10月号 『ギアを上げて…』

【ギアを上げて…】

はや一ヶ月。
みなさんお変わりなくお過ごしですか?
いやー、月日が経つのが早すぎて困ってます。
先月ギリギリで『月刊ゴツプロ!』をあげたのが昨日のよう。
今月もギリギリですいません。
この前まで暑い暑いっていってましたが、すっかり朝夕は冷えてきましたね。
この時期風邪も怖いところ。今年は早くもインフルエンザも出ているようで、益々気を付けなきゃですね。

毎月、この『月刊ゴツプロ!』を書くに当たり、以前書いたものを見返してから書き始めます。
もちろん全部ではありませんが、頭の中で構成していて、「今月はこういう内容で書こう!」って思っていたものが、以前に書いていたりすることがちょいちょいありまして。
な、もんですから前に書いた内容を踏まえつつ書くわけなんです。
今日も一行目を書くまえに、30分ほど以前のものを読んでいました。
これが面白いもんで、早く書き始めれば良いのに、ついつい読み進んでしまいましてね。
今日も先月号から読んでいき、気づけば今年の一月号(笑)
危うく昨年に遡る勢いでした(汗)
そして、この冒頭なんです。
一月、初の本多劇場レポート。
二月、初の大阪公演レポート。
三月、四月、初の台湾公演レポート。
五月から【阿波の音】に向けて…

ね!!!
早いでしょ。
びっくりでしょ??

三味線を毎日弾いて、稽古して、初めて本多劇場で公演して、大阪公演、台湾公演と初ものづくしで走り抜け。
気づけば、次回公演まで二ヶ月ちょっと。

ちょっと、ちょっと…ですよ。

『月刊ゴツプロ!』で振り返る2018年!!
濃いわ。そして、濃いからこそ、そりゃ早いわ。
今年もあと二ヶ月。公演まで二ヶ月。
我々もさらにギアを上げていきますよ!!

そんな今10月。
まずはメンバーの浜谷が『東京国際映画祭』に登場。

【ギアを上げて…】

はや一ヶ月。
みなさんお変わりなくお過ごしですか?
いやー、月日が経つのが早すぎて困ってます。
先月ギリギリで『月刊ゴツプロ!』をあげたのが昨日のよう。
今月もギリギリですいません。
この前まで暑い暑いっていってましたが、すっかり朝夕は冷えてきましたね。
この時期風邪も怖いところ。今年は早くもインフルエンザも出ているようで、益々気を付けなきゃですね。

毎月、この『月刊ゴツプロ!』を書くに当たり、以前書いたものを見返してから書き始めます。
もちろん全部ではありませんが、頭の中で構成していて、「今月はこういう内容で書こう!」って思っていたものが、以前に書いていたりすることがちょいちょいありまして。
な、もんですから前に書いた内容を踏まえつつ書くわけなんです。今日も一行目を書くまえに、30分ほど以前のものを読んでいました。
これが面白いもんで、早く書き始めれば良いのに、ついつい読み進んでしまいましてね。
今日も先月号から読んでいき、気づけば今年の一月号(笑)
危うく昨年に遡る勢いでした(汗)
そして、この冒頭なんです。
一月、初の本多劇場レポート。
二月、初の大阪公演レポート。
三月、四月、初の台湾公演レポート。
五月から【阿波の音】に向けて…

ね!!!
早いでしょ。
びっくりでしょ??

三味線を毎日弾いて、稽古して、初めて本多劇場で公演して、大阪公演、台湾公演と初ものづくしで走り抜け。気づけば、次回公演まで二ヶ月ちょっと。

ちょっと、ちょっと…ですよ。

『月刊ゴツプロ!』で振り返る2018年!!
濃いわ。そして、濃いからこそ、そりゃ早いわ。
今年もあと二ヶ月。公演まで二ヶ月。
我々もさらにギアを上げていきますよ!!

そんな今10月。
まずはメンバーの浜谷が『東京国際映画祭』に登場。

素晴らしい!
メンバーの活躍は何より嬉しいです。
こちらの映画はおそらく来年上映みたいなんで、情報上がってきたらこちらでも取り上げていきたいと思います。

そして、来月11月10日、チケット発売前日は遂に、【第二回ゴツフェス!】開催です。
こちら、みんなで何度も会議を重ね、アイデア出し合って、兎にも角にも来て頂いたお客様に楽しんで帰ってもらえるように、最高のおもてなし!をさせて頂きます。
今回のテーマは前回とまるっきり違いますよ。
何と言っても今回は【宴会】ですから(笑)
飲んで、語って、食べて、語って…みんなで楽しみましょうね!
メンバー全員めちゃくちゃ楽しみにしていますよ。

さらにさらに…
先月号で取り上げたチラシ撮影。
遂にお披露目しました。

どうですか?
渾身の一枚!
今回も手前味噌ながら、とっても素敵なチラシができたと思います。
この構図、デザイナーとカメラマンのこだわりが詰まってます。
前にもチラシには触れましが、チラシに拘れなかったら、全てに拘れない気がします。
舞台の始まりはチラシからと言っても過言ではない。

もちろん、チラシ制作前に準備は始まっているのですが。
今回もたくさんの決め事、不安材料、足りないもの…そういうものを一つ一つクリアにしていきました。
現在進行形でそれは続いていて。
チラシに載せるお名前、企業名諸々の確認だけでもたくさんの時間を要します。

チケット発売日を決めて、そこに向けて動く。
いつまでに何をして、いつまでに何まで終わらせる。
そんなことを定例の『ゴツミーティング!』でやっています。
そこからそれぞれにできることをやって、また集う。
だからこそ、出来上がったチラシを実際に見たときは感動するし、一つスイッチが入ります。
【やるしかない!!】
タイトル通り、ここでもう一つギアが上がります。
みなさんのお目にかかる公演一発目のスタートが、このチラシです。
『俺たちは、生きるために太陽に向かっていた。』
まだ台本が上がってないのでなんとも言えませんが、向日葵のように真っすぐに太陽に向かって生きる!歩く。
みなさま、どうぞ本公演をお楽しみにお待ちください。

チラシと同時に、台湾公演の決定も解禁させて頂きました。
こちらもたくさんの意見交換をして、壁を乗り越えて、実現に至りました。
しかも週の間は休演がありますが、週をまたいでの二週間公演。
ほんと嬉しいし、有難いことです。
感謝しかありません。

どうですか?
渾身の一枚!
今回も手前味噌ながら、とっても素敵なチラシができたと思います。
この構図、デザイナーとカメラマンのこだわりが詰まってます。
前にもチラシには触れましが、チラシに拘れなかったら、全てに拘れない気がします。
舞台の始まりはチラシからと言っても過言ではない。

もちろん、チラシ制作前に準備は始まっているのですが。今回もたくさんの決め事、不安材料、足りないもの…そういうものを一つ一つクリアにしていきました。現在進行形でそれは続いていて。チラシに載せるお名前、企業名諸々の確認だけでもたくさんの時間を要します。

チケット発売日を決めて、そこに向けて動く。
いつまでに何をして、いつまでに何まで終わらせる。
そんなことを定例の『ゴツミーティング!』でやっています。
そこからそれぞれにできることをやって、また集う。
だからこそ、出来上がったチラシを実際に見たときは感動するし、一つスイッチが入ります。
【やるしかない!!】
タイトル通り、ここでもう一つギアが上がります。
みなさんのお目にかかる公演一発目のスタートが、このチラシです。
『俺たちは、生きるために太陽に向かっていた。』
まだ台本が上がってないのでなんとも言えませんが、向日葵のように真っすぐに太陽に向かって生きる!歩く。みなさま、どうぞ本公演をお楽しみにお待ちください。

チラシと同時に、台湾公演の決定も解禁させて頂きました。こちらもたくさんの意見交換をして、壁を乗り越えて、実現に至りました。しかも週の間は休演がありますが、週をまたいでの二週間公演。
ほんと嬉しいし、有難いことです。
感謝しかありません。

※クリックすると拡大写真を表示します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

再びあの場所へ。
今回は阿波おどりを携えて、またゴツプロ!旋風を巻き起こしたいと思ってます。

なかなか決まらなかったことが、一つのことをきっかけにバタバタと決まったり、動き出したり、また停滞したり。
ここまでも結構紆余曲折ありまして。
その度に、主宰の塚原大助筆頭に踏ん張ってきました。
まだまだはじまったばかりですが、チラシを手にして、みんなで阿波おどりの稽古をしてますと、不思議と今回も必ずうまくいく!成功する!そんな自信が生まれます。

このメンバーだったら必ず大丈夫!!

またドキドキと、ワクワクと、興奮の日々が始まります。

あ、チラシに載っていた四名の若者について少々。
今年、僕たちはゴツプロ!初のオーディションを開催しました。
そこで見事合格したのが、津田恭佑です。彼は見開きの向日葵畑に僕らと共に写っています。
そして、裏面の四人!
山本啓之、熊田健大朗、谷口就平、風間八。
実は彼らもまたオーディションメンバー。
オーディションでは役付でお願いできなかったけど、以前にも書いた一週間にも及ぶワークショップオーディションがめちゃくちゃ濃厚で、一生懸命に取り組んでくれた彼らと少しでも交われないかと。
阿波おどりの踊り子として参加しませんか?と持ちかけました。
すると、ぜひやらせて欲しい!ということで、この四名が参加することになったのです。
当初東京公演だけ、踊り子だけでの参加だった四名。
でも、なんだかしっくりこなかったゴツメンバー。
本当に東京だけで良い?
大阪、台湾も一緒に行かなかったら後悔するんじゃない?
本多が終わったらやっぱり連れて行けば良かったんじゃないか!ってなるんじゃない!
ってことで、四人に確認したら、もちろん大阪も台湾も行きたい!となり、
踊りだけではなく、1シーン、2シーンだけの短い出番になるかも知れないけど、踊り子ではなく役者として参加してもらうことになりました。

これは本当に嬉しかった。
オーディションって普通、落ちたら終わり。はい、次、次!っていうのが常ですから。
こうして、同じ時間を共有して、同じ汗をかいて、同じ板に立てる。
こんなに尊いことはありません。
若い彼らが、おっさんだらけのゴツプロ!に新しい風を吹き込んでくれることだと思います。
今回のゴツプロ!はそんなところも是非注目してもらえればと思います。

再びあの場所へ。
今回は阿波おどりを携えて、またゴツプロ!旋風を巻き起こしたいと思ってます。

なかなか決まらなかったことが、一つのことをきっかけにバタバタと決まったり、動き出したり、また停滞したり。ここまでも結構紆余曲折ありまして。
その度に、主宰の塚原大助筆頭に踏ん張ってきました。まだまだはじまったばかりですが、チラシを手にして、みんなで阿波おどりの稽古をしてますと、不思議と今回も必ずうまくいく!成功する!そんな自信が生まれます。

このメンバーだったら必ず大丈夫!!

