10月号 『一気に動き出す!』

【一気に動き出す!】

みなさんこんにちは。
お元気にお過ごしですか?
今年も残すとこあと2ヶ月。
いよいよゴツモード投入ですよ(笑)

まずは今月はじめ、主宰の塚原大助含め、濱谷康幸、かなやす慶行も所属しております姉妹劇団
『ふくふくや』公演【こどものおばさん】にご来場頂きましたお客様、本当にありがとうございました。
竹田新の真骨頂、笑いながら泣き、泣きながら笑う人情劇!
お楽しみ頂けましたでしょうか?

公演は追加公演も含め満員御礼にて終演しました。

そして、ふくふくや!が終わればいよいよですね!
【狭間の轍】まずはビジュアル公開!そして25日からはチケットの先行発売がはじまりました。
一般のチケット発売開始は11月11日AM11時スタートとなっております。
皆様のご予約を心よりお待ちしております。

遂に公開されたビジュアル!
1日も早くお見せしたかった拘りのチラシ!
またまた今回も手前味噌ではありますが、最高のチラシが完成です。
この「月刊ゴツプロ!」でも、何度も書いてきたチラシへの拘り。
チラシは公演の言わば〈顔〉チラシを見ればどれくらいの本気度か分かる!と言っても過言ではありません。

そんな公演チラシ。
最近、ゴツプロ!を知ったと言う方もいらっしゃると思いますので、ここで過去公演を振り返ってみたいと思います!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

旗揚げ公演【最高のおもてなし!】
第二回公演【キャバレーの男たち】
第三回公演【三の糸】
第四回公演【阿波の音】

そして…記念すべき第5回公演【狭間の轍】

※スワイプでアルバム内を移動できます。

どうですか?!
個人的には今回が一番男臭い気がします。
表面にはワンちゃんも特別出演!なかなか良い味を出してくれています。
これが、北海道は江差です。
8月にみんなで行った江差。
広い空に海、断崖絶壁の岩肌。全てが広大なスケール感。
このビジュアルに負けないよう、熱く熱く、素敵な作品になるよう精進していきます。

そんな僕たちは公演に向け、一気に加速します。

今月17日はなんと、民謡を初めて人前で披露させて頂きました。
いやー、緊張した。
心臓が口から出るかと思った。
毎回そうですが、習い事を初めて人前でやる時ってほんと緊張します。
【三の糸】の時の津軽三味線。
【阿波の音】での阿波おどり。
しかも、例えば三味線は、右手で一の糸、二の糸、三の糸を叩き分けられるようになったとか、
左手がだんだんと動くようになったとか、上達の過程がわかりやすいんです。
それは阿波おどりも一緒で、リズムが体に馴染んできて、コツを掴んでいけたり、だんだんと踊っていて
アレンジできるようになったりと、こちらもなんとなく練習の成果が目に見えて分かるのですが、いやー民謡は本当に難しい。
自分たちが歌っているものが合っているのか?
自主練で間違えて覚えた時はどうすんだ?
みたいなね(汗)
とにかく、やってる感というか、上達感がなかなか掴めなくて。

それでも、我らが師匠、伊藤多喜雄さんの熱いご指導に毎回必死に食らいつき、励んでおるわけです。

で、今月17日です。
【民謡を旅する】と題する多喜雄さんのイベントが東中野で行われました。
ここに僕らゴツプロ!みんなで楽しく観覧に伺うつもりでおりましたら、
いきなりレッスン終わりに、「せっかくだから来られるメンバーで軽く歌ってみるかい?」なんてお言葉頂きまして。
急遽、出演させて頂いたわけです。
しかもこのイベント!フォークミュージック界の”父”と言われる、小室等さんと多喜雄さんのトーク、ミュージックイベント、
こんな偉大なお二人を前に、偉大なお二人のファンの方々の前で唄う!
そりゃ緊張しないわけがないですよ!
本番前はいつものごとく、カラオケにて猛特訓です。

で、今月17日です。
【民謡を旅する】と題する多喜雄さんのイベントが東中野で行われました。
ここに僕らゴツプロ!みんなで楽しく観覧に伺うつもりでおりましたら、
いきなりレッスン終わりに、「せっかくだから来られるメンバーで軽く歌ってみるかい?」なんてお言葉頂きまして。
急遽、出演させて頂いたわけです。
しかもこのイベント!
フォークミュージック界の”父”と言われる、小室等さんと多喜雄さんのトーク、ミュージックイベント、
こんな偉大なお二人を前に、偉大なお二人のファンの方々の前で唄う!
そりゃ緊張しないわけがないですよ!
本番前はいつものごとく、カラオケにて猛特訓です。

自主練も本気です!
で、会場でのリハーサル。
ここはね、思いっきりやれましてね、気持ちよく歌えて、お ちょっといけるんじゃね!みたいなノリで迎えた本番!

※スワイプでアルバム内を移動できます。

全くイケテナイ(汗)
音が耳に入ってきませんでした(泣)
いやー、人前ってすごいね!
人前には慣れているつもりだけど、畑が違うとこうも違いますかね。
参った参ったです。
そんなこんなの僕らの初陣でございました。

しかしとても貴重な体験でした。
初めての一歩!ここからです!!

多喜雄さん、小室等さん、貴重な時間を本当にありがとうございました!

そして、先日27日は我らゴツプロ!大阪へ遠征させて頂きました。
いつも応援してくださる「大阪ゴツプロ!後援会」の皆様との交流会です。
前回までは深夜バスで行っておりましたら我々ですが、今回は時間もないということで、
贅沢に新幹線で移動させてもらいました(笑)

まず着いて驚き!

エレベーター横の大きな看板に…
(後援会、間違えてますけど(泣)そこはご愛嬌)

なんと、1フロア貸切りにて80名のご参加です!!
いやー、本当の本当に嬉しい!
だから大阪…めっちゃ好きです(笑)

16レーンを使ってのボーリング大会のスタートです。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

そして、今回客演の関口アナンも参戦してくれました!

ボーリング、15年ぶりくらいにやったけど、楽しい。
そして、負けず嫌いなおじさんたちは結構本気(笑)
ボーリング…こりゃ盛り上がるわ!!!

って、ことで12月1日の【ゴツフェス!2019】に繋がるわけです!

   今年のゴツフェス!はボーリング大会!
   お気に入りのゴツメンバーとチームを組んでボーリングで盛り上がった後は、
   表彰式と食べ放題&飲み放題の懇親会!!
   ボーリングのみ、懇親会のみの参加もOK!!マイボールの持ち込みもOK!!
   上手じゃなくても豪華商品ゲットのチャーンス!!
奮ってご参加くださいー!!

今年のゴツフェス!はボーリング大会!
お気に入りのゴツメンバーとチームを組んでボーリングで盛り上がった後は、表彰式と食べ放題&飲み放題の懇親会!!
ボーリングのみ、懇親会のみの参加もOK!!
マイボールの持ち込みもOK!!
上手じゃなくても豪華商品ゲットのチャーンス!!
奮ってご参加くださいー!!

●日程
12月1日(日) 14:30集合
ボーリング 15:00〜16:30
懇親会 17:00〜18:40

こちら、まだお申し込みできますので、奮ってご参加ください。
詳細やお申し込みはゴツプロ!HP https://52pro.info
からお願いします!

なかなか大人数でボーリングすることもないし、みんなで運動することもないし、
はしゃぐこともないから、絶対にオススメします。
僕たちと一緒に盛り上がりましょう!

ヤスオも待ってるよ!!

大阪でのボーリング結果に密かに練習を企んでいる自分。
それくらい不甲斐なく終わってしまいました(泣)

でも楽しかったから、全ては最高なり。

たくさんの方のご参加、本当にありがとうございました!
また、色々とご尽力を頂きました、幹事の皆様本当に本当にありがとうございました!
このご恩はお芝居でお返しするしかありません。
必ずや素敵な作品を創り来年2月に戻って参ります。
その時にお会いできるのをメンバー一同心よりお待ちしております。

ボーリングの後の懇親会もほんと楽しく、カラオケも盛り上がり…

気づけば夜中。
ラストは大阪らしく、うどんにて〆させて頂きました!

翌日、二日酔いに胃もたれしていたことは言うまでもありません。

今年も遂に本格始動!!
毎年、毎年、新たな出会いと奇跡。

おじさんたちが前に進んでなければ…
新たな夢を掲げてなければ…
死ぬほど緊張するものにトライしてなければ…
何事も一生懸命じゃなかったら…

こんなにドキドキする楽しい時間を過ごすことができなかったかも知れない?!

大阪後援会の皆様のあたたかさに触れ、また大阪公演がとても楽しみになりました。

多喜雄さんのイベントにお越し頂いた方が少しでも興味を持って頂けたらいいなあ。

お芝居を見たことがない人が、どこかで僕らを知って、お芝居を見にきてくれることを願い、
これからもどんどん世の中と交流していきたいと思います。

今後ともゴツプロ!を、何卒よろしくお願い致します!

