12月号 『2022年もありがとうございました!』

【2022年もありがとうございました!】

みなさんこんにちは。
2022年も暮れていきますね。
今年も一年ゴツプロ!並びにこちらの「月刊ゴツプロ!」ご愛顧頂きましてありがとうございました。
このコラムを書き始めて6回目の年を越します。
早いですね。
全部を読み返していないので、もしかしたら同じネタを書いていないかちと心配ではありますが、そこはご愛嬌ということで(汗)
いやー2022年も怒涛の一年でした。
コロナ禍に突入して3年ですかね。
すでにコロナじゃなかった頃が懐かしい。
今年も演劇界ではたくさんの中止があり、本当に悔しい思いをしました。
1日も早く何の気兼ねもなくマスクを外して稽古し、終演後にロビーでお客様にご挨拶したいものです。
でも信じて頑張っていくしかないですね!
みなさん、どうかもうしばらくのご辛抱を。

さてそんな2022年の終わりに。
まずは今月ワタクシ泉知束が出演しました、劇団男魂(メンソウル)第22回公演【親父の記憶】にご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。

残念なことに千穐楽の公演は中止になってしまい、この日にご予約頂いていた皆様本当にすいませんでした。
心よりお詫び申し上げます。

赤坂レッドシアターにて雨を降らしたこちらの公演。
自分も雨降しは初めての体験。
いやーそれは壮観でした。
やっていて気持ちよかった。
劇団ってやっぱりカラーがあって面白い。
また演劇の深さを知り、新たな出逢いがあり、とっても有意義な時間でした。

ありがとうございました。

そして、ゴツプロ!としては色々と動きのある一ヶ月でした。
まずは先月の終わり、佐藤正和氏企画の【父と暮せば】。
こちらが山梨県の南アルプス子供の村小学校・中学校の体育館で公演されました。

小学校1年生から中学3年生まで観劇。
自分は稽古中で行けなかったのですが、同行したメンバーからはそれはそれは素晴らしい公演だったと聞きました。
当然小学校の低学年の子達は途中で飽きてくるし、体育館だけに照明も効かない、音響効果も普段よりは活きない中、演者のパワーと伝えたい気持ちいっちょでやり切る。
まさに演劇の原点。
そして、子供達と演劇で繋がった瞬間。
さらにはこちらの作品が【戦争】【原爆】を語っていること。
この悲惨な過去はきっと子供達の心に響いたはず。
今も世界では戦争が行われていて、多くの子どもたちが犠牲になっている。
我々は何ができるのか?
そんな中、この公演はきっと未来に繋がる。
そう信じている。
素敵な学校で、尊い時間だったと思います。

そして、ゴツプロ!としては色々と動きのある一ヶ月でした。
まずは先月の終わり、佐藤正和氏企画の【父と暮せば】。
こちらが山梨県の南アルプス子供の村小学校・中学校の体育館で公演されました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

小学校1年生から中学3年生まで観劇。
自分は稽古中で行けなかったのですが、同行したメンバーからはそれはそれは素晴らしい公演だったと聞きました。
当然小学校の低学年の子達は途中で飽きてくるし、体育館だけに照明も効かない、音響効果も普段よりは活きない中、演者のパワーと伝えたい気持ちいっちょでやり切る。
まさに演劇の原点。
そして、子供達と演劇で繋がった瞬間。
さらにはこちらの作品が【戦争】【原爆】を語っていること。
この悲惨な過去はきっと子供達の心に響いたはず。
今も世界では戦争が行われていて、多くの子どもたちが犠牲になっている。
我々は何ができるのか?
そんな中、この公演はきっと未来に繋がる。
そう信じている。
素敵な学校で、尊い時間だったと思います。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

そして今月のはじめ。
ゴツプロ!メンバー約3年ぶりに海を渡り台湾へ!
これまた自分だけ稽古で行けず(泣)
なので、こちらもみんなからの情報を元に書かせてもらいます。
正直俺も行きたかったよ(泣)

12月だよ。
見てよこの空。
そりゃこんな写真ばっかり送られてきたら、行きたかったよ!!!
今回の旅の目的はもちろん、今後の話。
我々ゴツプロ!はまた台湾公演実現のために動いていきます。
出会いが出逢いを生んで生まれたご縁。
そして、そこから絆を紡いだ仲間たち。
みんなが待っている。
今回の旅では新たに劇場視察や、現在の台湾の現状を確認したり、向こうのメンバーとのミーティングなど、かなり密な旅になったようです。
ここで、自分が嫉妬するほど良い写真を数枚!

写真を見ると行きたくなるー。
みなさん、もう少しお待ちくださいね。
また台湾公演、何としても実現したいと思います。
俺も早く行きたいよ!!

そして今月のはじめ。
ゴツプロ!メンバー約3年ぶりに海を渡り台湾へ!
これまた自分だけ稽古で行けず(泣)
なので、こちらもみんなからの情報を元に書かせてもらいます。
正直俺も行きたかったよ(泣)

12月だよ。
見てよこの空。
そりゃこんな写真ばっかり送られてきたら、行きたかったよ!!!
今回の旅の目的はもちろん、今後の話。
我々ゴツプロ!はまた台湾公演実現のために動いていきます。
出会いが出逢いを生んで生まれたご縁。
そして、そこから絆を紡いだ仲間たち。
みんなが待っている。
今回の旅では新たに劇場視察や、現在の台湾の現状を確認したり、向こうのメンバーとのミーティングなど、かなり密な旅になったようです。
ここで、自分が嫉妬するほど良い写真を数枚!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

写真を見ると行きたくなるー。
みなさん、もう少しお待ちくださいね。
また台湾公演、何としても実現したいと思います。
俺も早く行きたいよ!!

そんなこんなでゴツプロ!的にとても実りある2022年の締めくくりになっています。

ちゃんと集合して来年からの悪巧みもしていますからね(笑)

怒涛の2022年が終わる。
みなさんにとってどんな一年でしたか?

ゴツプロ!は今年もみなさんに愛され、応援して頂きなんとか無事に年を越せそうです。
演劇部の公演から始まった2022年。

もう随分昔な感じがします。
演劇部の一生懸命な姿にゴツプロ!メンバーもたくさんの勇気をもらいました。
そして、演劇の初心を思い出しました。
そんな演劇部は第二期メンバーも加入し、来年の公演に向けすでに動き出しています。
こちらもぜひ応援頂ければ幸いです。

そして、5月!
本公演【十二人の怒れる男】
去年、公演途中で中止になり、みんなで涙した日から一年。
一年分の想いを持って舞台に立たせてもらいました。
本多劇場初のセンター舞台。
僕らが共演したかった大先輩たちをゲストにお呼びし、また新たなゴツプロ!の1ページとなりました。
本当に毎日が充実していて、勉強になって、楽しくて、演劇やってきて、続けてきてよかったと思える時間でした。

本当に最幸だった。
そして…

千穐楽、四方からのスタンディングオベーション。
忘れられない光景。
涙が止まらなかった。
今、写真見返しただけで泣けてくる。
去年、無観客の中での芝居、誰もいない客席に向かってのカーテンコール。
寂しさと悲しさと虚しさと…何のために芝居をしているのかわからなくなった。
そして、この日…あの日の答えと、置いてきたものが一気に戻ってきた。
またしても僕らの宝物ができた瞬間でした。
心から嬉しかった!

7月…浜谷さんが立ち上げたその名も【BOND52】ゴツプロ!と違う団体をBOND(繋げる)企画。
一発目は【小松台東】さんとのコラボ。
これがまた素晴らしい公演だった。
演劇愛の詰まった、何とも言えない素敵な空間でした。
次のコラボも待ち遠しい。
また新たなゴツプロ!の風となった。

そして8月終わりから9月。
佐藤氏企画「青春の会」第二回公演【父と暮せば】の全国ツアー。
2020年以来となる大阪公演も敢行。
自分もお手伝いに行かせてもらったけど、久々の大阪はやっぱり熱かった。
そして何より嬉しかったのが、演劇部の公演を見た方や、初めて本公演を見た方が声をかけてくださったこと。
「大阪公演、待っていました。」と。
これは本当に嬉しかった。

去年の12月、「今年はあまり舞台でお目にかかれなかったので、来年はもっとみなさんに舞台でお会いできるように頑張ります。」と書いていました。
それが叶えられた2022年。

そして、来年はまた新たな企画。

【ブロッケン】が立ち上がります。
これまた楽しみな企画。
もっと、もっとゴツプロ!をそしてゴツプロ!メンバーを劇場で見てもらえるよう、まだまだ攻め続けます。
どうか来年もご期待ください。

そんなこんなでゴツプロ!的にとても実りある2022年の締めくくりになっています。

ちゃんと集合して来年からの悪巧みもしていますからね(笑)

怒涛の2022年が終わる。
みなさんにとってどんな一年でしたか?

ゴツプロ!は今年もみなさんに愛され、応援して頂きなんとか無事に年を越せそうです。
演劇部の公演から始まった2022年。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

もう随分昔な感じがします。
演劇部の一生懸命な姿にゴツプロ!メンバーもたくさんの勇気をもらいました。
そして、演劇の初心を思い出しました。
そんな演劇部は第二期メンバーも加入し、来年の公演に向けすでに動き出しています。
こちらもぜひ応援頂ければ幸いです。

そして、5月!
本公演【十二人の怒れる男】
去年、公演途中で中止になり、みんなで涙した日から一年。
一年分の想いを持って舞台に立たせてもらいました。
本多劇場初のセンター舞台。
僕らが共演したかった大先輩たちをゲストにお呼びし、また新たなゴツプロ!の1ページとなりました。
本当に毎日が充実していて、勉強になって、楽しくて、演劇やってきて、続けてきてよかったと思える時間でした。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

本当に最幸だった。
そして…

千穐楽、四方からのスタンディングオベーション。
忘れられない光景。
涙が止まらなかった。
今、写真見返しただけで泣けてくる。
去年、無観客の中での芝居、誰もいない客席に向かってのカーテンコール。
寂しさと悲しさと虚しさと…何のために芝居をしているのかわからなくなった。
そして、この日…あの日の答えと、置いてきたものが一気に戻ってきた。
またしても僕らの宝物ができた瞬間でした。
心から嬉しかった!

