1月号 『台湾公演を終えて…』

【台湾公演を終えて…】

 

みなさんこんにちは。
寒中お見舞申し上げます。
寒い日が続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか?
そして、大変遅れ馳せながら、2025年も明けて早一ヶ月(汗)
今年もゴツプロ!ならびに【月刊ゴツプロ!】をご贔屓にお願い致します。
この月刊ゴツプロ!も今年で9年目に突入。
そしてゴツプロ!はいよいよ今年で10周年。
これもひとえに応援してくださる皆様のお陰です。
本当にいつもありがとうございます!
また【52BUDDY!】こちらではメンバーが頑張って作っている毎月配信の動画、公演の先行販売、公演時の限定グッツプレゼントなど多数の特典がついてきます。この機会にぜひ、BUDDY!となって頂き、我々と共に、いろいろなものを共有して頂けましたら幸いです。

 

さてさて、前置きはそれくらいにしまして…
今年もはや一ヶ月が過ぎました。
台湾から帰ってきて三週間。
まずは、たくさんの方に応援、声援、色々なものたくさん頂き無事に台湾公演を終えられたことに心より感謝致します。
四年ぶりとなる台湾公演はこれまた忘れられない公演となりました。

 

先月号は開幕前に書きましたので、今月はそんな台湾公演の様子をグルメも交えながら書いていきたいと思います。
まずは先月も書きましたがとにかく劇場が素敵。

全部がひな壇の250席。

一番上段から見たらこんな感じです。
ここに台湾チームのみんなが、心を込めて日本とほぼ同じサイズ、同じセットを組み上げてくれました。

台湾では丸太が手に入らないということで竹に変更。
床に引いてあるパンチカーペットも台湾では手に入らないということで日本から空輸。
台湾スタッフの心意気です。

 

一番大変だったのが照明。
照明ばかりは劇場に入らないとわからないことだらけ。
照明機器の違い、天井の高さの違い、見切れ諸々…これには本当に照明さんが頭を悩ませながら必死に綺麗な明かりを作ってくれました。

 

照明だけではありません。
舞台監督チーム、音響チーム、制作陣、衣装さん…みんなが、英語と日本語と中国語を交えながら、一生懸命にコミュニケーションを取りながら進んでいく過程はとても有意義な時間でした。

神輿も丸太から竹に変わったことで、固定が難しくなったりといろんな箇所での修正。
たくさんのズレを少しずつ直していく作業。
そして、日本よりさらに進化させるための想像と工夫。
とにかくみんなが一丸となりお客様に喜んでもらおうと必死こいて進みます。
そこには一切の妥協なんてありません。

 

それはロビーでも…

見てくださいこの等身大より大きなパネル。
こんなの日本ではみたことない。
さらにはこちら…

今回の舞台にちなんで銭湯の番台をモチーフに制作してくれたグッツ販売コーナー。
嬉しすぎるよ。
毎回、彼らの愛に涙がでてくる。
グッツもオリジナルでたくさん作ってくれました。

台湾語のパンフレット、タオルにキーホルダー…
そして、こちらのお風呂セット。

見てください。
細かい仕事っぷり。
鍵の裏には龍の刻印。
このお風呂セットの中には、キーホルダー、オリジナルタオル、これまたオリジナルステッカーが貼ってある牛乳各種。
これを舞台裏でスタッフのみんなが梱包してくれている姿がなんとも愛おしかった。
みんな本当にありがとう。

 

今回も本番を迎えるまでにはたくさんの壁があったけど、みんなの愛をたくさんもらい、ひとつひとつをしっかりクリアしていきました。
そして迎えた初日前日の公開ゲネプロ。
これまたはじめての体験!なんと200名以上がご来場。
ゲネというよりもはや初日。
緊張と高揚。
お客さんのワクワク感。
久しぶりに味わう台湾のこの空気。
今回の作品が台湾のお客様にどう伝わるのか?!