またドキドキと、ワクワクと、興奮の日々が始まります。

あ、チラシに載っていた四名の若者について少々。
今年、僕たちはゴツプロ!初のオーディションを開催しました。
そこで見事合格したのが、津田恭佑です。彼は見開きの向日葵畑に僕らと共に写っています。
そして、裏面の四人!
山本啓之、熊田健大朗、谷口就平、風間八。
実は彼らもまたオーディションメンバー。
オーディションでは役付でお願いできなかったけど、以前にも書いた一週間にも及ぶワークショップオーディションがめちゃくちゃ濃厚で、一生懸命に取り組んでくれた彼らと少しでも交われないかと。
阿波おどりの踊り子として参加しませんか?と持ちかけました。
すると、ぜひやらせて欲しい!ということで、この四名が参加することになったのです。
当初東京公演だけ、踊り子だけでの参加だった四名。
でも、なんだかしっくりこなかったゴツメンバー。
本当に東京だけで良い?
大阪、台湾も一緒に行かなかったら後悔するんじゃない?本多が終わったらやっぱり連れて行けば良かったんじゃないか!ってなるんじゃない!
ってことで、四人に確認したら、もちろん大阪も台湾も行きたい!となり、
踊りだけではなく、1シーン、2シーンだけの短い出番になるかも知れないけど、踊り子ではなく役者として参加してもらうことになりました。

これは本当に嬉しかった。
オーディションって普通、落ちたら終わり。はい、次、次!っていうのが常ですから。
こうして、同じ時間を共有して、同じ汗をかいて、同じ板に立てる。
こんなに尊いことはありません。
若い彼らが、おっさんだらけのゴツプロ!に新しい風を吹き込んでくれることだと思います。
今回のゴツプロ!はそんなところも是非注目してもらえればと思います。

地道に地道に阿波おどりも進んでおります。

さあ、待ったなし!
この二ヶ月、必死に挑みます。

阿波おどり、手を抜いたら…
阿波おどり、センスがなかったら…
稽古後の飲み、トークがつまらなかったら…
セリフ覚えが遅かったら…

もしかしたら、本役を若手に取られるかもしれない?!

(笑)
今回はそんなプレッシャーを感じつつ、おっさんパワー全開で頑張らせて頂きます。
お後もよろしいようで。

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

9月号 『秋は秋とて…』

【秋は秋とて…】

みなさん秋の夜長、いかがお過ごしですか?
急に涼しくなり、雨が多くなり、一気に秋モード。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋…秋はいいですね。
そんな中今月は、私泉知束が出演しました『東京マハロ』公演、【たぶん世界は8年目】、
ゴツプロ!主宰塚原大助を筆頭に浜谷康幸、かなやす慶行、そして山野海が出演した『ふくふくや』公演、【ウソのホント】にご来場頂きまして誠にありがとうございました。
全く毛色の違う二本のお芝居。
両方見て頂いた方も一本だけ見て頂いた方も…両方見てない!って方にもちょっとだけ。

【秋は秋とて…】

みなさん秋の夜長、いかがお過ごしですか?
急に涼しくなり、雨が多くなり、一気に秋モード。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋…秋はいいですね。
そんな中今月は、私泉知束が出演しました『東京マハロ』公演、【たぶん世界は8年目】、
ゴツプロ!主宰塚原大助を筆頭に浜谷康幸、かなやす慶行、そして山野海が出演した『ふくふくや』公演、【ウソのホント】にご来場頂きまして誠にありがとうございました。
全く毛色の違う二本のお芝居。
両方見て頂いた方も一本だけ見て頂いた方も…両方見てない!って方にもちょっとだけ。

IMG_1366

まずこちらは、『東京マハロ』出演の私泉知束。
42歳にして32歳設定。
東日本大震災から8年後の福島。未だ、原発問題や様々な問題を抱えながらも、前を見ながら生きていく人々と、東京に住む人々の物語。
自分の役は、周りの空気なんて読まず、読めず、お金だけに走る東京から来たチャラ男。
チャラ男…写真からも十分伝わりますね(笑)
今回のダメ出し「イェーイ!の言い方がおっさんだな。もっと若くやって。」あ、は、はい。
どんなダメ出し(笑)
必死に若く、チャラくやらせてもらいました。
こんな役をやってると不思議ですね、プライベートでも役に近づいていきましてね、
ま、そもそもプライベートに役が近づいてきてるのか?!どっちがどっちかわからない始末。
でもね、役に入ってる間はめちゃくちゃ愛着湧いてきてね、とっても好きになるんですよね。
終わって一週間だけど既にロスですよ。
今回は福島にも2回ほど行かせてもらって、今の福島をこの目で見てきました。
おそらく今回の作品に出演してなかったら、行くこともなく、もしかしたら知らないまま生きていったであろう世界。
今作を通して、知れたこと、考えたこと、感じたこと…貴重な体験でした。
役者やっていて、良かったと思える瞬間です。
また、少しでも舞台を見てもらった方々に知ってもらえたこと、ほんのちょっとでも興味を持ってもらえたことが嬉しい。
これも演劇の可能性であり、挑戦だと思います。

そういう意味では、ゴツプロ!座付作家、竹田新が描いたエロの世界。
「ウソのホント」こちらも今まで知らなかった世界、ちょっと興味はあるけど、なかなか覗けない世界を知るきっかけになったんじゃないかな。

こちらの世界でのゴツメン!はこんな感じ↓↓↓

IMG_1437

キモいですね。怖いですね。女装バーのママ役の浜谷康幸。
そして…

S__16285802

怪しいですね。胡散臭いですね。中華料理屋のオーナー役のかなやす慶行。

大助と海さんの掛け合いも最高だった。

いずれにせよ自分も含め、みんながみんなゴツプロ!ではなかなかやらない役、見た目です(笑)

それぞれの世界観にどっぷり浸かり、遊び、真面目に役作りして、板の上で勝負する。
そこからまたひとつ引き出しを増やし、持ち寄り、ゴツプロ!で新たな可能性を探る。
また次回作が楽しみになりました。

しかしながら、作家、竹田新はどこまで進化するのやら。
もちろんベース、根底にあるのは人の情、普遍的に存在する人間の根源。
これは変わらないのだけど、その表現だったり、見せ方だったり、枠が見えない。
ってことで、ちょっとばかり作家、竹田新について…
竹田さんは、基本エロが苦手で小学生並みのエロトークしかできないんです。
それなのに今回のテーマですからね。
はじめは、え?え?え?って感じだったんですが、取材や勉強をはじめましてね。
会うたびに面白エロトークをするわけですよ(笑)
そのトーク、言葉のチョイスがまあ、見事でね。
これはおそらくゼロからのスタートですから、変な固定概念がないんですね。
音だったり、響きが面白いってことでセリフに入れてくる。
これがまあ秀逸ね。
だから聞いてても、自分が話していても、音感とリズム感が心地よい。
さらに、今作は鋭いタッチでえぐるように、ブラックなネタを入れてました。
これは自分もびっくり。
ただのエロではない。
サブタイトルの『真実なんてクソくらえ!』がピッタリとくる、死生観まで揺るがす描き方。
竹田新の世界観が少しずつ少しずつ変化してきている。
オブラートに包んでいたものを、隠すことに満足がいかなくなったような、本当に描きたい作風が見えてきているのか?!その辺はわかりませんが、奥深さと、斬新さと、変わらぬ人間愛が描かれていて、とても面白く観劇し、次回のゴツプロ!がまた楽しみになりました。

とにかく、舞台に立たせて頂き、そして観劇して、改めて舞台っていいなあって思い、パワーがみなぎってきました。

そんなゴツプロ!次回作【阿波の音】。
チラシ撮影してきましたよ。
今回もこだわりの撮影場所、衣装、デザイン…どれをとっても超一流のスタッフ陣による拘りのチラシ。
あー、早く皆さんにお見せしたい!!
一言…「かっこいい!」よ。
あー、見せたい!!!

今回の撮影も昨年の『三の糸』に引き続き、地方ロケを観光。
いつものように夜中出発!の予定だったのですが、なんと天気予報が雨。
野外撮影だったので、様子を見るため、出発を延期しました。
何を隠そう、ゴツプロ!って晴ればっかりなんです。
基本、何かやるときはいつも晴れ。
主宰の塚原大助も演出の山野海も、究極の晴れ男に晴れ女。
なもんですから、チラシ撮影日に雨が降るなんて誰も思っておらず(汗)
がっつり雨予報になっちゃうと、急にあたふたですよ。
自分としては、まず自分を疑うわけです。
知る人ぞ知る究極の雨男な私。雨が降ると基本自分のせいだと思います(泣)

キャスト、スタッフさんもこの日に予定を合わせ、さらには撮影場所にも申請してますから、この日を逃すと非常にまずい状態です。
なんとか晴れることを願い、朝方現地に向かいました。

するとなんと、雨が上がったのです。
さらには雨上がりで晴天より良い画が撮れたとのこと。
はい!言わせてください!!
ゴツプロ!もってるんです(笑)

ふー、雨男としては、危機一髪でございました(汗)

そうして撮り上げた渾身の一枚。
来月にはお披露目できるかと思います。
お楽しみに!!

撮影後は、いつもお世話になってるカメラマンのマッハのご自宅でランチをご馳走になりました。
今回の撮影場所を色々と探していたところ、たまたまマッハのご自宅近くに絶好の撮影ポイントがあったのです。
ですから、図々しくもランチをゴチになりました。
とっても素敵なご両親に、素敵なお家…そして美味しいご飯。
本当にありがとうございました!
それにしても美味しく楽しく、翌日みんな空いていたらそのままお泊まりしたかったくらいです!
迷惑な話ですが(笑)
頂いたご恩をパワーに変えて、次回作に注ぎ込んでいきたいと思います。

怪しいですね。胡散臭いですね。中華料理屋のオーナー役のかなやす慶行。

大助と海さんの掛け合いも最高だった。

いずれにせよ自分も含め、みんながみんなゴツプロ!ではなかなかやらない役、見た目です(笑)

それぞれの世界観にどっぷり浸かり、遊び、真面目に役作りして、板の上で勝負する。
そこからまたひとつ引き出しを増やし、持ち寄り、ゴツプロ!で新たな可能性を探る。また次回作が楽しみになりました。

しかしながら、作家、竹田新はどこまで進化するのやら。もちろんベース、根底にあるのは人の情、普遍的に存在する人間の根源。
これは変わらないのだけど、その表現だったり、見せ方だったり、枠が見えない。
ってことで、ちょっとばかり作家、竹田新について…
竹田さんは、基本エロが苦手で小学生並みのエロトークしかできないんです。
それなのに今回のテーマですからね。
はじめは、え?え?え?って感じだったんですが、取材や勉強をはじめましてね。
会うたびに面白エロトークをするわけですよ(笑)
そのトーク、言葉のチョイスがまあ、見事でね。
これはおそらくゼロからのスタートですから、変な固定概念がないんですね。
音だったり、響きが面白いってことでセリフに入れてくる。
これがまあ秀逸ね。
だから聞いてても、自分が話していても、音感とリズム感が心地よい。
さらに、今作は鋭いタッチでえぐるように、ブラックなネタを入れてました。
これは自分もびっくり。
ただのエロではない。
サブタイトルの『真実なんてクソくらえ!』がピッタリとくる、死生観まで揺るがす描き方。竹田新の世界観が少しずつ少しずつ変化してきている。オブラートに包んでいたものを、隠すことに満足がいかなくなったような、本当に描きたい作風が見えてきているのか?!その辺はわかりませんが、奥深さと、斬新さと、変わらぬ人間愛が描かれていて、とても面白く観劇し、次回のゴツプロ!がまた楽しみになりました。

とにかく、舞台に立たせて頂き、そして観劇して、改めて舞台っていいなあって思い、パワーがみなぎってきました。

そんなゴツプロ!次回作【阿波の音】。
チラシ撮影してきましたよ。
今回もこだわりの撮影場所、衣装、デザイン…どれをとっても超一流のスタッフ陣による拘りのチラシ。あー、早く皆さんにお見せしたい!!一言…「かっこいい!」よ。あー、見せたい!!!

