10月号 『インプットとアウトプット!』

【インプットとアウトプット!】

 

みなさんこんにちは。
季節は秋、いかがお過ごしですか?
いやはや、一ヶ月が早すぎて(汗)もはや自分がなにをしているのかわからない(笑)
今月も暮れていきます。
そして今月が終わったら来月頭、11月3日!文化の日は久々のゴツフェス!開催です。
コロナ禍、会いたくても会えない日々。
舞台が終わり、挨拶もできず別れ…
見に来てくれていたのかどうかもわかなかった。
なんとも寂しく悲しい三年間。
それを乗り越え、ようやくの開催。

メンバー一同楽しみに、企画も練ってお迎えさせて頂きます。
いつも我々を応援してくださる皆様と短い時間ではありますが、最高で最幸の時間となりますよう、気張らせてもらいます。
こちらは【52BUDDY!】限定の会となっております。
もしご興味ございましたらゴツプロ!ホームページをご覧ください。
いつでも、どこでも、皆様をお待ちしております!!
いやー、しかし楽しみだ。
僕らこう見えて緊張しぃですから(汗)
こういうイベントをやるとやたら緊張するのよ(笑)
芝居と違って慣れてないからね(汗)
でも、みなさんといろいろお話できるのは本当に楽しみ。
ですから、当日は皆さんも気兼ねなく質問やら、文句やら言ってくださいね。
あ、文句はひとつお手柔らかに(笑)

 

そしてそんな来月は、佐藤氏主宰の【青春の会】父と暮せば!
大牟田公演がありますよ。

あの名作が!再び感動とともに蘇る!
佐藤氏(アビさん)はこの公演に向けて現在宣伝活動真っ最中。
大牟田に何度も足を運んではたくさんの方々と会って話をしています。
記者会見もあったみたいでして、新聞はじめたくさんの媒体に掲載してもらったようです。

もはや大牟田のスター、いや大牟田の星!
かっこいいアビさん!
これも一重にアビさんがこれまで培ってきた演劇人生と、アビさんの人となりですね。
さらにパワーアップした【父と暮せば】を期待しています。

あの名作が!再び感動とともに蘇る!
佐藤氏(アビさん)はこの公演に向けて現在宣伝活動真っ最中。
大牟田に何度も足を運んではたくさんの方々と会って話をしています。
記者会見もあったみたいでして、新聞はじめたくさんの媒体に掲載してもらったようです。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

もはや大牟田のスター、いや大牟田の星!
かっこいいアビさん!
これも一重にアビさんがこれまで培ってきた演劇人生と、アビさんの人となりですね。
さらにパワーアップした【父と暮せば】を期待しています。

さらに【青春の会】ではその次も…
ビジュアルが先日公開されました!

おいおい!かっこよすぎだろ(笑)
こちらの公演は、東京を皮切りに大阪、福岡と上演しますよ。
関西地区の皆様、九州地区の皆様お見逃しなく。
あの山本亨が、初めて木村伝兵衛をやります!
演劇界の新しい1ページが開かれますよ。
て、いうか…羨ましすぎる。
俺も出たいよ(笑)
これは絶対にすごい舞台になりますよ。

 

ここで、ゴツプロ!メンバー二人のコメントをば。

 

コメント:ゴツプロ!主宰 塚原大助

 

【山本亨氏に最大限のリスペクトを込めて】
2015年、今から8年前。
舞台上でただただ憧れていた山本亨さんに、2人芝居のオファーを畏れ多くもさせて頂いた。亨さんは俺のことなんて知る由も無い。もちろん断られた。そりゃそうだ。こっちだって当たって砕けろ精神で滅茶苦茶ビビりながら一緒に芝居したい事を告げたんだ。ビビってんだもん、そりゃ断られるさ、だってビビってんだもん。そんな奴と出来ないよ。ましてや2人芝居。
チャンスをくれたのが椿組の主宰・外波山文明氏。
2016年の花園神社野外劇『贋・四谷怪談』に出演しないかと声を掛けてくださった。
しかも亨さんの敵役として。
ここで、全力で亨さんにぶつかっていった。
それから、6年後の2022年。
ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』に亨さんにオファーさせて頂いた。とにかく熱意を伝えた。どうしてもこの役を亨さんにやってもらいたいと。
受けてくれた。
ゴツプロ!の十二人はやりきった。
きっとゴツプロ!を信頼してくれた。
だから、これ『熱海殺人事件』
木村伝兵衛・山本亨。そして亨さんが、つかさんとやってきた熊田留吉役を俺がやる。
こんな嬉しい事ってありますか?
2015年から、2024年てことは9年。
また全力でぶつかる。
そしたら、また何かが始まる。
間違いない。

 

 

コメント:佐藤正和

 

山本亨。
つかこうへいの世界に憧れまくった20代の頃、
紀伊國屋ホールやセゾン劇場やシアターχでドキドキしながら眺めていた人。
この10年位は小劇場でも拝見したり、たまに飲みの席でご一緒したりすることはあった。
でも、声をかけることすらできなかった。
怖そう、、、というのもちょっとあった。
でも何より憧れの人だから。
去年、ゴツプロ!『十二人の怒れる男』で共演できると決まった時は興奮した!
そして一緒に芝居を作り、
やっと同じ役者としてお話しもできるようになった。
嬉しかった。
一年前、『父と暮せば』を観に来てくださった後、
塚原大助や井上賢嗣も一緒にいる席で、
「俺、お前らと熱海やりたいな」
と言った!
山本亨が言った!
泣いた!!!!
こうして始まった企画です。
亨さんにとっては26年ぶりの「熱海殺人事件」だそうです。
しかも、初めての木村伝兵衛。
私にとってはご褒美のような公演です。
皆さんにとってもご褒美になりますよう、
一生懸命つくります。

 

こんな二人の想いが募った芝居です。
夢は大きい小さいに関わらず諦めなければきっと叶う。
そのためには続けていくことが大事だ。
続けていったものだけが、夢を語り、叶えるチャンスが残る。
芝居は一期一会。
ほぼほぼ、同じ作品をまるっきり同じスタッフ、キャストでやることなんてない。
もしかしたら人生も同じで、同じ刻を同じように味わうことなんて二度となく。
だからこそその一瞬が儚く尊い。
そんなことを常に感じながら生きることは難しいけど、時に振り返るときっとあの時のあの一瞬が!と、思う瞬間はきっとある。

 

僕らはそんな瞬間を見つけ、掴んで、感じたい。
それが芝居の醍醐味だと思う。
きっとこの公演が持つ凄まじいエネルギーがお客様の心に響くことを信じています。

 

いやいや楽しみですよ。

 

今月も、ゴツプロ!としての派手な動きはないにせよ、水面下での動き、熱はビンビンです(笑)

 

インプットとアウトプット。
これは大事ですね。

自分的には芝居が終わり、芝居とは離れた仕事をしたりしつつ、また新しいインプットをしています。
『世間を知る。世界を見る。』これは俳優としても、とても大事なことだと思う。
俳優は色々な役に化ける。
時にはサラリーマン、医者、警察官、ダメ男、外国人…
それを演じるためにはまずは知ることが大事。
そんなことを思うと、役者仕事以外も決して悪くない。
これはすべて芸の肥やし!
もちろん世間の荒波に揉まれることは辛いこともある。
俺、なにをやってんだろ?!って、思うこともある。
でも、全てを+のエネルギーに変えれば良いのだ。

先日仕事で久々に故郷熊本に帰ることができた。
何年ぶりだろうか?!
親父と弟と男三人で居酒屋に行き、語り合った。
熊本弁で(笑)
またある日、少し時間ができたので自分のルーツを探しに、子供の頃の通学路を歩いた。
あの日見ていた光景が蘇りつつ、あの時とは違う景色が広がった。

きっと、いまの自分…一年前の自分、その前の自分、常に変化していて、
だからこそ、同じ台本でも日々読んだ感覚は違って当たり前。
そんなことを思うようになった40代、少しだけ芝居に対して肩の荷がおりた感じがした。

 

ガキの頃から飽きるほど食べた熊本ラーメンだって、47歳で食べるとそりゃ感じ方も違うさ(笑)

この写真見たら、ラーメン食べたくなるでしょ?!
うまいですよ(笑)

 

とにかく、いつもいいタイミングで故郷に帰っている気がする。
そして、いろんなことに気付かされる。
『原点』
迷ったらここに立ち返れば良い!
そんな場所。

自分的には芝居が終わり、芝居とは離れた仕事をしたりしつつ、また新しいインプットをしています。
『世間を知る。世界を見る。』これは俳優としても、とても大事なことだと思う。
俳優は色々な役に化ける。
時にはサラリーマン、医者、警察官、ダメ男、外国人…
それを演じるためにはまずは知ることが大事。
そんなことを思うと、役者仕事以外も決して悪くない。
これはすべて芸の肥やし!
もちろん世間の荒波に揉まれることは辛いこともある。
俺、なにをやってんだろ?!って、思うこともある。
でも、全てを+のエネルギーに変えれば良いのだ。

先日仕事で久々に故郷熊本に帰ることができた。
何年ぶりだろうか?!
親父と弟と男三人で居酒屋に行き、語り合った。
熊本弁で(笑)
またある日、少し時間ができたので自分のルーツを探しに、子供の頃の通学路を歩いた。
あの日見ていた光景が蘇りつつ、あの時とは違う景色が広がった。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

きっと、いまの自分…一年前の自分、その前の自分、常に変化していて、
だからこそ、同じ台本でも日々読んだ感覚は違って当たり前。
そんなことを思うようになった40代、少しだけ芝居に対して肩の荷がおりた感じがした。

 

ガキの頃から飽きるほど食べた熊本ラーメンだって、47歳で食べるとそりゃ感じ方も違うさ(笑)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

この写真見たら、ラーメン食べたくなるでしょ?!
うまいですよ(笑)

 

とにかく、いつもいいタイミングで故郷に帰っている気がする。
そして、いろんなことに気付かされる。
『原点』
迷ったらここに立ち返れば良い!
そんな場所。

なんだか、『熱海殺人事件』の二人のコメントを読んだら、そんなことを想ってしまいました。

 

兎にも角にも原点があるからこそ…
感動があったからこそ…
悔しく悲しい経験を経たからこそ…
捨てざるものを捨てたからこそ…

 

今もこうして芝居を続けていられるのかも知れない?!

 

秋の夜長に、昔と今と未来に想いを馳せて…

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

9月号 『イノレバカ閉幕!』

【イノレバカ閉幕!】

 

秋らしさを感じることもなく9月も終わりを迎えようとしています。
四季の国にっぽん。どこにいった?!
朝夕は大分涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑いですね。
食欲もスポーツも読書も…夏と変わらん(汗)
みなさんお元気にお過ごしですか?

9月!

 

第八回公演「イノレバカ」

9月10日の千穐楽を無事に終え、全14回公演恙無く終了しました。
みなさま本当にありがとうございました。
いやー、終わりましたね。
年に一度のゴツプロ!本公演。
祭りのあとの寂しさでございます。
毎年、ここに向けて我々動いております。
いろいろな準備から稽古を経て、いざ本番。
まだまだコロナもありますし、インフルエンザもありますし、公演中は台風もきたりで一切気が抜けない公演でした。
キャスト、スタッフ一丸となり挑んだ今作。
皆さんの目にはどううつりましたでしょうか?

 

旗揚げから6作品はそれまでの座付き作家であった竹田新さんの作品をやってきて、新生ゴツプロ!となった去年は世界的に有名な戯曲【12人の怒れる男】に挑戦。
そして、今年!
これまたゴツプロ!としては初めてとなる外部の方に脚本を書いていただき、演出をしてもらうという新たな挑戦。
過去最多の15人キャストによるお寺エンターテイメント。
楽しんで頂けましたでしょうか?!