7月…浜谷さんが立ち上げたその名も【BOND52】ゴツプロ!と違う団体をBOND(繋げる)企画。
一発目は【小松台東】さんとのコラボ。
これがまた素晴らしい公演だった。
演劇愛の詰まった、何とも言えない素敵な空間でした。
次のコラボも待ち遠しい。
また新たなゴツプロ!の風となった。

そして8月終わりから9月。
佐藤氏企画「青春の会」第二回公演【父と暮せば】の全国ツアー。
2020年以来となる大阪公演も敢行。
自分もお手伝いに行かせてもらったけど、久々の大阪はやっぱり熱かった。
そして何より嬉しかったのが、演劇部の公演を見た方や、初めて本公演を見た方が声をかけてくださったこと。
「大阪公演、待っていました。」と。
これは本当に嬉しかった。

去年の12月、「今年はあまり舞台でお目にかかれなかったので、来年はもっとみなさんに舞台でお会いできるように頑張ります。」と書いていました。
それが叶えられた2022年。

そして、来年はまた新たな企画。

【ブロッケン】が立ち上がります。
これまた楽しみな企画。
もっと、もっとゴツプロ!をそしてゴツプロ!メンバーを劇場で見てもらえるよう、まだまだ攻め続けます。
どうか来年もご期待ください。

2023年は良い年になる気がする。
というか、良いに決まっている。

自分的には今年は『演出』にがっつり触れた一年でした。
作・演出も含めると年間4本の演出をやらせてもらいました。
これまた全然想像していなかった展開。
でもやって良かった。やれて良かった。
そこから見えたもの、来年やりたいことなど明確になりました。
今年一年の動きがまたこれからの指針につながれば良いな。
そんな一年。
総じて悔いなし。

今年もみなさんの応援がなかったら…
信じて前に進んでなかったら…
楽しんで演劇をやってなかったら…
後先構わず突進してなかったら…
<p style=”font-size: 18px;”><strong>2022年もこんな気持ちよく終われなかったかも知れない?!</strong></p>
この一年も応援頂き誠にありがとうございました。
皆様の応援のお陰で、僕らは舞台に立てております。
この場をお借りして、メンバー、スタッフ一同、2022年も本当にありがとうございました。
来年も更にギアを上げて、エンタメ業界を盛り上げていきたいと思います。
どうか、来年も変わらぬ応援のほど何卒よろしくお願いします。

2023年もどこかの劇場で皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

年明け一発目は、浜谷さんと自分が出演します。

Nana Produce Vol. 19【いごっそうと夜のオシノビ】
新年初のご観劇に是非!!
年始からフルスロットルでいかせてもらいます!

皆様にとって2023年も素晴らしい一年となりますよう祈念いたします。
今年も【月刊ゴツプロ!】を読んで頂きありがとうございました。

さあ、2023年も笑顔あふれる一年に…

良いお年をお迎えください。
これにて『月刊ゴツプロ!』2022年、完。

 

2023年に、つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

11月号 『2022年ラストスパート!』

【2022年ラストスパート!】

みなさんこんにちは。
急に寒くなってきた今日この頃お元気にお過ごしですか?
またコロナも増えてきて、さらにはインフルエンザもちらほら出てきて、えらいこっちゃです。
気をつけていきましょうね!
さてさて、11月も終わってしまいます。
2022年も残すところあと一ヶ月。
ラストスパートです!
そんな11月。

佐藤正和氏の韓国戯曲朗読まつりからはじまり、浜谷康幸氏演出の『実は素晴らしい家族ということを知ってほしい』、ワタクシ泉知束が演出しました『セーブ・ザ・ダディ〜VIVID CONTACT事件簿〜』、最後に佐藤氏が代役を務めた『やらなそうな3人』にご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。
このご時世、劇場まで足を運んで頂けるだけで感無量でございます。
さらに、渡邊聡氏はテレビ『THE突破ファイル』出演、こちらもご覧くださった皆様ありがとうございました。
まさに怒涛の11月。
これを書いている11月29日は、佐藤氏の二人芝居『父と暮せば』を山梨県の中学校の体育館で上演します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

佐藤正和氏の韓国戯曲朗読まつりからはじまり、浜谷康幸氏演出の『実は素晴らしい家族ということを知ってほしい』、ワタクシ泉知束が演出しました『セーブ・ザ・ダディ〜VIVID CONTACT事件簿〜』、最後に佐藤氏が代役を務めた『やらなそうな3人』にご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。
このご時世、劇場まで足を運んで頂けるだけで感無償でございます。
さらに、渡邊聡氏はテレビ『THE突破ファイル』出演、こちらもご覧くださった皆様ありがとうございました。
まさに怒涛の11月。
これを書いている11月29日は、佐藤氏の二人芝居『父と暮せば』を山梨県の中学校の体育館で上演します。

こちらは来月号でまた詳しく書きたいと思っていますが、メンバーの主宰塚原大助と聡さんもサポートメンバーとして同行しています。
これからの日本を担う若者に『父と暮せば』を見せたいという想いいっちょからはじまったこの企画。
今の学生たちがこの物語に触れた時に何を感じ、何を想うのか?
本当に楽しみです。
【戦争】というものが風化されないように…
生の戦争体験を聞いてきた最後の世代である我々がこれからの人たちに伝えていく。
これもまた演劇ならではの醍醐味だと思います。

さらに今月は色々と発表もありました。
まずは…演劇部!

第二回公演の詳細が発表になりました。
ワクワクしますね。
一回目の公演は自分が作、演出をやらせてもらいました。
それも踏まえ、二期生も入ってきて、みんなで話し合い決めた今作。
二期メンバーの久保嗣が脚本を担当し、外部から演出家として高橋広大氏を召集。
自分たちの手で責任を持って公演を打っていく。
こんなに誇らしいことはない。
彼らの成長が楽しみだし、我々も共に成長できたらと思います。
一緒に頑張ろう!演劇部

さらに今月は主宰の塚原大助からも重大発表。
ゴツプロ!新企画、その名も【ブロッケン】。

第一回公演の情報が解禁となりました。

塚原大助のコメント抜粋!
「新たに《ブロッケン》という企画を立ち上げ、2023年4月に新宿シアタートップスにて上演をする運びとなりました。
ゴツプロ!を立ち上げ早くも8年目。合同会社となり7年目。その中でアビさんが《青春の会》を立ち上げ、浜谷さんが《ゴツプロ!演劇部》と《BOND52》を立ち上げてくれました。知束は演出家としても活躍し始め、聡さんは《smile up works》にてずっとアクティングコーチとしての価値を生み出し続けてくれて、44さんは起業家としてアプリの開発などで外から援護射撃を撃ち続けてくれている。
メンバーそれぞれが立ち上がりだしたそんな中で塚原大助個人、一役者として、新たな挑戦がしたいという思いが沸々と湧き上がってきました。
新たに誰と出会い何を創っていくのか。団体ではなく個として。
そんな思いを《ブロッケン》という言葉と共に打ち出していければと思います。
破壊。壊す。切り拓く。新たに。出会い。可能性。未来。
そんな思いが詰まっています。
今は不安7割、楽しみ3割。
考えてみればこの20年、団体を、劇団を中心に考えてきた。そこで育てて頂いた。
機は熟した。的な。時は今だ!的な。
新宿シアタートップスにて、深井邦彦という新たな才能と、そしてかなり刺激的な役者が揃いました。
それを十二人の怒れる男に引き続き、西沢栄治さんに演出を手掛けて頂きます。ブロッケンするには最強の布陣かなと。
皆様、引き続き応援のほど何卒宜しくお願い致します。」

また新たな一歩です。
こちらには自分も出演させてもらいます。
どんどん壊し、創造し、可能性を広げていきたい!
やるっきゃないです!

大助のコメントにもありましたが、今年は自分、演出を多くやらせてもらいました。
演劇部の作、演出からはじまり、3月、6月、11月。
なんなら役者業より演出業の方が多いくらいの勢いです(汗)
そして、今年もたくさん学ばせてもらいました。
座組をまとめ、作品を解釈して役者を導いていく難しさと責任、そしてプレッシャー。
でも、演出がハマった時の爽快感もあって、今年は本当に色々な体験をさせてもらった一年だったと思います。

中野の劇場がひしめく中で稽古をしていますと、隣の劇場では浜谷さんが演出舞台の本番をやっていました。

お願いしている照明さんは、隣の劇場で仕込みを終えた後にこちらの稽古場に足を運びます。
目の前の劇場ではこちらの美術家さんが仕込み、バラしをやっていて…
稽古最終日は全劇場と僕らの稽古場バラしが一緒になり、みんなが助け合って搬出しました。
演劇部のみんなも手伝いに来てくれていて、みんなで雨の中搬出しました。
この光景が、なんだかとっても美しかった。
演劇を愛するたくさんの人たちが一緒になって演劇を盛り上げている感じがすごく心地よかった。
そして、小さな世界だけど、ここまで続けてきて、今こうしてここに立っていられることがとても誇らしかった。
そんな雨の搬出(笑)

で、このご時世無事に迎えた初日。

祝公演!
そう、公演をできるのは祝い事なんですよ。
このコロナ禍により、余計にしみるこの言葉。

毎回毎回が新しい。
毎回毎回が儚い。
だから、その瞬間が光り輝く。
今回の演出舞台も、短い稽古期間、今までやったことのないジャンル、歌手、お笑いの方、2.5次元の舞台で活躍されている役者さん、そして小劇場で活躍されている役者さん…まさに演劇の異種格闘技戦。
毎日が手探りでした。
今まで培ってきたものを全部出し切り、新しい何かを模索する日々でした。
そこから見つかったものも少なくない。
新たなことにチャレンジすることがいかに大事か!
そしていかに自分を成長させてくれるか!
改めて感じることができる作品でした。

何事も学びしかないですね。
新たな出会いもまた宝となりました。
そして、公演が跳ねた次の日に新しい現場に突入しました。
それが来月12月公演です。

勢いそのままに突っ走ります。

演出も演じるも、まだまだ知りたい。
もっとたくさんの演出家さんと出会いたい。
もっと新しい表現を探りたい。目指したい。
一つ一つを無駄にせず、今はただただ吸収したいと思います。
そんな来月公演、男魂【親父の記憶】もぜひご期待ください。

目の前のことを一生懸命やってなかったら…
新しいことにチャレンジしていなかったら…
これでいいか!って少しでも思っていたら…
自分で自分の価値を決めてしまったら…

きっと感じられなかった感動と、新しい自分に出会うことがなかったかも知れない?!

まだまだゴツプロ!は新しい自分、そして新しいゴツプロ!を模索し続けます。
これからも応援のほど何卒よろしくお願いします。

さ、2022年!残り一ヶ月!気合い入れていくよー!!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

10月号 『秋の夜長にコツコツと。』

【秋の夜長にコツコツと。】

みなさんこんにちは。
お元気ですか?
この前まで汗ばんでいましたが、急に冬の訪れ。
おい!!秋はどこいっちゃったのー???
いやはや。
そして、一ヶ月はあっという間。怖いくらいにあっという間。
10月も終わるといよいよ今年もあと二ヶ月ですねぇ。
2022年ラストスパート!張り切っていきましょう!