さ、11月も気張るよー!!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

9月号 『残すとこあと3ヶ月。』

【残すとこあと3ヶ月。】

みなさんこんにちは。
やっと朝夕は涼しくなり過ごしやすくなってきましたね。
もう10月ですもんね。
早いですね。

まずは、今月はじめ台風15号の発生で千葉県を中心に甚大な被害をもたらしました。
まだまだ復旧できてない地域の方々、被害に遭われた方々…
この場をお借りして、心よりお見舞い申し上げます。
また1日も早い復旧を祈念しております。

天災は本当に怖いですね。
自分は熊本出身ですから、あの地震以来、いつ自分に起きてもおかしくないと心底思いました。
どんなに文明が発展しても、こればっかりはね。
だからこそ普段の備えも大事ですね。

さて、9月。
終わりますよ。
マジですか?!
マジですね!!
今年も残り3ヶ月ですよ。
信じられますか?!
信じられない(笑)

最近、いろいろなところで、「月刊ゴツプロ!読んでます。」なんてお声掛け頂くようになりまして、時に劇場や、SNSなどでもちょくちょく。
段々と『月刊ゴツプロ!』が認知されてきて嬉しい限りです。
さっき、以前書いたものを見返していたら、これまでに30回掲載しておりました。
今月号が31回目。
31回も書いておりましたら、前に書いた内容も忘れていたりするもんです(汗)
「この記事、前に読んだ!」なんて言わず、思わず、これからも可愛がっていただけましたら幸いです。

この9月、ゴツプロ!的には目立った動きは特にない月でございます。
みんなで集まったのも定例のゴツミーティングくらいですかね。
で、去年の9月号を読み返してみても、同じでした(笑)

それは、ゴツプロ!と姉妹劇団の『ふくふくや』の公演が行われるからなんです。

作家は竹田新、ゴツプロ!メンバーも主宰の塚原大助含め、濱谷康幸にかなやす慶行も所属しておりますから、まさに半分ゴツプロ!みたいなもんです。

そんな『劇団ふくふくや』の〔こどものおばさん〕は下北沢駅前劇場にて、10月6日まで公演しております。
好評につき、10月4日(金)14時〜追加公演が決定しました。
まだ見たことない方も、見たことある方もぜひ、劇場へ!
後悔はさせませんよ!!

まだ自分は本番を見ていないのですが、稽古場にて通し稽古を拝見しました。
ゴツプロ!メンバーの44北川と共に。

44さん途中から大号泣。
自分は泣くの恥ずかしいので(笑)なるだけコアな所を見ないようにしてました(笑)

いやー素晴らしかった。
作家、竹田新は一体どこまでゆくのやら。

ゴツプロ! を好きでいてくれて、まだふくふくやを見たことない方は特に見て欲しいです。

ゴツプロ!とはまた違う世界観ながら、〔泣きながら笑う、笑いながら泣く。感情のジェットコースター!〕を体感できると思います。

ゴツプロ!メンバー も、また違った一面を見せているので要チェックでお願いします。

さらにゲストの熊谷真実さんもとっても素敵。
あの方はまさに太陽!

真実さんといえば、今年の『阿波の音』台湾公演にも来て頂いたんです。

終演後美味しい火鍋もご一緒して、色んなお話もさせて頂きました。
とっても素敵な方です。
この方が、ふくふくやに出演して、仲間たちと一緒に芝居をしてる姿はなんとも気持ちよく、感慨深いものがあります。

本当にこの作品、作家 竹田新の真骨頂だと思いますので、ぜひご覧頂けたらと思います。

ノリに乗っている竹田新のゴツプロ!最新作も楽しみですよね。

目に見えないところでは着々といろんなことが進んでいる昨今。
どこで発表するか?!
どういう形でお知らせするか?!
この辺りも微妙なところでして…
ま、気長に待って頂けると嬉しいです。

ここで話はガラッと変わりますが…
主宰の塚原大助がレギュラー出演していた、テレビ東京系『Iターン』も終わってしまいましたね。

切ないバラード〔初恋〕が頭を巡ります。
ご覧頂いた皆様、本当にありがとうございました。

後半戦はスポットで、メンバーのかなやす慶行と佐藤正和も出演させてもらいました。

ある回は、自分(泉知束)が出演させてもらった『NEWSな2人』のすぐ後に『Iターン』が放送。

ここでもよく書いていますが、どこかで常にゴツプロ!メンバーを観れるように頑張る!
今まではその枠が舞台だったのですが、こうして映像に広がっているんです。
これって本当に嬉しいことです。
ゴツプロ!の芝居をみて、映像で起用して頂く。
これって、僕らが望んでいた最高の形です。

一つのドラマでメンバーを同時にみる。
そして、違う番組ながら、連続でゴツプロ!メンバー をみる。

ゴツプロ!を立ち上げたときに、誰もこんなことを考えてなかったと思います。

元々、僕らは一回だけのプロデュース公演のつもりで始めたユニットです。

そこから一つ一つが夢になり、形になり、今のゴツプロ!があります。
来年はいよいよ5回目。結成して5年。
めちゃくちゃ早かったこの5年。

でも、これまでの役者人生で味わったことのない感動と経験をさせてもらいました。

ですから、ここで敢えて自分たちのルーツに立ち返り、もう一度真摯に芝居に、竹田新の脚本に向き合いたいなと思っています。

ルーツって大事ですよね。
〔初心忘るべからず〕って言葉、本当に良い言葉だと思います。
はじめたときのあの新鮮さと、感動。
これをずっと維持していけたら無敵だと思います。

自分ごとで申し訳ないですが、今月自分地元熊本に帰省したんです。
9月って熊本では大祭があって、市内は街をあげて盛り上がります。
この祭りに自分3歳から出ていまして。
26歳でこの祭りを卒業して以来一度も帰っておらず、久々にこの祭り時期に里帰りしました。

秋は芝居も多いですし、それ以外も結構忙しくて、なかなか帰れずじまいで。
と、いうのは建前で…どこかでこの祭りと距離を置きたかったのかも知れません。
最近は特に阿波おどりにのぼせておりましたし(笑)

昔はそれこそ、9月に入るとなかなか寝つきが悪く、祭りの夢ばかり見ていたんです。
そんな感覚も忘れていた今年、祭りの何日か前に熊本におりますと、久しぶりに祭りの夢を見たんです。
心のどこかで興奮している自分がいました。

眠れない自分が嬉しくて、嬉しくて。

朝5時前に起きて、朝靄の中を神社に急ぎました。

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ここで自分のルーツを確認しました。

血が騒ぎ、胸躍り、訳も分からず体が動く。
頭で考えず、自分に息づくリズムと魂。
久しぶりの感覚でした。

で、何が言いたいかと言いますと、ゴツプロ!が自分にとってそうありたいと思ったんです。
そして、そうなってきているからこそ、めちゃくちゃ色んなものがリンクしたんです。

とっても実り多き9月。

タイトル『残すとこあと3ヶ月。』
ふくふくや、が終わればノンストップでゴツプロ!公演に向かいます。
待ったなし。
ヨーイドン!!

こんな時期がなければ…
ゴツプロ!をみんなでやってなければ…
稽古場で必死に戦う仲間を見てなければ…
俺に故郷がなければ…

自分のルーツなんて考えもしなかったかも知れない?!

今月号は自分ごとですいません。
でも皆さんも自分のルーツを少し探ったら新たな自分に出会えるかも知れませんよ!!

ゴツプロ!メンバーもこれから益々頑張っていきます。
お客様に喜んで頂けるよう、最大限に頭と体を使っていきます。
どうかこれからも応援のほどよろしくお願いします。

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

8月号 『狭間の轍!in北海道は江差町』

【狭間の轍!in北海道は江差町】

みなさんこんにちは。
まずは、残暑お見舞い申し上げます。
夏の終わりを感じる夕暮れ時の涼しさに一抹の寂しさを感じる今日この頃。
いかがお過ごしですか?
夏の想い出はできましたか?

我々ゴツプロ!今年も素敵な夏の想い出ができました。

去る8月19日と20日、ゴツプロ!メンバーは総出で北海道へ行ってきました。

目指すは函館空港。(大助越しの電光掲示板(笑))

朝、6時15分羽田空港集合にも関わらず元気な僕ら。
それは…

楽しみで仕方ないから!!

飛行機に乗って2時間弱。ついに…

函館に到着。
初の函館空港。
北海道…思いの外暑い(汗)

空港からレンタカーを借りて、目指すは江差。
途中、かの有名な『五稜郭』を横目に流し、ひたらす江差を目指します。

北海道…まあ、空が広い。

そして、海が…

独特な色で本当に綺麗。
いやー、これはすごいロケーションに、すごいスケールです。
一気にテンションが上がります。

今回の旅、一番の目的は『狭間の轍』チラシ写真撮影。
以前にもこちらで書きましたが、僕らはチラシまでとことん拘ります。
これまでもかなり拘ってきました。
それでも、まさか北海道まで来るとは…メンバーの誰が予想したことか(笑)
でもやるとなったらとことんやる!これゴツプロ!流。

もう一つ、今回の作品【狭間の轍】は北海道江差の漁師町を舞台にする予定で、その空気感をみんなで味わいたかったのです!
これって芝居創りでとても大切なこと。

空気感、空の色、街の匂い…などなど、出演者全員で共有することにより、深みはぐっと増します。

今回有難いことに、民謡を教えてもらっている伊藤多喜雄さんが北海道出身ということもあり、色々とご尽力頂きました。

江差町に着いてまずは役場へご挨拶。
ここでまずはびっくり。
役場の方々が大歓迎してくれたのです。
江差町追分観光課 課長の尾山徹さんに、
「こうやってみんなでこちらに来られた事に熱意を感じました。できることはなんでも協力させてください。」
と、仰って頂き、撮影場所もできる限り許可を取ります。と、言って頂きました。