 

…冒頭からの笑い声。
その後も笑いに、一瞬の緊張、ラストに向けてのピンと張り詰めていく会場の空気。
大丈夫だ!!
台湾のお客様にもしっかりと伝わっている。

 

走り抜けた先に待っていたのは、あの、あの…感動の瞬間。

いつまでも鳴り止まない拍手と声援と指笛。
ああ、かえってきた。
そして、四年という時間が経ったけど、今回も台湾のみなさんに受け入れてもらえた。
嬉しかった。
本番中も何度となく客席から聞こえた「おかえり」の声。
ゴツプロ!を見たことある方も、初めての方々もみんな楽しそうに、ロビーでは僕らになんとか感想を伝えようとたくさん話しかけてくれる。
ただただ嬉しかった。

 

初日の昼間に開かれた記者会見。

多くのメディアの方に取り上げて頂きました。
今年の第11回公演にも出演してくれる台湾俳優のアキラとニンちゃんも応援に駆けつけてくれて賑やかな記者会見。
全てがあたたかい。
全てが優しい。

 

初日が開き、年内4ステージを走り抜いた。
そして、いつものように美味しいものをたくさん食べた(笑)

いつもそうだけど、台湾のスタッフは僕らにすこしでも美味しいもの食べてほしいということでとにかくお弁当が最高にうまいのです。
もう、これだけでテンション上がります。

ひろーくて居心地のよい楽屋にてのんびり頂きました。
以前の台湾公演の時も書いたけど、ぼくら飲ミュニケーションもとっても大事にしていますから(笑)
今回も飲みの場でたくさんのコミュニケーションを取りましたよ。

勝手に世界一うまいと思っている【無老鍋】の火鍋。
これだけは食べないと台湾に行った気がしません(笑)

台湾チームと同じ鍋を囲んで。
最高の瞬間。
夜市にも行きました。

やっぱり台湾はいいね。
大好きです。

 

年越し。
やっと2025年になります(汗)

 

自分的にもはじめての海外での年越し。
さらにはまるっきり正月感のない正月。
台湾は旧正月文化なので、まるっきり正月感はありません。
さらにはあたたかいし、お節も年越しそばもないからね(笑)
こんなに正月感のない正月もこれまた新鮮でした。

 

年越しは3日からのスタート。
年明けてこんなに早く舞台に立つのももちろん初めてのこと。
いろんなことがはじめて尽くしの台湾公演。

毎ステージ命がけ。
必死にその瞬間を捕まえた台湾の全8ステージ。
やり切った。

終演後にロビーで待ってくれているたくさんのお客さん。
毎回嬉しいし、有り難かった。

 

千穐楽カーテンコールのあの光景は一生忘れないだろう!!
一週目の口コミで年明け二週目の公演は全公演ほぼ完売。
たくさんの方に見てもらえて感無量です。
そして、支えてくれた台湾チームのみんな心より感謝。

 

この公演を企画し、尽力してくれたユアンに最大限のありがとう。
もう、ありがとうだけでは足りない。

笑顔の台湾公演はこうして幕を閉じました。
最高で最幸の二週間でした。
まだまだ書き足りないことがたくさんあるのでいずれ小出しに書きたいと思います。

【台湾公演を終えて…】

 

みなさんこんにちは。
寒中お見舞申し上げます。
寒い日が続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか?
そして、大変遅れ馳せながら、2025年も明けて早一ヶ月(汗)
今年もゴツプロ!ならびに【月刊ゴツプロ!】をご贔屓にお願い致します。
この月刊ゴツプロ!も今年で9年目に突入。
そしてゴツプロ!はいよいよ今年で10周年。
これもひとえに応援してくださる皆様のお陰です。
本当にいつもありがとうございます!
また【52BUDDY!】こちらではメンバーが頑張って作っている毎月配信の動画、公演の先行販売、公演時の限定グッツプレゼントなど多数の特典がついてきます。この機会にぜひ、BUDDY!となって頂き、我々と共に、いろいろなものを共有して頂けましたら幸いです。

 

さてさて、前置きはそれくらいにしまして…
今年もはや一ヶ月が過ぎました。
台湾から帰ってきて三週間。
まずは、たくさんの方に応援、声援、色々なものたくさん頂き無事に台湾公演を終えられたことに心より感謝致します。
四年ぶりとなる台湾公演はこれまた忘れられない公演となりました。

 

先月号は開幕前に書きましたので、今月はそんな台湾公演の様子をグルメも交えながら書いていきたいと思います。
まずは先月も書きましたがとにかく劇場が素敵。

全部がひな壇の250席。

一番上段から見たらこんな感じです。
ここに台湾チームのみんなが、心を込めて日本とほぼ同じサイズ、同じセットを組み上げてくれました。

台湾では丸太が手に入らないということで竹に変更。
床に引いてあるパンチカーペットも台湾では手に入らないということで日本から空輸。
台湾スタッフの心意気です。

 