 

ご来場くださった皆様本当にありがとうございました。
そして、劇場にはお越し頂けなくとも、配信でご覧頂いた皆様、そしてたくさんの応援、声援を送ってくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。
この場をお借りして心より御礼申し上げます。
はじまってしまえば終わるのはあっという間。
わかっちゃいるけど、やっぱり早い。
でも一回一回を大切に生き、お客様と大事な時間を共有できたことはこの上ない喜びでした。
ゴツプロ!を外から見ている方の書くゴツプロ!メンバーの配役もまた面白かった。
「この役はこれまであんまりなかったよね。」
「普通だったらこの役は誰がやっていたよね。」
なんて会話をすること自体が新鮮(笑)
そして、アップ中、気づくといつもゴツプロ!メンバー!!

ぼくら、板の上が大好きなんです。
というか、憧れだった本多劇場の板の上。もったいなくて、少しでも長くいたい(笑)
これが本音ですかね。
スタッフさんからもよく「ゴツプロ!って仲良いよね?」って言わることがあるのですが、確かにこうしてみるとそうなのかもって思ったりします。
ここまでこのメンバーで苦楽を共にし、やってきましたからね。
うーん、感慨深い。

 

スタッフさんというと、今回も最高にイカしてるプロフェッショナルな方々に支えられた公演でした。
素敵な舞台美術!今回はプロジェクションマッピングもあったので、そのあたりも踏まえて柱の太さなど計算されて作られています。

また、場面があちこちに変わるため、照明泣かせの今作。

それを見事に具現化した照明チーム。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

それを見事に具現化した照明チーム。

環境音から、最後のお経に至るまですべてに繊細な仕事をしてくれた音響チーム。
すべてをまとめあげて、統括してくれた舞台監督チームと演出部。
そして、いつも見事な受付と場内誘導、さらには裏周りまで…演者がなんのストレスもなく回してくれる制作チーム。
そして、そして、素敵な脚本と、クールにみせながら心はめちゃくちゃ熱く、作品をよくすることしか考えていない!信頼できる、作家であり演出家の田村孝裕氏。
さらに、素敵な客演さんたちによる完璧なるキャスティング!
このチームでなければこの最高の【イノレバカ】は出来上がっていません。

 

そして、この作品全体をプロデュースした主宰・塚原大助の見事な手腕だったと思います。
たくさんの事前準備から、稽古、劇場入り…多くの人と関わり、助けられ、後押しされて舞台は成り立ちます。
毎度のことながら、今回もたくさんの方に支えられた公演でした。

元気100倍!『イノレバカ弁当』をはじめたくさんの差し入れも本当に嬉しかった。
心より感謝しております。

 

さらには毎回交流を持たせてもらっている南アルプスの中学生演劇部との交流会も実施しました。
目をキラキラさせながらぼくらの話を聞いてくれ、疑問を持ったら質問してくれて…

僕らも本当に嬉しかった。
舞台上に上がったり、裏動線をみたり、楽屋に入ったり…

普段できない体験ができてとても楽しそうでした。
さらには職業体験として、チケットのもぎりから受付や誘導のお手伝いもしてもらいました。

 

上の世代からもらったものを若い世代に繋いでゆく!
これは僕らゴツプロ!としての一つの指針です。
彼らがこの時間を少しでも今後の生き方のプラスにしてくれたら本当に嬉しい。

 

後日、彼らから愛のこもった感想文が届き、今度はおじさんたちが目をキラキラさせながら読ませもらいました。
若い世代からもらうこともまたしかり、本当に良い交流会となりました。

 

いやー今年も本公演は忘れられない時間となりました。

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私事でいうと、47歳の誕生日を本番中に迎えるという奇跡体験。
しかもアフタートークもある日。
しかも、44北川氏がサプライズをバラすというまさかのサプライズ(笑)

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それでも本当に素敵な一日となりました。
たくさんのお祝いメッセージもありがとうございました。

 

母を若い頃に亡くした自分としては、田中真弓さんと親子をやらせて頂き、色々な感情が湧いてきました。
久しぶりにお袋と話すってどんな感じかな?
もし、今話せたら…あのとき話していたら…
いつまで経っても残る後悔と無念。
それが、今回の作品のラスト、「もっとお袋と話しておけばよかったです。」
このセリフに集約していたと思います。
アフタートークでも、その前に個人的にも真弓さんから、
「劇中も冷たい息子だけど、楽屋や袖でも冷たい!」って言われドキッとしました。
自分では一切そんなつもりはなかったのですが、多分、男の子の照れがあったのだと思います。
そんな自分をあたたかく大きな愛で包んでくださった、お袋役の真弓さんには心より感謝いたします。

これで別れてしまうのが名残惜しい、本当に素敵な座組が出来上がりました。
みなさま、お疲れ様でした!
これにて【イノレバカ】完。

そして、僕らはまだまだ先に進みます。
まずは…

来年、年明け早々に『青春の会』やります。
【熱海殺人事件】佐藤正和、塚原大助出演。
そして、12人〜にも出演してくださった山本亨さんが、なんと初の木村伝兵衛を演じます。
これはもうワクワクが止まらない。
さらには大阪、福岡と巡業。
関西地区、九州地区の皆様もぜひお見逃しなく!!
今からチェックしておいてくださいね。

さらにさらに…
先日はこんなものまで!!

またしても『青春の会』
来年公演予定作品のオーディション。
攻めてます!
素晴らしい!
オーディションを少し見学させてもらいましたが、いい緊張感の中、また素敵な出会いが生まれそうです。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

縁を繋いで繋いでどこまでも。
演劇の裾野を広げて、演劇自体がもっと広く大きくなれば嬉しいな。

 

いつのときも前を見据えてなかったら…
計画性を持って動いてなかったら…
本公演に全力をかけて動いてなかったら…
全てのことに真摯に向き合ってこなかったら…
そして、見に来てくださるあなたがいなかったら…

 

今年もこうして本公演が無事に閉幕できなかったかも知れない?!

 

皆々様に感謝して、その心をいかなる時も忘れずに、謙虚に一生懸命、これからも進んで参ります。
そして、来年の本公演もご期待ください。
また来年、本多劇場でお会いしましょう。

感謝。

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

8月号 『イノレバカ開幕!』

【イノレバカ開幕!】

 

残暑お見舞い申し上げます。
皆様お元気にお過ごしですか?
いやーほんと熱いですね。残暑じゃないですね。もはや酷暑(汗)
でも秋はすぐそこのはず。
終わらない夏はない。
最後の暑さも楽しんでいきましょう!!

今月は、がっつり稽古のゴツプロ!
稽古の合間を縫って、主宰の塚原大助と私 泉知束で、宣伝を兼ねて映画のトークショーにお邪魔しました。

下北沢にある映画館『エキマエ シネマ K2』ここで上映していた【ピストルライターの撃ち方】という作品。
こちらで主演しています奥津裕也くんは劇団『狼少年』を主宰しています。
この奥津くんに呼んでいただき、映像と舞台の役の作り方の違いや、役作りのこと、そして演劇の街下北沢についていろんな話をさせてもらいました。
さらにはゴツプロ!の宣伝もばっちりさせてもらい、とても有意義な時間でした。
これも下北沢にある映画館ならではのイベントだなと。
映画好きな方も舞台に興味を持ってもらえたら嬉しいな。

そして本日8月28日、我々ゴツプロ!は本多劇場に入りました。
昨年から一年三ヶ月ぶりの本多劇場でございます。
帰ってきました。
約一ヶ月の濃密な稽古を無事に終えて、小屋入り。
いやはや、一ヶ月なんてホントあっという間ですね。
顔合わせが昨日のようです。

今年も昨年お世話になった稽古場をお借りしての稽古。
ちょっと駅から遠いものですから、駅からの道中で汗だくです。
ゴツプロ!としては初の夏公演。
寒いのも大変だけど、暑いのもやっぱり大変ですね。
みんな老体に鞭打って頑張りましたよ。

なにもない稽古場に今年も簡易セットを立ち上げました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

セットがあるのとないのではまるっきり雰囲気が変わります。

役者って、雰囲気がとても大事。
髪型や衣装など、そこから中身にも影響が生まれ、芝居も深く変化していく。
そういう意味ではもちろんセットも大事だし、音も大事だし、五感全てが救いになります。

今回もセットから、小道具までできるだけ揃えて、素敵な環境にて稽古させてもらいました。
感謝!
少しずつ関係が近く深くなる共演者のみなさん。
芝居を通して、人間関係も密になっていく過程。
これぞまさに【演劇】。

初日の全体写真。

ちょっと硬いですね(笑)
それが、しばらくすると。

こうなり…
稽古終了時には…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

こうなりました!
これも芝居の持つパワーですね。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

今回はゴツプロ!公演史上最多の15名のキャスト。
そして、女性もいるゴツプロ!(笑)
若手も入って、てんやわんやの稽古場。
演劇界の魔法使い、田村孝裕さんの演出が冴え渡ります。
いやーこれを20代とかで体験できるのはホントに羨ましい。
必死に食らいつく若手チーム。
日々アイデアを持ち寄る中堅、ベテランチーム。
そして、笑いの絶えない稽古場。
これまでのゴツプロ!とは作風も雰囲気も全く違う空気感。

みんなで体幹しながら「しりとり」して…
おじさんたちも頑張ります(笑)
般若心経をみんなで唱え心をひとつに。
いろんなことを試し、失敗し、恥かき、汗かき、べそかき…稽古は進みます。

稽古場で頭を丸めたゴツプロ!メンバー。

誰がどう見てもお坊さんです。

いやー後ろ姿も神々しい!!!
頭を丸めると途端にその場所がお寺になった感じです。
今回はお寺を舞台に繰り広げられる人情劇。
仏教って勉強すればするほど、やっぱりいいなあって思います。
お経を唱えているといろんなことを忘れ没頭でき、心が落ち着きます。
決して押し付けることなく、この感覚を演劇に取り入れて、笑ってバカやって、エネルギッシュに板の上で生きられるように、稽古を重ねました。

 

結果…めっちゃゴツプロ!らしい作品になったと思います。
とにかくこれは一人でも多くの方に見てほしい。
今までもそうだけど、今回もたくさんの新しい事にチャレンジしています。
挑んでいます。

 

ゴツプロ!はや八年目。
これまで培ったいろんなものを引き出しから出して、また新たなものを引き出しに蓄えられるように頑張ります。

 

八年です。
色々あったけど…
今では応援してくれる方々も増えて…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

稽古場にたくさんの陣中見舞い。
ありがとうございます。
みなさんに背中を押され前に進むことができます。
そして、アクションシーンがあるときはいつもお願いしている殺陣師の田渕さんが今回もご指導にきてくれました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

毎度、熱のこもったご指導感謝です。
お弟子さんを引き連れて、かっこいい殺陣を作ってくれました。

演出の田村さんの演出意向を聞いて、そこに合わせて作るアクションは必見です!

 

そしてそして、第四回公演の【阿波の音】で、音楽部として参加してくれた、太鼓演奏者の大多和正樹氏が音楽指導で来てくれました!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

これまた熱い男、たわさん!
熱いご指導ありがとうございます。
こうして、我々がこれまで培ってきた人脈を駆使して、いやお力をお借りして、またすごいものが出来上がりました。

稽古は恙無く終了!!
田中真弓さんに頂いたONE PIECEティシャツをお揃いで着て、あのポーズを(笑)
濃密な稽古でした。

 

いざ小屋入り。
毎度ドキドキ・ワクワクです。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

劇場はワクワクでいっぱいです。

裏方ベテラン感満載の佐藤正和氏(笑)
今年もみんなでわちゃわちゃしながらの舞台創り。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

と、途中まで書いたところで色々と忙しくなり止まっておりまして…
気付けば本日8月31日(汗)
昨日、無事に開幕しました(笑)

いやー素晴らしい初日でした。
笑いに包まれた本多劇場。
今回初めて取り入れたプロジェクションマッピングによって、エンタメ要素も膨らみ、まあ、これまでにないゴツプロ!の新たな舞台になりました。
初日のあたたかい拍手は忘れられない。
舞台ってやっぱりいいな。
ちょっとだけ舞台写真を…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

【イノレバカ開幕!】

 

残暑お見舞い申し上げます。
皆様お元気にお過ごしですか?
いやーほんと熱いですね。残暑じゃないですね。もはや酷暑(汗)
でも秋はすぐそこのはず。
終わらない夏はない。
最後の暑さも楽しんでいきましょう!!