今回の撮影も昨年の『三の糸』に引き続き、地方ロケを観光。いつものように夜中出発!の予定だったのですが、なんと天気予報が雨。野外撮影だったので、様子を見るため、出発を延期しました。何を隠そう、ゴツプロ!って晴ればっかりなんです。基本、何かやるときはいつも晴れ。主宰の塚原大助も演出の山野海も、究極の晴れ男に晴れ女。なもんですから、チラシ撮影日に雨が降るなんて誰も思っておらず(汗)がっつり雨予報になっちゃうと、急にあたふたですよ。自分としては、まず自分を疑うわけです。知る人ぞ知る究極の雨男な私。雨が降ると基本自分のせいだと思います(泣)

キャスト、スタッフさんもこの日に予定を合わせ、さらには撮影場所にも申請してますから、この日を逃すと非常にまずい状態です。なんとか晴れることを願い、朝方現地に向かいました。

するとなんと、雨が上がったのです。さらには雨上がりで晴天より良い画が撮れたとのこと。
はい!言わせてください!!ゴツプロ!もってるんです(笑)

ふー、雨男としては、危機一髪でございました(汗)

そうして撮り上げた渾身の一枚。
来月にはお披露目できるかと思います。
お楽しみに!!

撮影後は、いつもお世話になってるカメラマンのマッハのご自宅でランチをご馳走になりました。
今回の撮影場所を色々と探していたところ、たまたまマッハのご自宅近くに絶好の撮影ポイントがあったのです。
ですから、図々しくもランチをゴチになりました。
とっても素敵なご両親に、素敵なお家…そして美味しいご飯。本当にありがとうございました!
それにしても美味しく楽しく、翌日みんな空いていたらそのままお泊まりしたかったくらいです!
迷惑な話ですが(笑)
頂いたご恩をパワーに変えて、次回作に注ぎ込んでいきたいと思います。

強烈な晴れ男、晴れ女がメンバーにいなかったら…
マッハの実家があの場所じゃなかったら…
一人でも諦めていたら…
撮影が気持ちよく終わっていなかったら…

マッハの家で美味しいランチにありつけなかったかもしれない?!

あー、早くそのチラシを見せたい!!(笑)

あ、それともう一つトピックス。
台湾公演でお世話になった、華山1914文創園区のリンさんがご来日。

みんなで楽しくお食事させて頂きました。
英語が堪能なメンバーの44さんが東京観光をアテンド。
演劇の町『下北沢』も見て頂きました。

リンさんはじめ、こうして海を越えてお付き合いができるのは本当に嬉しいことだし、いろんな可能性が見えてくる。
今まで考えもしなかったことが…
リンさん、またお会いしましょう!
これからもよろしくお願い致します!

IMG_9872

さあ、ギア入れて頑張りますよ!!
今後のゴツプロ!も要チェックでお願いします。
あ、『月刊ゴツプロ!』もね(笑)

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

8月号 『第二の青春満喫中!』

【第二の青春満喫中!】

みなさんこんにちは。
夏休み、素敵な想い出!作ってますか?
そして、観劇!してますか?
今月は浜谷康幸出演のNana Produce Vol.9『真空家族』がありました。
御観劇頂きました皆様、本当にありがとうございました。
そして来月は、私 泉知束が出演します!東京マハロ公演『たぶん世界は8年目』。
その後は山野海主宰!劇団ふくふくや 第19回公演『ウソのホント』に山野海はじめ、ゴツプロ!主宰の塚原大助、浜谷康幸、かなやす慶行が出演します。
どうぞ、来月もこの2本をお見逃しなく!!
劇場でお会い出来ますことを楽しみにしております。

そしてそして、ゴツプロ!としましては、なんといっても次回公演『阿波の音』に向け、ひたすら突き進んでおります。
水面下での動きも色々とあって、その辺りは決まり次第報告させてもらいますので、期待して待っててくださいね。

そんなこんなで、夏ももうすぐ終わり。
暑すぎた夏。
夕方になると一時期の暑さはなく、秋の訪れをちょっとだけ感じたりして、人間は欲張りな生き物ですからね、「あー早く涼しくならないかな!」って口癖のように言っておりましたが、その涼しさがきたらきたで、ちょっぴり寂しかったり。
季節の移ろいゆく早さに置いていかれないようにしっかりと日々を感じて生きたい今日この頃です。

そこでタイトル『第二の青春満喫中!』
以前にも書いたと思うんですが、僕らゴツプロ!まさに『今』青春を謳歌しております(笑)
まさか40歳過ぎて青春するとはね。
まさかまさかのそのまさか。
一生懸命打ち込むこと。
初めてのことを経験すること。
感動すること。
バカやること。
思いっきり意見を言い合うこと。
淡い想いを抱くこと。
あげるとキリがないけど、そんなことのひとつひとつが今はキラキラしてて。
毎日やり甲斐があって、生きてるなって実感することが、ちょっと前より確実に多くなってます。
ですからね、そこは敢えて『青春』って表現したいなって。

今回の「月刊ゴツプロ!」もそんなお話。

8月吉日。
次回公演「阿波の音」に向けての第一弾!本場徳島の阿波おどりに行ってきました。
これは前々からどうにか行きたいと、色々と予定を組んでいたところ、なんと大阪の「ゴツプロ!後援会」の皆様から、「だったらツアーを組んでみんなんで行きましょう!」と、お話を頂きました。
こんなに嬉しい話はありません。
いかんせんお盆時期、飛行機&新幹線は取りにくい&高い。
宿はどうする?阿波おどりって桟敷席取った方が良いの?などなど素人集団の我々ですから、これは願ったり叶ったりだったのです。

そして出発の日。
『青春の旅』一発目は…

【第二の青春満喫中!】

みなさんこんにちは。
夏休み、素敵な想い出!作ってますか?
そして、観劇!してますか?
今月は浜谷康幸出演のNana Produce Vol.9『真空家族』がありました。御観劇頂きました皆様、本当にありがとうございました。
そして来月は、私 泉知束が出演します!東京マハロ公演『たぶん世界は8年目』。
その後は山野海主宰!劇団ふくふくや 第19回公演『ウソのホント』に山野海はじめ、ゴツプロ!主宰の塚原大助、浜谷康幸、かなやす慶行が出演します。どうぞ、来月もこの2本をお見逃しなく!!劇場でお会い出来ますことを楽しみにしております。

そしてそして、ゴツプロ!としましては、なんといっても次回公演『阿波の音』に向け、ひたすら突き進んでおります。
水面下での動きも色々とあって、その辺りは決まり次第報告させてもらいますので、期待して待っててくださいね。

そんなこんなで、夏ももうすぐ終わり。
暑すぎた夏。
夕方になると一時期の暑さはなく、秋の訪れをちょっとだけ感じたりして、人間は欲張りな生き物ですからね、「あー早く涼しくならないかな!」って口癖のように言っておりましたが、その涼しさがきたらきたで、ちょっぴり寂しかったり。
季節の移ろいゆく早さに置いていかれないようにしっかりと日々を感じて生きたい今日この頃です。

そこでタイトル『第二の青春満喫中!』
以前にも書いたと思うんですが、僕らゴツプロ!まさに『今』青春を謳歌しております(笑)
まさか40歳過ぎて青春するとはね。
まさかまさかのそのまさか。
一生懸命打ち込むこと。
初めてのことを経験すること。
感動すること。
バカやること。
思いっきり意見を言い合うこと。
淡い想いを抱くこと。
あげるとキリがないけど、そんなことのひとつひとつが今はキラキラしてて。
毎日やり甲斐があって、生きてるなって実感することが、ちょっと前より確実に多くなってます。
ですからね、そこは敢えて『青春』って表現したいなって。

今回の「月刊ゴツプロ!」もそんなお話。

8月吉日。
次回公演「阿波の音」に向けての第一弾!本場徳島の阿波おどりに行ってきました。
これは前々からどうにか行きたいと、色々と予定を組んでいたところ、なんと大阪の「ゴツプロ!後援会」の皆様から、「だったらツアーを組んでみんなんで行きましょう!」と、お話を頂きました。
こんなに嬉しい話はありません。
いかんせんお盆時期、飛行機&新幹線は取りにくい&高い。
宿はどうする?阿波おどりって桟敷席取った方が良いの?などなど素人集団の我々ですから、これは願ったり叶ったりだったのです。

そして出発の日。
『青春の旅』一発目は…

新宿のバスタからスタート。
40過ぎても深夜バス(笑)
青春ですね。
因みに浜谷さんは舞台本番中につきお見送りだけとなりました。(残念 泣泣)

日が変わる0時過ぎに出発。

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はじめは意気揚々としていた我々でしたが、そこはおっさん!時間と共に疲れが…
大阪到着の9時前にはみんなげっそげそでした(汗)
青春ですね!!

で、やっとの思いで「ゴツプロ!後援会」の皆様と合流。
ここからまた、テンションマックスです。

はじめは意気揚々としていた我々でしたが、そこはおっさん!時間と共に疲れが…
大阪到着の9時前にはみんなげっそげそでした(汗)
青春ですね!!

で、やっとの思いで「ゴツプロ!後援会」の皆様と合流。ここからまた、テンションマックスです。

だってこれ見てください。
「ゴツプロと行く阿波おどりツアー」ですよ。
ゴツプロと行く!あーいい響きです(笑)
バスの中でも大はしゃぎ。盛り上げますよー!

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「ゴツプロ!クイズ大会!!」なんてやったりして、まさにノリは修学旅行。
誰が言ったか?!『大人の遠足』がぴったりのバス旅。
青春ですね。

そうこうしてるうちに一行は…

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『淡路島』へ、到着。
初めて行きましたが、綺麗なところでした。
ここで腹ごしらえをして、さあ、目指すは徳島です。

すでに我々、バスに12時間ほど乗っております(汗)
否応無しに高鳴る鼓動。興奮。ワクワク感。そして、若干の眠気(笑)
全部抱えて、バスは徳島市内へと入って行きました。
街中は祭り独特の空気感。たくさんの観光バス。その群れからようやく放たれる僕たち。
第一声「あっち〜。」
徳島、めちゃくちゃ暑いっす。
数秒で汗だくの僕たちを迎えてくれたのは…

映画でも有名になった「眉山」。

そして、街は阿波おどり一色。

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今年は「阿波おどり」問題が色々とありましたが、上の方の話はどこまでが真実なのかはわかりませんが、祭りやってる人には関係ないからね。
僕らも稽古に参加させてもらってますけど、やってる方々は一年間本気で取り組んでます。
ベテランの方も、僕たちと同じように基本の動きを何度も何度も反復練習するんです。
さらなる高みの踊りを目指して。
だから、なんとかね。その想いだけは組んでほしいなって思います。

みんなの想いが募る徳島の街は…

なんせ自販までが阿波おどりなんですから(笑)
たまらんでしょ!
ええよね、ええよね、祭りはええよね!
青春ですよ!!
だんだんとテンションもマックスを振り切って行きます。
待つこと1時間。
いよいよです!!

