【新たな展開!始動!!】
みなさんこんにちは。
一ヶ月はあっという間。お待たせしました【月刊ゴツプロ!】です。
いやー、しかし暑いですね。今日も東京は最高気温36度。
四日連続の猛暑日。
どうなってしまのか?日本!マジで異常気象。てか、もはや毎年これ言っているからすでに異常でもないのか?!
体温より気温の方が高いわけですからそりゃ具合も悪くなるよ。
外出た瞬間、なんもしてないのに汗だく。いやー困ったもんです。
みなさん、くれぐれも熱中症など気をつけてくださいね。
まだまだ夏も始まったばかりですが、楽しみつつ、乗り切っていきましょう!
はい。
ということで、我々ゴツプロ!も熱い夏のはじまりです!
【十二人の怒れる男】が終わり、それぞれ余韻に浸り、ロスったり、写真を見ては思い出しの日々を越えて、それぞれに動き出しております。
来月はいよいよゴツプロ!新企画がスタートします。
その名も、【BOND52】
メンバーの浜谷康幸が先頭に立って動き出した企画です。
BOND=繋ぐ
ゴツプロ!と他の劇団や人とを繋いでいく企画。
その第一回目は【劇団 小松台東】さんとコラボ。
作・演出に小松台東の松本哲也氏をお招きし、小松台東の中でも名作と謳われる「山笑う」に挑みます。
素敵なゲストさんをお招きし、絶賛稽古中。
稽古場も良い雰囲気と聞いています。
ゴツプロ!メンバーからは主宰の塚原大助、浜谷康幸、渡邊聡の三名が出演。
こちら、自分もまだ稽古場に行ってないので、本当に楽しみ!!
小松台東さんとゴツプロ!
一見真逆の二つがコラボすることでどういう化学反応が起こるのか?とても楽しみです。
ぜひ、皆様にもご覧頂きたい。
しかしながら浜谷さんがプロデュースっていうのがまたいいんですよ。
自分、浜谷さんとは結構付き合い長いのですが、この方まさに芝居バカ(これいい意味で)なかなか自分の知り合いの中でも、上位の芝居バカ(笑)
というより、浜谷さんから芝居取り上げたら何が残るの?ってくらい。
逆にいうと、他は結構抜けているところがありまして(笑)
それが面白いし、浜谷さんならではの良さでもあって。
そんな付き合いの長い浜谷さんが去年は【ゴツプロ!演劇部】を立ち上げ、今回は【BOND52】を立ち上げた。
50歳にして初プロデュースをやる!!
やれるの?やれるのか?浜谷さん!!
答えは終わってみるまでわかりませんが、僕ら後輩からみると、先輩の頑張っている姿ってやっぱいいんです。
励みになるんですよ。
50歳越えても新しいことにチャレンジするってカッケーなって思うわけなんです。
そして、負けてられないなって。生意気な後輩は思うんですよ(笑)
これがゴツプロ!
これがゴツプロ!の良さ、強さ、だと思う。
演劇部からの一年、浜谷さんの新たな1ページ。
みなさん、ぜひ目撃してください。
【山笑う】どうぞよろしくお願いします!
そして、その後は佐藤正和氏プロデュースの『青春の会 第二回公演』です。
今回は井上ひさし氏の名作。数々の劇団でも上演していますし、映画では故原田芳雄さんと宮沢りえさんが主演された名作中の名作「父と暮せば」を上演いたします。
これまた魅力的な上演です。本当に。そして、このチラシがまたいい!
この作品自分大好きでして、こちらも楽しみでしょうがない。
でも、考えたんです!
【山笑う】も【父と暮せば】も、自分が出演してないことや、色々と関われてないことにめっちゃ嫉妬しているわけです。
これって、すごく素敵だなと思うんです。
劇団内でもいろんな動きに嫉妬する。これ大事だと思うわけです。
それにしても佐藤正和さんの行動力には頭が下がります。
この人のアグレッシブさは本当にすごい!
見習う点ばかりです。
だって、今回の公演だって、全国四カ所ツアーですから!
佐藤氏の地元、福岡県大牟田市の凱旋公演、そしてこの作品の舞台となっている広島公演、さらにはいつもお世話になってる大阪公演。
このチョイスがまた素敵。
佐藤氏は大牟田でも宣伝活動を積極的に行なっています。
ついこの間も大牟田市長に表敬訪問されました。
たくさんの新聞にも取り上げて頂きました。
※スワイプでアルバム内を移動できます。
佐藤氏の機動力は素晴らしい!!
人を味方につけるパワーがある。そこには絶対折れない、曲がらない指針が必ずある。
自分も一度故郷熊本で公演をしました。
なんともいえない高揚感でした。
僕ら田舎から出てきたものは、一度は自分の田舎に錦を飾りたい想いがあります。
佐藤氏にあるかどうかは別にして、こちらの公演もどうか皆様応援してください。
この時代に、いやこの時代だからこそとても意義のある作品だし、演劇の裾野を広げたい佐藤氏の想いの詰まった作品になると思います!!
というわけで、今年の夏、秋にかけてはゴツプロ!満載でお送りしたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。
そして、今月は私が演出させてもらいました!
WATARoom【青いきおく】にご来場頂き、また応援して頂きありがとうございました。
演出だけでしたので、受付に立っておりますと、ご来場頂いた皆様に会えまして、本当に嬉しかったです。
最近は終演後のロビーご挨拶もできないので、直接お会いする機会がなかったので、こうして久々にお会いできたのは嬉しかった。
浜谷さんや、佐藤氏の動きも含めて自分にできることってなんだろう?って考えることもあるのですが、自分は脚本を書いたり、演出をしたり、人の輪を広げていったりすることができるんじゃないかと思ったりしています。
昔は自分で書いた作品を演出することだけだったのですが、最近は有難いことに演出だけのお仕事も頂けるようになりました。
これはこれですごいプレッシャーです。
他の誰かが書いた脚本を自分の解釈で演出していく!
なかなかな作業です。
今回の演出も、初めての劇場、初めて会う演者の皆様、初めてのスタッフさん、そして役者×芸人、さらには男が女を演じる。
まあ、初物づくしにて!!!色々と不安でした。
でもね、やる作業はいつもと変わらずいたってシンプル。
お客様に楽しんで頂くために全力を尽くす。
いつもやっている演劇とは真逆だし、稽古日数少ないし…でもそんなの見ていただくお客様には一切関係ないわけで。
だから100%!!全力投球です。
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新たな出会いと発見と、ものすごく勉強になりました。
今、自分ができることを一生懸命にやる。
これがいつかゴツプロ!の未来につながる!
また新たな希望も見えた公演となりました。
それぞれが動いているからこそ…
それぞれがそれぞれに嫉妬しているからこそ…
餅屋は餅屋もわかっているからこそ…
常に楽しいことを望んでいるからこそ…
ゴツプロ!はきっと強く、前向きにいられると思う。
とにかく、少しでもたくさん、みなさんとエネルギーの交換ができるよう頑張っていきます。
またみなさんと劇場で同じ時間、空間を共有できる時を楽しみにしています。
いつも、いつも、ありがとうです。
心より…
つづく…
泉 知束Tomochica Izumi
1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。
泉 知束Tomochica Izumi
1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。