今月は、がっつり稽古のゴツプロ!
稽古の合間を縫って、主宰の塚原大助と私 泉知束で、宣伝を兼ねて映画のトークショーにお邪魔しました。

下北沢にある映画館『エキマエ シネマ K2』ここで上映していた【ピストルライターの撃ち方】という作品。
こちらで主演しています奥津裕也くんは劇団『狼少年』を主宰しています。
この奥津くんに呼んでいただき、映像と舞台の役の作り方の違いや、役作りのこと、そして演劇の街下北沢についていろんな話をさせてもらいました。
さらにはゴツプロ!の宣伝もばっちりさせてもらい、とても有意義な時間でした。
これも下北沢にある映画館ならではのイベントだなと。
映画好きな方も舞台に興味を持ってもらえたら嬉しいな。

そして本日8月28日、我々ゴツプロ!は本多劇場に入りました。
昨年から一年三ヶ月ぶりの本多劇場でございます。
帰ってきました。
約一ヶ月の濃密な稽古を無事に終えて、小屋入り。
いやはや、一ヶ月なんてホントあっという間ですね。
顔合わせが昨日のようです。

今年も昨年お世話になった稽古場をお借りしての稽古。
ちょっと駅から遠いものですから、駅からの道中で汗だくです。
ゴツプロ!としては初の夏公演。
寒いのも大変だけど、暑いのもやっぱり大変ですね。
みんな老体に鞭打って頑張りましたよ。

なにもない稽古場に今年も簡易セットを立ち上げました。

セットがあるのとないのではまるっきり雰囲気が変わります。

役者って、雰囲気がとても大事。
髪型や衣装など、そこから中身にも影響が生まれ、芝居も深く変化していく。
そういう意味ではもちろんセットも大事だし、音も大事だし、五感全てが救いになります。

今回もセットから、小道具までできるだけ揃えて、素敵な環境にて稽古させてもらいました。
感謝!
少しずつ関係が近く深くなる共演者のみなさん。
芝居を通して、人間関係も密になっていく過程。
これぞまさに【演劇】。

初日の全体写真。

ちょっと硬いですね(笑)
それが、しばらくすると。

こうなり…
稽古終了時には…

こうなりました!
これも芝居の持つパワーですね。

今回はゴツプロ!公演史上最多の15名のキャスト。
そして、女性もいるゴツプロ!(笑)
若手も入って、てんやわんやの稽古場。
演劇界の魔法使い、田村孝裕さんの演出が冴え渡ります。
いやーこれを20代とかで体験できるのはホントに羨ましい。
必死に食らいつく若手チーム。
日々アイデアを持ち寄る中堅、ベテランチーム。
そして、笑いの絶えない稽古場。
これまでのゴツプロ!とは作風も雰囲気も全く違う空気感。

みんなで体幹しながら「しりとり」して…
おじさんたちも頑張ります(笑)
般若心経をみんなで唱え心をひとつに。
いろんなことを試し、失敗し、恥かき、汗かき、べそかき…稽古は進みます。

稽古場で頭を丸めたゴツプロ!メンバー。

誰がどう見てもお坊さんです。

いやー後ろ姿も神々しい!!!
頭を丸めると途端にその場所がお寺になった感じです。
今回はお寺を舞台に繰り広げられる人情劇。
仏教って勉強すればするほど、やっぱりいいなあって思います。
お経を唱えているといろんなことを忘れ没頭でき、心が落ち着きます。
決して押し付けることなく、この感覚を演劇に取り入れて、笑ってバカやって、エネルギッシュに板の上で生きられるように、稽古を重ねました。

 

結果…めっちゃゴツプロ!らしい作品になったと思います。
とにかくこれは一人でも多くの方に見てほしい。
今までもそうだけど、今回もたくさんの新しい事にチャレンジしています。
挑んでいます。

 

ゴツプロ!はや八年目。
これまで培ったいろんなものを引き出しから出して、また新たなものを引き出しに蓄えられるように頑張ります。

 

八年です。
色々あったけど…
今では応援してくれる方々も増えて…

稽古場にたくさんの陣中見舞い。
ありがとうございます。
みなさんに背中を押され前に進むことができます。
そして、アクションシーンがあるときはいつもお願いしている殺陣師の田渕さんが今回もご指導にきてくれました。

毎度、熱のこもったご指導感謝です。
お弟子さんを引き連れて、かっこいい殺陣を作ってくれました。

演出の田村さんの演出意向を聞いて、そこに合わせて作るアクションは必見です!

 

そしてそして、第四回公演の【阿波の音】で、音楽部として参加してくれた、太鼓演奏者の大多和正樹氏が音楽指導で来てくれました!

これまた熱い男、たわさん!
熱いご指導ありがとうございます。
こうして、我々がこれまで培ってきた人脈を駆使して、いやお力をお借りして、またすごいものが出来上がりました。

稽古は恙無く終了!!
田中真弓さんに頂いたONE PIECEティシャツをお揃いで着て、あのポーズを(笑)
濃密な稽古でした。

 

いざ小屋入り。
毎度ドキドキ・ワクワクです。

劇場はワクワクでいっぱいです。

裏方ベテラン感満載の佐藤正和氏(笑)
今年もみんなでわちゃわちゃしながらの舞台創り。

と、途中まで書いたところで色々と忙しくなり止まっておりまして…
気付けば本日8月31日(汗)
昨日、無事に開幕しました(笑)

いやー素晴らしい初日でした。
笑いに包まれた本多劇場。
今回初めて取り入れたプロジェクションマッピングによって、エンタメ要素も膨らみ、まあ、これまでにないゴツプロ!の新たな舞台になりました。
初日のあたたかい拍手は忘れられない。
舞台ってやっぱりいいな。
ちょっとだけ舞台写真を…

どうです?
ワクワクしませんか?

 

今年も新しいことにチャレンジしてなかったら…
一生懸命考え、動いてこなかったら…
これまでのしっかりした歩みがなかったら…
後押ししてくれる皆さんがいなかったら…

 

第八回公演の素敵な幕は開かなかったかも知れない?!

 

まだはじまったばかり、まだまだお席ご用意できます。
とにかく、とにかく、一人でも多くの方に見て頂きたいです。
それしかないです。
必死にもがき作り上げてきました。

 

お寺を舞台に繰り広げられるエンタメ人情劇。
とくとご覧あれ。
笑って泣いて、説法聞いて心に響き。
少し歩みをとめて、人生を振り返りたくなるような舞台だと思います。
忙しい現代に生きる皆々様に届け!

 

下北沢は本多劇場でお待ちしております。

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

7月号 『イノレバカ始動!』

【イノレバカ始動!】

 

みなさんこんにちは。
いやー暑い。今年は暑い。いや今年『も』暑い。
危険な暑さが毎日続いておりますが、お元気にお過ごしですか?
夏!到来です。
そして、世間の子どもたちは夏休み。羨ましい。
色々なイベントごともコロナを乗り越え、四年ぶりに復活していますね。
なもんで、まぁどこに行っても人が多い(汗)
四年溜まったストレスが爆発している2023年夏。
そんな『夏』をみなさんもたくさん楽しんでくださいね!

そんな7月…
まずは私事ですいません。
Team Chicaとして久しぶりに企画・製作させて頂きました二人芝居『朝、私は寝るよ』7月6日の千穐楽を無事に終え、全11ステージ恙無く終了しました。

これもひとえにご来場頂きましたお客様のお陰でございます。
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
そして、作・演出の深井邦彦氏、共演の福田ユミちゃん、支えてくれたスタッフの皆さん、応援して頂いた全ての皆様、ゴツプロ!メンバー…たくさんの方に感謝です。
いやー終わりました。
疲れました(笑)

 

実は本番前に体調を壊したりしまして、その間主宰の塚原大助が自分の代役として稽古場に通ってくれました。
仕込み、会場準備から受付、客入れのお手伝い、お弁当の差し入れ、バラシ…たくさんのサポートをしてくれたメンバーには頭が上がりません。
改めて劇団の強さとあたたかさ、絶対的な安心感を感じました。
【ゴツプロ!】という後ろ盾がある中で、自分のやりたいことを自由にやらせてもらい、みんなに見守られ、幸せな日々でした。

 

たくさんの事を目の前に、挑戦し、悔しさももどかしさも痛いほど感じ、不安と葛藤の中、全てが終わったときにみんなの大きな愛情を感じ、喜びと幸福感を味わいました。

見ていただいた方はわかると思いますが、今回は不倫カップルの二人芝居。
一度上演された作品の再演でした。
以前この作品を見たときに、衝撃的過ぎて一度演ってみたいと思っていた作品です。
どうしようもない男と女。
男の狡さ、身勝手さ、情けなさ…目を背けたくなるような嫌な部分が詰まった役です。
そしてこれまでやったことのない役。
この役をやることで自分の殻を少しでも破りたく、なりふり構わず挑みました。
なんといっても写真の通り、ランニングとトランクスに靴下だけ残しての土下座ですから(笑)
現実でもなかなかない光景です。
この役をやることで、なにが変わったとは一言では言えないけど、自分の中の芝居的価値観は少しだけ幅が広くなった気がします。
二人で1時間ちょっとのノンストップ劇を駆け抜けたのも大きな自信になりました。

 

やって良かった。やれて良かった。
またひとつ忘れられない公演になりました。

 

毎回そうですが、僕らが板の上に立てるのは、スタッフさんはじめたくさんの方々のお陰です。
今回も劇中、たこ焼きを食べさせられるシーンがあるのですが…

因みにネタバラシをすると、劇中のたこ焼きは本番30分前に自分がレンジでチンをし、ソースにマヨネーズ、青のり、鰹節を愛情込めて作っておりました(笑)

 

で、そのたこ焼、ソファーのカバーから床から衣装にソースがべったり。
その片付けからリセットを、スタッフさん(音響さんや照明さん)が手伝ってくれたり…

劇中で仕様するボトルのラベルを特別に作ってくれたり…

芝居を愛する人たちに囲まれて、やっぱり芝居っていいなあと実感した次第です。
とにかく今回感じた全てをこれからに活かせるように頑張っていきます。
一先、これにて『朝、私は寝るよ』は完結です。
本当にありがとうございました。

【イノレバカ始動!】

 

みなさんこんにちは。
いやー暑い。今年は暑い。いや今年『も』暑い。
危険な暑さが毎日続いておりますが、お元気にお過ごしですか?
夏!到来です。
そして、世間の子どもたちは夏休み。羨ましい。
色々なイベントごともコロナを乗り越え、四年ぶりに復活していますね。
なもんで、まぁどこに行っても人が多い(汗)
四年溜まったストレスが爆発している2023年夏。
そんな『夏』をみなさんもたくさん楽しんでくださいね!