さて、そんな10月はゴツプロ!メンバー久々の大集合からスタートです。
なんと全員が集まるのは5月本公演【12人の怒れる男】以来となりました。
え?そんなに経つのって感じではありますが。
あれから半年近く経っているんですね。
メンバーそれぞれは会っているので、お久しぶり!みたいにはならないのですが、やっぱり全員揃うと沸き立ちます(笑)
おじさんなのに、女子高生みたいに(汗)

近況報告も兼ねて、来年の話や、これからのゴツプロ!についてのミーティング。
以前は月に一度、集まりの時間を設けていたのですが、最近はそれぞれ忙しく、こうして特別な時間を設けて集まっております。
自分が知らないみんなの動きを聞いて、ワクワクしたり、楽しみになったり…
いいんです!この時間が。

そして、ゴツプロ!の一番の強みがここにあると思う。
団体に依存するのではなく、それぞれがそれぞれの道を模索しながら日々必死に動いているということ。
メンバー全員、それぞれの道を応援しながら、切磋琢磨しながら、どこかでそれを融合できないかと考えている。
集まれば面白い案が出るし、新しい発想が生まれてくる。
この集まりもワクワクの集合体でした(笑)
もちろん会議後は久々にみんなで食事を。
同じ釜の飯を食う。これも大事!

(44北川氏が写っていなくてすいません。たまたまです(汗))

いやー。皆さんに報告したいことが山ほどあるー!でも、それはおいおいということで(笑)
楽しみに待っていてください。
次なる目標と、挑戦と、指針!少しずつ具現化していきたいと思います。

目標達成のための【今】でありたい。
だから今できることを一生懸命にやる。
その日々の積み重ねがやがて大きな柱になると信じて。
進みます!!

しかし、みんな色々なことやってるわ。
自分も最近はバタバタとしていまして、時間との勝負みたいな。
どううまく時間を使うか?これ大事!
でもそんな忙しい中でも、息抜きは必要ですね。
仕事ではあったのですが、素敵な風景を見たり、美味しい空気を吸ったりすることは、やっぱり気分転換になります。

いやー。皆さんに報告したいことが山ほどあるー!でも、それはおいおいということで(笑)
楽しみに待っていてください。
次なる目標と、挑戦と、指針!少しずつ具現化していきたいと思います。

目標達成のための【今】でありたい。
だから今できることを一生懸命にやる。
その日々の積み重ねがやがて大きな柱になると信じて。
進みます!!

しかし、みんな色々なことやってるわ。
自分も最近はバタバタとしていまして、時間との勝負みたいな。
どううまく時間を使うか?これ大事!
でもそんな忙しい中でも、息抜きは必要ですね。
仕事ではあったのですが、素敵な風景を見たり、美味しい空気を吸ったりすることは、やっぱり気分転換になります。

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全てをエネルギーに変えて、頑張るのみ!

そして来月は、メンバーの舞台公演が続きます。

まずは…
メンバーの佐藤正和が朗読劇に挑戦します。

韓国戯曲 朗読まつり。
個人的には韓国戯曲に惹かれております(笑)

【地上最後の冗談】演出は【父と暮せば】でもお世話になった、劇団道学先生の青山勝さん。
日程は11月7日(月)と8日(火)の二日間、下北沢OFFOFFシアターにて。

自分、別コーナーで韓国映画を語っておるんですが、韓国は演劇も盛んでして。
映画スターも元々は舞台出身の方も多いのです。
大学路(テハンノ)という学生の街があって、下北沢くらいの広さの街に小劇場が100以上あると言われていて、世界で一番劇場が多い街となっています。
自分も何度も行きましたが、あらゆるところに劇場やチケットセンターがあって、その日お客が薄い芝居は、叩き売りのようにチケットをディスカウントしている光景が斬新でした。

活気があって、オシャレな雑貨屋やカフェも多いので、渡韓の際はぜひ!

おっと、すいません脱線しておりました。
コーナーを間違うところでした(笑)
本題に戻ります。

全てをエネルギーに変えて、頑張るのみ!

そして来月は、メンバーの舞台公演が続きます。

まずは…
メンバーの佐藤正和が朗読劇に挑戦します。

韓国戯曲 朗読まつり。
個人的には韓国戯曲に惹かれております(笑)

【地上最後の冗談】演出は【父と暮せば】でもお世話になった、劇団道学先生の青山勝さん。
日程は11月7日(月)と8日(火)の二日間、下北沢OFFOFFシアターにて。

自分、別コーナーで韓国映画を語っておるんですが、韓国は演劇も盛んでして。
映画スターも元々は舞台出身の方も多いのです。
大学路(テハンノ)という学生の街があって、下北沢くらいの広さの街に小劇場が100以上あると言われていて、世界で一番劇場が多い街となっています。
自分も何度も行きましたが、あらゆるところに劇場やチケットセンターがあって、その日お客が薄い芝居は、叩き売りのようにチケットをディスカウントしている光景が斬新でした。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

活気があって、オシャレな雑貨屋やカフェも多いので、渡韓の際はぜひ!

おっと、すいません脱線しておりました。
コーナーを間違うところでした(笑)
本題に戻ります。

佐藤氏の翌日からは…
浜谷康幸演出舞台 NanaProduceVol.18【実は素晴らしい家族ということを知ってほしい】
東京マハロの矢島弘一氏の脚本で、11月9日(水)〜13日(日)まで、中野はテアトルBONBONにて。
東京マハロといえば、浜谷さんも自分も渡邊聡さんも出演させて頂いた劇団で、色々と縁が深い団体さんです。
こちらの作品も以前に拝見しましたが、矢島さんらしい作品になっています。
この作品を浜谷さんがどう味付けするのか?!乞うご期待。

そして最後は、その翌週!私、泉知束演出舞台
WATARoom 【セーブ・ザ・ダディ〜VIVID CONTACT事件簿】
こちらは11月16日(水)〜20日(日)まで、恵比寿エコー劇場で上演いたします。

ただいま絶賛準備中です。

思い返せば昨年12月【仮面夫婦の鑑】から実に一年間で5本も演出することに。
まさかここまで演出が続くとは。
そのうち一本は脚本も自分で書いたけど、あとの4本は他の方が書いた脚本を演出だけするというもの。
前にも書いたけどこれがなかなか難しく、悪戦苦闘の毎日。
今回はキャスティングや、本の打ち合わせから入ったので、また色々と勉強させてもらってます。
演出家だけでやられている方は本当にすごいと思う日々です。
それこそ今年の【12人の怒れる男】でお世話になった西沢栄治さんとかまさに!
本の解釈にしても、修正や脚色にしても、自分の好みに合わせることはいくらでもできるけど、それってなんか違う気がする。
作家の本当の意図を読み解いていく面白さが演出の醍醐味かなあとか。
まだまだ若輩者ですがそんなことを思いながら、ただいま準備しています。
とにかくお客様に楽しんで頂くために、それだけを考えて創作する。
もちろん人の好き嫌いはあると思うけど、できるだけその「好み」に逃げず、たくさんの方に面白いと思ってもらえるような作品を創りたい。

モノづくりしている時が一番幸せなんだから!!

そして、先月号でも少し書きましたが、再来月12月には出演舞台も決定しました。
年の瀬のお忙しい時期ではありますが、ぜひ見て頂きたい。
今年の締め舞台にぜひ!!

こちらの劇団、実は我々ゴツプロ!と似ています。
そう、男性ばかりの劇団なんです。
しかも、九州人率高し。
座長も自分と同じ熊本の方で、これまた同郷の後輩 高山陽平も所属している劇団。
無骨で男くさくて、情けなくて、愛らしい、そんな人情劇を毎回やられている劇団さんです。
以前から一度ご一緒させてもらいたかった団体さんなのでこちらも今からワクワクしています。

手元に真新しい台本が二冊。
嬉しいけど、頭は大パニックです(笑)
ま、この幸せを噛み締めて頑張りたいと思います。
たくさんの団体さんや、劇作家さん、演出家さんと出会って、まだ知らない演劇スキルをどんどん上げていきたいと強く思っています。
それがまたホームで生きてくると思うし。

まさに今できることを一生懸命に!!
来月もどこかの劇場でみなさまに会えますことを心より願っております。

ひとりではできなかったら…
目の前が真っ暗で見えなくなったら…
秋の風に寂しさを感じたら…
めっちゃ暇になったら…

ゴツ基地!で会おう!次なるエネルギーの源になるかも知れない?!

そんな秋の夜長に書きました。
今年も残り二ヶ月。
2022年も最高だったと言えるように、気張りましょ!!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

9月号 『熱い夏の終わりに。』

【熱い夏の終わりに。】

みなさんこんにちは。
お元気にお過ごしですか?
9月も終わりますね。
終わってしまったら今年も残すところわずか三ヶ月。
早いですね。
そして、朝晩は急に涼しくなりました。でも昼間は暑い(笑)
自分の子供の頃って9月の中旬はかなり涼しかったイメージですが、この20年くらいですっかり気温も上昇した感じがします。
それでも9月、季節は【秋】です。
秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…
何をするにしても気持ちいい季節。
みなさんもエンジョイしていますか?

自分はなぜか秋って季節はバタバタと忙しくなり、あたふたしつつも、いろんな秋を楽しもうと思っています。
まずはやっぱり食欲の秋ですかね(笑)
食べ物も美味しい。そして箸が止まらない。そして、そして…体重増加。
今日くらいいいか!この出張終わったらダイエットしよう!などなど、自分を甘やかすとえらいことになりますからね。
そこはメリハリつけて頑張りたいものです。

そして、なんといっても【芸術の秋】です。
今月は佐藤正和企画 青春の会【父と暮せば】、そして浜谷康幸出演の【まるは食堂】と、メンバー二人の芝居が公演されました。
どちらの公演も久しぶりに地方公演もできました。
ご来場頂きました全てのお客様、本当にありがとうございました。
そして、携わって頂きましたスタッフさんはじめ多くの方々、また応援して頂きました皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

まずは青春の会。
まさに佐藤正和の青春でした。
先月号も取り上げましたこちらの公演。
東京公演を皮切りに広島、大阪、大牟田公演と無事閉幕することが出来ました。
佐藤氏に感想など聞いてお伝えしたかったのですが、如何せんバタバタしており、まだ会話出来てないので、勝手に自分の感想をば。
どうぞご了承くださいませ。
まずは東京公演。口コミが広がり日を追うごとに客席も埋まり、楽日近くにはほぼ満席。
演劇業界の方々からも嬉しい感想を連日頂きました。
自分も初日、中日、楽日など数回観劇しましたが、その度に新たな発見、そして芝居がより深くなっていく過程が見れました。