はじまったーー!!!

笛、三味線、締太鼓、大太鼓、鉦の祭囃子と共に、踊り子が流れ込んできます!

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まさに圧巻の一言。
これは本場じゃなきゃ味わえない。
だんだんと陽も落ちてきて、さらに雰囲気が良くなります。
ただ、僕たちはこの後また大阪戻りでしたので、限られた時間での観覧。
お目当てだった連は見れず、席を立とうとした瞬間でした!

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きたーーー!!
『阿呆連』何回もYouTubeで見た!ホンモノです。(映画「眉山」にも登場する有名連)
感動した。
そして、素晴らしかった。
短い時間でしたけど、この空気感をみんなで味わえたのはほんとに良かった。
最高の時間でした!

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バスまでの帰りの道中も余韻を噛み締めながら、胸に深く刻み込みました。
それにしてもなんと楽しい時間だったことか。
大阪までのバス車中もみんなで阿波おどりの話で盛り上がり、あっという間の到着でした。
なんなら、このまま東京まで話して帰りたかったくらいです!!
あ、すいません。嘘です。それは言い過ぎました(汗)

でも、本当の本当に最高の『大人の遠足!』を…
企画、運営してくださった後援会の皆様に心から御礼申し上げます。
またお暑い中、そしてお盆の中、このツアーに参加してくださった皆々様…心からありがとうございました。
この感謝を胸に次回公演、誠心誠意励みたいと思います。

また会う日まで…
大阪に行きたくなる理由がまた一つ増えました。

あ、また忘れそうだった(汗)
恒例のやつね!!
そう、グルメーーーー(笑)
まずはこれ。

徳島名物「阿波尾鶏」ね。ビールのお供に最高!!

で、大阪帰ってからは…

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知る人ぞ知る!めちゃうまイタリアン。

定番の串カツ!に…

大阪なのに、なぜかもんじゃ焼き(笑)
そして…シメは!!

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これまたなぜか『アワビ』(笑)
なんかえらいことになってますね。
とにかく、とにかく…青春なんですよ!!!

一度本気で青春を味わっていなかったら…
はじめの一歩に勇気を出せなかったら…
僕たちを応援してくださる奇特な方々がいなかったら…
食べること好きが集まっていなかったら…

こんな素敵な第二の青春を過ごすことができなかったかもしれない?!

まだまだ青春ど真ん中!!
やったんぞー。
いったんぞー。

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

7月号 『祭りを呼ぶゴツプロ!』

【祭りを呼ぶゴツプロ!】

みなさんこんにちは。
暑中お見舞い申し上げます!!
お暑うございますね。
なんだか定番のご挨拶になってますが、本当に暑い(汗)
東京でも遂に初の40度超えだったり、熊谷では最高気温を更新したりと、あまり嬉しくないニュースの連発ですね。
兎にも角にも水分をたくさん摂って、塩分もとって、無理せず冷房つけて、無理して外に出ず、なんとかこの暑さを凌ぎましょうね。

さてさて、夏本番の7月。
まずは、【水中ランナー】に出演しました渡邊聡の舞台にお越し頂きました皆さまありがとうございました。
来月は浜谷康幸出演のNana Produce Vol.9『真空家族』もございますので、こちらもお見逃しなく!

そんなこんなの7月下旬…今月の『月刊ゴツプロ!』はちょっと趣向を変えて、言うなれば番外編とでも言いましょうか?!
主宰 塚原大助の『銀河鉄道999〜北九州公演〜』特集記事にしたいと思います。
何故かっていうと…まずはこの写真をご覧ください。

【祭りを呼ぶゴツプロ!】

みなさんこんにちは。
暑中お見舞い申し上げます!!
お暑うございますね。なんだか定番のご挨拶になってますが、本当に暑い(汗)
東京でも遂に初の40度超えだったり、熊谷では最高気温を更新したりと、あまり嬉しくないニュースの連発ですね。
兎にも角にも水分をたくさん摂って、塩分もとって、無理せず冷房つけて、無理して外に出ず、なんとかこの暑さを凌ぎましょうね。

さてさて、夏本番の7月。
まずは、【水中ランナー】に出演しました渡邊聡の舞台にお越し頂きました皆さまありがとうございました。来月は浜谷康幸出演のNana Produce Vol.9『真空家族』もございますので、こちらもお見逃しなく!

そんなこんなの7月下旬…今月の『月刊ゴツプロ!』はちょっと趣向を変えて、言うなれば番外編とでも言いましょうか?!
主宰 塚原大助の『銀河鉄道999〜北九州公演〜』特集記事にしたいと思います。
何故かっていうと…まずはこの写真をご覧ください。

これ【北九州芸術劇場 大ホール】の楽屋写真です。
そう、奇跡的に北九州に集ったゴツメンたち。
半分以上が北九州に集結ってすごくないですか?
それぞれ仕事だったり、旅行だったりでたまたま集まった僕たち。
しかも観劇日まで同じっていうね!
どんだけ仲良しだよ(笑)

なもんですからね、今月は北九州よりお送りします。

まずね、北九州は小倉…なんと言っても『銀河鉄道999』の生みの親、松本零士先生との縁も深く、
『銀河鉄道999』の本拠地といっても過言ではありません。

その一例です!!

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そんな本拠地で観劇できるって、それだけでテンション上がります。

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【銀河鉄道999】
子供の時に見ていましたが、正直あまり覚えておらず(汗)
観劇前、予習のため映画版を見返したんですが、改めて大人になって見てみると、素晴らしいね。
子供の時に漠然と見ていたアニメとまるっきり印象変わりました。
青春であり、冒険であり、道徳であり、たくさんの『人間が』つまった素敵な作品。
と、同時に感じたのは、これをどう舞台で表現するのか?

映画を見返して色々と楽しみになってきました。

東京明治座での観劇も正直行きたかったのですが、そこを我慢しての北九州公演。
ワクワクです!

で、冒頭…ちょっと自分が想像していたものとは違うテイスト。
いい意味での裏切り。
ストーリーは映画版に忠実な感じでしたね。
なかなか出て来ない主宰 塚原大助。
内容を知ってるだけにどの辺りで登場するかも知ってますから、なんだかこっちが緊張してきます(笑)
そして、大助アンタレス登場!!!
ざわつく客席!!!一部僕たちスペースだけ(笑)
いやいや、しかし感動でした。
そして、圧巻のアンタレスだったな。

ご存知の方もそうでない方もいるかと思いますが、アンタレスってラストの方でめちゃくちゃかっこいいとこがあるんですよ。

そのシーンがほんと良くてね。
アンタレスの生き様に大助の生き様がかぶって、魂の叫びをしかと受け止めました。
ストレートプレイだろうが、ミュージカルだろうが、やっぱり一番大事なことって一緒だと思った。
心からの叫び、想い、愛…言葉にするとチープかも知れないし、ちと臭いけど、人に伝わる部分ってやっぱりそれにしかないよ。

そんな大助アンタレス!!

【銀河鉄道999】
子供の時に見ていましたが、正直あまり覚えておらず(汗)観劇前、予習のため映画版を見返したんですが、改めて大人になって見てみると、素晴らしいね。
子供の時に漠然と見ていたアニメとまるっきり印象変わりました。
青春であり、冒険であり、道徳であり、たくさんの『人間が』つまった素敵な作品。
と、同時に感じたのは、これをどう舞台で表現するのか?

映画を見返して色々と楽しみになってきました。

東京明治座での観劇も正直行きたかったのですが、そこを我慢しての北九州公演。ワクワクです!

で、冒頭…ちょっと自分が想像していたものとは違うテイスト。いい意味での裏切り。
ストーリーは映画版に忠実な感じでしたね。
なかなか出て来ない主宰 塚原大助。
内容を知ってるだけにどの辺りで登場するかも知ってますから、なんだかこっちが緊張してきます(笑)
そして、大助アンタレス登場!!!
ざわつく客席!!!一部僕たちスペースだけ(笑)
いやいや、しかし感動でした。
そして、圧巻のアンタレスだったな。

ご存知の方もそうでない方もいるかと思いますが、アンタレスってラストの方でめちゃくちゃかっこいいとこがあるんですよ。

そのシーンがほんと良くてね。
アンタレスの生き様に大助の生き様がかぶって、魂の叫びをしかと受け止めました。
ストレートプレイだろうが、ミュージカルだろうが、やっぱり一番大事なことって一緒だと思った。
心からの叫び、想い、愛…言葉にするとチープかも知れないし、ちと臭いけど、人に伝わる部分ってやっぱりそれにしかないよ。

そんな大助アンタレス!!

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大助、お疲れ様。

さらに舞台美術やプロジェクションマッピング、照明、音響はさすが!の一言。
圧巻の舞台構成。
たまには大劇場も見なきゃダメだな。
舞台芸術の進化と可能性、そんなものを感じた舞台でした。

カーテンコールでは北九州の小倉少年少女合唱団!が登場して、キャストと共にテーマソングを大合唱。
これもよかった。
感動しました。
だって夢があるじゃないですか!
歌が好きでたくさんの夢を抱いて歌ってる子供達が、大劇場で、憧れのキャストたちと一緒に歌って、いっぱいのお客様から大きな拍手をもらう。
これってナニモノにも代え難い貴重な体験だと思います。
劇場が一体となり、素敵な空気が流れとりました。
これも本拠地ならでは!なんでしょうか。

ともあれ、素敵な舞台鑑賞となりました。

そのあとは、大助はじめ一部のキャストの皆さんと、スタッフの皆さんと美味しいお酒を頂きました。

そこで、タイトルの【祭りを呼ぶゴツプロ!】
なんとこの二日間。小倉はお祭りだったんです。

大助、お疲れ様。

さらに舞台美術やプロジェクションマッピング、照明、音響はさすが!の一言。圧巻の舞台構成。
たまには大劇場も見なきゃダメだな。
舞台芸術の進化と可能性、そんなものを感じた舞台でした。

カーテンコールでは北九州の小倉少年少女合唱団!が登場して、キャストと共にテーマソングを大合唱。
これもよかった。感動しました。
だって夢があるじゃないですか!
歌が好きでたくさんの夢を抱いて歌ってる子供達が、大劇場で、憧れのキャストたちと一緒に歌って、いっぱいのお客様から大きな拍手をもらう。
これってナニモノにも代え難い貴重な体験だと思います。劇場が一体となり、素敵な空気が流れとりました。これも本拠地ならでは!なんでしょうか。

ともあれ、素敵な舞台鑑賞となりました。

そのあとは、大助はじめ一部のキャストの皆さんと、スタッフの皆さんと美味しいお酒を頂きました。

そこで、タイトルの【祭りを呼ぶゴツプロ!】
なんとこの二日間。小倉はお祭りだったんです。

駅前に、『銀河鉄道999』に負けじと並ぶ銅像。
そう、【小倉祇園太鼓】です。

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小倉城を眺めながら川を渡ります。
街は、あちこちから太鼓の音。
法被姿の老若男女。
テンション上がるわい。

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そこからの観劇ですからね。
ゴツプロ!いくとこ祭りありです(笑)

観劇後、日が落ちるとすっかり涼しくなってました。
海が近いからか、大きな川が流れているからか、良い風が吹いてまして…
風に乗って、また祭囃子が。

本当に最高の九州旅になりました!!