この時点で僕たちは江差が大好きになってしまいました(笑)
人生、一期一会ですから、その一瞬が全てです。
江差追分、江差りんご、それくらいしか知らなかった自分ですが、この街をもっと知りたくなりました。

ご挨拶が終わると、撮影のロケハンと民謡、文化の勉強に分かれリサーチ開始。

自分はロケハンに参加。
美しい海と空、雄大な自然。
昔ながらの漁師町。
いいとこてんこ盛りです。

ここ江差は大正時代のはじめまで、とても栄えた港町でした。
花街もあり、東北からの漁船、全国をまわる北前船はこの江差を目指し、ここで休息し、英気を養ったそう。
そんな船乗りたちから伝わり、民謡『江差追分』が生まれました。
民謡の道は江差追分に始まって江差追分に終わるともいわれます。

江差町役場のお隣に『江差追分会館』があります。
ここでは、4月29日から10月31日まで毎日、地元の全国大会優勝者や師匠の民謡が聞けます。
これは本当に一聞の価値あり!!
僕らが行った日は、第25回全国大会優勝の菊池勲さん!
さらに特別にお話まで聞かせてもらいました。

独特な色で本当に綺麗。
いやー、これはすごいロケーションに、すごいスケールです。一気にテンションが上がります。

今回の旅、一番の目的は『狭間の轍』チラシ写真撮影。以前にもこちらで書きましたが、僕らはチラシまでとことん拘ります。これまでもかなり拘ってきました。それでも、まさか北海道まで来るとは…メンバーの誰が予想したことか(笑)でもやるとなったらとことんやる!これゴツプロ!流。

もう一つ、今回の作品【狭間の轍】は北海道江差の漁師町を舞台にする予定で、その空気感をみんなで味わいたかったのです!
これって芝居創りでとても大切なこと。

空気感、空の色、街の匂い…などなど、出演者全員で共有することにより、深みはぐっと増します。

今回有難いことに、民謡を教えてもらっている伊藤多喜雄さんが北海道出身ということもあり、色々とご尽力頂きました。

江差町に着いてまずは役場へご挨拶。
ここでまずはびっくり。
役場の方々が大歓迎してくれたのです。
江差町追分観光課 課長の尾山徹さんに、
「こうやってみんなでこちらに来られた事に熱意を感じました。できることはなんでも協力させてください。」と、仰って頂き、撮影場所もできる限り許可を取ります。と、言って頂きました。

この時点で僕たちは江差が大好きになってしまいました(笑)人生、一期一会ですから、その一瞬が全てです。江差追分、江差りんご、それくらいしか知らなかった自分ですが、この街をもっと知りたくなりました。

ご挨拶が終わると、撮影のロケハンと民謡、文化の勉強に分かれリサーチ開始。

自分はロケハンに参加。
美しい海と空、雄大な自然。
昔ながらの漁師町。
いいとこてんこ盛りです。

ここ江差は大正時代のはじめまで、とても栄えた港町でした。花街もあり、東北からの漁船、全国をまわる北前船はこの江差を目指し、ここで休息し、英気を養ったそう。そんな船乗りたちから伝わり、民謡『江差追分』が生まれました。民謡の道は江差追分に始まって江差追分に終わるともいわれます。

江差町役場のお隣に『江差追分会館』があります。
ここでは、4月29日から10月31日まで毎日、地元の全国大会優勝者や師匠の民謡が聞けます。
これは本当に一聞の価値あり!!
僕らが行った日は、第25回全国大会優勝の菊池勲さん!さらに特別にお話まで聞かせてもらいました。

脈々と流れる伝統を継承し、誇りを持ち、伝えていく。
地に生き、生かされ、守ってゆく。
ここで生きる『生』の声はものすごく心に響きました。
この菊池さん、次の日早朝にバッタリ遭遇することになります。

脈々と流れる伝統を継承し、誇りを持ち、伝えていく。地に生き、生かされ、守ってゆく。ここで生きる『生』の声はものすごく心に響きました。この菊池さん、次の日早朝にバッタリ遭遇することになります。

紋付袴から一変。
朝、散歩していると、船の上から声をかけられてびっくり。
そう、漁から帰ってきたばかりの菊池さんでした。
これもまたご縁。
ここでもまたいろんなお話を聞かせてもらいました。

話は戻り、初日、菊池さんからお話を聞かせてもらったあとは、びっしりと撮影することができました。
早く完成したチラシを披露したい!!
本当に素敵な写真が撮れたと思います。

その一部です。

紋付袴から一変。
朝、散歩していると、船の上から声をかけられてびっくり。そう、漁から帰ってきたばかりの菊池さんでした。
これもまたご縁。
ここでもまたいろんなお話を聞かせてもらいました。

話は戻り、初日、菊池さんからお話を聞かせてもらったあとは、びっしりと撮影することができました。
早く完成したチラシを披露したい!!
本当に素敵な写真が撮れたと思います。

その一部です。

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ここからの夕暮れ時。

どのカットが選ばれるかわからないけど、今年もかなりの手応えです。

次の日は残念ながら天候に恵まれずでしたが、それでもいくつかのカットを撮影しました。
ポスターやパンフレットなどで使用すると思うので、そちらもお楽しみに。

そして、忘れちゃいけない知束グルメ(笑)

なんせ弾丸の一泊二日だったので、そこまで堪能できなかったのですが、それでも心に残ったグルメ。

まずは初日の夜、みんなで行った居酒屋のホッケ塩焼き。

ものすごい肉厚。
ホッケばかりはやはり北海道ですね。マジでうまい!
この他、お刺身やウニも最高に美味しかったのですが、なんせ我々腹ペコだったもので(汗)写真撮る前になくなってました。悪しからず(汗)

さらに、役場の皆様から地元の地酒を差し入れ頂きまして、これがまた最高のお味。

しかも銘柄が「蝦夷山海」山に海って!これまた粋な計らい。
当然…

こうなります(笑)
みんなで堪能させてもらいました!
ありがとうございました!

あとは帰りの道中に寄った、こちら↓↓

茹でたてのトウモロコシが食べれるお店。

年季の入ったこちらの釜で…

可愛らしいおばあちゃんが茹でてくれるトウモロコシは…

※スワイプでアルバム内を移動できます。

感動的な美味しさでした。

帰る直前、まさに江差の生き字引。
御歳93歳の松村隆さんにもお話を聞かせてもらえることに。
この方は元々役場勤めをされていて、定年後、カメラマンとなり、江差の歴史を勉強し、本を何冊も出版されています。
江差を愛し、江差の文化、歴史に心から誇りを持っていらっしゃる。
言葉の端々からそれが伝わりました。

(真ん中が松村さん、その左お隣が尾山課長)
貴重なお時間をありがとうございました。

兎にも角にも、江差はとんでもなくパワーのある町でした。
言葉では言い表せない不思議な感覚。
でも、これだけははっきり言える…僕らゴツプロ!とはものすごくマッチしているということ。

一大発起して江差に来てなかったら…
北海道を次の作品の舞台にしてなかったら…
民謡の師匠が伊藤多喜雄さんじゃなかったら…
江差の方々に会ってなかったら…

この不思議な感覚は味わえなかったかも知れない?!

最後に…泊まった宿のご夫婦がとっても素敵でした。

すっかりゴツプロ!のファンになって頂きました。
本当にお世話になりました。

江差…北国の厳しい自然、その中から生まれた民謡。
仕事をする上で必要不可欠だった民謡。
歴史を知り、深さを学び、活かしてゆく。
本当に来てよかった!!

北海道江差町、江差追分会、江差観光コンベンション協会の皆様、ご協力頂き本当にありがとうございました。
また皆様にお会いできることを願って…

そして、今月はもう一つトピックスが。
今月の最終土日。高円寺にて『東京高円寺阿波おどり』が開催されました。
高円寺に【阿波の音】が鳴り響く。
ゴツプロ!【阿波の音】から早半年。
ゴツプロ!メンバー全員で行ってきました。
ずっと観覧を続きてきた高円寺の阿波おどりですが、やはり今年は特別な想いで観覧しました。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

最高の時間でした。
ゴツプロ!全員で来れたのも本当に嬉しかった。

メイクでお世話になった香奈ちゃんにもバッタリ遭遇。
ご縁ですね。

祭りが終わり、お世話になった『吹鼓連』さんへご挨拶…のつもりが、

ちゃっかりお酒を頂き、打ち上げに参加させてもらって、これまた最高の夜。

お世話になった皆々様、本当にありがとうございました。
そして、今年もみなさんお疲れ様でした。
高円寺…今年も感動をありがとう。

我々ゴツプロ!これからも出会いとご縁、一期一会を大切に精進していきます。
これからのゴツプロ!も何卒よろしくお願いします!

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

7月号 『狭間の轍!オールキャスト決定!!』

【狭間の轍!オールキャスト決定!!】

みなさんこんにちは。
遂に長い梅雨も明けて、いよいよ夏本番!
夏休みのご予定はお決まりですか?
芝居は娯楽!どうぞ、夏休みのご予定に演劇鑑賞もぜひ候補に入れてみてくださいね。
劇場は涼しいですし(笑)

さてさて、そんな7月も残りわずか。今月は…
まず上旬に、台湾からお客様が。

いつも台湾公演でお世話になっている方々、「鳥梅劇院」芸術監督のリンさん、台湾公演の制作をお願いしている
「劇団VM Theater Company」主宰クリスをはじめお馴染みの面々にスペシャルゲストを交え、日台揃って悪巧みです(笑)
もはやファミリー。とっても楽しい時間。
天ぷらにそばに刺身…日本の食を味わってもらいながら、来年、さらにはその先の話をじっくりさせてもらいました。
すでに来年の台湾公演が楽しみ。

そして今月は、
塚原大助 プリエールプロデュース「世襲戦隊カゾクマンIII」
泉知束  TBS SPARKLE主催「その場忍びの茨城スッパーズ」
渡邊聡  Nana Produce「女は過去でできている」
佐藤正和 ブラボーカンパニー「大洗にも星はふるなり」
と、ゴツプロ!メンバー大忙しのお芝居月間でした。
ご来場頂きました皆々様に心より感謝いたします。
本当にありがとうございました!