そんな7月…
まずは私事ですいません。
Team Chicaとして久しぶりに企画・製作させて頂きました二人芝居『朝、私は寝るよ』7月6日の千穐楽を無事に終え、全11ステージ恙無く終了しました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

これもひとえにご来場頂きましたお客様のお陰でございます。
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
そして、作・演出の深井邦彦氏、共演の福田ユミちゃん、支えてくれたスタッフの皆さん、応援して頂いた全ての皆様、ゴツプロ!メンバー…たくさんの方に感謝です。
いやー終わりました。
疲れました(笑)

 

実は本番前に体調を壊したりしまして、その間主宰の塚原大助が自分の代役として稽古場に通ってくれました。
仕込み、会場準備から受付、客入れのお手伝い、お弁当の差し入れ、バラシ…たくさんのサポートをしてくれたメンバーには頭が上がりません。
改めて劇団の強さとあたたかさ、絶対的な安心感を感じました。
【ゴツプロ!】という後ろ盾がある中で、自分のやりたいことを自由にやらせてもらい、みんなに見守られ、幸せな日々でした。

 

たくさんの事を目の前に、挑戦し、悔しさももどかしさも痛いほど感じ、不安と葛藤の中、全てが終わったときにみんなの大きな愛情を感じ、喜びと幸福感を味わいました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

見ていただいた方はわかると思いますが、今回は不倫カップルの二人芝居。
一度上演された作品の再演でした。
以前この作品を見たときに、衝撃的過ぎて一度演ってみたいと思っていた作品です。
どうしようもない男と女。
男の狡さ、身勝手さ、情けなさ…目を背けたくなるような嫌な部分が詰まった役です。
そしてこれまでやったことのない役。
この役をやることで自分の殻を少しでも破りたく、なりふり構わず挑みました。
なんといっても写真の通り、ランニングとトランクスに靴下だけ残しての土下座ですから(笑)
現実でもなかなかない光景です。
この役をやることで、なにが変わったとは一言では言えないけど、自分の中の芝居的価値観は少しだけ幅が広くなった気がします。
二人で1時間ちょっとのノンストップ劇を駆け抜けたのも大きな自信になりました。

 

やって良かった。やれて良かった。
またひとつ忘れられない公演になりました。

 

毎回そうですが、僕らが板の上に立てるのは、スタッフさんはじめたくさんの方々のお陰です。
今回も劇中、たこ焼きを食べさせられるシーンがあるのですが…

因みにネタバラシをすると、劇中のたこ焼きは本番30分前に自分がレンジでチンをし、ソースにマヨネーズ、青のり、鰹節を愛情込めて作っておりました(笑)

 

で、そのたこ焼、ソファーのカバーから床から衣装にソースがべったり。
その片付けからリセットを、スタッフさん(音響さんや照明さん)が手伝ってくれたり…

劇中で仕様するボトルのラベルを特別に作ってくれたり…

芝居を愛する人たちに囲まれて、やっぱり芝居っていいなあと実感した次第です。
とにかく今回感じた全てをこれからに活かせるように頑張っていきます。
一先、これにて『朝、私は寝るよ』は完結です。
本当にありがとうございました。

そしてそして、我々の千穐楽が浜谷さんの初日。
Nana Produce『チノハテ』

続くゴツプロ!メンバーのお芝居(笑)
いやー今回の浜谷さんも最高でしたね。

【アントニオ役】で、どこの国かは分からない外国語での登場。
爆笑でした。
最後まで外国語だったらどうしようと少し心配になりましたよ。
さすがの浜谷さん、いろんな役をしっかりこなすところは素晴らしい。
こちらの作品は次回ゴツプロ!『イノレバカ』の作・演出もお願いしている田村孝裕氏の作・演出作品ということもあり、我々もいつもとは違う感覚で観劇させてもらいました。
基本的にはシリアスな物語に笑いも交えながら、テーマ的にはずしっと響く作品。
田村さんらしさも随所に出ていて、見ごたえある作品でした。
最後の血飛沫はすごかった!!
兎にも角にも、こちらもご観劇頂きました皆様、本当にありがとうございました。
そして浜谷さんお疲れ様でした。

 

こちらのお芝居をご観劇のみなさま、一応言っておきますと、我々ゴツプロ!公演は丸っきりテイストが違います。
どう違うか?
それはぜひ劇場でお確かめください。

はい!そうです。
ついにきました。
タイトルからここまでが長い(汗)
長くてごめんなさい。
年に一度の本公演。

 

ゴツプロ!第八回公演『イノレバカ』始動です!

今月は色々な取材もして頂きました。

カンフェティさんの取材はこの四人。
旗揚げにつながる飲み会をした発起人四人。
そして、この一年で別ユニット公演をした四人です。
今作のこと、ゴツプロ!のこと色々とお話させて頂きました。
こちらも近日公開されると思いますのでお楽しみにお待ちください。

↑こちらの写真はカメラマンさんから、「仲良さそうな感じでお願いします。」と、言われ途端に照れる僕らです(笑)
少年のようなおっさんたちです(笑)

 

そして迎えた稽古初日!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

何度やってもソワソワするこの日。
客演のみなさん、スタッフのみなさん、キャストの事務所関係のみなさま…
一同に会しての顔合わせ。
それぞれのご紹介と意気込みなどの一言からスタートです。

 

今回はゴツプロ!公演の中では最多となる15人のキャスト陣、そして初めての夏公演。
暑い夏に熱い稽古のはじまりです。

 

自己紹介のあとは本読みです。
この本読みが一番好き。
台本上の言葉に命が吹き込まれる瞬間。
人と人とが絡み合う瞬間。
そこに生まれるドラマと刹那。
たまらない!
いやー、面白い。
早く色々言いたいけど、言えない。
でも言いたい。

 

一言だけいいますと、面白くなる!確信を持った初日でした。
そして、初日から笑いが絶えない稽古場の雰囲気。
初日にしていい座組になっていました。
みんなが演劇人。芝居が好きで、芝居をしたくてウズウズしているひとたち。
その人たちが芝居をするために集まっているわけだから、こうなりますね。
なって当然(笑)

よくもまあ、個性豊なメンバーが、個性ひとつも被らずに集結したものです。
マジですごい。

はい!そうです。
ついにきました。
タイトルからここまでが長い(汗)
長くてごめんなさい。
年に一度の本公演。

 

ゴツプロ!第八回公演『イノレバカ』始動です!

今月は色々な取材もして頂きました。

カンフェティさんの取材はこの四人。
旗揚げにつながる飲み会をした発起人四人。
そして、この一年で別ユニット公演をした四人です。
今作のこと、ゴツプロ!のこと色々とお話させて頂きました。
こちらも近日公開されると思いますのでお楽しみにお待ちください。

↑こちらの写真はカメラマンさんから、「仲良さそうな感じでお願いします。」と、言われ途端に照れる僕らです(笑)
少年のようなおっさんたちです(笑)

 

そして迎えた稽古初日!

何度やってもソワソワするこの日。
客演のみなさん、スタッフのみなさん、キャストの事務所関係のみなさま…
一同に会しての顔合わせ。
それぞれのご紹介と意気込みなどの一言からスタートです。

 

今回はゴツプロ!公演の中では最多となる15人のキャスト陣、そして初めての夏公演。
暑い夏に熱い稽古のはじまりです。

 

自己紹介のあとは本読みです。
この本読みが一番好き。
台本上の言葉に命が吹き込まれる瞬間。
人と人とが絡み合う瞬間。
そこに生まれるドラマと刹那。
たまらない!
いやー、面白い。
早く色々言いたいけど、言えない。
でも言いたい。

 

一言だけいいますと、面白くなる!確信を持った初日でした。
そして、初日から笑いが絶えない稽古場の雰囲気。
初日にしていい座組になっていました。
みんなが演劇人。芝居が好きで、芝居をしたくてウズウズしているひとたち。
その人たちが芝居をするために集まっているわけだから、こうなりますね。
なって当然(笑)

よくもまあ、個性豊なメンバーが、個性ひとつも被らずに集結したものです。
マジですごい。

一生懸命に一年間を過ごしてこなければ…
ゴツプロ!本公演を楽しみに生きていなければ…
素敵な仲間が集ってくれなければ…
期待して待ってくれているあなたがいなければ…

 

第八回にして、またしてもこんなにワクワクな初日を迎えられなかったかも知れない?!

 

この一年のそれぞれの動きが、経験が、きっと集約されエネルギーになって動き出す。
一年に一度の僕らの集大成。
ゴツプロ!本公演。
いよいよです!!

 

体調などにも気をつけて、暑さに負けず、最後まで走り抜けたいと思います。
チケットも各プレイガイドにて絶賛発売中です。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

さあ、いくよー!!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

6月号 『怒涛の6月。』

【怒涛の6月。】

 

みなさんこんにちは。

お元気にお過ごしですか?
いやー毎日蒸していますね。不快指数100%です(泣)
なんだか今年の梅雨は雨が少なくないですか?
水不足大丈夫ですかね?
とはいえ、梅雨は早く明けてほしいです!
夏よ、早くこい!!!

 

さ、そんな6月は怒涛でございます。
まずは自分事ですいません。
これ書いている本日、6月29日!なんと小屋入りなんです。
明日30日が初日。
嘘のような本当の話。

そう、いよいよなんです!
みなさん、まだ間に合います。
まだまだ間に合います。
「どうしよう?!」って迷っているあなた!ぜひ、下北沢はオフオフシアターにお越しください。
濃密な大人の男女芝居になっております。
上演時間は一時間ちょっとというとても見やすい作品です。
19時開演の回でも20時過ぎにはご飯食べられます(笑)
もう一回言わせてください。
ぜひ、おいでくださいませ。
キャスト、スタッフ一同心よりお待ちしております。
そんなこんなで今日は小屋入り、朝から搬入、仕込みが行われております。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

久しぶりな下北沢の劇場。
やっぱり下北って落ち着くし、ワクワクする。
そして、この仕込み日、劇場入りがとっても好き。
いよいよはじまる高揚感とゼロの劇場がどんどん形を帯びて本番仕様になっていく様がたまらない。
たくさんの方々にお手伝いに来て頂き、みなさんの愛を感じ嬉しすぎます。
ゴツプロ!メンバーもきてくれました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

今月はこの作品のためだけに動いてきました。
久しぶりの企画・製作もやらせてもらって、忘れていたこと、思い出したこといっぱい。
こんなにも大変だったんだと改めて感じましたね。
一本の舞台を作るのは並大抵ではない。
当たり前だけど、当たり前の事を再度考えさせられる日々でした。
そして、芝居がね…
稽古などではやったことありましたが、公演としては人生初の二人芝居。
泣いても笑っても二人。
稽古もずっと二人。
休んでいる時間はない。
いやーこれはなかなかですね。
ずっと気を張って板の上に立っています(汗)
二人でセリフがわからなくなり、お互いに目がきょとん。
同時に「俺か?!」「私か?!」の連続から、助け合い運動がはじまり、徐々にその回数が少なくなり、どっちかが飛んでも、フォローし合うまでの信頼関係と絆を作っていく作業。
そこからまた破壊、構築の繰り返し。
行ったり来たりの時間を積み上げて、本番を迎える。
正解なんてない、だからこそ求め続ける。
果てしない道。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

しかし、終わりの時間はやってくる。
そして、それははじまりの時間でもある!

自信などないけど、稽古をした時間と熱と内容は裏切らない。
それを信じて、どこまで本番で新鮮に勝負できるか!
さあ、いよいよ幕が開く!
どういう公演になるのか?!
これはまた来月の『月間ゴツプロ!』にて報告したいと思います。
とにかく、千穐楽まで突っ走りたいと思います。

久しぶりな下北沢の劇場。
やっぱり下北って落ち着くし、ワクワクする。
そして、この仕込み日、劇場入りがとっても好き。
いよいよはじまる高揚感とゼロの劇場がどんどん形を帯びて本番仕様になっていく様がたまらない。
たくさんの方々にお手伝いに来て頂き、みなさんの愛を感じ嬉しすぎます。
ゴツプロ!メンバーもきてくれました。

今月はこの作品のためだけに動いてきました。
久しぶりの企画・製作もやらせてもらって、忘れていたこと、思い出したこといっぱい。
こんなにも大変だったんだと改めて感じましたね。
一本の舞台を作るのは並大抵ではない。
当たり前だけど、当たり前の事を再度考えさせられる日々でした。
そして、芝居がね…
稽古などではやったことありましたが、公演としては人生初の二人芝居。
泣いても笑っても二人。
稽古もずっと二人。
休んでいる時間はない。
いやーこれはなかなかですね。
ずっと気を張って板の上に立っています(汗)
二人でセリフがわからなくなり、お互いに目がきょとん。
同時に「俺か?!」「私か?!」の連続から、助け合い運動がはじまり、徐々にその回数が少なくなり、どっちかが飛んでも、フォローし合うまでの信頼関係と絆を作っていく作業。
そこからまた破壊、構築の繰り返し。
行ったり来たりの時間を積み上げて、本番を迎える。
正解なんてない、だからこそ求め続ける。
果てしない道。

しかし、終わりの時間はやってくる。
そして、それははじまりの時間でもある!