東京、下北沢の【シアター711】ではじまり、あっという間の東京公演。
千秋楽はまさかの自分の誕生日!と思っていたら、これまたまさかの出演・中薗菜々子さんも同じ誕生日という偶然。

父と暮せば、中薗菜々子さんにあやかって自分のケーキまで。
出演はしてないとはいえ、劇場で迎える誕生日は格別でした。
SNSなどでもたくさんのお祝いコメントやメッセージ、ありがとうございました。

東京公演が終わるとすぐに広島公演。
今回メンバーとしては、ゴツプロ!主宰 塚原大助がツアーに同行しました。

トラックの二人旅。これまた青春です。
おじさんたちは歳に関係なく、いつまでも青春を謳歌しているのです(笑)

広島公演。
見てない方、この作品を知らない方のためにストーリーを少し。
この物語は原爆投下三年後の広島が舞台、心に傷を負いながらも必死に、何も望まず慎ましく生きる娘の元に、恋をさせようと父親が幽霊となり現れ、生活をともにするという二人芝居。
もちろん原爆の爪痕が色濃く、時に無惨に生々しく描かれています。

そして、今回佐藤氏の相手役をつとめてくれた中薗菜々子さんは広島出身の女優さん。
いわば広島公演は彼女の凱旋でもあります。

願わくばこの【父と暮せば】広島公演を見たかった。
演じた佐藤氏、同行した大助の話を聞く限り、やっぱり特別な公演だったそうです。
言うなれば、家族、親族、先祖…原爆というものが、より近くにあった方々が多くいらっしゃる広島。
その中での公演、もちろん緊張もあったと思うし、特別な何かがあっただろうと推測します。
一回限りの特別な公演となりました。

割れんばかりの拍手が会場を包んだそうです。
素晴らしい!!

広島公演。
見てない方、この作品を知らない方のためにストーリーを少し。
この物語は原爆投下三年後の広島が舞台、心に傷を負いながらも必死に、何も望まず慎ましく生きる娘の元に、恋をさせようと父親が幽霊となり現れ、生活をともにするという二人芝居。
もちろん原爆の爪痕が色濃く、時に無惨に生々しく描かれています。

そして、今回佐藤氏の相手役をつとめてくれた中薗菜々子さんは広島出身の女優さん。
いわば広島公演は彼女の凱旋でもあります。

願わくばこの【父と暮せば】広島公演を見たかった。
演じた佐藤氏、同行した大助の話を聞く限り、やっぱり特別な公演だったそうです。
言うなれば、家族、親族、先祖…原爆というものが、より近くにあった方々が多くいらっしゃる広島。
その中での公演、もちろん緊張もあったと思うし、特別な何かがあっただろうと推測します。
一回限りの特別な公演となりました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

割れんばかりの拍手が会場を包んだそうです。
素晴らしい!!

そして、ゴツプロ!メンバーが初めて知ったこと。
主宰塚原大助、まさかの裏をやる!!!

えーやれたの(笑)
はい。次回からはよろしくお願いします!!

そして、ゴツプロ!メンバーが初めて知ったこと。
主宰塚原大助、まさかの裏をやる!!!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

えーやれたの(笑)
はい。次回からはよろしくお願いします!!

そして次に訪れたのは大阪。
こちらにはワタクシ泉知束も参戦させてもらいました。

2020年第5回公演【狭間の轍】まで公演していたこの大阪。
やっと帰ってきました。
大阪、ゴツプロ!後援会の皆様とも久しぶりにお会いすることが出来て嬉しかった。
そして今回も、いつも大阪でとても美味しい手作り弁当を差し入れして頂く佳典さんから…

「よしのり満腹弁当」届きました。
大阪きたー!!ってなった(笑)
朝の2時に起きて作って下さった愛情たっぷりのお弁当。
心より感謝です。

今回も大阪は熱く、あたたかく、たくさんの勇気をもらい…楽しかった。
また本公演でも必ずこの大阪に帰ってきたいと強く思いました。
大阪の皆さん、いつもありがとうございます。
また会える日を楽しみにしています。

そして次に訪れたのは大阪。
こちらにはワタクシ泉知束も参戦させてもらいました。

2020年第5回公演【狭間の轍】まで公演していたこの大阪。
やっと帰ってきました。
大阪、ゴツプロ!後援会の皆様とも久しぶりにお会いすることが出来て嬉しかった。
そして今回も、いつも大阪でとても美味しい手作り弁当を差し入れして頂く佳典さんから…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

「よしのり満腹弁当」届きました。
大阪きたー!!ってなった(笑)
朝の2時に起きて作って下さった愛情たっぷりのお弁当。
心より感謝です。

今回も大阪は熱く、あたたかく、たくさんの勇気をもらい…楽しかった。
また本公演でも必ずこの大阪に帰ってきたいと強く思いました。
大阪の皆さん、いつもありがとうございます。
また会える日を楽しみにしています。

そして舞台は最終地の福岡県大牟田へ!
佐藤(アビさん)の生まれ故郷に遂に凱旋!

一発勝負。
客席は500。

痺れます。
なんとこの客席がほぼ埋まったのです。
いやー素晴らしい。
カーテンコールの動画を送ってもらったんだけど、アビさん泣いてないけど、俺号泣(笑)
それくらい熱を感じ、なんかめっちゃカッコ良かった。
メンバーとして誇らしかったな。

500名のキャパになっても変わらないこの小さいセットで。

魂燃やし、そこで生きて…お客様に届ける。
まさに芝居の原点を見られた作品でした。

素敵な座組みだった。

皆様、本当にお疲れ様でした。

アビさんが起こしたこの動きは今後のゴツプロ!に絶対に活かされていくと思います!

そして舞台は最終地の福岡県大牟田へ!
佐藤(アビさん)の生まれ故郷に遂に凱旋!

一発勝負。
客席は500。

痺れます。
なんとこの客席がほぼ埋まったのです。
いやー素晴らしい。
カーテンコールの動画を送ってもらったんだけど、アビさん泣いてないけど、俺号泣(笑)
それくらい熱を感じ、なんかめっちゃカッコ良かった。
メンバーとして誇らしかったな。

500名のキャパになっても変わらないこの小さいセットで。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

魂燃やし、そこで生きて…お客様に届ける。
まさに芝居の原点を見られた作品でした。

素敵な座組みだった。

皆様、本当にお疲れ様でした。

アビさんが起こしたこの動きは今後のゴツプロ!に絶対に活かされていくと思います!

そして、濱谷さんが出演した【まるは食堂】も素敵な公演でした。

こちらも名古屋公演も行われ、大盛況だったとのこと。
嬉しいですね。
我が浜谷さん!!!

こんな役。こんな役やらせたら天下一品でしょ!
この役のためにまた体を絞ったようで…名古屋飯も我慢したみたいですよ(笑)
まさに役者魂。
頭が下がります。

個人的には、ゴツプロ!で常連の関口アナンと、そのお母様、竹下景子さんの共演がなんとも微笑ましかったです。
ラストの二人は人生において、忘れられない瞬間だったんじゃないかと、勝手に想像が膨らみました。

それにしても竹下景子さんは化け物ですね。
滑舌良く喋って、俊敏に動いて、カーテンコールでは誰よりも笑っていて。
素敵でした。
役者を続けていく以上、まさにお手本だと思いました。

アビさん、浜谷さんが駆け抜けた9月。
濃密な一ヶ月でした。
自分的にはあっという間の一ヶ月。

でも、少しでも皆様にエンターテイメントをお届けできたら良いなと思っております。
ゴツプロ!もまた新たな動き含め、みなさんがワクワクすることをやっていきます。

それぞれの動きがなかったら…
新しい目標がなかったら…
客席からの熱をもらえなかったら…
それを目の当たりにしていなかったら…

ゴツプロ!の次なる展開は思い付かなかったかも知れない?!

だからこそ一回一回を大切に紡いでいけたらと思います。
今後のゴツプロ!にご期待ください。
そして私ごとですが、12月に舞台出演も決まりました。

11月は自分と浜谷さんの演出舞台も控えています。
皆様、変わらず応援を何卒よろしくお願いします!

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

8月号 『佐藤正和の挑戦がはじまる!』

【佐藤正和の挑戦がはじまる!】

みなさんこんにちは。
お元気にお過ごしですか?
自分はすっかりコロナも抜けて、完全復活です。
朝晩はだいぶ気温も下がり過ごしやすくなってきましたね。
少しずつ秋の気配を感じます。
自分的には甲子園が終わると、夏が終わるなって感じます。
みなさんもありますか?
何かを感じ夏の終わりを悟る瞬間。
少しだけ寂しい気持ちを感じる夏の終わり…

そんな夏の終わりに、メンバーの佐藤正和は青春真っ只中。
いよいよはじまる 青春の会 【父と暮せば】

たった二人で全国四ヶ所での公演。

先月はメンバー浜谷康幸の挑戦。
BOND52【山笑う】、そして今月から青春の会【父と暮せば】です。
まさにゴツプロ!の夏!!!
メンバーとしても嬉しい限り。
去年8月の『月刊ゴツプロ!』を読み返したんですが、去年の今頃は【あっちにいく前に。】の執筆や準備をしていました。

早いですね。
あれから一年です。
去年は夏らしいことを何もできず、我慢して、パソコンと向き合う日々でした。
それが、中止になった時のあの感覚。いまだに忘れられません。
昨年は本公演含め、2本も悔しい思いをした我々ですが、今年はありがたいことにこれまでなんとか無事に公演を行うことができています。
しかし、いまだに状況は変わらず、周りでも多くの中止を耳にし、心が痛みます。
そんな中での佐藤正和の挑戦。
なんとか無事に完走することを願うばかり!!

ちょっと前に稽古場にも陣中お見舞いに行ってきました。
まだご観劇をお悩みの方もいらっしゃると思うので、自分が感じた感想を少し。

井上ひさし作 名作【父と暮せば】
こちら、実は映画しか見たことなく、今回初めて通し稽古で見させてもらいました。
まずなんと言っても脚本が素晴らしい。
ユーモアもありながら、残酷さもあり、心に響きまくります。
登場人物は父と娘の二人。
戦争、原爆の悲惨さを伝えながらも、親子の普遍的愛情を描いた作品。
いやー、やっぱりすごい本だわ。
そして演者の力が試される本です。
今回「劇団道学先生」主宰の青山勝氏が演出を担当。
青山さんらしい繊細で芯をくった見事な演出が冴え渡っておりました。

そこに役者二人が必死に食らい付いてました。
なんせ、二人芝居でずっと出ずっぱりの1時間20分ですから。
休む隙がありません。
そして、心が休まる瞬間のない脚本。
誰かをずっと想い続ける脚本。
これは疲れるわ。
いやはや、稽古場にピーンと張り詰めた空気が流れていました。
こりゃすごいわ。
この見学時、稽古終了の一週間以上前ですから。

ここにセットが立ち上がり、照明が当たり、音が入り、そして最後にお客様の熱が加わったら、楽しみでしかない。

そして先日、劇場仕込みのお手伝いに行ってきました。

ちらほらメンバーの顔も見えますね。
僕らいいおっさんがわちゃわちゃ騒いでおります。
はじめの2時間ほど(笑)

お察しの通り、すぐに疲れてしまいます(汗)
それでも僕らいいおっさんは劇場が大好き。

新の劇場にセットが立ち、照明が吊るされ、音が鳴る。
ワクワクしかありません。
今回も美術はいつもゴツプロ!本公演でもお世話になっている田中敏恵さん。
素敵なセットが立ちましたよ。

そして主演の二人は良いお顔。
さてさて本日初日。幸先よくビシッと決めてください。
そして、広島、大阪、大牟田付近にお住まいの皆様、ぜひ劇場に。
他のゴツプロ!メンバーにも会えるかも知れませんよ!!