聡さんとはご縁ありまして、時期的にもほぼ同じ、劇場もお隣というなかなかなタイミング。
お客様からも「今日は二人のお芝居ハシゴで観劇します!」なんてお声を聞きまして、嬉しい限りです。
毎月どこかでゴツプロ!メンバーが見れるように!これも一つの目標です。

主宰 塚原の「世襲戦隊カゾクマンIII」はまだ全国ツアー中ですので、お近くの際はぜひおいでください。
自分も観劇しましたが、おそらくゴツプロ!では絶対見せない顔を見せております。
はっきり言って必見ですよ!
まだ見てない方はぜひ地方公演へ!
また塚原は今月からスタートしましたドラマ。
金曜深夜0時12分テレビ東京系で放送中の【I ターン】に、岩切組 組員の『西尾誠次』役にてレギュラー出演していますので、こちらもチェックして頂ければと。

いつも台湾公演でお世話になっている方々、「鳥梅劇院」芸術監督のリンさん、台湾公演の制作をお願いしている「劇団VM Theater Company」主宰クリスをはじめお馴染みの面々にスペシャルゲストを交え、日台揃って悪巧みです(笑)
もはやファミリー。とっても楽しい時間。
天ぷらにそばに刺身…日本の食を味わってもらいながら、来年、さらにはその先の話をじっくりさせてもらいました。
すでに来年の台湾公演が楽しみ。

そして今月は、
塚原大助 プリエールプロデュース「世襲戦隊カゾクマンIII」
泉知束  TBS SPARKLE主催「その場忍びの茨城スッパーズ」
渡邊聡  Nana Produce「女は過去でできている」
佐藤正和 ブラボーカンパニー「大洗にも星はふるなり」
と、ゴツプロ!メンバー大忙しのお芝居月間でした。
ご来場頂きました皆々様に心より感謝いたします。
本当にありがとうございました!

聡さんとはご縁ありまして、時期的にもほぼ同じ、劇場もお隣というなかなかなタイミング。
お客様からも「今日は二人のお芝居ハシゴで観劇します!」なんてお声を聞きまして、嬉しい限りです。
毎月どこかでゴツプロ!メンバーが見れるように!これも一つの目標です。

主宰 塚原の「世襲戦隊カゾクマンIII」はまだ全国ツアー中ですので、お近くの際はぜひおいでください。
自分も観劇しましたが、おそらくゴツプロ!では絶対見せない顔を見せております。
はっきり言って必見ですよ!
まだ見てない方はぜひ地方公演へ!
また塚原は今月からスタートしましたドラマ。
金曜深夜0時12分テレビ東京系で放送中の【I ターン】に、岩切組 組員の『西尾誠次』役にてレギュラー出演していますので、こちらもチェックして頂ければと。

これまた塚原の違った魅力を知ってもらえると思います。
こうして映像の世界でもどんどんゴツプロ!メンバー、活躍できるよう邁進していきます!

 

そして自分事ですが、今回初めて忍者やらせてもらいました。

まず、これまでやってこなかったアクションあり、そしてがっつりコメディに若手も多い現場!これってなかなかない環境でして。
ま、いつもおじさんとばっかりやっているので、色々新鮮でしたが(笑)
コメディ!をはじめから謳うってなかなかの勇気ですよ(汗)
改めて人を笑わせるって難しい事だと実感しました。

ゴツプロ!以外での活動はとても勉強になるし、ホームとはまるっきり違う作風、役だったり…楽しんだり、悔しい想いをしたり、
四苦八苦したり、いいも悪いも全て乗り越え、一つも二つも大きくなってホームに持ち帰れたらと思っています。

そしてそんなゴツメン!が集う次回作【狭間の轍】。
年明けの第五回公演、遂にオールキャストが決定しました。
その一発目の発表をこちら『月刊ゴツプロ!』にて行わせてもらいます。

これまで公表しておりました、
小山豊✖︎伊藤多喜雄✖︎ゴツプロ!に三名の客演さんをお招きします。
その三名とは、
内谷正文さん、関口アナンさん、石川よしひろさんのお三方です。

たくさん考え、みんなで話し合い、このお三方のお力をお借りすることとなりました。
毎回そうですが、次に何をやるか?お題目、日程、キャスティングなどなど、必死に考え、知恵を絞ります。
『今』のゴツプロ!に必要なモノ、足りないモノ、欲しいモノ。
そして、キャスティングに関しては、我々ゴツプロ!に合ってるかどうか?
相乗効果で上がっていけるか?
化学反応起こせるか?とかとか…
今回もそんなことを必死に考え、やっと皆様に発表できる運びとなりました。
オールキャスト決まった時はみんな沸き立ちました。
不思議とピタッときたんです。
そんなお三方を少し紹介。

これ5月の終わり、初の民謡稽古後の飲みの写真。
実はSNSでちょっとだけ流れていまして、「あれ?ゴツメン!の中に内谷さん、アナン君。もしかして…」なんて声もちらほら。
そう言っていたあなた!当たりです(笑)

まずはお二人の簡単なご紹介を。

俳優/映画作家 内谷正文(うちやまさぶみ)さん【東京マハロ所属】
自分も何度も共演させてもらっています。
とにかく熱くて、馬鹿正直でまっすぐな人。
そして芝居バカ(笑)
素敵なアニキです。

ADDICTION〜今日一日を生きる君〜
という、薬物依存症を扱った一人体験劇を2005年2月より開始し現在は一年に20公演ほど行ってらっしゃいます。
北は北海道、南は沖縄まで200カ所以上の公演に加え近年ではニューヨークなどでも公演。
さらにその一人体験劇を元に映画【まっ白の闇】を監督、現在、各社配信、全国での上映会もはじまっています。
とにかくエルギーに満ち溢れた方です。
ゴツプロ!とも昔からご縁があり、いつか一緒に!って話をしていたのですが、まさかこんな早いタイミングで叶うとは。

続いて…

最近まで【関口アナム】今は【関口アナン】

『中居君決めて!』というテレビ番組にて、中居正広さんの助言で改名した面白き男。
バラエティでも活躍。姉妹劇団の【ふくふくや】にも数度客演しているので、知っている方も多いですよね。

我々ゴツプロ!『次の時代の架け橋になる!』というスローガンを掲げてます。
やはり若手を入れたい!一緒に熱い日々を送りたい。
おっさん達の背中を見せたい!
そんな中、主宰の塚原が「アナンが浮かんだ。」と…
今年の台湾公演『阿波の音』に弾丸で駆けつけてくれたアナン。
まさかのサプライズに脅かされた僕たち。
それは嬉しい嬉しいサプライズでした。
そんな関口アナンが参戦!

そして、最後に決まったのが…

石川よしひろさん!
ミュージシャンでありながら、役者もやってらっしゃるよしひろさん。
【ふくふくや】にも数度ゲスト出演。
そして、ゴツプロ!第二回公演『キャバレーの男たち』メインテーマソングを作ってくれた、ゴツプロ!とは切っても切れないご縁の方です。
あの、姫子が歌った、僕ら全員が歌った、あの曲です!
これまた上がります!
今回は民謡がテーマですから、そこに歌い手のよしひろさんが加わって頂けるのは本当に心強い。

まさに、はじめから決まっていたかのようなご縁。
よしひろさんは、たくさんの方に楽曲提供をされ、ご自身でもヒット曲を多数お持ちです。
オールナイトニッポンのDJとしてもご活躍。
1993年の『熱闘甲子園』のテーマソングも歌われてまして…
当時、高校球児だった自分は県大会決勝で敗れました。
なもんですから、何だか個人的で申し訳ないのですが、特別な想いを感じております(笑)

そんなお三方をゴツプロ!に招いて…

日々鍛錬。

カラオケでも鍛錬。

キャスティングに拘っていなかったら…
民謡がテーマではなかったら…
少しでもタイミングがずれていたら…
縁が縁を呼んでなかったら…

こんなに素敵なメンバーと共に次回公演に挑めなかったかも知れない?!

これからこのメンバーで切磋琢磨。
必ず皆様の心に響くような作品創りを妥協なく追い求めていきたいと思います。
ここから一気に【狭間の轍】は加速します。

どうぞご期待ください!

 

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

6月号 『台湾編完結!』

【台湾編完結!】

みなさんこんにちは。
今月も月末ギリギリ(汗)すいません。
これまた定番になって申し訳ないです。

だって気付けば月末なんだもん。

今月もあっという間(笑)

まずは主宰 塚原大助出演 明後日プロデュース『後家安とその妹』お越し頂いた皆様誠にありがとうございました。

今月は、メンバーのほとんどが来月公演の稽古に明け暮れる毎日でした。
そんな中でもみんなで集まり、次回公演のことなど話し合い、そしてその先、再来年の話などもちらほら。
僕らゴツプロ!は止まりません。
突き進んでいきます!