自信などないけど、稽古をした時間と熱と内容は裏切らない。
それを信じて、どこまで本番で新鮮に勝負できるか!
さあ、いよいよ幕が開く!
どういう公演になるのか?!
これはまた来月の『月間ゴツプロ!』にて報告したいと思います。
とにかく、千穐楽まで突っ走りたいと思います。

そして今月はなんといってもこれ!!
ゴツプロ!第八回公演『イノレバカ』の詳細が情報公開となりました。
さらにビジュアルも公開!

どうですか?
このビジュアル。
毎回ビジュアルにも拘り続ける我々の8回目の勝負です!!
ちょっといつもとは違うテイストで作ってみました。
この撮影もまた楽しかったんですよ。
田中真弓さんを筆頭に本当に殴り込みに行く雰囲気で撮影しました(笑)
この橋を走っているのもゲリラにて(汗)
もちろん信号待ちしている車の乗客のみなさんには不思議な目で見られたのは言うまでもありません(笑)
いやー楽しかったな。

都内某所で撮影しました。
まさかの野外での着替えからはじまり…

バイクにするか?自転車にするか?で悩み…
結局両方撮影(笑)

時間が経つ毎に和気藹々。
僕ら今回も確信しました!!
今回も間違いなく面白くなります。
みなさん、楽しみにしておいてください。
チケットも各種プレイガイドで販売中です。何卒よろしくお願いします。

そして今月はなんといってもこれ!!
ゴツプロ!第八回公演『イノレバカ』の詳細が情報公開となりました。
さらにビジュアルも公開!

どうですか?
このビジュアル。
毎回ビジュアルにも拘り続ける我々の8回目の勝負です!!
ちょっといつもとは違うテイストで作ってみました。
この撮影もまた楽しかったんですよ。
田中真弓さんを筆頭に本当に殴り込みに行く雰囲気で撮影しました(笑)
この橋を走っているのもゲリラにて(汗)
もちろん信号待ちしている車の乗客のみなさんには不思議な目で見られたのは言うまでもありません(笑)
いやー楽しかったな。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

都内某所で撮影しました。
まさかの野外での着替えからはじまり…

バイクにするか?自転車にするか?で悩み…
結局両方撮影(笑)

時間が経つ毎に和気藹々。
僕ら今回も確信しました!!
今回も間違いなく面白くなります。
みなさん、楽しみにしておいてください。
チケットも各種プレイガイドで販売中です。何卒よろしくお願いします。

そして、タイトルにもありますが、今月は怒涛です。
ちと気が早いですが、来年の第九回公演のキャストオーディションも行いました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

たくさんのご応募本当にありがとうございました。
たくさんの方々とお会いできて、交流できてとても幸せでした。
そして、こちら側がたくさん学ばせて頂きました。
今回は残念ながらキャラが違ったり、全体のバランスだったりでご一緒することが叶わなかった方の中にも今後絶対ご一緒させて頂きたいなと思う素敵な方々が大勢いらっしゃいました。
この出会いに感謝して、またぜひご一緒出来ます日を楽しみにしています。
そして、今回のオーディションで来年ご一緒できるみなさん、今から楽しみにしております。
まだだいぶ先と思っていても、時間はあっという間に経ってしまいますので、ワクワクしながら待ちたいと思います。

 

さらにさらに今月は盛りだくさん。
先月号で佐藤正和氏の『道学先生』公演を取り上げましたが、今月またしても本番を無事に終えた佐藤氏。
青春の会『熱海殺人事件』ご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。

あびさんこと佐藤氏のバイタリティには感服です。
今回、稽古中だったので観劇はできなかったのですが、SNSなどから聞こえてくる感想がまあ素晴らしい。
あれだけで、きっと素敵な公演だったんだろうとビシバシ伝わってきました。
ここで、佐藤正和特集を(笑)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

何故か熱海やっているときのアビさんはかっこいいんだよな(笑)
いい顔してはる。
この舞台はまさにTHE演劇!
ほとばしるパッション、汗と涙、痛みと優しさ、差別と滑稽…全ての要素を含んだまさに名作。

この写真を見ながら…
まさに、『兵どもが夢の跡』って言葉がぴったりだなと思いました。
アビさん、公演お疲れ様でした。
この素敵なバトンを受け取って自分も頑張りたいと思います。

そして、タイトルにもありますが、今月は怒涛です。
ちと気が早いですが、来年の第九回公演のキャストオーディションも行いました。

たくさんのご応募本当にありがとうございました。
たくさんの方々とお会いできて、交流できてとても幸せでした。
そして、こちら側がたくさん学ばせて頂きました。
今回は残念ながらキャラが違ったり、全体のバランスだったりでご一緒することが叶わなかった方の中にも今後絶対ご一緒させて頂きたいなと思う素敵な方々が大勢いらっしゃいました。
この出会いに感謝して、またぜひご一緒出来ます日を楽しみにしています。
そして、今回のオーディションで来年ご一緒できるみなさん、今から楽しみにしております。
まだだいぶ先と思っていても、時間はあっという間に経ってしまいますので、ワクワクしながら待ちたいと思います。

 

さらにさらに今月は盛りだくさん。
先月号で佐藤正和氏の『道学先生』公演を取り上げましたが、今月またしても本番を無事に終えた佐藤氏。
青春の会『熱海殺人事件』ご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。

あびさんこと佐藤氏のバイタリティには感服です。
今回、稽古中だったので観劇はできなかったのですが、SNSなどから聞こえてくる感想がまあ素晴らしい。
あれだけで、きっと素敵な公演だったんだろうとビシバシ伝わってきました。
ここで、佐藤正和特集を(笑)

何故か熱海やっているときのアビさんはかっこいいんだよな(笑)
いい顔してはる。
この舞台はまさにTHE演劇!
ほとばしるパッション、汗と涙、痛みと優しさ、差別と滑稽…全ての要素を含んだまさに名作。

この写真を見ながら…
まさに、『兵どもが夢の跡』って言葉がぴったりだなと思いました。
アビさん、公演お疲れ様でした。
この素敵なバトンを受け取って自分も頑張りたいと思います。

さらにそのバトンは次回浜谷さんへと繋がります。

Nana Produce vol.20『チノハテ』
こちら、なんと『朝、私は寝るよ』の千穐楽が初日となっております。
ひと足お先に夏の本公演でお世話になる田村孝裕氏が作・演出です。

 

こちらもぜひ応援のほど何卒よろしくお願い致します。
そんなこんなで、もうね、イベントが目白押し過ぎますよ。
大忙しの夏です!
でもこれも一重に応援してくださる皆様のおかげでございます。
我々いつも、心の底から感謝しております。

だからこそ、ひとつひとつ丁寧に大事に落とすことなく、邁進あるのみです。

 

それぞれがそれぞれに頑張ってなかったら…
励まし合ってなかったら…
助けてくれる仲間たちがいなかったら…
そして、見に来てくださるあなたがいなかったら…

 

こんなにも連続で興行を打つことなんてできなかったかも知れない?!

 

我々ゴツプロ!9月までノンストップで駆け抜けます。
どれもこれも必死に追いかけます。
見に来てくださるみなさんに楽しんでもらえるように!
来年につながる今年!を全力で走ります。
今年もあと半分、どうか引き続きゴツプロ!をよろしくお願い致します。

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

5月号 『ふたつ終わって、ふたつはじまる!』

【ふたつ終わって、ふたつはじまる!】

 

みなさんこんにちは。
ちょっとだけ春らしい気持ち良い気候を感じたかと思いきや、もうすぐ梅雨入り。
目まぐるしく季節も変わっていきますが、お元気にお過ごしですか?
今月はゴールデンウィークもあったし、なんだかいつにも増してあっという間の一ヶ月。

まずは、先月末に上演しました。
【ブロッケン】

全12公演、恙無く終了できました。
劇場に足を運んで頂いたみなさま、そして応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
心より感謝いたします。

毎日たくさんの笑い声とあたたかい拍手。
最幸の日々でした。
千穐楽のカーテンコールではなんとスタンディングオベーションまで頂き、またまた涙を堪えるのが大変(笑)
皆様のお陰で素敵な毎日を過ごさせてもらいました。

そして今月は、【ブロッケン】後にまたまた新宿シアタートップス!
メンバーの佐藤正和氏出演、道学先生【宇宙の旅、セミが鳴いて】の上演。

【ブロッケン】公演と『道学先生』公演の間には自分も何度か出演させて頂き、次回二人芝居のお相手、福田ユミちゃん所属の『東京マハロ』公演もあり、まさにトップス祭り。
いやー、これってちょっと感慨深いものがありましたよ。

その昔、演劇人が憧れまくった伝説のシアタートップス。
錚々たる劇団、演劇人が公演し、毎日熱気を帯びていたシアタートップス。
自分も憧れ、いつかはトップスに立ちたいと思っていましたが、突然の閉館。
そんなトップスに今回初めて立って、さらには仲間たちが連続して公演を行っているのをみて、自分の演劇人生を振り返ると、「がんばってきたな。」ってちょっとだけ思った瞬間。
歳と共に感動は減ると言うけど、まだまだ僕ら感動の日々を送ることができて、感謝しかないです。
佐藤正和氏もそんなトップスで、これまた憧れの劇団である『道学先生』に初出演ということで、思うところあったのではないでしょうか?!
いやー、アビさん(佐藤氏のあだ名)かっこよかったな。
【十二人の怒れる男】のときもそうだたったけど、リーゼントがよく似合う。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

トップスの利点を最大限に活用した美術セット、音響、照明も素晴らしかった。
舞台は三位一体。どれが欠けてもうまくはいかない。
だからこそ面白い!
因みにご覧になった方、キャストが下から舞台上に上がってきてたのを見られたと思うのですが…
今日はちょっとトップスの裏側をお見せします。
トップスは他の小劇場と少しだけ機構が違いまして、それが独特で面白くて、人気の一つとなりました。
もちろん新宿の中心地という最高の立地も素晴らしいのですが。
なんせビル自体がそんなに大きくないので、フルで劇場として使用するために、上手下手の袖もなく、楽屋もないのです。

では役者はどこから出てくるのか?!
そう、下から出てくるのです!!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

このような穴が舞台上に開いていまして(開けまして)、ここから出入りしていたのです。
さらに上手、下手への移動なども一旦奈落に降りて移動しています。

↑↑これ奈落。
なんなら奈落が控室(笑)
ここで、休んだり、衣装の早替えをしたりしています。
さらに、この奈落から梯子を下ったところに楽屋があるのです。

なかなか他ではみないこの作り。
小劇場では奈落があるところ自体少ないので、この機構を利用して、下のフロアから上がって来るところを見せられたり、他の劇場ではできないセットや演出が可能になるのです。
そんなトップスの奈落にて、千穐楽終わったばかりの一枚!