いやーしかし、ここからはじまる全国四カ所のツアー。
ワクワクはもちろんですが、佐藤正和の覚悟といろんな想いが入り混じっているんではないでしょうか?
まずね、劇場入りしてからの雰囲気!以前自分が演出をさせてもらった【仮面夫婦の鑑】とは明らかに違いますから。
もちろん作風も全然違うから当たり前ですが、当然大変さの度合いで言ってもこれまでにない規模だと思います。
何度も地方に足を運び、宣伝活動や準備などを行い、満を持しての東京初日。

佐藤正和(通称アビさん)が今、どんな想いを抱えているのか?!
生まれ故郷の大牟田凱旋公演。
自分のことになってしまうのですが、自分も一度だけ地元熊本で凱旋公演をやらせてもらいました。
もう10年前ですかね。
ここでも何度か触れたことがあると思いますが…
36歳の時でした。
熊本で育った18年、そして上京して18年、ちょうど半分半分になった36歳の時に行った公演でした。

東京、大阪、そして熊本の三カ所ツアー。
自身プロデュース初の地方。そして熊本。
忘れられない公演です。
アビさん、大牟田でどんな想いを感じるのかな?

僕ら地方出身者にとって、地元公演はやはり特別なものがあります。
田舎で、「あいつ東京行ってなんしよっとかね?」「生きとるとかね?」
そんな方々に、「僕、こんなことをやってます。」それを披露できる数少ない機会。
この時期、自分的にも色々と考える時期だったんだと思います。
後悔のない役者人生にしたいと思った時に、絶対地元でやりたいって思いがありました。
まずはそれを達成して次を見つけよう!
もしかしたらこれで燃え尽きてしまうかもしれない。
それはそれでよし!そんな想いを抱えて必死に走りました。
大変なことも、知らないこともたくさんありました。

生きていく中で、役者人生の中でターニングポイントだったと後に思う時期がいくつかある中で、この公演はまさにその一つです。
東京公演を終えて、大阪へ移動し、たくさんの出会いと感動をもらって、いざ最後の地。
熊本。
市内のホテルに宿泊していたのですが、劇場までの道のりが小学校の頃に通っていた道でして。

熊本城を眺めながらいろんなことが蘇りなんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
早朝にこの道を歩くことなんておそらく小学校以来。
自分のルーツを感じながら、いろんな人の顔が浮かびました。
そして、なんといってもたくさんの地元の方々が手伝ってくれました。
事前の準備、集客、当日のお弁当、仕込みにバラしまで。
同級生に先輩、後輩、仕事仲間から家族、親戚まで総出で。
これは嬉しかった。
たくさんの方が楽屋見舞いにご挨拶に来てくれるのですが、皆さんご祝儀をくださるんです。
そして口々に「公演おめでとう!」と言ってくれるんです。
東京では毎日たくさんのお芝居が公演されていて、僕らも公演を打つことがどこか当たり前になっていた時に、皆さんから頂いたこの、おめでとう!という言葉がたくさんの気づきになりました。
芝居を打つ=当たり前ではなく、尊いものなんだってこと。
自分が18年続けてきたことを初めてお披露目できた瞬間。
初日から泣いてしまいました。
あの鳴り止まない拍手に心から感謝しました。
そんな地元公演。
アビさんに全部終わったら色々聞いてみたい。
でも、結構照れ屋だからはぐらかされるかな(笑)

ちなみにこの「風ながるる」公演。
ゴツプロ!メンバーの浜谷康幸さんにも出演してもらっています。
10年前の浜谷さん!

そしてこっちが10年前の自分。

金髪って(笑)
どうですか?二人若いですかね?

いやー懐かしい。

震災前の熊本城。
精一杯走り抜けた36歳。

今月は手前話ばかりですいません。
アビさんのツアーを前に色々なことを思い出してしまい。
今回地元大牟田で凱旋公演する佐藤正和氏に心よりエールを送ります!!
頑張れーアビさん!!!

田舎があったからこそ…
いくつもの山を越えてきたからこそ…
たくさんのターニングポイントで迷ったからこそ…
いまこの時の環境があったからこそ…

言葉では言い表せない、ご褒美のような体験ができるのかも知れない?!

さあ、そんな青春体験!
皆様、もう一度言わせてください。
応援のほど何卒よろしくお願い致します。

そして、最後に!先日情報解禁になりましたので、こちらでも。
私、泉知束 11月に演出をやらせていただきます。

今年4本目の演出です。
まさか今年こんなに演出することになるとは。
でも、お話頂けることは本当に嬉しいです!
いろんなジャンルの方々が大集合。
どんな作品になるのか?!乞うご期待です。
ゴツプロ!テイストとは真逆の作品になると思いますが、一生懸命に創作したいと思います。
こちらも応援して頂けましたら幸いです。

9月も盛り上がっていきましょうねー!!

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

7月号 『山笑う!閉幕…そして新章スタート。』

【山笑う!閉幕…そして新章スタート。】

みなさんこんにちは。
毎日暑いですね。
そして、コロナも恐ろしいほど増えてますね(泣)
お元気にお過ごしですか?
7月も終わります。夏休みシーズン、みなさん楽しんでいますか?
そんな私と言いますと…
やってしまいました。そうです。流行りの…増加傾向にある例の…
コロナになってしまいました(汗)
いやー、人一倍気をつけてはいたのですが、どこで?誰から?そんなことを考えても時間の無駄。
どこかでもらってきたんです。
ほんとお恥ずかしい。
自分は絶対ならない!なんてどっかで思っていた自分が滑稽すぎる。
夜中何度も目が覚め、なんか調子悪いなって思っていたら、朝方急に倦怠感が…
まさか?!と思い抗原検査をしたら【陽性】反応が。
そこからは、発熱、激しい頭痛、全身の痛みと倦怠感などなど、病院に行っても、これという特効薬もありませんから、漢方と炎症を和らげるお薬とロキソニンをもらい、帰宅。
そこから自宅療養が始まりました。
まだなってない方のために…とにかくロキソニンが効きます。
熱、頭痛、体全体の痛み、喉の痛み、全部に効きます。
これは感染する前に用意があるといいかも。
自分がどれくらいの症状に当たるのかも全くわかりませんが、結構しんどかったですよ。
ま、そもそも重度、軽度って本人次第ってとこもあるような気もします。
コロナで一般的に言われている症状(味覚障害と嗅覚障害)以外のものはほぼ一通りきました。
しかも、徐々にきました(汗)
頭痛治ってきたかなと思ったら喉の痛みがやってくるみたいな。
そんなこんなで現在も自宅療養中でございます。
みなさんも本当に気をつけてくださいね。
もちろん気をつけているとは思いますが。

でも、これが舞台本番中とかじゃなくて本当に良かった!と思う自分もいます。
正直、我慢してできるレベルではないですし、これは無理だなと心底思いました。
そして、何より人にうつしてしまうことが一番怖い。
自分も感染してみて、その前数日に会った人々の顔が一番に出てきました。
みんなに連絡して、事情を説明しました。
そこから数日間は人にうつしてないことを願うばかり。
今の所、周りは大丈夫とのことで、少しだけホッとしています。

先月、今月と演劇界も暗いニュースばかりです。
公演の中止や延期。
ニュースを見聞きする度に心が痛くなります。
自分がなってみて余計に現実味を帯びてきた【コロナ】。
うまく付き合っていくしかないんでしょうけど、演劇は特にリスクが大きいです。
少し落ち着いたと思ったらまた増えての繰り返し。
いつになったら、何の心配もなく公演出来て、お客様も何の気兼ねなく見に行けるようになるんですかね。
そんなことを切に考え、願う毎日です。

そんな中、ゴツプロ!としましては、去る7月17日(日)に、
BOND52【山笑う】無事に閉幕することが出来ました。

ご来場頂いた全てのお客様、そしてご尽力頂きましたスタッフさんはじめ多くの皆々様、本当にありがとうございました。
このご時世、無事に閉幕できることは奇跡以外の何者でもありません。
ゴツプロ!メンバーの浜谷さんが発起人となり始まったこの企画。
劇団 小松台東さんに多大なるご協力を頂き、素敵な客演のメンバーにご出演頂き、とても素晴らしい公演となりました。
自分は出演しておりませんので、はっきり言って嫉妬でしかございません(笑)
でも嫉妬させてくれるほど良かったのです。
稽古場にも一度お邪魔させてもらったのですが、何ともいえない空気感と緊張感が漂っていました。
一切の妥協がない稽古がそこにありました。
見ていて清々しい。
絶対的に本来舞台の稽古場はこうあるべきだ!!そう思える素敵な空間でした。

女性のキャストさんもいますし、演出家も変われば空気感も変わる。
ゴツプロ!とはまるっきり違う空気感でのメンバーたちも新鮮でした。
個人的には自分こういうお芝居大好きです。
やるとなると、ごまかしも効かないし、めちゃくちゃ怖いけど、静かな中に【動】がいっぱい詰まっている。
語りたくても語れない。
笑いたくても笑えない。
生きていくと知らないうちに余計なものもたくさん抱えてしまう。
それが時に重くなったり、時に邪魔になったり。
まさにそんな人生を写す鏡のような作品。
2時間一幕の一本勝負。
いやーやる方も見る方も痺れまくりの時間です。
ついでに聡さんの足も痺れてないか心配になった次第です(笑)
見た方はわかると思いますが、聡さんは客入れの開演30分前から舞台上で芝居をしています。
そこから時間になると自然とはじまっていくんです。
これもとても好きな演出でした。

小松台東の作・演出家 松本哲也さんからは今回いろんな刺激を受けました。出てないけど(笑)
初日の開演前集合で、松本さんは仰いました。
このお芝居よりもっと悲惨で、悲しい想いをしている方々が見にくるかも知れません。
本当に大事な方を亡くされた方もいるかも知れません。
ですから、皆さんはこの2時間だけは役としてしっかりとその人生を背負って舞台に立ってください。
生きてください!