あ、忘れてた。
北九州…港町。
やっぱりグルメです(笑)
旅の醍醐味!ここに極まり!!

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いやー、魚がうまいのね。
たまらんです。
九州、やっぱり鯖がうまい。しめてないからね。生鯖に、ゴマ鯖…たまりませんよ。

そこからの…

豚骨ラーメン!
言うことなし!!
これでこそ、泉知束が書く『月刊ゴツプロ!』です(笑)

タイミングがズレていたら…
松本零士先生が北九州に縁がなかったら…
銀河鉄道999が舞台になっていなかったら…
大助が999に出ていなかったら…

もしかしたらこんなうまいモノ食べれなかったかも知れない?!

大助、ありがと!!
そしてお疲れさん。

九州…忘れられない想い出がまた一つ。

最後、ホテルまでの道中。
慣れ親しんだコイツを頬張りつつ…

おやすみ。

 

 

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

6月号 『Close to you』

【Close to you】

みなさんこんにちは!
いやー、一気に暑くなりましたね。
梅雨はどこへ行ったのか?
都内をリュック背負って歩いていたら汗だく。
6月ってこんなんでしたっけ?すでに夏バテしそうな勢いです。
みなさんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。
さてさて、今月の月刊ゴツプロ!いってみましょう!!

まず最初のトピックスはあれですよね。
我らがゴツプロ!主宰 塚原大助が遂に明治座の舞台に立ちました!!

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もう観られた方もたくさんいらっしゃると思いますが、【銀河鉄道999】です。
僕らの仲間が明治座に立っている。
これは本当に嬉しく、そして誇らしいです。
明治座ってそんなにすごいんだ?って思う方もいると思いますが…
半端なくすごいんです。
しかもアンサンブルではなく本役で。
さらにはやったことないミュージカルで!!
これってちょっとした演劇界の奇跡。

IMG_0650_700

だってこんなのが立つんですよ。
こんなの相撲くらいでしか見ないですよ(笑)
いやはやですよ。
芝居も長いことやってると何があるかわかりませんね。
なもんですから、夢はずっと追いかけないと。
きっと叶うと信じて…
そんな奇跡のような舞台を是非みなさんも観てやってください。

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慣れないつけ髭で、塚原大助!頑張っております。
チケット料金はお高めですが、値段に見合った素敵な舞台が見れること必至。
来月は北九州公演、そして大阪公演もありますので、関西、九州地方にお住いの方もよろしくお願いします。

そして、ここからはタイトルの【Close to you】
僕たちゴツプロ!は四月に初のキャストオーディションを開催しました。

新しい出会いを求めて、刺激を求めて、さらに高みを目指して。
こんな条件で求めたのです。

【応募資格】
❶演劇経験のある20歳以上の男性(今回は女性はごめんなさい)
❷一緒に芝居を作っていくエネルギーのある方(クールでも可)
❸動員が150名以上見込める方(そういう熱意のある漢!!)

動員が150名以上〜これってかなりのハードル(汗)
でもね、僕らはそれくらいの気概が欲しくてね。
そして、それくらい日頃からエネルギッシュに人と繋がってる人と一緒に演りたかったのです。

こんな条件付でしたから、誰も応募がなかったらそれはそれで仕方なし!と思っていました。
それが蓋を開けてみると、結構な方々に応募頂きましてね。
いざオーディション開催となったのです。
1回目のオーディションでは、ゴツプロ!旗揚げ公演の【最高のおもてなし!】の抜粋をやってもらいました。
ここで、審査をさせてもらい、その後数名でワークショップ形式オーディションに突入。
ワークショップ形式というのは、数日かけて、みんなで稽古しながらオーディションをやっていく手法です。
一発のオーディションで決めるより、人となりもわかるし、芝居の作り方、取り組み方、得意分野、苦手分野もわかります。
コマーシャルなどはイメージ優先なので一発のオーディションで合否が決まることがほとんどですが、さすがに舞台は共に作品創りを時間をかけてやっていきますから、人となりも大事!
と言うか、それが一番大事!!

そしてやっとタイトル!
【Close to you】です。
その昔、知る人ぞ知るゼロ公演。
ゴツプロ!旗揚げ公演前に前哨戦として、カフェ公演に参加させてもらったのです。
主宰の塚原大助と浜谷康幸の二人芝居。
そのタイトルが【Close to you】!!
ゲイカップルが事故をきっかけに離れ離れになり、10年後カフェで再会するお話。
カーペンターズが歌う名曲【Close to you】が劇中に登場します。
思いやりがあり、やるせない想いがあり、愛情に溢れてるとっても素敵な作品。
実はこの作品。
ゴツプロ! 最初のワークショップのために海さんが書き下ろした作品なのです。
当時はまだ海さんも僕らがどんな芝居をするのか知らなかったので、脚本を書く上で知りたいということでワークショップをやりました。
二人芝居をパートナーを決めて、海さん演出の元、稽古したのです。
その時のことは今でもはっきりと覚えています。
感情がぐわんぐわん動きました。
4組の【Close to you】はそれぞれに個性があって、観ていても面白く。
素敵な稽古だったんです。
ま、その時はまだタイトルなんてなく、ただのワークショップ台本だったのですが、カフェ公演時に【Close to you】として生まれ変わりました。
また、このタイトルがすごくマッチする作品なんです。
僕らにとって、それはそれは大事な作品になりました。
いつか、みなさんの前でもお披露目できたらいいなぁ。
誰が誰と組んだかは秘密ってことで!想像してみてください(笑)

前置きが長くなりましたが、この大事な作品を今回のワークショップオーディションで使ったのです。
初めはオーディションメンバーで組んでもらい稽古しました。
海さんの細かい演出が入って行きます。
それはそれは濃密な稽古で、オーディションを忘れ、普通に舞台稽古している感覚になりました。
数日を共に過ごし、後半戦はゴツプロ!メンバーと組んでの【Close to you】。
これは僕らメンバーとの芝居の相性を見たいという意図です。
はっきり言って、緊張しました(笑)
いいとこ見せなきゃ!みたいなのも、もちろんあります(笑)

いろんな方と組ませてもらって、それぞれと会話して、めちゃくちゃ楽しかった。
そして、オーディションメンバーが変わっていく様がまた嬉しくもあり、頼もしくもあり。
もちろん僕らゴツプロ!ですから飲みにケーションも忘れません。
飲みでしか話せないこともあるしね。←と言うことにしといてください(笑)
日が経つに連れ、仲間意識すら芽生えてきました。
最後までみんな一生懸命に付いてきてくれた。
本当ならみんなとやりたいけど、そこはオーディション。

最終的に一人だけ!ご一緒することになりました。
これはうまい下手、いい人、悪い人ってことじゃありません。
あくまで次回作品のためだけに。
作品のテーマが違っていたら違う方になっていたかも知れない。
今回のオーディションは僕らにとっても新たな挑戦。
いろんなことが見えて、感じて…とても貴重な体験をさせてもらいました。

そんなオーディションを勝ち抜いた!

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津田恭佑(つだ きょうすけ)です。
みなさま、お見知り置きを!!
ちょっと天然ですが、人一倍ガッツに溢れ、負けず嫌いな気持ちの良い奴です。
彼がゴツプロ!にどんな刺激を持ってきてくれるのか?今から楽しみ。
なんせ、メンバー以外が出演するのは初めてですから!!
ただね、この津田!

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すでに僕らに溶け込んでいるところが末恐ろしい(笑)
ま、こんくらいじゃないと、おっさん連中に20代一人入っていくのはなかなかね…

そして、嬉しいことが他にも、オーディション組の数人がなんと阿波踊りの踊り手として参加してくれることになりました。
一緒の舞台に立てます!!
これは本当に嬉しかった。

オーディションをやっていなかったら…
誰も応募してくれなかったら…
テーマが阿波踊りではなかったら…
昭和気質が嫌いな平成生まればかりだったら…

ゴツプロ!は次回もおっさんだらけの公演だったかも知れない?!

また新たな風が吹く!

新生ゴツプロ!お楽しみに!!

しかし飲んでばっかりやな(笑)

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

5月号 『阿波の音に向けて!』

【阿波の音に向けて!】

皆さんこんにちは!
一大イベントのゴールデンウィークも終わってしまいましたね。
楽しい連休になりましたか?
早いですね。
もう夏がすぐそこまでやって来てますね。
あ、その前に梅雨があるけど(汗)
さて、この『月刊ゴツプロ!』もいつの間にか一周年を迎え…
痛恨(泣)…本当だったら【祝!!一周年。ありがとう】なんて銘打って書けたものを。
すっかり頭になかった。
それくらいバタバタだったんだけど(汗)
いやー、悔しいですね。
一周年。お祝いしたかった。
ってことで、いつの間にかの一周年!!です(笑)
あたたかい読者の皆様に支えられなんとか一年書くことができました。
みなさーん!!ありがとうございます。
これからも『月刊ゴツプロ!』をどうぞご贔屓に!何卒よろしくお願いします。

そんなこんなで、今月号もはじめていきましょう!!
まずは、メンバーの佐藤正和出演の【ブラボーカンパニー】ご観劇頂いた皆様、誠にありがとうございました。
初の大阪公演もあり、ゴツプロ!大阪後援会の皆々様にも見に来て頂いたり、お花を頂戴したりで本当にありがとうございました。
ゴツプロ!とはまるっきり違うテイストのお芝居、いかがでしたか?

飛ぶ鳥を落とす勢いの『ブラボーカンパニー』さん、ファンの方も多く、そこから『ゴツプロ!』を見て頂けるようになったお客様も大勢いらっしゃるのですが、ブラボーさん見て、そのノリでゴツプロ!来たらある意味衝撃でしょうね(笑)
いやー演劇のスタイルは無限大。
可能性は無限大。
だからこそ面白い。
ブラボーさんが始まりだろうが、ゴツプロ!が始まりだろうが、はたまた全然違う舞台が始まりだろうが…少しでも演劇に興味を持ってもらい、また見たい!って思ってもらえたら嬉しいな。
映画もドラマもそうですが、色んなジャンルの芝居があって、色があって、面白い役者さんがたくさんいる。
自分推しの劇団だったり、役者さんを見つけるのも観劇の楽しみの一つかも知れません。

もちろん、一番は我らゴツプロ!で(笑)

【阿波の音に向けて!】

皆さんこんにちは!
一大イベントのゴールデンウィークも終わってしまいましたね。楽しい連休になりましたか?早いですね。もう夏がすぐそこまでやって来てますね。あ、その前に梅雨があるけど(汗)
さて、この『月刊ゴツプロ!』もいつの間にか一周年を迎え…
痛恨(泣)…本当だったら【祝!!一周年。ありがとう】なんて銘打って書けたものを。
すっかり頭になかった。それくらいバタバタだったんだけど(汗)いやー、悔しいですね。一周年。お祝いしたかった。
ってことで、いつの間にかの一周年!!です(笑)
あたたかい読者の皆様に支えられなんとか一年書くことができました。みなさーん!!ありがとうございます。これからも『月刊ゴツプロ!』をどうぞご贔屓に!何卒よろしくお願いします。

そんなこんなで、今月号もはじめていきましょう!!まずは、メンバーの佐藤正和出演の【ブラボーカンパニー】ご観劇頂いた皆様、誠にありがとうございました。初の大阪公演もあり、ゴツプロ!大阪後援会の皆々様にも見に来て頂いたり、お花を頂戴したりで本当にありがとうございました。ゴツプロ!とはまるっきり違うテイストのお芝居、いかがでしたか?