残念ながら有薗芳記さんがいなかったのですが、せっかくなので大助のまわし姿を(笑)
夢にまでみたシアタートップスでの公演は自分にとってもとても大きな財産になりました。

本当だったら2021年にオープニングシリーズで上演されるはずだったこちらの作品。
何度もコロナに泣かされて[今]がある。
こちらの作品もいずれリベンジしたいと思います。

そして今月は、【ブロッケン】後にまたまた新宿シアタートップス!
メンバーの佐藤正和氏出演、道学先生【宇宙の旅、セミが鳴いて】の上演。

【ブロッケン】公演と『道学先生』公演の間には自分も何度か出演させて頂き、次回二人芝居のお相手、福田ユミちゃん所属の『東京マハロ』公演もあり、まさにトップス祭り。
いやー、これってちょっと感慨深いものがありましたよ。

その昔、演劇人が憧れまくった伝説のシアタートップス。
錚々たる劇団、演劇人が公演し、毎日熱気を帯びていたシアタートップス。
自分も憧れ、いつかはトップスに立ちたいと思っていましたが、突然の閉館。
そんなトップスに今回初めて立って、さらには仲間たちが連続して公演を行っているのをみて、自分の演劇人生を振り返ると、「がんばってきたな。」ってちょっとだけ思った瞬間。
歳と共に感動は減ると言うけど、まだまだ僕ら感動の日々を送ることができて、感謝しかないです。
佐藤正和氏もそんなトップスで、これまた憧れの劇団である『道学先生』に初出演ということで、思うところあったのではないでしょうか?!
いやー、アビさん(佐藤氏のあだ名)かっこよかったな。
【十二人の怒れる男】のときもそうだたったけど、リーゼントがよく似合う。

トップスの利点を最大限に活用した美術セット、音響、照明も素晴らしかった。
舞台は三位一体。どれが欠けてもうまくはいかない。
だからこそ面白い!
因みにご覧になった方、キャストが下から舞台上に上がってきてたのを見られたと思うのですが…
今日はちょっとトップスの裏側をお見せします。
トップスは他の小劇場と少しだけ機構が違いまして、それが独特で面白くて、人気の一つとなりました。
もちろん新宿の中心地という最高の立地も素晴らしいのですが。
なんせビル自体がそんなに大きくないので、フルで劇場として使用するために、上手下手の袖もなく、楽屋もないのです。

では役者はどこから出てくるのか?!
そう、下から出てくるのです!!

このような穴が舞台上に開いていまして(開けまして)、ここから出入りしていたのです。
さらに上手、下手への移動なども一旦奈落に降りて移動しています。

↑↑これ奈落。
なんなら奈落が控室(笑)
ここで、休んだり、衣装の早替えをしたりしています。
さらに、この奈落から梯子を下ったところに楽屋があるのです。

なかなか他ではみないこの作り。
小劇場では奈落があるところ自体少ないので、この機構を利用して、下のフロアから上がって来るところを見せられたり、他の劇場ではできないセットや演出が可能になるのです。
そんなトップスの奈落にて、千穐楽終わったばかりの一枚!

残念ながら有薗芳記さんがいなかったのですが、せっかくなので大助のまわし姿を(笑)
夢にまでみたシアタートップスでの公演は自分にとってもとても大きな財産になりました。

本当だったら2021年にオープニングシリーズで上演されるはずだったこちらの作品。
何度もコロナに泣かされて[今]がある。
こちらの作品もいずれリベンジしたいと思います。

さらに今月はこちら!

ゴツプロ!演劇部第三期部員のオーディションも開催しました。
またまた個性的なメンバーが集結。
今回は来年公演の作・演出が決まっております。
【ブロッケン】でも脚本を担当してくださった深井邦彦氏が快く引き受けてくださいました。
ですから今回のオーディションでも深井氏の脚本を使い、深井氏のディレクションの元がっつり二日間に渡りワークショップ形式で行いました。
二日目は深井氏、時間が足りないので、開始時間早めていいですか?というまさかの展開にて前倒しスタート(笑)
この芝居熱素敵です。
そして、結構長めの台本をみんな必死に覚え、短い時間ながら役と向き合い、自分たちができる準備を最大限にやって本番同様の発表会。
これには我々も感動。
とても有意義な二日間でした。
また一年近くみんなと時間を共有し僕らもそこから色々と学びたいと思います。

共に頑張りましょう!

さらには来年の第九回公演オーディションにもたくさんのご応募ありがとうございました。
こちらは来月はじめにオーディションがありますので、来月号でご報告できたらと思います。

そして、そして、【ブロッケン】『道学先生』先月、今月と二本終わった後は…
はい!
来月、二本はじまります。
まずは、佐藤正和企画『青春の会』【熱海殺人事件】
これまた新宿はシアタートップス。
アビさん、ずっとトップス(笑)
つか芝居の代名詞。
これぞ演劇!
見たことある方も、はじめての方もぜひ御覧ください。損はさせません。
こちら絶賛チケット発売中でございます。

そして、ワタクシ泉知束が出演します。
【朝、私は寝るよ】も本格始動です。

久々に企画・製作も自身が主宰する『Team Chica』でやらせてもらいます。
いやー久々過ぎて、毎日「あとなにやるんだっけ?」って感じではありますが、なんとか頑張っております。

小田急線「下北沢駅」の構内にもポスター掲載してもらっておりますので、下北沢にお寄りの際はぜひ探してみてください。
こちらも絶賛チケット発売中ですので、皆様応援のほど何卒よろしくお願い致します。

6月入ったら夏に上演される第八回公演も情報公開されます。
ゴツプロ!攻めさせて頂きます。
皆様に喜んでもらえるよう精一杯頑張ります。
どうぞご期待ください。

 

いけるときにいく勇気がなかったら…
休むことなく動いてこなかったら…
楽しむことを忘れていたら…
少しでも打算で動いていたら…

 

今のこの動き、この連続上演、ワクワク感を持ててなかったかも知れない?!

 

まずは夏まで全力疾走。
その先になにがみえてくるのか?!
さぁ、その先へ!
いきますよー!!!
まずは来月、劇場でお会いしましょう!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

4月号 『汗水垂らしてなんぼやろ?!』

【汗水垂らしてなんぼやろ?!】

 

みなさんこんにちは。
春。
なんだか気温差激しい毎日ですがお元気にお過ごしですか?
ぼくらはみんな元気にしております。
現在【ブロッケン】本番真っ最中(汗)

見て頂いた方はわかると思うのですが、結構エネルギー使う芝居でして(汗)
今日は一公演でしたので、なんとかこうして書いておりますが、少し眠いので、まずは書けるところまで書こうかな(汗)
ゆるくてすいません。
めっちゃ眠くなるんです、本番後って。。。

 

おそらくこちらがアップされるのは月末ですので、【ブロッケン】もおそらく千穐楽あたりですかね。
無事に閉幕できることを願いまくり。
ご来場頂いた全てのお客様に、心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
演劇の最後のピースはお客様です。
お客様との呼吸で芝居は完成します。
だから見てもらってなんぼ!見てもらえなかったら、いくら良い芝居だったとしてもそれは完成ではない!
ありがたいことに今回もたくさんのお客様にお越し頂きまして本当に嬉しい限り。
いつも応援頂き本当にありがとうございます。
そして、スタッフさんはじめこの作品に携わって頂いた全ての方々に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

 

はじまりがあれば終わりが必ずやってくる。
寂しいね。
でも儚いからこそ輝ける瞬間もあるんだ!!

 

やっぱり演劇っていいね!

そして、今月は【ブロッケン】の他にもいくつか情報公開がありました。
まずは、佐藤正和企画【青春の会】、そして自分が企画しました【朝、私は寝るよ】発表になりました。

ゴツプロ!攻めますよ。
こちら二作品、すでにチケット発売しておりますので、なにとぞよろしくお願いします。
なんか、こうして随時ご案内できる喜び。本当に嬉しいです。
これもひとえにみなさまの応援あってです。ほんとうにいつもありがとうございます。

そして今月はなんといっても【ブロッケン】。
ゴツプロ!の、そして主宰塚原大助の新しい挑戦。
いやー、大変だったけど、楽しいです。

 

劇団とは違うプロデュース作品の難しさと楽しさ。
みんなそれぞれ歩んできた道が違うわけで、その人達が集って芝居やるわけだから、そこはなかなか一筋縄ではいかないわけです。
作家、演出家、演者…みんな趣味嗜好が違うわけで、それを束ねていくってなかなかです。
でも、だからこその面白さも生まれてくるのです。

 

この稽古場の進み具合は本当に面白かった。
だんだんと人がなりふり構わず、鎧を脱いでいく様が本当に美しかった。
そして、それを脱がせていった演出、西沢栄治さんの手腕が素晴らしい。
西沢さんは去年のゴツプロ!本公演【十二人の怒れる男】でお世話になった演出家さんです。
今回二回目でしたが、やっぱり心から信頼できる演出家です。
あんなに気長に役者からでてくるもの待つ演出家は出会ったことがないです。
ひとつひとつ丁寧に、じっくりと言葉を紡いでひとつのストーリーにする。
素晴らしい。

 

いやー今回も楽しかったです。

 

実は本番10日前に自分が熱を出してしまい、コロナもありますし、一旦稽古が止まってしまったのです。
自分もコロナだったら!と、眠れない夜を過ごしました、
結果コロナもインフルエンザも陰性だったのですが、大事な時期に稽古を3日も休んでしまい、皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。

 

まだまだコロナ…怖かったです。

 

そんな中、みんなにフォローして頂き、稽古をなんとか終えて、いざ小屋入り。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

ゴツプロ!メンバー全員集合。
嬉しかった。
まさに劇団力を感じた瞬間でした。
もうひとつ言うと、劇中で流れる『Believe』という合唱曲をゴツプロ!演劇部のみんなと有志一同で吹き込んでくれたのです。

嬉しいね。
そして、演劇部リーダーの林彬が今回演出助手で付いてくれて、たくさんの働きをしてくれました。

『ブロッケン』のこのネオン管、実は林彬のお手製です。
いやー感謝しかないです。

 

舞台監督で浜谷さんが付いてくれて影からたくさんのエネルギーをくれました。
みんなの想いで出来上がった作品です。

 

ここで劇中写真をちょっと。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

まわし姿の大助はなかなか必見ですよ。
大助も体張ってよう頑張った。
手前味噌ですが、この男、やっぱりすごい。
今回もそのすさまじいパワーを遺憾なく発揮しましたね。

 

素敵な座組が出来上がりました。

顔合わせ…

ちょっとよそよそしかったぼくらが、稽古を重ね。

距離感がぐっと縮まり…

最後はこんなんです。
でも、これが芝居なんですよ。
魂奮わせて、ガチでぶつかったらこうなるよ。
芝居だけじゃなく、日常も同じですよね。
ちゃんと付き合うのは面倒くさいけど、ちゃんと付き合わないとわからないことだらけだし、絶対わかり合うことなどないと思う。
そんなことに気づかせてくれる芝居になったと思います。

 

弁当もうまかったな(笑)
みなさまから差し入れ頂き、感謝感謝です。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

そして、今月は【ブロッケン】の他にもいくつか情報公開がありました。
まずは、佐藤正和企画【青春の会】、そして自分が企画しました【朝、私は寝るよ】発表になりました。

ゴツプロ!攻めますよ。
こちら二作品、すでにチケット発売しておりますので、なにとぞよろしくお願いします。
なんか、こうして随時ご案内できる喜び。本当に嬉しいです。
これもひとえにみなさまの応援あってです。ほんとうにいつもありがとうございます。

そして今月はなんといっても【ブロッケン】。
ゴツプロ!の、そして主宰塚原大助の新しい挑戦。
いやー、大変だったけど、楽しいです。

 

劇団とは違うプロデュース作品の難しさと楽しさ。
みんなそれぞれ歩んできた道が違うわけで、その人達が集って芝居やるわけだから、そこはなかなか一筋縄ではいかないわけです。
作家、演出家、演者…みんな趣味嗜好が違うわけで、それを束ねていくってなかなかです。
でも、だからこその面白さも生まれてくるのです。