まさに、そうだと思います。
虚構の世界で生きているけど、しっかり覚悟を持って人前に立つ。
それは俳優としての責任だと思います。
まさに松本さんが言われた言葉の通り、舞台上、生きた人々が2時間の人生を過ごしていました。
手前味噌ですいません。
本当に素敵な舞台でした。
見てない方もいらっしゃると思うので、舞台写真を数枚掲載させて頂きます。

どっからどう見ても通夜の親族控室です(笑)
良い舞台は写真で見ても空気感がいい。

自分もお手伝い出来て光栄でした。
お客様にもご挨拶できて嬉しいひと時。
お声かけ頂いたお客様、ありがとうございました。

演劇部の林彬も演出部でお手伝いしました。
きっとこれからの演劇部にも生かされることだと思います。
なんとも素敵な座組みでの公演。
第二回も今から楽しみです。

ちなみに千穐楽前日は主宰の塚原大助の46回目のお誕生日。
しかも共演の野々村のんさんと同じ誕生日。

本番中に誕生日を迎えるって格別ですよね。
のんさんからは「ゴツプロ!のファンの方々にくれぐれもお礼をお伝えください。」とのコメントも頂きました。
ありがたいことです!
たくさんの想いの詰まった【山笑う】!

千穐楽終演後の楽屋。
この浜谷さんの涙が全てを語っております。
本当に企画から制作、そして演者として大変なことがたくさんあったと思います。
浜谷さん、本当にお疲れ様でした!!

そしてそして、これまた浜谷さんが部長を務めるゴツプロ!演劇部。
遂に第二シーズンの開幕です。
山笑う!終わって、休む間もなく第二期のオーディションが行われました。
浜谷さんと色々打ち合わせもして、台本も用意して、自分もガッツリ関わる予定だったオーディション!だったのですが…
はい。ご存じのようにコロナにて叶わずです(泣)
不甲斐ない。
ということで今回も十数名のご応募を頂きまして、二日間に渡るオーディションを開催しました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

映像で拝見しましたが、これまた面白い。
人と人が出会う=不思議とワクワクする。
いろんなものがその先に広がるような気がしてくる。
このオーディションを経て、また新たな出会いがあり、一期生と共に新章がスタートします。
どうぞこちらもご期待ください。

さらに来月はいよいよ佐藤正和氏プロデュースの『青春の会 第二回公演』
「父と暮せば」の稽古がスタートします。

東京、広島、大阪、大牟田のツアー。
ぜひお近くの皆様、応援のほど何卒よろしくお願いいたします。

どこかでいつもゴツプロ!を(笑)
皆様に多くお会いできますよう、みんな頑張って参ります。

皆様の応援がなかったら…
繋がりを大事にしていなかったら…
コロナに負けず動いてなかったら…
信じる道を歩いてこなかったら…

素敵でワクワクする出逢いなどなかったかも知れない?!

出逢いを大切に、ご縁を大事に、皆様への感謝を忘れずにこれからもゴツプロ!は進んでいきます。
今後ともご贔屓に!

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

6月号 『新たな展開!始動!!』

【新たな展開!始動!!】

みなさんこんにちは。
一ヶ月はあっという間。お待たせしました【月刊ゴツプロ!】です。
いやー、しかし暑いですね。今日も東京は最高気温36度。
四日連続の猛暑日。
どうなってしまのか?日本!マジで異常気象。てか、もはや毎年これ言っているからすでに異常でもないのか?!
体温より気温の方が高いわけですからそりゃ具合も悪くなるよ。
外出た瞬間、なんもしてないのに汗だく。いやー困ったもんです。
みなさん、くれぐれも熱中症など気をつけてくださいね。
まだまだ夏も始まったばかりですが、楽しみつつ、乗り切っていきましょう!

はい。
ということで、我々ゴツプロ!も熱い夏のはじまりです!
【十二人の怒れる男】が終わり、それぞれ余韻に浸り、ロスったり、写真を見ては思い出しの日々を越えて、それぞれに動き出しております。

来月はいよいよゴツプロ!新企画がスタートします。
その名も、【BOND52】
メンバーの浜谷康幸が先頭に立って動き出した企画です。
BOND=繋ぐ
ゴツプロ!と他の劇団や人とを繋いでいく企画。
その第一回目は【劇団 小松台東】さんとコラボ。
作・演出に小松台東の松本哲也氏をお招きし、小松台東の中でも名作と謳われる「山笑う」に挑みます。

素敵なゲストさんをお招きし、絶賛稽古中。
稽古場も良い雰囲気と聞いています。
ゴツプロ!メンバーからは主宰の塚原大助、浜谷康幸、渡邊聡の三名が出演。
こちら、自分もまだ稽古場に行ってないので、本当に楽しみ!!
小松台東さんとゴツプロ!
一見真逆の二つがコラボすることでどういう化学反応が起こるのか?とても楽しみです。
ぜひ、皆様にもご覧頂きたい。

しかしながら浜谷さんがプロデュースっていうのがまたいいんですよ。
自分、浜谷さんとは結構付き合い長いのですが、この方まさに芝居バカ(これいい意味で)なかなか自分の知り合いの中でも、上位の芝居バカ(笑)
というより、浜谷さんから芝居取り上げたら何が残るの?ってくらい。
逆にいうと、他は結構抜けているところがありまして(笑)
それが面白いし、浜谷さんならではの良さでもあって。
そんな付き合いの長い浜谷さんが去年は【ゴツプロ!演劇部】を立ち上げ、今回は【BOND52】を立ち上げた。
50歳にして初プロデュースをやる!!
やれるの?やれるのか?浜谷さん!!
答えは終わってみるまでわかりませんが、僕ら後輩からみると、先輩の頑張っている姿ってやっぱいいんです。
励みになるんですよ。
50歳越えても新しいことにチャレンジするってカッケーなって思うわけなんです。
そして、負けてられないなって。生意気な後輩は思うんですよ(笑)

これがゴツプロ!

これがゴツプロ!の良さ、強さ、だと思う。

演劇部からの一年、浜谷さんの新たな1ページ。
みなさん、ぜひ目撃してください。
【山笑う】どうぞよろしくお願いします!

そして、その後は佐藤正和氏プロデュースの『青春の会 第二回公演』です。
今回は井上ひさし氏の名作。数々の劇団でも上演していますし、映画では故原田芳雄さんと宮沢りえさんが主演された名作中の名作「父と暮せば」を上演いたします。

これまた魅力的な上演です。本当に。そして、このチラシがまたいい!
この作品自分大好きでして、こちらも楽しみでしょうがない。
でも、考えたんです!
【山笑う】も【父と暮せば】も、自分が出演してないことや、色々と関われてないことにめっちゃ嫉妬しているわけです。
これって、すごく素敵だなと思うんです。
劇団内でもいろんな動きに嫉妬する。これ大事だと思うわけです。

それにしても佐藤正和さんの行動力には頭が下がります。
この人のアグレッシブさは本当にすごい!
見習う点ばかりです。
だって、今回の公演だって、全国四カ所ツアーですから!
佐藤氏の地元、福岡県大牟田市の凱旋公演、そしてこの作品の舞台となっている広島公演、さらにはいつもお世話になってる大阪公演。
このチョイスがまた素敵。
佐藤氏は大牟田でも宣伝活動を積極的に行なっています。
ついこの間も大牟田市長に表敬訪問されました。

たくさんの新聞にも取り上げて頂きました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

佐藤氏の機動力は素晴らしい!!
人を味方につけるパワーがある。そこには絶対折れない、曲がらない指針が必ずある。

自分も一度故郷熊本で公演をしました。
なんともいえない高揚感でした。
僕ら田舎から出てきたものは、一度は自分の田舎に錦を飾りたい想いがあります。
佐藤氏にあるかどうかは別にして、こちらの公演もどうか皆様応援してください。
この時代に、いやこの時代だからこそとても意義のある作品だし、演劇の裾野を広げたい佐藤氏の想いの詰まった作品になると思います!!

というわけで、今年の夏、秋にかけてはゴツプロ!満載でお送りしたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

そして、今月は私が演出させてもらいました!
WATARoom【青いきおく】にご来場頂き、また応援して頂きありがとうございました。

演出だけでしたので、受付に立っておりますと、ご来場頂いた皆様に会えまして、本当に嬉しかったです。
最近は終演後のロビーご挨拶もできないので、直接お会いする機会がなかったので、こうして久々にお会いできたのは嬉しかった。

浜谷さんや、佐藤氏の動きも含めて自分にできることってなんだろう?って考えることもあるのですが、自分は脚本を書いたり、演出をしたり、人の輪を広げていったりすることができるんじゃないかと思ったりしています。
昔は自分で書いた作品を演出することだけだったのですが、最近は有難いことに演出だけのお仕事も頂けるようになりました。
これはこれですごいプレッシャーです。
他の誰かが書いた脚本を自分の解釈で演出していく!
なかなかな作業です。

今回の演出も、初めての劇場、初めて会う演者の皆様、初めてのスタッフさん、そして役者×芸人、さらには男が女を演じる。

まあ、初物づくしにて!!!色々と不安でした。
でもね、やる作業はいつもと変わらずいたってシンプル。
お客様に楽しんで頂くために全力を尽くす。
いつもやっている演劇とは真逆だし、稽古日数少ないし…でもそんなの見ていただくお客様には一切関係ないわけで。
だから100%!!全力投球です。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

新たな出会いと発見と、ものすごく勉強になりました。
今、自分ができることを一生懸命にやる。
これがいつかゴツプロ!の未来につながる!
また新たな希望も見えた公演となりました。

それぞれが動いているからこそ…
それぞれがそれぞれに嫉妬しているからこそ…
餅屋は餅屋もわかっているからこそ…
常に楽しいことを望んでいるからこそ…

ゴツプロ!はきっと強く、前向きにいられると思う。

とにかく、少しでもたくさん、みなさんとエネルギーの交換ができるよう頑張っていきます。
またみなさんと劇場で同じ時間、空間を共有できる時を楽しみにしています。

いつも、いつも、ありがとうです。
心より…

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

5月号 『十二人の怒れる男!閉幕。』

【十二人の怒れる男!閉幕。】

皆様こんにちは。
すっかり気候は夏ですね。
毎日汗ばむ季節になりました。

さてさて、そんな5月22日(日)ゴツプロ!第7回公演「十二人の怒れる男」無事に閉幕することが出来ました。
ご来場頂いた皆様本当にありがとうございました。
応援して頂いた皆様、しっかりと劇場に届いておりました。
感謝しかないです。
今月号を書くにあたり、去年の今頃だったり、今年に入ってからの「月刊ゴツプロ!」を読み返しました。
いろんなことが思い出され、またロスに拍車がかかった次第であります(笑)
はー、終わってしまいました。
先月号で「来月の今頃は終わっている。きっと早いだろうな。」みたいなことを書いていましたが、本当に早かった(泣)
ずっと続いてほしいと思う、稽古から本番でした。
尊い時間でした。

