作り、みんなで飯を食い、稽古している様子がなんとも素敵。
去年35年を迎えた劇団力を感じます。
なかなか一口で35年と言うけど、続けていくのは伊達じゃない。
とっても楽しみな本公演。
もしかしたら当日券も出るかも知れないので、SNSをチェックしてみてください。
さらに今月は忙しいですよ。

浜谷康幸氏の演出舞台。
Nana Produce20周年第一弾作品【十年希望】
ナナプロさんも20年ですか?!感慨深い。
旗揚げから拝見していますし、何度もお世話になりました。
今年は20周年ということで、公演も目白押し。
こちらもチェックしてみてくださいね。
この【十年希望】という作品は何度目かの再演ですが、毎回少しずつ脚本も改訂され、演出も新しくなっている作品。
そして、なにより、俳優が変われば作品は変わる。
今回のメンバーを浜谷さんがどう味付けするのか、今から楽しみです。
そして最後は主宰 塚原大助!!
昨年台湾で好評を博したこちら!
日台合作朗読劇
『敬啟者…The Seven Letters』
出演:塚原大助、周厚安
演出:何應權
脚本:沈琬婷
※スワイプでアルバム内を移動できます。
大助が発信している想いをこちらでも!
「ゴツプロ!は2018年からご縁があり、台湾との演劇を通した文化交流を続けてきました。
当初は、我々が日本で創った作品を台湾で上演する、いわば一方通行の交流でした。
津軽三味線や阿波おどりといった伝統芸能、そして各地に伝わる民謡など、日本の伝統文化を織り込んだ演劇作品を台湾に届けてきました。
それらの作品は、想像していた以上に多くの台湾の観客に受け入れられ、強い共感をもって迎えられました。一演劇人として、それは本当に嬉しいことでした。
ただ同時に、強い疑問も生まれました。
なぜ、ここまで喜んでくれるのか。
なぜ、ここまで深く共感してくれるのか。
なぜ、ここまで温かく、我々を迎えてくれるのか。
作品そのもの以上に、
日本人である我々に向けられる敬意のようなものを、確かに感じていました。
日本ではよく「台湾は親日だ」と言われます。
では、なぜ親日なのか。
かつて植民地であったにもかかわらず、なぜなのか。
これまで多くの台湾の方に、この問いを投げかけてきました。
その中で、何度か耳にした言葉があります。
「犬が去って、豚が来た」。
最初にこの言葉を聞いた時、正直、強い衝撃を受けました。
それは、日本統治時代が良かったという単純な意味ではなく、その後に訪れた中国国民党政権下の時代との比較、政治、社会、生活の実感が重なった、非常に複雑な歴史認識を含んだ言葉だと感じたからです。
実際、日本統治時代には、
鉄道や道路といったインフラ、病院や学校などの制度が、日本人の手によって整えられ、台湾社会の近代化が急速に進んだ側面がありました。
それもまた、多くの台湾の人々が語る事実の一つです。
一方で、親日と呼ばれる感情の背景には、
日米台、そして中国をめぐる国際政治の構造や、アニメやドラマ、映画ほか、日本のエンターテインメントの影響など、複数の要因が重なっているとも感じています。
その上で、僕自身が強く感じているのは、日本と台湾が、ともに海に囲まれた「島国」であるという点です。
同じ島国として、
どこかで共有できる感覚や、
共感できる感情が多くあるのではないか。
それが、
台湾の人々と接する中で、
僕自身が何度も実感してきたことです。
多くの台湾の人々は、自分たちの歴史を当たり前のように知っています。
学校で学び、家庭で語られ、社会の中で共有されている。
「あの時、何が起きたのか」を、自分の言葉で話せる人が多い。
恥ずかしながら、僕は違いました。
日本が台湾を統治していたことは知っていました。でも、その時代を生きていた台湾の人々が、何を感じ、どう生きていたのか。
そこまで想像したことは、一度もありませんでした。
ドラマや映画、そして演劇に関わって生きてきて、改めて強く思うのは、
作品や役を通して、その歴史的背景、文化的背景、人間の背景を学ぶことが、表現には不可欠だということです。
台湾ドラマ『聽海湧』への出演をきっかけに、自身でも『たかが十年の祭り』、『流浪樹』、そして今作品である『敬啟者…The Seven Letters』と、一方通行ではない、日本と台湾の合作作品を創るようになりました。
振り返ると、僕自身が、
台湾を含め、世界に対してあまりにも無関心だったのだと、気づかされる場面に何度も出会ってきました。
演劇を通しての国際文化交流とは、
一過性の作品創りで終わるものではなく、
互いの歴史や文化に向き合い、学びを深め、継続して共に創り出していく関係を築いていくことなのだと、これもまた、台湾の友人たちから教わりました。
今作品『敬啟者…The Seven Letters』は、
台湾の峸(リッジ)劇場との日台共創による朗読劇です。
物語は日本統治時代から白色テロ期にまで及び、時代の大きな流れの中で、個人が迫られた選択、残された傷、そして長く語られてこなかった記憶を描いています。
この歴史は、台湾の人々にとってあまりにも身近でありながら、同時に、見過ごされてきたものでもあります。そして日本の皆さんにとっては、台湾を、そして台湾の人々との関係を、あらためて考えるための入口になるかもしれません。」

そんな想いの詰まった作品は…
日時:2026年
2月6日(金)18:00–(アフタートーク付き)
2月7日(土)13:00–(アフタートーク付き)
※開場は開演の15分前
公演時間:約60分
会場:東京都写真美術館1Fホール(東京都目黒区三田1丁目13−3 恵比寿ガーデンプレイス内)
料金:4,000円(前売 3,200円)
さらに今年は下北沢演劇祭でも台湾からの参加があります。
なんと嬉しいことでしょう。
台湾と日本の演劇を通しての文化交流。
種を撒き、一生懸命に育ててきた想いと、交流が少しずつ形になり、また新しいことが動き出しています。
10年の積み重ねがなかったら…
コロナ禍での遠回りがなかったら…
仲間と過ごす時間が増えていなかったら…
目を向けていなかったら…
いろんなことに気付かなかったかも知れない?!
2026年、はじまったばかり。
これからもひとつひとつの出逢いとご縁を大切に、遠回りしてでもブレず、焦らず、大切なことを見つけていけたらと思います。
この「月刊ゴツプロ!」を通して、読んでくださる方々とさらに深い交流が持てることを願って…
つづく…

泉 知束Tomochica Izumi
1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi
1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。