一番大変だったのが照明。
照明ばかりは劇場に入らないとわからないことだらけ。
照明機器の違い、天井の高さの違い、見切れ諸々…これには本当に照明さんが頭を悩ませながら必死に綺麗な明かりを作ってくれました。

 

照明だけではありません。
舞台監督チーム、音響チーム、制作陣、衣装さん…みんなが、英語と日本語と中国語を交えながら、一生懸命にコミュニケーションを取りながら進んでいく過程はとても有意義な時間でした。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

神輿も丸太から竹に変わったことで、固定が難しくなったりといろんな箇所での修正。
たくさんのズレを少しずつ直していく作業。
そして、日本よりさらに進化させるための想像と工夫。
とにかくみんなが一丸となりお客様に喜んでもらおうと必死こいて進みます。
そこには一切の妥協なんてありません。

 

それはロビーでも…

見てくださいこの等身大より大きなパネル。
こんなの日本ではみたことない。
さらにはこちら…

今回の舞台にちなんで銭湯の番台をモチーフに制作してくれたグッツ販売コーナー。
嬉しすぎるよ。
毎回、彼らの愛に涙がでてくる。
グッツもオリジナルでたくさん作ってくれました。

台湾語のパンフレット、タオルにキーホルダー…
そして、こちらのお風呂セット。

見てください。
細かい仕事っぷり。
鍵の裏には龍の刻印。
このお風呂セットの中には、キーホルダー、オリジナルタオル、これまたオリジナルステッカーが貼ってある牛乳各種。
これを舞台裏でスタッフのみんなが梱包してくれている姿がなんとも愛おしかった。
みんな本当にありがとう。

 

今回も本番を迎えるまでにはたくさんの壁があったけど、みんなの愛をたくさんもらい、ひとつひとつをしっかりクリアしていきました。
そして迎えた初日前日の公開ゲネプロ。
これまたはじめての体験!なんと200名以上がご来場。
ゲネというよりもはや初日。
緊張と高揚。
お客さんのワクワク感。
久しぶりに味わう台湾のこの空気。
今回の作品が台湾のお客様にどう伝わるのか?!

 

…冒頭からの笑い声。
その後も笑いに、一瞬の緊張、ラストに向けてのピンと張り詰めていく会場の空気。
大丈夫だ!!
台湾のお客様にもしっかりと伝わっている。

 

走り抜けた先に待っていたのは、あの、あの…感動の瞬間。

いつまでも鳴り止まない拍手と声援と指笛。
ああ、かえってきた。
そして、四年という時間が経ったけど、今回も台湾のみなさんに受け入れてもらえた。
嬉しかった。
本番中も何度となく客席から聞こえた「おかえり」の声。
ゴツプロ!を見たことある方も、初めての方々もみんな楽しそうに、ロビーでは僕らになんとか感想を伝えようとたくさん話しかけてくれる。
ただただ嬉しかった。

 

初日の昼間に開かれた記者会見。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

多くのメディアの方に取り上げて頂きました。
今年の第11回公演にも出演してくれる台湾俳優のアキラとニンちゃんも応援に駆けつけてくれて賑やかな記者会見。
全てがあたたかい。
全てが優しい。

 

初日が開き、年内4ステージを走り抜いた。
そして、いつものように美味しいものをたくさん食べた(笑)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

いつもそうだけど、台湾のスタッフは僕らにすこしでも美味しいもの食べてほしいということでとにかくお弁当が最高にうまいのです。
もう、これだけでテンション上がります。

ひろーくて居心地のよい楽屋にてのんびり頂きました。
以前の台湾公演の時も書いたけど、ぼくら飲ミュニケーションもとっても大事にしていますから(笑)
今回も飲みの場でたくさんのコミュニケーションを取りましたよ。

勝手に世界一うまいと思っている【無老鍋】の火鍋。
これだけは食べないと台湾に行った気がしません(笑)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

台湾チームと同じ鍋を囲んで。
最高の瞬間。
夜市にも行きました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

やっぱり台湾はいいね。
大好きです。

 

年越し。
やっと2025年になります(汗)

 