稽古場にも盆(回る舞台)をセッティングして、本番さながらの稽古をしました。

これがね、鉄の塊やモーターが数多く必要なんですが、どれも重いの(泣)
演劇部にも手伝ってもらって、おじさんたち老体に鞭打ちながら頑張りましたよ。
これも全ては本番でお客様に喜んで頂くため!
でもその甲斐あって、良い稽古ができたのです。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

盆を回すタイミングだったり、速度だったり、細部に拘り稽古しました。
せっかく使うなら、効果的に使いたい。
演出家の西沢栄治さんは、盆が回るのは人の価値観が変わった瞬間。大きなエネルギーが動いたとき。と言われました。
あまり裏話を書くと野暮ったくなるとは思いますが、要は脳の中の一瞬の出来事を盆が回ることで表現しているんです。
ついでに言うと、西沢栄治さんは先月号でも書きましたが、役者に寄り添ってくれる演出家です。
頭ごなしに「違う」なんて絶対に言いません。
芝居に対して、脚本に対して、役者に対して、とても愛情深くリスペクトしている方です。
なので、個人の方向性に関してはそれぞれに時間をかけ、細かく演出されます。
その一方で全体の演出としては、大胆に、なかなか思い付かないようなことを思いっきりチャレンジする。
いやー、素晴らしい演出家さんだと感服いたしました。
大胆さと繊細さを併せ持つ素敵な方でした。

その演出家の元、明けても暮れてもやりました。
とことんやりました。
楽しかった!
大先輩たちが苦しんでいる姿も、楽しそうな姿も…生で見れて感じて、そして僕らも負けじと頑張る。
いい空気しか流れてなかった。
だから、もっともっと稽古したいと心底思いました。
でもね、月日は流れちゃうから(汗)
はじまりあれば、必ず終わりが来るのです。
個人的には、今回かなり苦労しまして、最終の通し稽古でも台詞が出てこなくてプロンプ(違う方にセリフを出してもらうこと)を付けられてしまったのです。
これは長い演劇人生でも初めてのことでした。
悔しさと不安が募りました。
でも、幕は待ってくれませんから、時間ある限り台本と睨めっこ。そして最後は己を信じる!

そして、小屋入り。

あの重い盆をまた運びます(汗)本多劇場の大階段が足にくるのよ(泣)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

本多劇場の前席をとっぱらい…
特別ステージを組みました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

ただの張り出し舞台は過去にもあれど、四面囲み、さらにはステージ上に客席を作ったのはゴツプロ!が【初】です。
本多劇場40年の歴史でもこれが初なんです。
やってやりましたよ。
だって【初】って嬉しいじゃん(笑)

こうしていよいよ開幕です。
一年越しに帰ってきました本多劇場。
たくさんの想いを抱えて…
去年の同じ時期、緊急事態宣言により途中で中止となり、最後の日みんなで涙したカーテンコール。主宰の塚原大助がカーテンコールで言葉にならず、ただただ涙し、最後にまたここに帰ってきます。と告げた日から一年。
去年自分が書いた文章を読み返し、いろんな想いを我慢していた自分にも気付きました。
無観客公演のこと…今だから言えるけど、本当に辛かった。
反応のない客席、一方通行のエネルギー放出、無音のカーテンコール。
これはね、何とも言えない寂しさと侘しさがありました。
エネルギーを発しても返ってくるエネルギーがないから、めちゃくちゃ疲れるんです。
舞台ってやっぱりお客様あってのものだと痛感したあの日から一年。
去年は「あっちにいく前に。」も中止となりました。
悶々とする日々を送りました。
とにかくお客様の前でやりたい。
公演を最後までやり抜きたい!
その想いだけで一年頑張ってきました。
そして、迎えた初日。
四面囲み、あの緊張感、高揚感、ヒリヒリ感。
舞台に立っている。演っている。お客様と同じ時間と空気を共有している。
なんとも言えない気持ちが沸々と湧き起こりました。

カーテンコール。

あたたかな拍手とお客さまの笑顔。気持ち、エネルギー。
本当に嬉しかった。
袖に帰り、涙しました。
皆様に言いたい!
本当に感動の時間をありがとうございました。
舞台は僕らが一方通行でやっているのではないんです。
お客様と一緒に呼吸し、盛り上がり、一緒に作り上げていく。
だから、劇場でしか味わえない「生」があるんです。
千穐楽の前日にカーテンコールでトリプルを頂きました。
その時に自然と僕らキャストはお客様に向け拍手を送っていました。
まさに舞台です。
お客様が楽しんで、真剣に見てくれて、反応してくれるから芝居がどんどん上がっていく。
なんとも言えない空間を味わいました。

アフタートークショーでは、撮影タイムを設けさせてもらい、劇中2回しか回らない盆を劇中より多く回しました(笑)

ちと恥ずかしかったけど、おじさんたちちょっとしたスター気分を味わいました(笑)
一瞬一瞬が眩しくて、大事な時間だった。
一日二回公演は気合いでやり切った(笑)
休演日なしの10日間。肉体的にはもちろん疲れはあったけど、お客様の前に立てる喜びが大きすぎて、我武者羅に駆け抜けた。

何より、一人もコロナにならず、大きな問題もなく千穐楽までこれたことが奇跡。
普通に幕が開き、幕が降りる時代では無くなってしまった。
演劇だけに限らず、やること、動くことがリスクの方が大きくなってしまった。
でも、動かないと何も始まらない。

去年の5月5日子供の日【向こうの果ての果て】をやった時、僕たちは次に進むために、これを必死にやって成功させようと決めました。
あの日があったから、今回のこの千穐楽がある!!!

四方からのスタンディグオベーション!!!
やったー!
やったぞー!
今この写真を見てるだけでも、また涙が出てくる(涙)
最高にして最幸でした。
一生忘れられない光景と熱と拍手と笑顔がそこにありました。
芝居やってきてよかった。
続けてきてよかった。
道を疑わず、前だけを見据えて、踏ん張ってよかった!

この上ない千穐楽でした。
もう一回言わせてください。
皆様、感動の瞬間をありがとうございました!!

あの日がなければ…
コロナがなければ…
演劇に出会ってなければ…
信じて進んでなかったら…

本多劇場であの感動は感じられなかったかも知れない?!

見れなかった方のために少し劇中の写真を載せます!!

演劇界のレジェンド、文学座 小林勝也氏。
読売演劇賞を3回受賞。
この方とご一緒できたのはまさに宝。
ありがとうございました。

これまた憧れの先輩 山本亨氏。
これまでずっと見てきました。
まさか、ご一緒できるとは、芝居に真摯に向き合う姿勢には頭が下がります。
ありがとうございました。

IMG_0369

ワハハ本舗 佐藤正宏氏。
コメディ要素と抜群の技術。
そして芝居の奥深さ。たくさんのことを学ばせてもらいました。
ありがとうございました。

佐藤達氏。
あの役をあんな風に?!
おそらく十二人〜誰もやったことのない陪審員2号だったと思います。
みんなに愛される達さん。
ありがとうございました。

ゴツプロ!3回目の出演 関口アナン。
去年、ともに辛い想いを味わったね。
無観客のステージ終わった後に人知れず泣いていたね。
アナン、お疲れ様。
ありがとう!

IMG_0385

ゴツプロ!初参加の三津谷亮くん。
出来上がったカンパニーに、しかも先輩ばかりの中に飛び込み、やりにくいところもいっぱいあったと思うけど、その中でも自分のやりたい芝居をしっかり貫く姿はさすがでした。
ありがとうございました。

IMG_0387

椿組 木下藤次郎氏。
まさに【職人】という言葉がぴったり。
少ない出番ながら、稽古場も早くから入って準備し、ものすごい存在感を発揮されたのはさすがの一言です。
藤次郎さんがこの役をやって頂いたお陰でこの作品は二つも三つも格が上がったと思います。
本当にありがとうございました!

芝居は儚いですね。
でも儚いからこそ、輝き、燃え尽きる。
久々の達成感と満足感と、そしてそれ以上の虚無感(ロス)になってます。
これも去年は味わえなかったことなので、しっかり味わって、また次に向け進んでいきたいと思います!

最後にこの公演に携わって頂いた、キャストさん、スタッフさん、お手伝いにきて頂いた皆様、応援してくださった皆様、そしてご来場頂きました全てのお客様に、ゴツプロ!一同最大の感謝を込めて…本当にありがとうございました!

これからのゴツプロ!にご期待ください。
今後ともゴツプロ!を何卒よろしくお願いいたします。

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

4月号 『十二人の怒れる男 絶賛稽古中』

【十二人の怒れる男 絶賛稽古中】

皆様こんにちは。
春爛漫。とはいえ、気温差も激しい毎日ですが、お元気にお過ごしでしょうか?
毎月言っておりますが…一ヶ月の早いこと早いこと。
もう月末ですよ。これで今年も三分の一が終わりですよ。
いやはやですね。
まずは今月はじめ、メンバーの44北川出演作品。
プリエールプロデュース【あぶくの流儀】

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
なんだか懐かしい44さんのあの役。
そして、まさに【本物】の大衆演劇のニオイ。
ラストのショータイムはまさに圧巻でした。
エンタメが詰まった作品でしたね。
44さんお疲れ様でした。

こちらの作品の楽日が4月10日。
そしてその二日後の4月12日…ついに我々ゴツプロ!第7回公演【十二人の怒れる男】が稽古スタートとなりました。
44さん、頭を切り替えるの大変(汗)

※スワイプでアルバム内を移動できます。

今年もメンバーは居ても立っても居られない。
早くから稽古場に集まり、顔合わせの準備です。
なんともいえない緊張感が漂います。

そして、続々と集まってくる役者陣とスタッフ陣。
緊張と高揚感はマックスに!