7月は…
塚原大助 プリエールプロデュース「世襲戦隊カゾクマンIII」
(7月5日〜17日 赤坂レッドシアター)

泉知束  TBS SPARKLE主催「その場忍びの茨城スッパーズ」
(7月9日〜15日 中野MOMO)

渡邊聡  Nana Produce「女は過去でできている」
(7月10日〜14日 中野ザ・ポケット)

佐藤正和 ブラボーカンパニー「大洗にも星はふるなり」
(7月17日〜23日 下北沢駅前劇場)

かなやす慶行 オフィス・アートプラン「すてきな三にんぐみ」
(演劇鑑賞会 全国ツアー中)

と、ゴツプロメンバーの芝居が目白押しです。
ぜひ劇場にお越しくださいませ。
皆々様に会えるのを楽しみにしております。

さ、ここから本題。
4月号にて台湾編第三弾を匂わせておりましたので、今月はもう一発台湾編を。
番外編も含め、これにて完結したいと思います。
いやね、ほんと書きたいことがいっぱいすぎて、きりがないからね。

前回の台湾編では、『阿波の音』が今年も台湾の方に受け入れられてすごい感動を味わったってお話をしました。

今年は去年と違い、我々長いこと台湾に滞在しておりまして、
それは二週に渡って公演させてもらったからなんです。
ですから、二週目の始めに少しだけ余裕のある時間がありました。
なので、各自でだったり、全体でだったりで去年はできなかったことをやることができました。

まずは、とても素敵な劇場を見学させてもらいました。

【台湾編完結!】

みなさんこんにちは。
今月も月末ギリギリ(汗)すいません。
これまた定番になって申し訳ないです。

だって気付けば月末なんだもん。

今月もあっという間(笑)

まずは主宰 塚原大助出演 明後日プロデュース『後家安とその妹』お越し頂いた皆様誠にありがとうございました。

今月は、メンバーのほとんどが来月公演の稽古に明け暮れる毎日でした。
そんな中でもみんなで集まり、次回公演のことなど話し合い、そしてその先、再来年の話などもちらほら。
僕らゴツプロ!は止まりません。
突き進んでいきます!

7月は…
塚原大助
プリエールプロデュース「世襲戦隊カゾクマンIII」
(7月5日〜17日 赤坂レッドシアター)

泉知束
TBS SPARKLE主催「その場忍びの茨城スッパーズ」
(7月9日〜15日 中野MOMO)

渡邊聡
Nana Produce「女は過去でできている」
(7月10日〜14日 中野ザ・ポケット)

佐藤正和
ブラボーカンパニー「大洗にも星はふるなり」
(7月17日〜23日 下北沢駅前劇場)

かなやす慶行
オフィス・アートプラン「すてきな三にんぐみ」
(演劇鑑賞会 全国ツアー中)

と、ゴツプロメンバーの芝居が目白押しです。
ぜひ劇場にお越しくださいませ。
皆々様に会えるのを楽しみにしております。

さ、ここから本題。
4月号にて台湾編第三弾を匂わせておりましたので、今月はもう一発台湾編を。
番外編も含め、これにて完結したいと思います。
いやね、ほんと書きたいことがいっぱいすぎて、きりがないからね。

前回の台湾編では、『阿波の音』が今年も台湾の方に受け入れられてすごい感動を味わったってお話をしました。

今年は去年と違い、我々長いこと台湾に滞在しておりまして、それは二週に渡って公演させてもらったからなんです。
ですから、二週目の始めに少しだけ余裕のある時間がありました。
なので、各自でだったり、全体でだったりで去年はできなかったことをやることができました。

まずは、とても素敵な劇場を見学させてもらいました。

国営の劇場だったのですが、ほんと素敵で、いつかこんなところでゴツプロ!…も、なんて夢も出来ました。

さらにこちらの稽古場で稽古中だった、京劇(チャイニーズオペラ)も見学させてもらったのですが、これがまた度肝抜かれる素晴らしさ。
生音演奏の中、ものすごい声量で歌われる役者さんたち。
言葉がわからない中でも感じるものが大きかった。
そして、俳優さんたちも気さくな方が多くてね。

写真も一緒に撮らせてもらったのですが…
次の日、有名な中華料理店に行った時のこと、

有名人ご来店コーナー(左の下)にまさに昨日の方々が…(汗)
改めて、いかに貴重な時間だったのかを実感。

翌日はフリーな時間ができたので、ゴツプロ! のこれからを祈願しに、
ランタン飛ばしで有名な十分(シーフェン)に行ってきました。

しっかりと想い飛ばしてきましたよ。
ただの観光じゃないですからね!!!(笑)

中日には、ワークショップも開催。

※クリックすると拡大写真を表示します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

昨年もやらせてもらったのですが、なかなかこちらも面白くて。
僕らもたくさんのモノをもらえます。
とにかく一つ一つのことが新鮮だし、貴重。
意義ある時間でした。

とにかく去年一度経験があるからこそ、少しだけ余裕もあり、去年よりもちょっとだけ感じ方も違えば、見え方も違った今年。

そんな中でも飲みニケーションだけは変わっていませんが(笑)

台湾の居酒屋は「熱炒」と言います。
ご飯は食べ放題。
ドリンクはセルフ。
と、独特な文化なのですが、2年目にして我々こちらを完璧にマスターして、ほぼ連日通っておりました(笑)

もう一度だけ言います。
飲みニケーション、これ大事です!!

さらに、音楽部のライブもやりました。
これ、すごい盛り上がりだった。
しかも超満員。

これが本当にかっこよくて、お客様もめちゃくちゃ盛り上がっていて、すごいライブだったんです。
ラストは阿波踊りに乗せて、僕らも全員参加。

すごい熱気だった。
個人的には忘れられない時間でした。
その一つに、自分ごとですが、かあちゃんとはじめて一緒に踊れたから!

ここで、少しご紹介を。
ラストの阿波踊りのシーンで、スローの女おどりを踊ってくださった、
陰川千春さん。
最初に僕らが方言指導をして頂いた方です。
そう、徳島生まれの徳島育ち。
今はたまたま東京に住んでおられまして。
方言指導からはじまり、まさかまさか…東京公演で全ステージ踊ってくださいました。
彼女は徳島でも有名な踊り子さんなんです。
当初、作・演出の山野海さんも、そこまで大きな比重になると思ってなかったこのポジション。

見てもらった方はわかると思うのですが、自分が演じた武一が最後に吐露するシーンで、お母さんを連想させるための女踊りをお願いしていたのです。
しかしながら、この千春さんの鬼気迫る美しい踊りにみんなが魅了され、海さんも「これは武一の母ちゃんだ。」ってなりました。

脚本や演出を超えるってまさにこういうことだと思います。
そんな千春さんがなんと台湾公演も来てくださったのです。

これは本当に嬉しいことでした。
みんなが「母ちゃん、母ちゃん!」と呼ぶくらい、その存在は大きいものでした。
きっと台湾のお客様も彼女の踊りに魅了された方は少なくないと思います!

音楽部のライブをきっかけに、二週目はラストのカーテンコールで、客席も交えての阿波踊りを敢行したのです。
客席にもなだれ込み、一緒になって盛り上がる。
演劇の枠を超えた瞬間でした。

演劇って不思議で、役に入っていって、贅沢にも長いこと同じ役をやらせてもらっていると、自分ではない他人の疑似体験を体感します。

武一をやっていた時、本当に幼馴染役の大助との子供時代が目に浮かんだし、
母ちゃんとの幼い日々が脳裏に浮かびました。

まさに『母ちゃん』になってくれた千春さんに心より感謝しています。

たくさんの想いが寄り集まり、みんながみんなを想い、国を超え、絆を育む。
とっても幸せなことです。

千秋楽…

台湾スタッフも一丸となった円陣。
最高の瞬間です。

思い出しただけでも鳥肌が立ちます。
尊い、何物にも代え難い時です。

今年も昨年に負けない最高の時間でした。
昨年も書きました。
一瞬一瞬が宝物です。

千秋楽の打ち上げにて、

来年の再会を約束して…

誰一人想いが違ったら…
誰かに打算があったら…
感謝の気持ちを忘れていたら…
クサイけど心に愛がなかったら…

国を超えて、たくさんの絆を築くことができなかったかも知れない?!

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今年もたくさんのありがとう!
来年また!!

これにて『阿波の音』完結!

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

5月号 『狭間の轍!』

【狭間の轍!】

みなさんこんにちは。
今月も月末ギリギリ(汗)すいません。

まずは今月はじめ、ゴールデンウィーク!
ワタクシ泉知束、出演舞台 東京マハロ『余白を埋める〜エリカな人々2019〜』にたくさんのご来場を頂き心より御礼申し上げます。
今年は過去最高に長い連休で、集客の方もかなり心配だったのですが、蓋を開けてみるとほぼ全公演満員御礼!ありがとうございました。

そして現在紀伊國屋ホールにて絶賛公演中、主宰 塚原大助出演 明後日プロデュース『後家安とその妹』すでにお越し頂いた皆様誠にありがとうございました。
こちらは来月6月4日(火曜日)まで公演は続きますので、ご観劇頂けましたら幸いです。

そして、今月の『月刊ゴツプロ!』ですが、遂に発表された次回作【狭間の轍】公演日やキャストなどはこれから随時アップされていくと思いますが、まずは来年も、東京は本多劇場、大阪は近鉄アート館、そして台湾公演が決定しました。

これを書いてる5月29日、たまたまfacebookで過去の投稿を見ていたら、一昨年の今日は!そう「52来るナイト」と銘打ち【ゴツフェス!】を本多劇場で行った日なんです。
思い返せばこの日が初の本多劇場でした。
夢の一つが叶った日です。

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早いですね。
あれから2年。
やりたいこともどんどん広がり、一つずつ前に進み、そして来年2020年公演も発表できた。

そこで、来年の僕らは「民謡」を劇中に取り入れます!!