飛ぶ鳥を落とす勢いの『ブラボーカンパニー』さん、ファンの方も多く、そこから『ゴツプロ!』を見て頂けるようになったお客様も大勢いらっしゃるのですが、ブラボーさん見て、そのノリでゴツプロ!来たらある意味衝撃でしょうね(笑)
いやー演劇のスタイルは無限大。可能性は無限大。だからこそ面白い。ブラボーさんが始まりだろうが、ゴツプロ!が始まりだろうが、はたまた全然違う舞台が始まりだろうが…少しでも演劇に興味を持ってもらい、また見たい!って思ってもらえたら嬉しいな。映画もドラマもそうですが、色んなジャンルの芝居があって、色があって、面白い役者さんがたくさんいる。自分推しの劇団だったり、役者さんを見つけるのも観劇の楽しみの一つかも知れません。

もちろん、一番は我らゴツプロ!で(笑)

IMG_9340

ご贔屓にお願いします!!
そのためにも、一番になってもらえるよう僕らも日々精進していきます。

さて、タイトルの『阿波の音に向けて』
僕らの戦いは始まっております。
とある有名阿波踊り連にお願いしまして、現在稽古中。
去年の津軽三味線に続いて一年がかりの役作り、作品作りです。
これも劇団の為せる技です。
【キャバレーの男たち】では歌に挑戦しましたし、常に時間をかけて稽古して、作品を想い大事に作っていく。
素敵なことです。
映像(テレビ、ドラマ)でもなかなかこういう時間は持てません。
劇団として方向性を決めて〜みんなで同じ時間を共有していく!〜
これも、ものづくりの醍醐味だと思います。

そして、今回の『阿波踊り』…正直ちょっとだけ舐めてました(汗)
心のどこかで、津軽三味線よりは…なんて、思ってる自分がいたのは否めません。
それがどっこい!!
阿波踊り…奥が深い。見てるより深い。ノリだけではいけない!
いやー、凄まじいです。
というか、こんなに真剣に、長い時間をかけて稽古するお祭りって他にあるんだろうか?

わかりやすく言うと、まず最初は体にリズムを刻むため、音に合わせて、ずーっと上下運動です(汗)
つまり、ずっとスクワット。
稽古自体は三時間ありまして、10分から15分1ターンを休憩挟みながら、永遠に続けます。
その場で音に合わせて上下に体を動かす。
これのみ!!!!
最初の稽古時、はじめの10分で帰りたくなりました(笑)

ご贔屓にお願いします!!
そのためにも、一番になってもらえるよう僕らも日々精進していきます。

さて、タイトルの『阿波の音に向けて』僕らの戦いは始まっております。とある有名阿波踊り連にお願いしまして、現在稽古中。去年の津軽三味線に続いて一年がかりの役作り、作品作りです。これも劇団の為せる技です。【キャバレーの男たち】では歌に挑戦しましたし、常に時間をかけて稽古して、作品を想い大事に作っていく。素敵なことです。映像(テレビ、ドラマ)でもなかなかこういう時間は持てません。劇団として方向性を決めて〜みんなで同じ時間を共有していく!〜これも、ものづくりの醍醐味だと思います。

そして、今回の『阿波踊り』…正直ちょっとだけ舐めてました(汗)心のどこかで、津軽三味線よりは…なんて、思ってる自分がいたのは否めません。それがどっこい!!阿波踊り…奥が深い。見てるより深い。ノリだけではいけない!
いやー、凄まじいです。というか、こんなに真剣に、長い時間をかけて稽古するお祭りって他にあるんだろうか?

わかりやすく言うと、まず最初は体にリズムを刻むため、音に合わせて、ずーっと上下運動です(汗)つまり、ずっとスクワット。稽古自体は三時間ありまして、10分から15分1ターンを休憩挟みながら、永遠に続けます。その場で音に合わせて上下に体を動かす。
これのみ!!!!
最初の稽古時、はじめの10分で帰りたくなりました(笑)

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(44さんごめんなさい。使わせてもらいます(笑))
みんなこうなります!!

でもね、だんだんと前に進む稽古になり、それに手の動きがついてきて…祭囃子に体を預ける心地良さ。
これがいいのね。
阿波踊りって、鐘に太鼓に三味線に笛。
正に【和】、そこに掛け声が入り、男踊りと女踊りがある。
掛け声に「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。」という、有名なフレーズがありますが、やって見ると本当にそうだなって思います。
ただ…ただね、踊るには並大抵じゃないんですけどね…

自分は地元九州で3歳から参加しているお祭りがあるんです。
だから、物心ついた時から祭りは日常だったんですよ。
自分がやってきた祭りも、鳴り物鳴らして、踊り、騒ぎ、駆ける祭りでした。
祭りが近づくと、街のあちこちから祭囃子が聞こえてきて、心が踊りだす。
夢にみて、興奮して眠れない日が増えて、待ち遠しくてたまらない。
どこか舞台の本番に似てるものがあるように感じます。
今、阿波踊りの稽古に行くと、そんなお祭り大好きな人たちが必死に稽古してて、その姿がまた良くて。
やっぱり、日本の祭りっていいなあって思います。

祭り好きがこうじまして、自分高円寺(阿波踊りで有名な街)に10数年間住んでまして、その頃は毎年のように阿波踊り時期には本番前日から場所取りして、仲間を集め、一緒に盛り上がりながら見ておりました。
そんな思い出深い【東京高円寺阿波踊り】!!
まさかその阿波踊りに自分がどっぷり浸かることになるとは。

でも、嬉しいですね。
祭囃子を聞いて、心踊らせ、弾ませ…トランスする。
それを大好きな舞台に反映できる。
こんなことないですよ!

祭りと舞台…このコラボで大いに盛り上がりたいと思います。

東京に阿波踊りがきてなかったら…
お祭り野郎が揃ってなかったら…
一年がかりの作品づくりが定着してなかったら…
そして、メンバーがみんな文系だったら…

もしかしたら、見る阿呆で一生を終えていたかも知れない?!

僕たちゴツプロ!は舞台を通して、踊る阿呆になりたいと思います。
舞台阿呆から踊る阿呆!!
みなさん、見なきゃ損損ですよ!!
ゴツプロ!…次の旅は始まったばかり。
さあ楽しんで、進むべし。

つづく…

(44さんごめんなさい。使わせてもらいます(笑))みんなこうなります!!

でもね、だんだんと前に進む稽古になり、それに手の動きがついてきて…祭囃子に体を預ける心地良さ。これがいいのね。阿波踊りって、鐘に太鼓に三味線に笛。正に【和】、そこに掛け声が入り、男踊りと女踊りがある。掛け声に「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。」という、有名なフレーズがありますが、やって見ると本当にそうだなって思います。ただ…ただね、踊るには並大抵じゃないんですけどね…

自分は地元九州で3歳から参加しているお祭りがあるんです。だから、物心ついた時から祭りは日常だったんですよ。自分がやってきた祭りも、鳴り物鳴らして、踊り、騒ぎ、駆ける祭りでした。祭りが近づくと、街のあちこちから祭囃子が聞こえてきて、心が踊りだす。夢にみて、興奮して眠れない日が増えて、待ち遠しくてたまらない。どこか舞台の本番に似てるものがあるように感じます。今、阿波踊りの稽古に行くと、そんなお祭り大好きな人たちが必死に稽古してて、その姿がまた良くて。やっぱり、日本の祭りっていいなあって思います。

祭り好きがこうじまして、自分高円寺(阿波踊りで有名な街)に10数年間住んでまして、その頃は毎年のように阿波踊り時期には本番前日から場所取りして、仲間を集め、一緒に盛り上がりながら見ておりました。そんな思い出深い【東京高円寺阿波踊り】!!まさかその阿波踊りに自分がどっぷり浸かることになるとは。

でも、嬉しいですね。祭囃子を聞いて、心踊らせ、弾ませ…トランスする。それを大好きな舞台に反映できる。こんなことないですよ!

祭りと舞台…このコラボで大いに盛り上がりたいと思います。

東京に阿波踊りがきてなかったら…
お祭り野郎が揃ってなかったら…
一年がかりの作品づくりが定着してなかったら…
そして、メンバーがみんな文系だったら…

もしかしたら、見る阿呆で一生を終えていたかも知れない?!

僕たちゴツプロ!は舞台を通して、踊る阿呆になりたいと思います。
舞台阿呆から踊る阿呆!!
みなさん、見なきゃ損損ですよ!!
ゴツプロ!…次の旅は始まったばかり。
さあ楽しんで、進むべし。

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

4月号 『三の糸から阿波の音!』

【三の糸から阿波の音!】

みなさんこんにちは。
今月も早いものでこんな時期ですね。
今月は個人的には全国を飛び回りあっという間に月日が流れております。
ゴツプロ!メンバーはというと…
それぞれに忙しくしておりまして。
まずは今月4月25日より始まったブラボーカンパニーの公演。
佐藤正和が出演。皆様、ぜひご観劇をよろしくお願いします。
浜谷康幸は次回公演の演出が始まり、渡邊聡も来月5月23日初日の電動夏子安置システム公演に向け稽古中。
こちらも併せてよろしくお願いします。

そして、そして、ゴツプロ!全体としましては、次回第四回公演『阿波の音』に向けて動き出してます。
次回公演はタイトルからも想像つくかも知れませんが、阿波踊りをテーマに舞台創作します。
なもんですから、まずは【阿波踊り】です。
すでにメンバーは特訓を開始してます。
一年がかりの役作り。津軽三味線から阿波踊りへと継承され、再び戦いの日々が始まりました。
また、ゴツプロ!初となるオーディションも開催。
いろんな出会いと刺激に溢れたオーディション。
この模様はまた改めて…

一年なんてあっという間ですからね。
日々真剣に生きなくては!!と改めて感じる今日この頃です。

そんなこんなで先月号!
台湾についてあれやこれや書こうと息巻いておったのですが、ほぼほぼグルメで終わってしまいましてね。
一番の想い出が『グルメ』だったんだ!って思われるのもあれなんでね(笑)
まあ、二番目くらいにグルメの印象は強いのですが…

台湾公演!
あれから早2ヶ月。
たくさんの奇跡と感動をもらった台湾。
たくさんの想いが詰まった台湾公演。
少し想いを馳せつつ…

前回も書きましたが、今回のスタッフさんはほぼほぼ台湾のスタッフさんでした。
当初、主要のメンバー(舞台監督、照明、音響、舞台美術)は、東京、大阪と同じでいきたい!
そう思っていたのですが、スケジュールが合わなかったり、諸々の折り合いがつかなかったり、
先方からの打診があったりで、最終的に台湾のスタッフさんと一緒にやろうという決断に至りました。

それはかなりの冒険。
だって、言葉も通じない、やり方も違う…ただでさえ、劇場のサイズ、形状が違うし、演出も変わる!たくさんの不安があったわけです。
まずは東京公演に台湾の舞台監督の雷くんが見学に来てくれました。
東京でのリハーサルをビデオに収めて、通訳を通しての打ち合わせ。
ここから台湾公演のテクニカル的なことが始まりました。