 

この稽古場の進み具合は本当に面白かった。
だんだんと人がなりふり構わず、鎧を脱いでいく様が本当に美しかった。
そして、それを脱がせていった演出、西沢栄治さんの手腕が素晴らしい。
西沢さんは去年のゴツプロ!本公演【十二人の怒れる男】でお世話になった演出家さんです。
今回二回目でしたが、やっぱり心から信頼できる演出家です。
あんなに気長に役者からでてくるもの待つ演出家は出会ったことがないです。
ひとつひとつ丁寧に、じっくりと言葉を紡いでひとつのストーリーにする。
素晴らしい。

 

いやー今回も楽しかったです。

 

実は本番10日前に自分が熱を出してしまい、コロナもありますし、一旦稽古が止まってしまったのです。
自分もコロナだったら!と、眠れない夜を過ごしました、
結果コロナもインフルエンザも陰性だったのですが、大事な時期に稽古を3日も休んでしまい、皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。

 

まだまだコロナ…怖かったです。

 

そんな中、みんなにフォローして頂き、稽古をなんとか終えて、いざ小屋入り。

ゴツプロ!メンバー全員集合。
嬉しかった。
まさに劇団力を感じた瞬間でした。
もうひとつ言うと、劇中で流れる『Believe』という合唱曲をゴツプロ!演劇部のみんなと有志一同で吹き込んでくれたのです。

嬉しいね。
そして、演劇部リーダーの林彬が今回演出助手で付いてくれて、たくさんの働きをしてくれました。

『ブロッケン』のこのネオン管、実は林彬のお手製です。
いやー感謝しかないです。

 

舞台監督で浜谷さんが付いてくれて影からたくさんのエネルギーをくれました。
みんなの想いで出来上がった作品です。

 

ここで劇中写真をちょっと。

まわし姿の大助はなかなか必見ですよ。
大助も体張ってよう頑張った。
手前味噌ですが、この男、やっぱりすごい。
今回もそのすさまじいパワーを遺憾なく発揮しましたね。

 

素敵な座組が出来上がりました。

顔合わせ…

ちょっとよそよそしかったぼくらが、稽古を重ね。

距離感がぐっと縮まり…

最後はこんなんです。
でも、これが芝居なんですよ。
魂奮わせて、ガチでぶつかったらこうなるよ。
芝居だけじゃなく、日常も同じですよね。
ちゃんと付き合うのは面倒くさいけど、ちゃんと付き合わないとわからないことだらけだし、絶対わかり合うことなどないと思う。
そんなことに気づかせてくれる芝居になったと思います。

 

弁当もうまかったな(笑)
みなさまから差し入れ頂き、感謝感謝です。

愛して、愛されて、人間臭いことが一番わかりやすくていいと思う。
そんなことに気付かされるお芝居でした。
今年はまだまだゴツプロ!公演続きますから、皆様引き続き応援のほどよろしくお願い致します。

 

ふた開けてみたら…
気負いなくやってみたら…
楽しいことを追求したら…
直感で生きてみたら…

 

なんか思いもよらない結果が待っていることもあるかも知れない?!

 

最幸の時間でした。
皆様のおかげです。
いつもありがとうございます。

 

これからも全力で走っていきます。
引き続きよろしくお願いします。

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

3月号 『はじまりあって、おわりくる。』

【はじまりあって、おわりくる。】

みなさんこんにちは。
もう一ヶ月経ちました。
早いわー(汗)
怖いわー(汗)
なるだけ時間に追われないように生きていきたいものです。
桜も満開、すっかり季節は【春】みなさんお元気にお過ごしですか?
ぼくらゴツプロ!は元気に生きております。
今月も盛りだくさんな一ヶ月でした。

まずは、なんと言っても演劇部!第二回公演です。

いやー、部長の浜谷さんがSNSでも書いていましたが、今年もたくさんありました。
そんな中でなんとか無事に閉幕できたことは本当に良かった。
劇場にお越し頂いたすべてのお客様、そしてこの公演を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
見て頂いた方はなんとなくおわかりかと思いますが、実は今回脚本は演劇部の久保嗣が担当していました。
頑張って、頑張って書き上げようと、もがき苦しんだのですが、最終で上げることができず、演出だけをお願いしていた高橋広大氏が、久保嗣の想いと、発想を受け継ぎ見事書き上げ本番まで持っていってくれました。
当然稽古時間も短くなり、初舞台のメンバーもいる中、それはそれは不安だったと思います。
なんせ、昨年はこれでもかっていうほど稽古した一期生もおりますし、余計に不安も募ったことでしょう。
その中で、それぞれがそれぞれにできることを分担しながら、稽古して、作り上げた本番。
これは本当に素晴らしかった。

去年も口が酸っぱくなるほど言って、伝えてきた「お客様にお金を頂いて、時間を頂いて、見せる!楽しんで頂くために、なにができる?なにをする?」
これが舞台をやる上で、板に立つ上で一番大事だと思います。
さらには演劇部の核!演劇のワークショップではなく、演劇を一本作るということ。
稽古中も芝居の稽古だけをやればいいわけじゃない。
集客を考え宣伝活動し、衣装を集め、小道具を探し、モノを作る…

芝居の質を高めるのは当たり前で、それ以外の時間を使って他の作業も必死に取り組みました。
そして、新たな試みである、開演前の生CM!
協賛を頂いたお店の生CMを自分たちで脚本を書いて、演出して、いろんな準備をしてやる。
本編だけでも大変なのに。よーやったよ。
そして、その内の一本には我々ゴツプロ!メンバーも出演。
三者三様の演技でした(笑)

袖で控えているときに、相手役の山下ひかりがめちゃくちゃ緊張していて、こっちの声が届いてないんじゃないかって思うくらい。
でも、その緊張感がなんだかよくてね。
我々も一生懸命やらせてもらいました。

主宰の塚原大助は、先月から台湾に撮影に行っておりまして…

(こちら、かなり刺激的な撮影だったみたいです。まだ撮影は終わってないとのことで、情報公開などまた動きがありましたらこちらも書かせてもらいます。)

で、話を戻すと、塚原はこの公演がはじまったあとに帰国しました。
そこから公演日の午前中を利用して稽古し本番に挑みました。
演劇部!むちゃさせるわ(笑)

自分たちで企画したものを自分たちの手で作り上げお客様にお見せする。
素晴らしい経験になったと思います。
本番中にはまさかの照明トラブルも起こり、芝居が止まるハプニングも。
そんなこと、長年やってきた自分ですら経験したことないですもん。
もうね、これ以上ないくらいの経験だったと思います。
でも、浜谷部長を筆頭に一丸となり踏ん張った演劇部!

素敵だったよ。尊い時間だったよ。みんなよくやったよ。
これから先、彼らがどの道へ行くのかわからないけど、仮に演劇の道ではなかったとしても、この体験はきっと糧になると信じています。
そして一期一会です。
彼らとはこれからも繋がっていければと思います。
いやはや、毎年いろんなことがあり、僕らもいろんなことを考えさせられ、刺激をもらっています。
そしてそんな中、ゴツプロ!演劇部の第三期募集もはじまりました。

新たな出会いを楽しみに、ご応募お待ちしております。

そして、そして、今月20日。
いよいよ【ブロッケン】稽古始まりました!

ゴツプロ!の、塚原大助の、新たな挑戦です。
脚本、面白いです。難しいけど、可能性を秘めている作品だと思います。
ゴツプロ!本公演とはまるっきりテイストも雰囲気も変わると思います。
まず、女性二人出ているし、6人しか出演者いないし!
稽古場での雰囲気から違う。
いやーでも、今回の出演者の皆様、面白いですよ。癖強いっす(笑)いい意味で。
演出は【十二人の怒れる男】でお世話になった西沢栄治さん。
普段は古典をメインで演出されているので、今回のような現代作家の現代劇はあまり経験がないそう。
なんだけど、そんなこと微塵も感じさせない、その手腕!
役者を一切否定することなく、こうしてください!と指示することなく、いつの間にか導かれている感じ。
なんだか懐かしくて素敵。
それぞれバックボーンが違う役者たちが寄り集まって、どういう化学反応が起こるのか?!
起こせるのか?!
まだはじまったばかりだけど、楽しみでしかない!
稽古に遊びに来てくれた作家の深井邦彦さんは、「演劇の異種格闘技戦ですね。」と、言っておりました。

その異種格闘技戦が異種じゃなくなった時、ワクワクしませんか?
そんな【ブロッケン】は4月21日(金)〜30日(日)まで新宿シアタートップスで上演。
現在、チケット絶賛発売中ですのでよろしくお願い致します。

そして、以前からこちらでも書いております。
南アルプスの小中学校の卒業公演に我々数名でお邪魔してきました。

大の大人がサービスエリアでソフトクリームを頬張っております。
ていうか、サービスエリアといえばソフトクリームです(笑)
あ、これはどっちでもいい話ですが…
卒業公演は名作【月光の夏】戦時中の特攻隊を描いた作品です。
若い彼らが真っ直ぐに演じている姿に心が動かされました。
演劇の持つ力を感じました。
純粋に演劇っていいなあと。
技術とか、誰が出演しているとか、舞台美術にお金がかかっているとか…より大事なもの。
そこを追いかけていきたい。
全てはお客様に喜んで頂くために。
今回も中学生の俳優陣からたくさんのモノを頂きました。

青臭いこと言いますと…演劇っていいもんです(笑)

そもそものはじまりがなかったら…
大変な壁が目の前になかったら…
全てがうまくいっていたら…
仲間がそこにいなかったら…

 

泣けるほどに切なく、泣けるほどに感動することなんてできなかったかも知れない?!

 

ぼくらも一本一本を大切に、泣けるほど真面目に作品作りに没頭したいと思います。
まずは【ブロッケン】。
そして、明日は8月、ゴツプロ!第八回公演のビジュアル撮影です。
次から次に新たなことが押し寄せてきますが、大変だとは思わず、お客様の笑顔を思い浮かべて、楽しんでやっていきたいと思います!

 

劇場で皆様にお会いできる日を心待ちにして…

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

2月号 『種まきと収穫!』

【種まきと収穫!】

みなさんこんにちは。
2023年もはや二ヶ月が終わろうとしています。
こわっ(汗)
そして、2月の早いこと早いこと。
あっという間に月末。
皆様お元気にお過ごしですか?
自分はというと、自分以外の家族がインフルエンザにかかる中、なぜか自分だけかからず元気に過ごしております。
コロナもインフルもまだまだ流行っていますから、みなさんもお気をつけくださいね。
元気じゃないと何をしても楽しくないですから!

さて、そんな2月はゴツプロ!的にはゆったりした月でした。
三年前までは毎年台湾公演を行なっていた2月が恋しいです。
早くまた行きたいな。
自分も先月の公演終わりから、少しゆっくりした時間でした。
それまでの三ヶ月がノンストップで走り抜けましたので、いろんな意味でクールダウンできて、身体も休めることができ、とても有意義な期間でした。
そして、また次の企画へ向けての一歩も踏み出し、みなさんに報告できる日を楽しみにしています。

その前に来月はいよいよ、演劇部の公演です。

ゴツプロ!演劇部第二回公演【世界虚仮(セカイコケ)】
3月15日(水)〜21日(火・祝)下北沢 小劇場楽園。

ちょうど一年前は演劇部第一回公演【チクリ、冬が胸をさす。】をやっていました。

もはや懐かしい思い出。
みんなで一つのモノを追いかけた尊い日々です。
そんな彼らが一年の月日を経て、また下北に帰ってきます。
昨年よりパワーアップして!!
現在絶賛稽古中。今回は演劇部の久保嗣が脚本を担当しています。
かなり執筆も苦労しているみたい。
わかるよ!
執筆の…産みの苦しみは誰よりもわかる!
でも苦しんで、苦しんで、悩んで、書けなくて、空白の時間をたくさん使って、そこから生まれたものはきっと宝石みたいなものだから、今回のこの作品もきっと俳優の魂が注入され、素敵な作品になると信じている。
何より力強い仲間達が周りにいるのだから!
彼らが自分たちで制作し、宣伝し、また新たらしい企画も考えて迎える本番。
どうか皆様、応援のほどよろしくお願い致します。
自分もこれから稽古場見学に行って、またレポートしたいと思います。
まずは来月の本番、ゴツプロ!メンバーも劇場にお手伝いに行くと思いますので、劇場でお会いできるのを楽しみにしています。
メンバーを見かけたらぜひお声掛けください!