そして、今日「ゴツ来る!の5月29日」に、遂に始まりました。
また新しい航海への船出です。
民謡界の大スター、紅白歌合戦にも二度出場されている【伊藤多喜雄さん】にご指導を仰ぎます。
本日初のレッスンでした。
もちろん難しいのですが、最後の方はなんとも気持ちよかった。
みんなで声を合わせ、ぶつけ、一つになる。これはまさに芝居と同じで、間が命だし、他人を思いやる気持ちが大事。
僕らはまたしても確信してしまいました!!!
これは間違いなく良い作品になる(笑)
早いですけど、こんなもんはインスピレーションですから!
唄ってすごいね。
とてもたくさんの学びがある。

今回の『民謡』になるまでの経緯も色々とありました。
実は二転三転あってここに辿り着いたのです。
最初は殺陣(チャンバラ)ものもいいね!ってことで動いてました。
そのあと、やっぱり正月明けだから切った切られたじゃなく、明るいものがいいのでは?って話になり…
これは『阿波の音』をやって実感したんです。
最後の総踊りで賑やかに舞台を彩ることによって、ご観劇頂いたお客様も晴れやかな気分で劇場を後にして、次の日からのパワーに繋がる。
年の始めに公演してる我々としては、やはりこちらの方が良いと判断しました。
そこから、『阿波の音』台湾公演中にも色々な案出しをする中で、最初はちんどん屋さんの話や、メンバーそれぞれが違う技を身につけ持ち寄った大道芸人の話!なんかもあり、最終的に『民謡』へ辿り着きました。
ここにはまた奇跡的な出逢いがありました。

第三回公演の『三の糸』から、お世話になっている津軽三味線 小山会三代目 小山豊氏は、民謡を広める、残してゆく活動をされています。
このことは前々から我々も知っていて…ライブも民謡だけの曲でやるときもあるほど。
この小山氏の存在がかなり大きかったのは言うまでもありません。
ゴツプロ!を支えてくださる音楽部。
『三の糸』で小山氏と出逢い、我々の世界観、想像力、知識など、格段に広がり深くなったと思います。
『阿波の音』台湾公演でも音楽を担当して頂き、日本公演からさらにパワーアップしました。

その小山氏とのお付き合いの中で、作家 竹田新がまず民謡に惹かれ、そこから一気に流れができて行きました。
今回お世話になる伊藤多喜雄さんも、小山氏のご紹介です。
昔から伊藤さんのバックで三味線を弾いていた小山氏。
伊藤さんの格好よさ粋さ、芸に対する厳しさ、こだわりなど聞いていました。
そして、一度お会いさせて頂きお話をさせてもらった時に、たくさんの知らなかったことに触れて、心動かされました。

民謡…仕事をする上でなくてはならなかったもの。
時にみんなのテンションを上げるために、
時にみんなの調子を合わせるために、
時にみんなが仕事に飽きないようにするために、
そこには、土の匂い、海の匂い、畑の匂い…まさに土着の文化。
仕事から唄が生まれ、歌詞が生まれ、節が生まれ、受け継がれてゆく。
力を、悲しみを、悔しさを、喜びを、辛さを、怒りを…語らずも唄にのせる。

それは僕らが今まで知っていた民謡とは丸っきりイメージが違い、とにかく男らしくて、格好いい。
そんな男らしい民謡に、ゴツプロ!がもの凄くリンクし、目指すところにしっくりきたんです。
きっと皆さんが知らなかった『民謡』に出会える公演になると思います。

次の演目を必死に探してなかったら、
小山会三代目小山豊氏と出会ってなかったら、
日本の「和」に拘り続けてなかったら、
伊藤多喜雄さんの民謡を聞いてなかったら、

民謡をテーマにしてなかったし、民謡という素敵な文化に出逢うことがなかったかも知れない?!

『阿波の音』から…

『狭間の轍』へバトンタッチして、僕たちは更に邁進していきます。

これからどんなものに出会って、どう進化してゆくのか楽しみで仕方なし。
僕らにしか歌えない、ゴツプロ!流の格好いい民謡を聞いて欲しいと思います。

次回作『狭間の轍』どうぞご期待ください。

あ、『阿波の音』台湾編もまだ完結してないので、そのうち書きますね(笑)

 

 

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

4月号 『台湾編、第二弾!』

【台湾編、第二弾!】

みなさんこんにちは。
桜が咲いて、散って…寒かった日々から一転、急に暖かくなり、このまま夏に向けまっしぐらかと思いきやまた寒い日々。
風邪などひかれてませんか?
巷では季節外れのインフルエンザも流行っているようで。
怖いねインフル。もうホント恐怖でしかないですよ(汗)
なんせ本番も近いですから。
ってことで宣伝をば!
ゴールデンウィークの最中、私、泉知束!舞台やらせてもらいます。
東京マハロ『余白を埋める』是非見にきてくださいね。
そして、主宰 塚原大助は『銀河鉄道999』に声の出演。東京公演は終わりましたが、地方公演もまだあるので、全国の皆様是非に!
東京公演をご覧頂いた皆様、ありがとうございました。
さらに塚原は来月「明後日プロデュース」公演にも出演しますので、併せて宜しくお願いします。
それぞれ多方面で活動しておりますので、どうかメンバーそれぞれの活動も応援頂けましたら幸いです。

多方面で経験を積んで勝負して、盗んで、勉強して、それを全部ゴツプロ!に持ち帰り、ゴツプロ!公演に活かしていければと思ってます!

今後ともゴツプロ!をご贔屓に何卒宜しくお願いします。

って、締めみたいな感じになりましたが…

ここからが今月号!!!
先月、台湾編が完全なる私的感情で終わっておりますので(汗)
あれじゃ皆様、満足できないですよね?
ですから、今月も先月に引き続き台湾編を書かせてもらいます。

もうあれから2ヶ月経っちゃいましたね。
早いもんです。
今年も本当に多くの方々日本からもご観劇に来てくださいました。
「ゴツプロ!観劇ツアー」なんてものも旅行会社の方に組んで頂き、そちらを利用して台湾までお越し頂いたお客様もいました。
嬉しかったな。

舞台は昨年同様の三面客席の舞台です。
着いてすぐに楽屋作りをしたんですが、懐かしさとともに妙な安心感を覚えました。
「華山1914」って、本当にいい気が流れています。
是非皆様台湾へお越しの際は行ってみてください。
元々は日本人が酒蔵として作った場所です。きっと、日本人のルーツや魂みたいなものが息づき、それを台湾の方が大事に守ってくださってる素敵な場所です。

今年もこの場所に帰ってきた!

そして…今年も、はい!安定の…

※クリックすると拡大写真を表示します。

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台湾がっつり弁当(笑)
堪能させて頂きました。
全てのことが、「台湾!これ、これ!」って感じ。

グルメで言うと、僕らは『世界一うまい火鍋』と言ってる火鍋。今年も数回堪能。

さらにホテルの近くには有名な「ルーロー飯、ジーロー飯」のお店が。

これが朝食には量的にもいい塩梅でマジでうまくて、ほぼここで朝飯食ってました(笑)
そこからの…

タピオカもたまらん。

あ、ダメだ。
これはグルメリポートで終わるパターンだ(汗)
話、戻します!

『阿波之音』台湾でのタイトル表示です。
今年も準備にはかなりの時間を要しました。
まずは、なんと言っても字幕の翻訳作業。
今年も「ふくふくや」の岩田さんにお願いし、演出の海さんと、岩田さん、通訳の方、台湾在中の日本人の方々、夜通しの作業が続きました。
また、音合わせ、照明合わせ。
妥協なく作ります。

また台湾チームが作成してくれた美術も素晴らしかった。
そこには一冊のノートが。
そのノートをみんなで共有していたんだけど、日本での大道具、小道具の写真や図面がびっしり。
文化も慣習も違う台湾で、日本っぽいものを探すのも作るのも至難の技。
でも拘ってくれた台湾スタッフに心より感謝するとともに、深い感動を覚えました。

やっぱり台湾はいい!!!

そして迎えた初日。
やはり独特の緊張感。
この作品が台湾の方々に受け入れてもらえるのか?!
日本より近い距離でのお芝居。
会話、息遣い、お客様との一体感。
徐々に笑い声が…
そして、ラストの阿波踊りでは手拍子が…

またしてもやられた!!
泣きそうだ。

※クリックすると拡大写真を表示します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

台湾独特の鳴り止まない拍手に、「ヒュー、ヒュー!」の掛け声。
ダメだ。
泣く(笑)
帰ってきた!また受け入れてもらえた。
なんだよ、チクショー。
なんでこんなにあたたかいんだ。

一年ぶりに味わうこの感覚はやはり最高でした!!

一つ一つを大切にやってなかったら、
何かに妥協していたら、
一年しっかり準備してこなかったら、
台湾との絆ができていなかったら。

またしても台湾の地にて、涙堪えられない感動を味わえなかったかも知れない?!