台湾に到着した我々は劇場に入ってから、なんだか日本より時間がゆっくりだなって感じました。
まず台湾スタッフはきっちり休憩を取ります。
どんな途中であっても、時間になったらきっちりと!
日本だったら、ここまでやってから飯休!なんてざらですがね。
そもそも日本人ってこの辺りから働き過ぎなんですかね(汗)

そして、一番大きな違い!
日本では、照明は照明さん、音響さんは音響さんの間で、タイミングで!明かりを入れたり、消したり、音を大きくしたり小さくしたり…そして、お互いにバランスをとりながら良い間を探ります。
これをよく、『なりでお願いします。』なんて言うのです。
でも台湾では、舞台監督がインカム(トランシーバーのようなもの)で、全てにきっかけを出していきます。
「照明GO,音GO!」みたいな感じ!
これってアメリカなんかもそうみたい。
そもそも、良い間で!とか、日本独特の文化なのかも知れません。
日本の演劇では、よく「間を盗んでとか!」「間を活かして!」「間を潰して!」なんて演出から言われますが、そもそもこの『間』ってのが日本文化なんだなって海外に行って改めて気付きました。

なもんですから、この違いはめちゃくちゃ大きかったですね。

そして、大きな問題がもう一つ。
字幕テロップの訳し方。
日本にいる間に翻訳をお願いしていたのですが、台湾在中の日本人の方に見てもらうと、どうもしっくりこないと言うことで、台湾に入って本番前日まで演出の海さん、演出助手、そしてテロップの叩きをやってくれた、ふくふくや の岩田くんは、ほぼほぼ徹夜状態で改訂作業が続きました。
この翻訳を手伝ってくれた現地のスーパーサブ。
敢えてお名前は書きませんが、本当に最後の最後までお手伝い頂き感謝の言葉しかありません。

かたや劇場ではコツコツと作業が続き、セットが立ち上がり、照明が吊られ、明かり合わせが行われます。
当然いつもの倍、時間がかかります。
その他色々と不安事項もあり、早めに台湾入りしたのが功を奏しました。

IMG_9739
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通訳を介して一つ一つ丁寧に作っていきます。

日本公演のセットは再現できない中、こだわって作ってもらったのが舞台の中心となる苔むす岩。

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台湾の美術家さんが制作。
そこに日本の美術家 田中敏恵さんがコラボしてできた逸品です。

IMG_9762

ゴツプロ!も台湾スタッフも、みんながみんな手探りでの創作。

ただ、僕が驚いたのは初めてきっかけの稽古をした時、もちろん間が違うとこは多々ありましたが、セリフきっかけはほぼほぼ合っていたことでした。
これってすごくないですか?
だって日本語話せないし、聞き取れないし、台本も読めないんですよ。
きっときっと彼らは、日本で収めたビデオを穴が空くほど見たんだと思います。
その努力が痛いほどわかって、嬉しかったし、僕らにまた一つスイッチが入りました!
日本公演を見られた方はわかると思いますがオープニング、岩の中の水が弾ける場面があります。
この仕掛けも日本スタッフからレクチャーを受けて、ほぼ同じように再現してくれました。
照明さんは照明さんで、なるだけ日本公演と同じようにと明かりを作って頂き。

みんなの想いが、努力が、本当に嬉しかった。

そうして迎えた初日!
お客様は6割程度の入り。
ずっと僕たちが懸念していた、日本のお芝居が日本語のお芝居が台湾の方にどう伝わるのか?
そもそも、『どう』の前に伝わるのかどうか?

結果。
笑い、笑い、笑い、そして…涙。
客席とステージが一体になった瞬間。
字幕を見て笑うのではなく、ちゃんと芝居の間で笑ってくれました。
この勝因の一つは間違いなく字幕テロップだと思います。
最後までこだわったセンテンス。さらに、先読みされないように細かく細かく訳し。
プラスして芝居の良い間で叩くことによって、見事にお客様が笑い、涙し、感動を生んだのだと思います。
岩田くんは本番中、ずっと芝居に集中し千何百枚とあるパワーポイントのページを気持ちを込めて叩いてくれました。
本当にありがとう!!

そして慣れない環境の中、最大限の努力を惜しみなくしてくれた台湾スタッフのみんな。
本当にありがとう!!

初日の評判とマスコミの宣伝のお陰もあり、二日目からはほぼ完売。
千穐楽は補助席を追加するまでになりました。
千穐楽前日、満員御礼の報を受けて自分の事のように涙を流して喜んでくれた彼らが忘れられません。

二日目のカーテンコールでは、拍手が鳴り止まず、客席からお声掛けも頂きました。
鳥肌が立ち、涙が溢れ、えらいことになってました。
40歳を越えて、まだこんな知らない世界があったんだ!こんな感動があったんだ!
紛れもなく初めての感覚。

後から聞いたのですが、台湾ではカーテンコールでダブル、トリプルの慣習はなく、良いと思ったら拍手をずっと続けるそうです。

僕たちが海外公演を夢に掲げてなかったら…
初の海外公演が台湾ではなかったら…
台湾スタッフが僕らに共感してくれなかったら…
僕らが妥協していたら…
みんな、みんなの後押しがなかったら…

一生心に残る感動を味わえなかったかも知れない?!

その一瞬一瞬が宝物です。

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大好きな仲間とともに駆け抜けた台湾での十日間。
一瞬の出来事のように早く、一生記憶に残る濃密な時間でした。

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大打ち上げにて、台湾オールスタッフと!!
僕たちゴツプロ!は、決してあなたたちの愛を忘れません。

謝謝!!台湾…
再見!!台湾…

ゴツプロ!は必ず、パワーアップして台湾に戻ってきます!!
その日まで…

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つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

3月号 『ゴツプロ!台湾の軌跡!!』

【ゴツプロ!台湾の軌跡!!】

みなさんこんにちは!
世の中は花粉やら何やらが飛び交っておりますが、いかがお過ごしですか?
完全に台湾ロスの私です(笑)
写真なんか見直して、ニヤリとしてます。
そんなニヤリだった台湾公演。
楽しかったな。
日本からもたくさんのお客様に来て頂き、本当に嬉しかった。
みなさん、ありがとうございました。
台湾公演、いかがでしたか?
日本公演とは違うセット、違う演出、違う舞台の使い方…違うところ盛り沢山でお送りした台湾公演。変わらないものは、おじさんたちの熱さだけ!!
色々ありすぎて書くこといっぱい。まとめる自信がありません(汗)

そんなこんなで、まずはグルメからいきましょうか(笑)

※クリックすると拡大写真を表示します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

これ↑↑毎日の弁当です。
どうですか?このボリューム。
そして、どれも美味い。
肉の日々ですよ。
台湾の制作スタッフ陣が、「せっかく台湾に来たんだから、台湾っぽい食べ物を!」ってことで、毎日毎日、違うお弁当を用意してくれたのです。

今回の台湾公演は、華山1914文創園区さんと劇団『躍演 VMTheater Company』さんのお力をお借りしての公演でした。
スタッフ陣(舞台監督、音響、照明など)もみんな台湾のスタッフさん。
そして、みんな若い。
とにかくエネルギーに満ち溢れていて、キラキラしていて、はじめは言葉の壁もあり、お互い遠慮もあったのだけど、初日の歓迎会から一気に距離が近くなったのです。
酒の力は万国共通なり!!

因みにグルメ繋がりで、歓迎会を開いてくれた場所はこちら↓↓

日本でも小籠包で有名な『鼎泰豊(ディンタイホン)』!!
こちらのお店、予約システムがないお店なんです。
その上、現地の方から観光客まで、いつ行っても長蛇の列。
普通だったら1時間くらい当たり前に並ばなくはいけないお店なのです!が…
なんと、僕らが劇場下見や打ち合わせをやってる間に、台湾スタッフが並んでいてくれたのです(涙)
なもんですから、着いたらすぐに食事にありつけました。
この気遣い、心遣い、僕らは感動と感謝と共に…
台湾に着いて数時間で彼ら彼女たちに惹かれ、この公演は絶対に成功すると確信しました。

ついでにグルメ繋がりで書きますと…なんと言っても美味いのが『火鍋』
マジうまです。
なんと僕たち本番中、3日連続で『火鍋』喰いました(笑)
しかも、全部違う店での味比べ。
いやはや、恐るべし『火鍋』!!
ただね、この『火鍋』恐るべしは、匂いもなんです。
服全体に匂いが染み込んでしばらく抜けません(汗)言うなれば、カレーっぽい匂い。
これ、気をつけないといけないポイント。
だがしかし、その危険度をも上回る美味さ!!
台湾行ったら必見ですよ!!

写真貼り付けてるだけでよだれが…

まだまだ美味いものがたくさん。
台湾着いて一発目に食べた『ルーロー飯』

それから鰹出汁で作ったモツと素麺のやつね。
これ、日本のメディアでもちょいちょい取り上げられてます。

あ、普段絶対食べない『タピオカ』も台湾スタッフが買って来てくれました。
【台湾で一番美味い!】らしい。

確かに美味い!!

そして、そして、忘れていけないのがなんと言っても夜市ですね。

※クリックすると拡大写真を表示します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

この屋台で食べたチャーハンが最高!!
勝手に僕たちが名付けた『チャーハンチャンピオン』が作る唯一無二のチャーハン。
正確な鍋の扱いとスピーディーな炒め方。
そして、なんともチャーミングなお人柄。
すっかり惚れこんでしまった僕たちは大打ち上げの後もこちらで〆めさせて頂きやした。

もう一つ、グルメでもすごいご縁があったのです。
東京、下北沢の炭火焼肉『den』さん。
本多劇場公演の際、僕たちがPVを作成させて頂いたお店。
なんとこのお店が入ってるビルのオーナーさんの親戚が台北でお店をやってるということで、ご紹介して頂き、わざわざ芝居を観に来てくださったのです。

ここでも言います!!

ゴツプロ!持ってるんです(笑)

もちろん観に来て頂いたお礼も含め、メンバーバラバラではありましたが、お店にも食べに行きました。

『パーコー飯』に『パーコー麺』、どれも最高。
しかも逆にご馳走になる始末。
こんなところでもわかる、台湾の方々の人情。
みなさんの心遣いには感服致しました。

ご縁ってすごいね。
何もないところには何もないのに。
一つのご縁が繋がるとそれは海をも超えて…
動き出した一歩に寄って、未来は少しづつ変化してゆく。
知らない場所、知らない風景、知らない人…全ては一期一会。
出会いに感謝し、出会いを大切に、少しでも還元して行きたいと思う。

台湾公演…当たり前のことを、当たり前のように感じ、奇跡のような空間の中で、キラキラと時間が過ぎました。

はじめはお互い、遠慮して少し探っていた僕たち(ゴツプロ!と台湾スタッフ)

公演後は…

夜な夜な呑んだった(笑)

もう一回言います。
はい!酒の力は万国共通なり!!

…こうして僕たちは本当の仲間になりました。

あーチクショウ。書いてるうちに淋しくなって来た(泣)

もし僕たちが引っ込み思案な集団だったら…
メンバーがみんな下戸だったら…
八角嫌いが多かったら…
そもそも台湾料理が合わなかったら…

もしかしたら、台湾スタッフと仲良くなってなかったかも知れない?!

なんだか一つも大事なこと書いてない気がするけど(汗)
ま、いっか!!
あと、写真に頼ってる感も否めないけど…
それも、ま、いっか!!