例年と変わらず主宰の塚原大助の挨拶からスタート。
ただ例年と違うのは、大助が雄叫びをあげなかったこと(笑)
てか、今年はマジでそんな雰囲気ではなかったね(汗)
いや、いい意味で。
ピリッと張り詰めた空気感の中、それぞれ大人たちが集い、紳士的に向き合う稽古場の雰囲気。
これまでのゴツプロ!の様子とはちと変わっております。

そして、初めての本読み。
いやーこれまた痺れるね。
台本を活字で読んでいる時とはまるっきり違う作品に感じた。
まさに二次元が三次元に生まれ変わる瞬間。
楽しかった。ヒリヒリした。刺激をもらった。
そこからスタートした【十二人の怒れる男】

一週間みっちり本読みしました。
これも今までのゴツプロ!ではなかったこと。
今回は特に翻訳物ということもあり、台本の検証をしっかりやりました。
こちらの脚本ですが、映画脚本、舞台台本、翻訳(いくつかあります)、もうそれはそれはそれぞれの解釈も相まってえらい数のものがあるのです。
もちろんそれぞれの良さ悪さがあり…
幸いにもゴツプロ!メンバー、英語ができる人間も数人いますから、いろんなディスカッションを重ねました。
これが本当に面白かった。
こっちの本ではこう書かれているものが、こっちではこう解釈されている!みたいなことに右往左往。
できるだけリアリティが出るよう、そしてオリジナルの良さがでるよう、みんなで試行錯誤しながら一週間を過ごしました。
この時間は本当に尊いものになりました。
まさにこの作品の核となるべきものです。

本読みの一週間を経て、稽古場を移動。
今回初めてお借りする稽古場です。
こちら、まあ広くてですね。本多劇場の実寸が取れてなお余裕があるのです。
タッパもあるから、それはそれは気持ちいい開放感。
そこに仮のセットを組みました。

見てください!この広さと余裕。

主宰自らバミリ中(笑)
この稽古場にて、いよいよ始まった立ち稽古。
いやー、これがさ、ほんとね…
なんていうんだろ!
気持ちいいんです。
建設的な稽古なんだけど、熱が半端なくて、一瞬一瞬がせめぎ合い。
戦い、受け入れ、リスペクトして、それぞれが【個】を発揮していく様。
なんとも清々しい時間。
少しでも疑問を持ったら、それを真っ向から向き合い解決していく。
誰しもが意見を言える場所。
受け入れてくれる仲間。
恥をかいてもいい。作品が良くなればいい!
そんな想いの人たちが集う稽古場はやっぱり気持ちいい。

そんな中でもみんなアットホームにやっていますよ。
とにかく、誰も妥協せずに、作品が面白くなることだけを想って稽古に臨んでます。
自分はずっと思っていることがあって、稽古場の雰囲気がそのままお客様に伝わると思っているんです。
だから稽古場を見たら大体本番も見えてくる。
そういう意味では今作は本番が楽しみで仕方がない座組みになってると自負してます。

いろんな意味でワクワクですよ。
だって…

こんな舞台作ってしまいますからね!
これ、長き本多劇場の歴史でも初の試みだそうです。
僕らゴツプロ!は常にエンタメに拘ってきました。
今回も演劇ど真ん中のこの作品を選びましたが、どこかで他がやってないことをやりたい気持ちはめちゃくちゃあります。
でもそれがたんに奇を衒うのではなく、真に迫った中で、それをどうエンタメとして表現していくのか?できるのか?今回はそんなところにも注目してもらいたいと思います。

一つの疑問をほったらかしにしない。
ひとつひとつをしっかり検証していく。
そこにはこれっぽっちの嘘もない。

毎日が格闘です。
休まる瞬間がない。
だから稽古が終わるとぐったり。
この心地よさ。
劇中で議論を交わし、稽古場で議論を交わす。
人と人との魂の交流。
まさにこれこそ【芝居】。

いやはや、どえらい方々と、どえらい作品を選んだなとしみじみ。
でも、ゴツプロ!第二章のはじまりとしたら、これ以上ない作品、キャスト、スタッフ陣だと自負しております。

あとは、万全の注意を払い、本番まで駆け抜けるのみ。

この脚本を選んでなかったら…
このキャストではなかったら…
この演出とスタッフでなかったら…
いろんなことを経てなかったら…

 

これほどまでに充実した稽古なんてなかったかも知れない?!

あっという間の毎日。
あっという間の稽古。
濃密な時間。
終わるのもあっという間。
僕たちはかけがえのない時間を過ごしています。
それこそ演劇界の大先輩たちからたくさんのことを学ばせてもらい、吸収しています。
僕らがやりたかったこと。
【橋になる!】
もらい、さらに受け継いでゆく。
まさに今回はそんな作品になっていると思います。

後悔はさせません。
ぜひその目で、この瞬間を目撃してください。
【本気】と【生き様】がきっと心地よく響いてくると思います。

あー、来月これを書いている時はもう公演終わっているんですね。
この時間がずっと続かないかな。
そう思える公演になっていますよ!!

この素敵な面々でお待ちしております!

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

3月号『さあ、いよいよ!!』

【さあ、いよいよ!!】

皆様こんにちは。
早いですね。一ヶ月って…
ずっと何かに追われ、気づけば月末。はい、今月もご愛読ありがとうございます。
【月刊ゴツプロ!】です。
この三月は実はこの【月刊ゴツプロ!】の始まった月なのです。
今回で丸五年!
これまた早いね。
皆さんのお陰でここまで続けられました。いつも本当にありがとうございます。
心より感謝です。

さてさて、桜も咲きはじめた東京。
別れと出逢いと出発の季節!なんだか少し心が踊りますよね。
そんな春満開の来月から本公演【十二人の怒れる男】の稽古がスタートします。
まだまだ先だと思っていましたが、時間は流れとるね(汗)

 

その前に、今月はまず自分が演出させてもらいました。

【柏進のキャLIVE!!50祭】

お越し頂いたお客様、そして応援くださった皆様、本当にありがとうございました。
こちらの柏進さんとはもう20年近くのお付き合いなんですが、こうしてガッツリペアを組ませてもらったのは初めてでして。
お声を掛けてもらった時は嬉しかったです。
若い頃出逢い、生意気な自分を可愛がってもらって、こうして時を経てまた一緒に仕事するってやっぱり最高でした。
今回は演出をメインに、構成台本なども書かせてもらいました。
一人芝居自体初めてで、色々と試行錯誤しながら、柏さんと進めていきました。
これは自分にとってもとても勉強になりました。
お客様の反応踏まえ、自分の予想と合っていたところ、間違っていたところなど…
いやー面白かった。
しかし、一人で舞台に立ってお客様と真っ向勝負するってやっぱりすげー。
これは、めちゃくちゃリスペクトです。
なんか短い公演でしたが、色んなものを頂いた公演でした。
頂いたものを次に繋げていきたいと思います。

そして、主宰 塚原大助出演!!
KURAGE PROJECTvol.1「売春捜査官」

こちらもご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。
いやー痺れる芝居でしたね。
メンバーの佐藤正和も昨年【熱海殺人事件】をやりましたが、つか作品はちょっと麻薬みたいなとこありますね。
なんでしょう!?
あのほとばしるエネルギー。
笑いとシリアスと狂気と差別。
今のこの世に逆行しているようで、みんなが求めているような感覚に陥ってしまう。
それは普遍であり、一瞬の刹那が詰まりまくっている。
いやー、素晴らしかったな。もちろん脚本の持つ絶対的な力はあれど、これまで何度となく再演されてきたこの作品を決してモノマネではなく、新たな世界観を模索して演出し、そして弾けながらもしっかりと愛情を持ち、その瞬間にかけた役者たち。
うん。
舞台の醍醐味でした。天晴れです。
自分も若い頃につか作品をワークショップなどでやったり、これまでも見てきたけど、改めて、この作品の持つパワーと可能性をヒシヒシと感じました。
そして、大助のまた新たな境地が見えて、これまた素敵だったな。

【売春捜査官】【熱海殺人事件】共に変わらないこの机いっちょのセットに演劇の全部が詰まっている。
大助が佐藤正和の熱海を見て嫉妬したって言ってたけど、俺もまた今回の大助を見て嫉妬したな。
色んな意味でとても有意義な空間と時間でした。
体力も喉も普通の何倍も使うエネルギッシュなお芝居、本当にお疲れ様でした。

そして、このバトンから、来月はメンバーの44北川が舞台出演します。
プリエールプロデュース【あぶくの流儀】作は竹田新 演出 山野海でお送りするこちらの作品は、
2022年4月5日(火)〜10日(日)中野 ザ・ポケットで上演です。

ぜひこちらもよろしくお願いします!

そして、こちらの公演終わりで、我々は稽古突入です。
思い返せば一年前、【向こうの果て】完走できず、苦しさと辛さと寂しさをメンバー全員で味わい。
舞台上で涙しました。
そこからもなかなか思うようには事は運ばず、9月の【52PROJECT】も中止。
一時は舞台公演を企画するのも怖くなりました。
そんな中でもみんなで必死に模索しながら、進んだ昨年。
小さな動きから、これから先の大事なことまで一つ一つ歩を進めてきました。

そして、いよいよ第7回公演!!
まだまだ予断許さぬ昨今ですが、どうにか今回は達成したい!
今はそれしか考えていません。
そんな先日はゴツメンバーが久しぶりに全員揃い、これからのことや目の前のことなど、いっぱい話し合いました。

代表社員の長崎さんにもご参加頂き、アドバイスをもらいつつ、これまでやってこなかった中長期戦略を練るための時間。
5年後、10年後の僕たちがどうありたいか?どうなっていきたいか?!
そんなことをたくさん話しました。
ゴツプロ!メンバーで言うと、一番若年の自分と主宰の大助があと5年で50歳。
この50歳と共に60歳が見えてくるメンバーもいます。
もちろん楽しくなくてはやる意味ないけど、楽しいだけでは満足できない、しちゃいけないお年頃。
その第一歩が次回公演です!

来月の今頃、どういう風になっているのか?!
楽しみだし、とにかく戦いまくらなくてはいけない一ヶ月になると思います。
今回の作品は色んな仕掛けなども考えています。
ゴツプロ!ならではのエンターテイメント。
有名な脚本だけに気を衒わずとも、僕らにしかできない【十二人の怒れる男】を作っていきたいなと思います。

この素敵なチラシに負けないようにしっかり努めたいと思います。

中止を味わってなかったら…
各々が諦めず進んでなかったら…
別れと出会いがなければ…
改めてこのメンバーでなかったら…

こんなにドキドキしながら稽古開始を待つ時間を持てなったかも知れない?!

あれから一年。
世の中は大して変わってないけど…
世界では戦争も起こってしまったけど、色んなことに負けないで、ぶれないでいたら、きっと素敵なプレゼントがあると信じて。
来月から死に物狂いで掴みにいきたいと思います。

どうか皆様、こんな状況ではありますが、劇場にお越しください。
防疫対策はしっかりときっちりと行い、皆様をお迎えさせていただきます。

劇場でしか味わえない、劇場ならではの空気感をぜひ我々と共有しましょう。
きっと普段とは少し違う自分に出逢えるかも知れません。

来月は稽古場からリポートできればと思います。
さ、いざ出発!!

春満開。

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。