ひとつひとつの出来事がキラキラの想い出です。
たくさんの愛情をありがとう。
たくさんの感動をありがとう。

素敵な初日でした!!
台湾編、第二弾はこの辺りで。
すいません。
まだたくさん書きたい(笑)
第三弾いいですか?!

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

3月号 『インフルエンザに泣かされて。』

【インフルエンザに泣かされて。】

みなさん、こんにちは。
もう定番のはじまりになって申し訳ないけど、、、ひと月早いね(笑)
あっと言う間。
台湾から帰ってきて、ひと月経ったわけです。
その間、我らが演出、山野海さんと、メンバーの佐藤正和氏は舞台本番を終えてますからね。
すごいですね!!
ご覧頂いた皆々様本当にありがとうございます!
少しは阿波ロスをごまかせましたでしょうか?(笑)
それにしても作家、竹田新はすごいね。
【愛の宿】をご覧頂いた方はわかると思いますが、
【阿波の音】からの【愛の宿】振り幅ありすぎでしょ!!!
とてもじゃないけど同じ作家が書いたとは思えない。
なんと言ってもサブタイトルが『主任、ズボンのチャック開いちゃってますよ。』
ですからね。
見てない方、内容はご想像にお任せしますが(笑)
台湾の地、宿泊先のホテルの屋上で海さんがセリフを覚えていたのが昨日のようです。

そう、今年も台湾公演!行ったんですよ。
で、一言で言うと、今年も…最高でした!

振り返りますと…
今年も去年同様に大阪公演から十日ほど間を空けて台湾稽古開始となりました。
ここでまさかのアクシデント発生。
なんと、主役【武一】役の泉知束(ワタクシ)がインフルエンザに!!!!
いやね、台湾稽古までの10日間が思いの外忙しくて。
それまでに結構疲れも溜まってましたから。
なんだか微熱が続くなって思っていたわけです。
嫌な感じのやつね。

なもんですから、稽古初日に家の近くの病院に行きました。
するとね、先生が色々と聞いてくるわけですよ。
事細かに、で、おかしいなと思ったら、見事にインフルだったわけです(汗)
しかも全く流行ってないB型。
もうね、まさかまさかの展開ですよ。
この事実を伝える電話をかける時のあの申し訳ない気持ちったらありゃしないですよ。
演出の海さんに一番に電話したんです。
するとね…報告の途中から大爆笑ですよ。。。
ゲラゲラ笑ってましたよ。
それから自分五日間寝込んでおりました。
その間も他のメンバーは稽古の日々です。
台湾は舞台の大きさ、セットも違えば、客席も三面になりますから見せ方も大きく変わります。
そして、今回の目玉。一番の変化点は、ゴツプロ!音楽部が生演奏で入ってくれること!

昨年の【三の糸】でも大変お世話になった、津軽三味線 小山会三代目の小山豊氏、和太鼓奏者 大多和正樹氏に森澤良太氏、篠笛の宮澤優輝氏。
さらに全ての調整をやってくれたベーシストの濱田織人氏。
各分野で活躍するスーパープレイヤーの夢の競演です。

自分が休んでた間に、がっつり音楽作りの日があったみたいなんですが、
そこで音楽部のみなさんが神がかり的なプレーを見せてくれたみたいで。
皆、心の底から感動してました。
ま、当然自分は見れてませんけどね(泣)

台湾公演は、劇中の音楽しかり、場と場をつなぐ、通常ブリッジと言われる音楽までほぼほぼ生音で演奏して頂きました。

その劇中音楽を一日稽古でがっつり作ってもらったんです。
ま、僕は見ても聞いてもいませんけど…
しかしながら、その時の曲ができていく過程が尋常じゃなかったようで、まさに神がかり。
いやー、これを体験できなかった自分。インフルを恨んでも恨みきれない。

五日休んで復活した日。ラスト付近の音楽がまだできておらず、
音楽部に本域のお芝居を見せたいからと言うことで、武一が最後に爆発するシーンからやったんですよ。いきなり本気モードで…
いやー、いじめかと思いましたね。マジで…しんどかった。
これ、台湾稽古での自分の一番の想い出です(笑)

何はともあれ、インフルも完治し、皆にうつすこともなく。
稽古は順調に進みました。
会場が狭くなる分、面白いもので芝居は凝縮されて、これまでより繊細に、
今までは感じられなかった部分まで感じられるようになるから不思議。

去年もそうだったんだけど、国内の公演が終わって10日ほど芝居と離れる時間もまた良いのかも。
その間、一度寝かせることで、さらに色々と見方、見え方も変わってきて、
大袈裟に言うと、まるっきり違うお芝居に変化してる気がする。
もちろん、台本はほとんどいじってないし、基本的な演出は変わらないんだけど。
芝居ってほんと面白い。
これでもかっていうほど新しい感覚が生まれてきて、これまた最高の時間でした。

※クリックすると拡大写真を表示します。

※スワイプでアルバム内を移動できます。

とても贅沢な時間でした。

稽古を全て終えて、いざ台湾へ向け出発!!

今年も夢の海外公演が遂にはじまります。

台湾の空港では昨年に続いて、みんなが迎えてにきてくれました。

謝謝!!

一年ぶりに会うメンバーもたくさんいたけど、会わなかった時間なんて吹き飛ばして、一瞬で去年に戻りました。
これはやっぱり、去年、本当に心を通わせて一つのことを成し遂げた仲間だからこそだと思います。

みんなの顔を見ながら、戻ってこれて良かったって心の底から思いました。

今年も華山に、でっかい看板が。
夜なのに興奮して写真撮りに行きました。
嬉しくて、嬉しくて…

今月は完全に自分目線で言わせてもらいます。

もし、台湾直前でインフルエンザB型になっていたら、
久しぶりに寝込んだ五日間がなかったら、
復帰後初の稽古が喧嘩のシーンじゃなかったら、
台湾に渡る前に誰かにインフルをうつしていたら、

こんなに素敵で感慨深い公演になっていなかったかも知れない?!

本当に個人的ですいません(汗)

そして、今月は台湾でのあれやこれやを書こうと思っていたのですが、稽古中から色々とあったもので、台湾まで辿り着いてないですね。
まだまだたくさん書きたいことがあるので、それはまたの機会に。

楽しい時間はあっという間。
だからこそ儚くも美しい。

僕らはきっとものすごく幸せです。
みなさんがくれる大きな声援に生かされてます。

本当に本当にありがとう!

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

2月号 『阿波の音 閉幕!』

阿波の音 閉幕!

みなさん你好。
台湾から無事帰国しましたよ。
今月号は台湾からお送りしようと思い、パソコンも持参、wi-fiも大容量のものをレンタルして行ったのですが…
ほぼパソコンを開く時間なしで(汗)
結局、帰国してから書いております。

まずは【阿波の音】そして台湾公演【阿波之音】全21ステージ無事に終了することができました。
ご観劇頂きました全てのお客様、そしてこの公演に携わって頂きました全ての方々に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!

いやー今回の台湾公演もえらいことになりました。
台湾公演だけではなく、今作【阿波の音】手前味噌ではありますが、凄まじいエネルギーの作品になったと自負しております。

東京、大阪、台北と三つの土地を回り、たくさんの方々と出会い、助けてもらい、応援してもらい…本番をお客様と一緒に作り上げていく。
よく、「芝居はお客様に育てられる!」なんて言いますが、今回ほどその言葉を強く感じたことはありません。
一本の作品にたくさんの方々の想いが募り、幹が太く強くなったように思います。

すでに【阿波の音】ロスなんで、振り返ってると寂しくなりますが…
色々と思い返したいと思います。
1月9日東京は下北沢本多劇場で幕を開けた今作。
終わってみればあっという間。
何度も書いておりますが、阿波おどりを昨年3月から始め、ほぼ毎週稽古をし、途中何度も階段の昇り降りが辛くなる筋肉痛に見回れながら、必死に食らいつき。
いろんなことが決まらず、焦ったり、違う方向を模索したり…
決して順風満帆ではなかった。
それでも諦めず、前だけ見つめて、信じて、突き進んだ。
だからこそ台北で大千秋楽を終えた時、熱くこみ上げてくるものがありました。
そりゃロスにもなります(笑)

先月号でも書きましたが、やはりお題を【阿波おどり】にしたのは正解でした。
あの祭囃子に、踊り狂う様は舞台のラストを華やかに彩り、エネルギーが充満する。
この感覚はなかなか普通の舞台では味わえないものでした。

大阪公演では、『大阪天水連』の皆様にご協力頂きました。
『大阪天水連』さんは、何者かもわからない僕らを快く受け入れてくれました。
印籠やうちわなどもわざわざ送ってくださり、本当にお世話になりました。
東京公演の映像を大阪に送らせてもらい、そこからイメージを作って頂き、
一緒に合わせるリハーサルは一日だけというタイトなスケジュールの中、一生懸命舞台が良くなるようにと何度もお付き合い頂きました。

リハーサル日に終わったあと、「この後お食事でもどうですか?」と、お誘いすると「この後、打ち合わせして、練習します。」と言われました。
嬉しかった。
この熱、この本気度…僕らは忘れません。
『大阪天水連』さんが奏でる音、楽しそうに踊られる姿、エネルギー…大阪公演に新たな魂を吹き込んで頂きました。
ありがとうございました。

また、大阪公演では多大なる応援、ご支援を頂きました『ゴツプロ!大阪後援会』の皆々様。

思い起こせば、昨年の8月。

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後援会の皆さんと共に本場は徳島の阿波踊りを見に行った時から始まっていましたね。
たくさんの方とご一緒し、バスの中で色んな話をさせてもらい、一緒にお酒を飲み、あの踊りの熱気を共有させてもらった。
あの時に舞台【阿波の音】は確実な一歩を踏み出しました。

大阪公演、 後援会の皆様の呼びかけでたくさんのお客様にご来場頂き、色んなところでご支援、ご声援を頂きました。
大阪公演は皆様のお力なくしては決して成功しませんでした。
本当にいつも、たくさんの愛情をありがとうございます!