美味しそうな雰囲気が伝わればと。
台湾編はまたね。

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

2月号 『大阪から、いざ台湾へ!!』

【大阪から、いざ台湾へ!!】

みなさん、你好。
我々ゴツプロ!はただいま台湾に滞在中です。
今回の『月刊ゴツプロ!』は台湾からお送りします。

いやー、きましたね!ゴツプロ!初の海外公演はこの地、台湾。
その前に前回の続きということで、まずは大阪公演から。

大阪公演…
たくさんの方々の想いと愛情を頂きました。
本当に本当に【感謝】しかない。
僕らゴツプロ!関西出身者が一人もいないのです。
加えて知名度があるわけでもない。
まず行き当たったのが集客。
でも、やると決めたらやりきる。これゴツプロ!流。
ご紹介頂いた方に会いに行き、そこからまた違う方、違う団体の皆様に繋がり、大阪サポーターズの皆さんの後押しあって大阪公演を行うことができました。

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大阪公演もたくさんの思い出ができたな。
大変だったこともありました(汗)
劇場がデパートの中にあるってことで、トラックの高さ制限があり、搬入日に我々トラックからトラックへの積み替えをやったんです。
その後、搬入したのですが、これまた搬入口から劇場までの道のりが迷路のような状態で、おじさん達は汗水垂らしながら仕込みました。
今となってみれば笑い話ですけどね。
東京公演とは違った空間での芝居創り。
ステージも客席と同じレベルだったこともあり、お客様との一体感はより強くなった感じがしました。
これはお客様からも感想いただいたのですが、「まるで自分も劇中にいる様な感覚になった」と。
嬉しい感想でした。
苔むす山。
この空間を大阪のお客様と共有できた喜びはなんとも言えないものでした。

千秋楽…
日本での最後の公演。
大阪の地にて!なんと、お客様は満員御礼。
温かい拍手に包まれて、僕らは本当に幸せでした。

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大阪で公演ができて良かった。
大阪の皆さんと出会えて良かった。
心の底からそう思いました。

打ち上げも素敵な場所とお料理をご用意頂きました。
それがこちら↓↓

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室内バーベキュー!
最高でした。

僕らはまた大阪へ戻ってきます。
そして、この感謝の気持ちをしっかりと胸に刻み、さらに高みを目指し精進していきます。
恩返し…きっとお芝居で!!!

大阪の皆さん、またお会いしましょう!
本当にありがとうございました!!

…大阪公演を終え、10日。
それぞれに時間を過ごし、僕たちは台湾公演に向けて再び集結。
「最高のおもてなし!」「キャバレーの男たち」でお世話になった古巣の稽古場。
懐かしくもあり、なんだか落ち着く。
この場所でまた「三の糸」をやれる。

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台湾公演…台本を作家 竹田新氏が練り直しました。
大きくはセットの違い(日本のセットは持っていけないので)
そして微妙なニュアンス。日本でしかわからないセンテンスの見直しなどなど…
立ち位置が違うと、当然ながら今まで見えていたものが見えなくなったり、見えてなかった顔が見えたりで、まるっきり違う感情が生まれたりします。
始めは「立ち位置の確認ね。」なんて言っていた演出の海さんも、いつの間にかスイッチが入り、
「立ち位置はとりあえず気にしないで、気持ちで動いて!」なんてことに(笑)
東京、大阪とやってきて、役がそれぞれに浸透していることもあるし、セリフも落ちているからこそ、日本では追いつかなかった新境地への挑戦の日々。
これがまた楽しくて、嬉しくて、さらに『三の糸』が深くなっていきました。

前回できなかった【馬刺しの会】もできたし(笑)

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さらにさらにグルーヴ感を強く、一致団結。

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三味線にも磨きをかけて…

いざ台湾へ!!

と、いうことで現在台湾ですよーーー!!
真冬なのに27度ですよ。
暑いです。
そして人も温かい。

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大歓迎で迎えて頂きました!

ゴツプロ!が、遂に海を越えましたよ!
夢がまたひとつ…
台湾のお客様に日本の演劇が、ゴツプロ!の魂がどう伝わってゆくのか?!

今の僕らにしかできないことを。
今の僕らが出来得る最大のことを。
悩まず、怯まず、進むのみ!!

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こんな等身大のポスターまで作ってもらいました。

台北にあるこの「華山1914文創園区」は、日本統治時代の酒工場の跡地を絵心豊かに再利用したアート・イベント空間です。
日本人が作った場所で、日本人の僕らが和楽器片手に芝居を打つ。
縁を感じずにはいられません。

公演直前にこの「華山」で路上パフォーマンスをやらせてもらいました。
こちらは旧正月の祝日なので、すごい数の人で、僕らの周りに人だかり。

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音楽ってすごいね。
楽器ってすごい!!

芝居の練習しててもこんなに人集まらないもん(笑)
僕ら、こんなん初めてですよ。
野外で三味線を弾いて、そこに人が集まってくる。
そして、演奏後に拍手を頂く。
いやー気持ち良かった!!
最高の経験でした。

三味線やってなかったら、
台湾きてなかったら、
旧正月の祝日じゃなかったら、
華山じゃなく、普通の劇場だったら…

もしかしたら、路上パフォーマンスなんてできてなくて、こんな感動を味わえなかったかも知れない?!

いざ…和の心を胸に、台湾の地にて、心踊らせ、弾ませ、想いを届けたいと思います!

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最後に…

 

『我々が台湾に来る少し前に、

台湾東部の花蓮で大きな地震が起きてしまいました。

現在も余震が続いている状態です。

多くの方が被害に遭われ、胸を痛めると共に、少しでも力になれる事はないかとメンバー全員で話し合いを続けた結果、

ゴツプロ!の台湾公演のチケット売上分全額を寄付しよう。そんな結論に至りました。

亡くなられた方々への御冥福を心からお祈りいたします。

また、被害に遭われた方々に対し、心からお見舞い申し上げます。

花蓮加油!! 台湾加油!!』

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

1月号『まだまだ夢の途中!』

【まだまだ夢の途中!】

遅ればせながら、新年も明けましたね。
今年2018年もゴツプロ!ならびに『月刊ゴツプロ!』を何卒よろしくお願いします!
いやー、アブナイアブナイ(汗)
一月号を飛ばすとこだった。
というか…新年明けてすぐにアップする予定だったのです。
新年のご挨拶とともにね。

今年もよろしくお願いします。
間も無く[三の糸]開幕!!
タイトルは、【ゴツメンたちの夢のはじまり!!】なんて、頭の中では構想してたんです。
これホント。

でも、結果!!
全然無理(泣)もうね、いっぱいいっぱいですよ(笑)正直!
アップアップです。

今回の月刊ゴツプロ!は、[三の糸]のレポートのようになるかもですが、ご了承を。
なんせ、目まぐるしい1ヶ月だったもので。
とっても早かった1ヶ月。
まだ年賀状のチェックをできておりません(笑)
それくらい濃密な1ヶ月。
年明けも二日から稽古を開始した我々ゴツプロ!正月気分なんて返上で、やりました。
毎年恒例の初詣もみんなで…

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舞台の成功を願い、祈り、お参りしてきました。

そして、そして…一大イベント!ゴツプロ!名物の例のやつ。

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通称【ゴツ鍋!】in稽古場!!
やったったぞ!!

無理してやったったぞ(笑)
初詣の後、買い出し。ワクワクする。この時点で興奮の俺。そして、いつもの如く買い過ぎる(笑)
ま、足りないよりはね。

そして見てください。今年から始めた新しい机のフォーメーション。
テーブルの間を少しあけて、両方の鍋を一気に作れるようにアレンジしました。
いやー、ゴツ鍋!いいね。最高だよ。
これがなきゃゴツプロ!じゃない。と、言っても過言ではない。
念願叶いましたよ。
馬刺しの会が出来なかったのは心残りですけど、それは来月の台湾公演の稽古までお預けってことで。

スタッフさん、そして小山会の皆さんも交えてのゴツ鍋でしっかり団結力を作り、パワーをつけて、がっつりラストまで稽古乗り越えました。

今回は延べ15回の通し稽古をやりました。
これ、過去最高です。
おそらく、一般的にも多いと思います。
我々ゴツプロ!とにかく通し稽古が多いのです。
これは演出家の方向性もかなり影響してくるのですが、作家 竹田新の作品って、通しをやって見えてくる部分がかなり多く、また通してみての全体の流れ、リズムがかなり大事になってきます。
これは見て頂いた方はわかりやすいと思うのですが、かなりの早間で喋り倒し、間髪入れずツッコミ、落とす。
またガラッとリズムを変えたり、一瞬の間を作ったり、潰したり!
こんなことを計算の元、狙ってやってるんです。
なんで、かなりの稽古が必要。
おじさん達、老体に鞭打って頑張りましたよ。

全てはお客様に最高のおもてなし!(最高のパフォーマンス)をお届けするために。
そして、もっと稽古しておけば良かったって後悔しないために!

稽古場で全てを出し切りました。
本当に充実した1ヶ月でした。

いろんな想いの詰まった、夢の本多劇場公演がすぐ目の前に。

まずは仕込み…

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この扉が開いてるの、初めて見た。
ちょっと感動。
今回のセットは流石にかなりの重量がありましたし、移動距離も長いので、ゴツプロ!初、スタッフさん、アルバイトさんを雇いました。
もうね、無理はしません。
頼れるものは頼ります。
こんなことも本多劇場ならでは。
これまで二回の駅前劇場公演はほぼほぼ、美術家さん、舞台監督さんの指示のもと、我々だけでやってきたんですよ。

一つ一つのステップがね、色々と周りにも影響を与え、影響をもらい、縁が広がり、本当に面白い。
仕込みをしながらも、なんだかいろんなことを感じてる自分がいました。

立ち上がったセットを見たときの我々の感動はおそらく忘れることはないでしょう。
ここに、素敵な照明が入り、音が入り、小山会三代目 小山豊氏率いる小山会青年部の生津軽三味線の演奏が入っての場当たり(きっかけなどを細かく決めていく作業)も、素敵な時間だったな。

演者、スタッフさん、全ての方々が一つになってゆく瞬間。
舞台は三位一体。
どれが欠けても成功はないと思います。
想いが、技術が、全てが一致した瞬間、最高でした。

また、今回は衣装協力で墨田区発祥のブランド『IKIJI』さんが提供してくれたし、初めてスタイリストさんにもお願いしました。
スタイリストのYOSHIKIは大阪までしっかりサポートしてくれた。
ホントありがとう!

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因みに演出の海さんの衣装まで貸して頂きました。
このバランスはなかなかですよ。

本多劇場に立っている。
紛れもなく立っている。
一つの夢が叶った。

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毎日、小屋入りの時に見るこの(上演中)のポスターがなんともよくてね。

気持ちよかったな。

夢をしっかりと掲げてなかったら、
下北沢に拘ってなかったら、
現状に満足していたら、
そして、あなたがいなかったら…

もしかしたら本多劇場でこの感動は味わえなかったかも知れない?!

心より…ありがとう!
お客様一人一人の笑顔が、拍手が、僕らのエネルギーになりました。

僕らはまだまだ夢の途中。
進みます。

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イメージでしかなかったこの写真…
試行錯誤を繰り返し、たくさん稽古して、行き着いた先は、この写真↓↓

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芝居の可能性は無限大。
超えてゆきたい、どこまでも…
次は台湾へ!!

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。