3月…
演劇部の公演中に、【ブロッケン】の稽古もスタートします。

ゴツプロ!大忙しです(汗)

こちらも絶賛チケット発売中ですので、よろしくお願いします。
先日、美術の打ち合わせをしましたが、これまた出るわ出るわ奇抜なアイデア(笑)
めちゃくちゃ面白かったし、勉強になった。
作家、演出家、美術家、プロデューサー、舞台監督、役者…それぞれの目線でのアイデア合戦。
できること、できないこと…実に面白い。
まず、作家と演出が同時に美術打ち合わせにいることが僕的には新鮮でした。
大体は作、演出が一緒か、出来ている脚本をもとに舞台化することが多いから、こうしてまだ脚本が上がっていない状態から、作家のイメージ、それを具現化する演出家のイメージをぶつけ合うことはなかなかないのです。
ぶつかることで生まれる新しい案があり、それは執筆にも活かされてゆく。
とても有意義な時間でした!
これは面白くなりますよ。
ご期待ください。

そして、2月はゴツプロ!初の出来事(たぶん)。

メンバー全員で【日生劇場】にミュージカルを観劇しにいきました!!
珍しいから自撮りしました。僕たち、仲が良いんです(笑)
これまた素敵なご縁を頂きました。
このご縁がさらに繋がり広がっていくことを願うばかりです。

タイトルにも書きましたが、【種まきと収穫!】
事を成すには一朝一夕では無理です。
そこにはタネをしっかりとまいて、そこに水をやり、大事に育み、収穫する。
時には枯れてしまったり、天災が起こったりするけど、めげずにそれを繰り返す。
一つのことが成る前に、次のタネをまく。
今のゴツプロ!があるのはまさにそこに尽きます。
しっかりまいて大事に育ててきた。
よく周りの人たちに「ゴツプロ!は勢いあっていいねぇ!」って言われますが、勢いをつけるためにたくさんの時間をかけ、そこにたくさんの想いをかけてきました。

今月から来月にかけ、主宰の塚原大助は台湾にいます。
台湾ドラマが決定し、その撮影に行っています。
こんなことを5年前に想像したメンバーはきっと誰もいなかった。
でも、台湾での活動を通して、こうしたご縁に恵まれました。
そして、ただの撮影に終わらず、撮影が休みの日には移動を重ね、大学で東京の演劇文化についてのワークショップなどを行なっています。

これは一つの収穫であり、新しいタネまきです
台湾という地でまた新しいことが生まれる。
こんな素敵なことはありません。
これもひとえに、応援してくださる皆さんのおかげです。

たくさんの方々に背中を押して頂き、力とアイデアをもらい、こうしてまた繋がっていく。
僕らが歩んだ道のりは間違いではなかった。

とき同じくして、台湾からは僕らの仲間が来日。

台湾公演の際、いつも美術(大道具)を担当してくれているユアンは、台湾で会社を立ち上げ、工房と小劇場を作りました。
さらに、小劇場をもっと増やしたいと今回は本多劇場の見学に来たのです。
これもまたユアンの収穫であり、タネまき。
台湾では台湾でまた新しい動きが活発化して面白いことになっている。
ゴツプロ!の次回台湾公演はワクワクしかない!!

おじさんだけの劇団【ゴツプロ!】恥ずかしげも無くまだまだ夢をみて、夢を追いかけたい。

しっかりとタネをまいてなかったら…
適当に水をやっていたら…
天災にめげていたら…
収穫時期を誤っていたら…

収穫することも、新しい種をまくこともできなかったかも知れない?!

まだまだ芽が出ていないタネもあります。
これからまこうとしているタネもあります。
一つずつじっくり育て、紡いでいきたい。
そのためにも、しっかりと地に足をつけ、これからも歩んでいきます。

さ、3月はどんな芽がでるかな?!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

1月号 『2023年もご贔屓に!』

【2023年もご贔屓に!】

みなさんこんにちは。
寒中お見舞い申し上げます。
そしてかなり遅くなってしまいましたが、2023年明けましたね。
早いですね。明けたと思ったらもう一ヶ月経っちゃって(汗)
本年もゴツプロ!並びにこちらの【月刊ゴツプロ】応援のほど何卒よろしくお願いいたします。
また【52BUDDY!】こちらではメンバーが頑張って作っている毎月配信の動画、【会員版 月刊ゴツプロ!】そして、公演の先行販売、公演時の限定グッツプレゼントなど多数の特典がついてきます。この機会にぜひ、BUDDY!となって頂き、我々と共に、いろいろなものを共有して頂けましたら幸いです。
この【月刊ゴツプロ!】も7年目に突入。
ゴツプロ!としては、旗揚げ公演が2016年1月22日初日だったので、今月22日で丸7年。8年目に突入します。
これも一重に応援してくださる皆様のおかげです。
この場をお借りしメンバー一同、心よりお礼申し上げます。
いつもありがとうございます。

7年前、ここからはじまった我々ゴツプロ!
今年は第8回公演。
さて、どんな作品が待っているのか?!
僕らも楽しみ。

今年もたくさんの企画を練っております。
ご期待ください。

さて、そんな2023年1月。
まずは自分とメンバーの浜谷康幸が出演しました。

Nana Produce Vol.19【いごっそうと夜のオシノビ】にご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。
短編2本、70分という新しい試み。
いかがでしたでしょうか?
やっている本人は、いやー楽しかった!です(笑)
そしてお客様の笑い声と拍手にたくさんの力をもらいました。
舞台ってやっぱりいいなあと思いました。
先月出演した舞台が完走できなかったので、無事に終わってまずはホッとしました。
このご時世、無事に幕が開き、無事に終わることが当たり前ではない。
だからこそ、生のエンターテイメントがより尊いものになっている気がします。
というより、なってくれればいいと思います。

初めましての方も多かったのですが、みんな芝居大好きで稽古に入るとすぐに距離感が縮まり、ああでもない、こうでもないと、気づけば毎日稽古があっという間に終わっていました。
脚本の横山拓也さんは、一昨年の12月に【青春の会】で演出させてもらった「仮面夫婦の鑑」と同じ作家さんです。

両方見たって方はなんとなく世界観が似ているなと感じた方もいるかも知れませんが、まあ、面白い。
人間の滑稽な様をこれでもかってほど、可笑しく、愛おしく描き出す。
そして、大小の劇場問わずあっちこっちから引っ張りだこの演出家、寺十吾さん。
自分は初めてやらせてもらったのですが、いやー面白かった。
発想も拘りも、稽古方法も全てが勉強になった。
これはまた自分の血となり肉となりました。
やはり、初めて対する演出家、演者…色々面白い。
もっともっとたくさんの面白い人と出逢いたくなる。
そう思える素敵なカンパニー、素敵な作品でした。
感謝。
とても幸先良い2023年の幕開けとなりました。

ゴツプロ!としては、佐藤正和氏主宰ユニット【青春の会】が次回公演「熱海殺人事件」の大々的なオーディションを開催しました。

なんとこちら150名以上のご応募を頂きました。
応募頂いた皆様、本当にありがとうございました。
そこから泣く泣く30名を選ばせてもらい、1月18日に都内スタジオにて行われたオーディションはそれはそれは素晴らしい時間となったみたいです。
自分は本番前の最終稽古にて行けなかったのですが、とても刺激ある一日になったみたいです。
30名全員の相手役を担った佐藤正和は「めっちゃ疲れた。」と言っておりました。
僕らもずっと選ばれてきた身ですし、今もそうです。
決して、うまいとか下手とか、容姿がいいとか悪いとか、そんなことではなく、タイミング、その時にハマる役柄、いろいろなことが噛み合って選ばれる。
これは仕方ないことだけど、このオーディションでの出会いはきっとこれから先に続いていく出逢いです!
ご縁があれば必ずまたチャンスがくる。
たくさんの出逢いはまた新しい発想を生む。
この刺激、この1日が我々にとっても、オーディションを受けてくれたみなさんにとっても忘れられない素敵な1日になっていけばいいなあと切に願います。
そして、書類も含め、少しでも興味を持ってくれて応募してくれた皆様に、ぜひ公演を見て欲しい。
自分がやるはずだった役をやっている誰かに嫉妬してほしい。
それが、きっと作る側のモチベーションにもなると思う。
嫉妬するくらい面白いものを作り上げる。
そのために努力を惜しまない。
これはすごく大事なことです。
そんな【熱海殺人事件】は6月25日(火)〜30日(日)まで新宿はシアタートップスにて上演予定です。

そして今年はゴツプロ!企画が目白押し。
まず3月!

ゴツプロ!演劇部第二回公演【世界虚仮(セカイコケ)】
3月15日(水)〜21日(火・祝)下北沢 小劇場楽園で上演。
いやー早いね、旗揚げから一年です。
昨年の今頃は稽古に明け暮れておりました。
あれから一年、今年は演劇部のメンバーが自分たちで率先して、制作し、メンバーが脚本を担当し、チラシを作り宣伝して、頑張っております。
こちらもぜひ応援してください。
彼らの純粋な想い、純粋な演技は今しか見れないと思います。
チケットも絶賛販売中でございます。

そして、そして4月は、ゴツプロ!主宰 塚原大助の新しい企画、その名も【ブロッケン】始動。
こちらのビジュアルと詳細が遂に発表となりました。
ジャン!!!!

顔圧半端なし!!!
いかがですかこちら??
今回も拘り抜いたビジュアルです。
昨年12月に撮影したのですが、初めましての方ばかりで、緊張感もあったのですが、撮影始まったら一気に距離が近づき、いい感じのグルーブ感ができていました。
プロデューサーの大助も、かなりホッとしたようです。
そして、自信に変わったと言っていました。
これ、一応言っておきますと、合成ではありません。ちゃんと集まって撮っています。
これがね、みんなかなり体に負担のかかる体勢でして、終わった後はあちこち痛かったです(笑)

証拠じゃありませんが、デザイナー、脚本家にまで協力してもらってアングルを決めている様子です。

今回もいつもと同じく最強コンビ、写真 マッハ!デザイン 柏さん。
この二人のセンスに間違いなし。

楽しい撮影でした。

最後はプロデューサーチェックです!!

こちらの公演は4月21日(金)〜30日(日)まで。
本多劇場グループ 新宿シアタートップスにて上演。
よろしくお願いします。

そして、そして、夏の終わりにゴツプロ!第8回公演が控えています。
今年も攻めまくりの一年となりそうです。

それぞれがそれぞれに動いてなかったら…
コロナ禍で種撒いてなかったら…
2022年をフルに走ってなかったら…
明るい希望を常に抱いてなかったら…

2023年こんなに明るい希望が待ってなかったかも知れない?!

とにかく僕らは皆様に応援頂き、背中を押して頂くことで前を向いて走って行けます。
みなさんに喜んでもらえるよう、楽しんで頂けるよう、メンバー一同全力で今年も駆け抜けます。
2023年もゴツプロ!にご期待ください。
そして、本年も何卒よろしくお願いいたします。

常に上を向いて…舞い上がる!!

 

2023年に、つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。