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忘れてはいけない大阪グルメ(笑)
今年も安定の美味しさをありがとう!

昨年に引き続き差し入れを頂きました。
『よしのり弁当』
朝3時前に起きて作って頂きました。
美味かった。
すごいパワーを頂きました。
ありがとうございます。

一つ一つの御心が、僕ら全員に染み渡りました。

大阪公演…大団円!!
全5ステージを駆け抜けました。

大阪の皆さんのノリが最高です。
大阪の皆さんの熱が大好きです。
大阪の皆さんのお節介なまでの気遣いがたまらなく嬉しいです。

たくさんのありがとう。
また僕らはパワーアップして大阪に戻ってきたいと思います。
どうかこれからもよろしくお願いします!

東京公演から大阪公演はまさに怒涛の2週間でした。

東京公演終わりの翌日、深夜バスで大阪入りして、バタバタの中搬入からリハーサル。
本番を終えて、また高速バスで帰京。

おじさん達頑張りましたよ。
老体に鞭打って(笑)でもね、楽しいの。
まだまだ青春してるんですよ、我々は。
いくつになってもね、気持ちさえ若けりゃ、やれんだよね。
新しいこと、やったことないことは無限大なわけで、あとはやるか、やらないか!

新幹線で余裕こいて行ってたら、
大阪がクールな街だったら、
大阪サポーターの皆さんがいなかったら、
通天閣で串揚げ食ってなかったら、
あの徳島ツアーがなかったら、

大阪の地で青春と感動体験を味わえなかったかも知れない?!

僕らは出逢いを大切にします。
人生、一期一会だと思っています。
みなさんに会えたことが、我々ゴツプロ!の宝です。

まだまだ頂きは見えず。
まだまだ発展途上。
登っていきたいどこまでも、どこまでも。

これからもどうぞ、ゴツプロ!をよろしくお願いします。

次は台湾公演へ!

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

1月号 『阿波の音』

【阿波の音】

皆さん、遅ればせながら2019年ですね。

1月も終わろうとしていますが、本年もゴツプロ!ならびに『月刊ゴツプロ!』をご贔屓にお願い致します。

 

去年の1月号を読んでますと、

【新年明けてすぐに書こうと思っていたのですが、結局余裕なくて、遅くなりました!】って書いておりました。

今年は、はなから明けてすぐ書くなんて諦めておりました(笑)

だって余裕ないのがわかってるから(汗)

 

今年は昨年よりも初日が早かったので、当然時間がありません。

正月休みも大晦日と元旦のみ。

二日の休みってこれ、通常の休みと変わりませんから(笑)

当然ですが正月気分はほとんどなく。

芝居モードに突入です。

それでも毎年恒例の初詣。公演の成功を祈願して…

ピリッと背筋が伸びます。

今年はね、何と鍋会もできなかったんです。
それくらい濃密に稽古しました。
通し稽古の数は昨年同様の15回。
はじめて1日に2回通し稽古をした際はおじさんたちアップアップでした(汗)
でも、本番でも1日2回公演がありますから、慣れておかないとです。
気持ちの持って行き方や、インターバルの使い方含め。
緊張感を高めて行きます。

今年、演出の海さんがよく口にしていた合言葉!
【1ミリでも先へ!】そして、これは毎回ですが、【圧倒的なお芝居を!】
我々ゴツプロ!はこの言葉が大好きで、常にここを目指しています。

【圧倒的なお芝居を!】
圧倒的なエネルギーがなくてはなせない技です。
これは、本番だけで出来るものではありません。
稽古場から常に高みを目指しマックスのエネルギーでやりきる。
何も残さないくらいのエネルギーでやりきる。

だから、終わったらぐったり(笑)
今回は阿波おどりもありますから、精神的+肉体的な疲労もあって、まあ、よく寝れました(笑)

15回の通しを経て、芝居は深く硬くなったと思います。
硬くなる!
これって、本番入ってとても大事なんです。
万が一何かが起こっても焦らず対処できる。
万が一真っ白になっても、勝手に体が動く、セリフを口が覚えてる。
そして、何より自分たちの自信につながる。

繰り返し繰り返しの稽古を新鮮にやってゆく。
この作業の連続で作り上げていきました。

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さらに阿波おどりの連の皆さん、ゴツプロ!音楽部との合同稽古。

東京でお世話になった『連』の皆さんには新年のお忙しい中、稽古にお付き合い頂き、【阿波の音】に大事な大事な魂を吹き込んで頂きました。
普段は録音した音で稽古をするのですが、連の皆さんの生音演奏の時はいやを無しに踊りも盛り上がり、いつも以上にグッタリしたのを覚えています(笑)でも、それくらい生音の力ってすごい。
体の奥から突き動かさせれる。
この感覚を味わった僕らは、舞台の成功を確信しました。

お芝居があって、ラストに生のお囃子が入って、連の方たち交えて踊り狂う。
これはいける!!これはすごい!!

そして、約1ヶ月におよぶ稽古は無事に終了。
あっという間の1ヶ月。濃厚で濃密な時間でした。
あ、それから、写真の前列、左から二人は台湾からの留学生。
台北公演の舞台監督[雷(レイ)くん]と制作の[アキラ]です。
二人は昨年の『三の糸』台北公演でもお世話になった二人。
鳥梅劇院と本多グループの姉妹提携による第一弾として、今回二人は東京公演、大阪公演の裏方としてずっと付いてくれました。
正月明けてすぐに来日。
日本語もままならない、文化も違う日本で、きっと不安だらけだったと思います。
それでも毎日稽古場に通い、稽古場の空気を誰よりも吸収しようと僕らに寄り添うように側にいてくれました。
ありがとう!!
きっとこの体験が台湾公演で活かされる。
これは素晴らしいことだと思います。

僕たちだけでは何事も成せないけど、たくさんの方々のご支援、ご協力、そしてご声援で一つのモノを作っている。
何より、みんなからもらう愛情とパワー!これに勝るものはなし。
たくさんの人の、たくさんの想いで作りあげる。
芝居ってやはり尊いし、崇高なるものだと実感しました。

ゴツプロ!2回目の本多劇場の幕が開く!!

やっぱり本多劇場は最高だ。
ここには演劇人のたくさんの血が通っている。
先人たちの息吹を感じる。
また感動の日々がはじまりました!!

さらに本番前日には、台湾から他のスタッフ陣も駆けつけてくれました。
これも本当に嬉しかったな。

昨年一度やってるからこそ、次のステップへ。

仕込みから場当たりも昨年よりスムーズに。

今年も素敵なセットが立ち上がり、素敵な照明が入り、素敵な音楽を入れてもらい、僕らは舞台に立てる。

本番前日、一回だけの連の皆様とのリハーサル。

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連の皆さんは仕事帰りのお疲れの中、劇場に駆けつけて頂き、何度も何度もリハーサルにお付き合い頂きました。
熱い想いがビンビンに伝わり、それが音となり、僕らの体に染み込んできました。
『もっと良くなる!もっとできる。もっともっと…』
連の方々からそう言って頂き、回を重ねる毎に進化していきました。

東京公演でお世話になりました。
『吹鼓連』『新粋連』『藍響連』の皆々様本当にありがとうございました。

初日、カーテンコールでの鳴り止まない拍手が全てを語っていたと思います。

連日が最高の時間でした。
たくさんの通し稽古を重ねた僕らは、よく演劇界で言われる[二日落ち(初日でホッとして、二日目の芝居がよくない。)]や、[千秋楽芝居(最後だからアドリブ言ったり、いつもと違うことをやる。)]なんて当然ありません。
これが、演出の海さんが言う、【芝居を硬くする!】なんだと思います。

いつも通りに、毎回新鮮に新鮮に、稽古の日々を信じてグルーヴ感を大事に…

毎ステージ、とても楽しかったし、生きていた!

千秋楽、阿波おどりのシーンから、手拍子と拍手が…
心が打ち震えました。
最後の総踊りはお客様とまさに一つになれたと思います。

お題を阿波おどりにしてなかったら…
真剣に阿波おどりと向き合ってなかったら…
ご協力頂ける連の皆様が熱い人たちじゃなかったら…
お客様のノリが悪かったら…

お芝居の本番であんな体験をすることはなかったかも知れない?!

たくさんの感動をありがとう!
たくさんの想いをありがとう!
今年も本多劇場は最高の場所でした!

ありがとう!ありがとう!!

東京公演は無事に閉幕!

そして大阪へ!!

つづく…

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、
マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。

泉 知束Tomochica Izumi

1994年より、日活芸術学院俳優科で演技を学ぶ。
1996年、劇団「麦」公演で役者デビュー。
2000年、演劇ユニット「Team Chica」を旗揚げし、主宰・作・演出・主演を務めている。
また、2005年樽沢監督作品「月桂哀歌」で映画脚本を手掛け、俳優業だけに留まらず、マルチな才能を発揮している。
月刊ゴツプロ!の執筆を行なっている。