自分的にもはじめての海外での年越し。
さらにはまるっきり正月感のない正月。
台湾は旧正月文化なので、まるっきり正月感はありません。
さらにはあたたかいし、お節も年越しそばもないからね(笑)
こんなに正月感のない正月もこれまた新鮮でした。

 

年越しは3日からのスタート。
年明けてこんなに早く舞台に立つのももちろん初めてのこと。
いろんなことがはじめて尽くしの台湾公演。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

毎ステージ命がけ。
必死にその瞬間を捕まえた台湾の全8ステージ。
やり切った。

終演後にロビーで待ってくれているたくさんのお客さん。
毎回嬉しいし、有り難かった。

 

千穐楽カーテンコールのあの光景は一生忘れないだろう!!
一週目の口コミで年明け二週目の公演は全公演ほぼ完売。
たくさんの方に見てもらえて感無量です。
そして、支えてくれた台湾チームのみんな心より感謝。

 

この公演を企画し、尽力してくれたユアンに最大限のありがとう。
もう、ありがとうだけでは足りない。

笑顔の台湾公演はこうして幕を閉じました。
最高で最幸の二週間でした。
まだまだ書き足りないことがたくさんあるのでいずれ小出しに書きたいと思います。

ひとつの出逢いがなかったら…
一期一会を大切にしていなかったら…
ずっとずっと台湾に想いを馳せていなかったら…
あなたたちの笑顔がなかったら…

 

この台湾での成功と感動はなかったかも知れない?!

この想いと感謝を胸に僕らはまた絶対に台湾に帰ってきたいと想います。
台湾、今回も謝謝。
再見!!!

 

そして帰国した我々。
終わったばかりの我々。
なんと、なんと…
次回公演のビジュアル撮影も今月やっちゃいました(笑)
その模様はまた次回ということで。
そしてもうひとつ!
これまたなんと…
帰ってきた翌日から主宰の塚原大助と44北川はなんと次回公演の稽古に入っております。
信じられない(汗)
なんてタフなんでしょう。

2001年初演、各国で絶賛の嵐だった伝説の舞台。
【ハイ・ライフ】
流山児★事務所 創立40周年記念公演
痺れる芝居みたいです。
メンバーふたりも眠れない日々を送り、頑張っています。

そこにはきっと小劇場でしか味わえないスリリングな空気が漂っていると思います。
2025年2月7日(金)〜18日(火)まで、下北沢はザ・スズナリにて上演。
お見逃しなく。

今年も我々ゴツプロ!は進んでいきます。
おじさんたちは頑張ります。
自分たちが夢をみて、実現するべく踏ん張って…
そして、みなさんに楽しんもらえる作品づくりを一生懸命にやります。

 

2025年もゴツプロ!並びに【月刊ゴツプロ!】を何卒よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

つづく…

ひとつの出逢いがなかったら…
一期一会を大切にしていなかったら…
ずっとずっと台湾に想いを馳せていなかったら…
あなたたちの笑顔がなかったら…

 

この台湾での成功と感動はなかったかも知れない?!

この想いと感謝を胸に僕らはまた絶対に台湾に帰ってきたいと想います。
台湾、今回も謝謝。
再見!!!

 

そして帰国した我々。
終わったばかりの我々。
なんと、なんと…
次回公演のビジュアル撮影も今月やっちゃいました(笑)
その模様はまた次回ということで。
そしてもうひとつ!
これまたなんと…
帰ってきた翌日から主宰の塚原大助と44北川はなんと次回公演の稽古に入っております。
信じられない(汗)
なんてタフなんでしょう。

2001年初演、各国で絶賛の嵐だった伝説の舞台。
【ハイ・ライフ】
流山児★事務所 創立40周年記念公演
痺れる芝居みたいです。
メンバーふたりも眠れない日々を送り、頑張っています。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

そこにはきっと小劇場でしか味わえないスリリングな空気が漂っていると思います。
2025年2月7日(金)〜18日(火)まで、下北沢はザ・スズナリにて上演。
お見逃しなく。

今年も我々ゴツプロ!は進んでいきます。
おじさんたちは頑張ります。
自分たちが夢をみて、実現するべく踏ん張って…
そして、みなさんに楽しんもらえる作品づくりを一生懸命にやります。

 

2025年もゴツプロ!並びに【月刊ゴツプロ!】を何卒よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。